6・8歳児連れ、曽木発電所遺構と霧島温泉旅行人山荘

2021/09/25 - 2021/09/26

今週末は鹿児島へ。ANAで往復1万5千円しない安いチケットだった。メインは曽木発電所遺構と霧島温泉。Marielさんとレンタカーで周りました。霧島温泉では旅行人山荘に滞在、素晴らしい温泉を堪能しました。食も温泉も充実の鹿児島、何度来ても楽しい！

エリア 霧島温泉郷(鹿児島)

• 旅行の満足度: 4.5
• 観光: 4.0
• ホテル: 4.5
• グルメ: 4.0

• 同行者: 乳幼児連れ家族旅行
• 一人あたり費用: 3万円 - 5万円
• 交通手段: レンタカー ANAグループ
• 旅行の手配内容: 個別手配

今週末は鹿児島へ。ANAで往復1万5千円しない安いチケットだった。今回は全行程Marielさんと一緒。ラウンジおにぎりにタケノコが出ていて、期間限定ものなのでいただいておく。ノンアル期間の私の定番はオレンジジュースの炭酸水割。

今日の富士山。

東京は景色ほとんど見えなかったけど、ようやく四国あたりで見えてきた。懐かしの室戸岬。

友人たちと徳島から室戸岬を目指して週末旅行
https://4travel.jp/travelogue/11649218

鹿児島到着！レンタカー送迎待ちの間に足湯へ。そしてもう一つのミッション、前回鹿児島に来た時に空港に置いてきた石を見つけること。まだちゃんとあって感動の再会！

なんでそんなに思い入れがあるかというと、甑島から連れてきたから。

5・8歳児連れ、鹿児島離島、絶景の甑島週末ドライブ旅行
https://4travel.jp/travelogue/11687537

まずはお昼ごはんへ、国分町の廻る寿司 めっけもんに行ってみる。チェーンの回転すし屋なのだけど、北海道の花まるのようにクオリティが高いらしいのだ。

https://tabelog.com/kagoshima/A4603/A460301/46009724/

まだ早めの時間だったのでスムーズに入れたけど、すぐに満席になっていた。

コスパの良さとご当地物ということで、好きではないけど焼酎を頼む。味は好きじゃないけど、この氷と水のセットが好き。

きびなご天ぷら。酒のつまみに。

ぷりぷりとろとろの赤えびととびっこの軍艦。とろけるー。

フエダイ、フエフキダイ、コゼンと地物白身3種をMarielさんと食べ比べ。どれもおいしかったけど、コゼンが好みだった。アジの仲間らしい。アジ好きだから納得。

ご当地物でメダイとウスハバキ、かな。

きびなご。きびなごは寿司より刺身のがいいかも。

マグロ軍艦。マグロは串木野のもの。

鹿児島の島々が描かれたお皿が萌え。ここ1－2年でこのあたり行きまくったなあ。親子3人で3800円位。定番物は安いのだけど、地物はそれなりのお値段。昼からちょっと贅沢しすぎたけど、さび抜きメニューを3皿頼むと、ガチャガチャができるサービスがあり、子供たち大喜び。いい店だ。

車を曽木方面に進めると、日本棚田百選　幸田の棚田という看板が。へー、見に行ってみようか。こちらの稲刈りはまだで、青々としていてとてもきれいだった。

田んぼの端に咲くヒガンバナが印象的。ここ以外でも田んぼに彼岸花をよく見たので、なぜか調べてみたらちゃんと理由があった。

彼岸花の根が土手や畔の土をギュッと固めてくれるため。
彼岸花は毒があるため、田んぼを荒らすネズミやモグラ・虫などの被害を防ぐため。

らしい。なるほど。

今回の旅のハイライト、曽木発電所遺構。ダムの水で、渇水期の5月から9月にしか見れないという。この時期はちょうど半分水に埋もれて、いい感じになっているはずだった。が、今年はなんと豪雨で建物の一部が倒壊。残念な姿に。

https://www.kagoshima-kankou.com/guide/10957/

フォト


まあでもこういうものだと思ってみればいいのよね。そしてこのはかなさがまたいいのだろう。

東洋のナイアガラといわれる曽木の滝。おまけで行ってみたけど、こちらのが断然観光地でびっくりした。

なかなかすごいけど、ナイアガラというよりはイグアスかなあ。というか、実は私本家のナイアガラにまだ行けてない（イグアスは訪問済み）。

夕方早めの時間に霧島温泉まで戻り、今夜の宿にチェックイン。旅行人山荘。最後急な山道を登って行ったところにある。秘湯のようで、でも結構なオオバコ。その名の通り旅行雑誌の旅行人に所縁がある。

珍しいコンクリートのポスト。

オオバコだけど、なかなかサービスもよかった。一部の外国人従業員たちを除いては。差別したくないし、むしろ応援したいのだけど、ああ、だから外国人はなあと思ってしまう場面があったのが残念。お部屋はゆったり和室。食事の間にちゃんとお布団も敷きに来てくれる。最近セルフや最初から敷いてあるところばかりだったので、なんだか新鮮。料金は以下の通り。2食付きとはいえ、久々にちゃんとした温泉旅館。

大人合計 12,980円 × 2人 ＝ 25,960円
小学校低学年 9,086円 × 1人 ＝ 9,086円
乳幼児(食事のみ) 2,750円 × 1人 ＝ 2,750円

チェックイン時はかなりもやっていたけど、正面に桜島、鹿児島空港が見える。天気のいい日には開聞岳も。

色々あったお茶菓子。

部屋のバストイレ。お風呂は使わなかったけど、アメニティがANAラウンジと同じだった。

老舗のホテルなんだけど、とてもきれいにしてあり、レトロ感がまたいい。

ラウンジや図書室などの公共スペースもとても充実している。

レトロな応接間。だれでも自由に座って歓談、読書ができる。

旅行人ももちろん読み放題！

装飾品も各国から仕入れてきたものがたくさんあり、旅好きにはたまらない。図書室は旅の本含めかなり充実。

子供の本もたくさんあり、カーペットに横になって読めるスペースも。息子大喜び。読んでいるのはワンピースの漫画だけど…

気持ちのいいウッドデッキも。

午後6時から大広間で夕食。息子の夕食。

娘の夕食。息子もこれで十分だったな。息子は大人よりも少し少ないくらいで、小食な息子は食べきれない。

ザ・日本の旅館的夕食。

前菜。ジュンサイ久しぶりに食べた。

お造り。娘に半分とられる。

野菜の煮物。

ごまそうめん。お蕎麦っぽいけどそうめんなんだね、面白い。

メインのお鍋。みそベースといっていたけど、さっぱりしていた。豚肉が脂身多めで私は好きだったけど、Marielさんは苦手ということでありがたくいただきました。

お野菜と茸もおいしい。キノコ好きな娘に取られた。

食事が出てから、あれ、そういえばまだ来てないね、と頼んだ揚げ物。すっ飛ばされてた。もうおなかいっぱいなのでなくてもよかったのだけど、メニューにある以上は一応味見したいじゃん？

食事はシラスご飯にした。あまりシラスの存在感はなく。

子供たちのデザートのアイス。

大人はこちら。平均的な旅館のご飯かなという感じだけど、この値段だし、施設や温泉が素晴らしいので、トータルで考えるとリーズナブルかも。

飾ってあった新聞記事。旅行人山荘が何と絶景温泉第2位に選ばれたらしい。第1位はつい先日行った不老不死温泉。早速大浴場に行ったけど、桜島を見下ろせる露天風呂に硫黄泉、湯の花たっぷりの内湯と素晴らしいお湯だった。大浴場以外にも貸切風呂がいくつかあり、予約時に電話で予約したのだけど、いい時間が空いておらず、明日の朝になった。こんなご時世だけど、結構にぎわっているようでびっくり。

部屋飲みで飲んだかぼすサワー。さっぱり。

翌朝部屋から見た朝焼けの桜島。おはようございます。

皆が寝てる隙に一人大浴場へ。こりゃ最高だな！

図書室には無料のコーヒーもあり、お風呂の後コーヒーを飲みながら本を読んでまったり。部屋に帰ってもみんなまだ寝てた。8時直前に起きて、朝食へ。

ダイニングエリア。テーブル席からは目の前に桜島が見えるのだけど、私たちは奥の掘りごたつテーブルに他の子連れ客とまとめられた。まあわかるけど、ちょっと残念。

娘の朝食。

私の朝食。テーブルで焼くアジの開きや自家製のお豆腐がメイン。サラダやそのほかのおかずはハーフビュッフェ方式。お豆腐はおいしかったけど、それ以外はまあ普通。

朝食の後、貸切風呂へ。赤松の湯が一番人気なのだけど、こちらは全時間帯予約でいっぱいだった。同じ泉質の鹿の湯へ。

大浴場も人が少なくてほぼ貸し切りだったけど、もう息子は一緒に入れないので、貸し切りの時だけ一緒に入れてうれしい。

飲泉もできる。

眺めの良い足湯も。寒い時期は最高だろうな。山の上なので、朝晩は冷えるけど昼間はそれなりに暑い。チェックアウトは11時なので、10時半ごろまでゆっくりさせてもらった。

旅行人山荘をチェックアウトし、霧島温泉の丸尾滝へ。すっかり忘れていたけど、ここ、私が昔0歳の息子を連れて行ったところだった。懐かしい。柱状節理がこんなに素晴らしかったとは。

ママ友3人と霧島温泉子連れ旅行
https://4travel.jp/travelogue/10837263

煙もくもくの硫黄谷。中には入れなくて残念。

ホテルでチェックアウト時に温泉卵をいただいたので、ここで食べることに。雲仙を思い出すなー。卵は白身がプルンプルンでおいしい。

昨日から温泉三昧だけど、まだ入る。今度は霧島ホテル。

この写真の巨大な庭園大浴場で有名。大人一人1000円、こども500円、小さいタオル付。このプールみたいな大浴場は混浴で、タオルを巻いては入れるらしいので、バスタオルもレンタル。200円。息子は男湯に一人で入ってもらい、この混浴で合流することに。タオルOKだし、入り口は男女別、お湯も濁っててかなり混浴のハードルは低いのに、全然女性がいない。男性はまさか女性が来るものと思っていないからみんなおっぴろげ。こっちが遠慮してしまう。でも無事息子と合流出来た。子供は足がつかないくらい深い（140㎝）ので、泳げちゃう。ほんとにプールみたい。すごい湯量だなあ。しかし泳ぐには暑い！硫黄泉以外にもいくつか泉質の違うものが女性専用のほうにあったりして、長く楽しもうと思えば楽しめるのだけど、雰囲気がスーパー銭湯的だし、暑いしで、思ったよりもすぐに出ることになった。

お風呂の後の高千穂牧場の飲むヨーグルト。さっぱり目でおいしかった。前にふるさと納税でもらった高千穂牧場。ここから近いので行ってみようかと思ったのだけど、あまり時間もないので割愛。

外にあるブランコで少し遊ぶ。後ろの廃墟的ホテルが気になる。

空港方面に車を進め、スーパーに寄ってから、遅めのランチを地鶏の里 永楽荘で。ラストオーダーぎりぎりの時間だったので、電話して席を確保しておいてもらった。これが正解。ついたらもう看板が閉店になっていた。 レビューも高評価の店なのに、すごくわかりにくい場所にあった。

https://tabelog.com/kagoshima/A4603/A460301/46007597/

後ろの焼酎がさすが。

鶏焼肉定食を注文。2000円って鶏なのにちょっと高いなと思ったけど、雰囲気もいいし、焼き肉以外にも鳥刺しとマリネがつくので大満足。親子3人で2人前頼んだけど、鳥刺し、うちの子たち大好きなので、私の取り分が減った。

焼野菜＆鶏焼肉。たれ、塩、ネギ塩が選べ、たれにした。野菜は3人分。

鶏肉2人分。部位の説明はなかったけど、ももと胸のミックスなのかな。

息子は焼くのが楽しくてしかたがないよう。でも二人ともよく食べました。おいしかった！

時間に余裕をもってレンタカー返却、空港へ。少し足湯でのんびりしてから、ふと、鹿児島はもしかしてラウンジで飲めるんじゃないかという話になり、ラウンジへ。あった！うれしいー。静かに飲んでいたら、声をかけられる。4travelの友人だった。狭い世界だ。せっかくの再会なので、みんなで座って話しながら飲みたいところだけど、コロナ禍なので遠慮し、それぞれ自席で静かに飲む。さみしい。

帰りは機内からきれいな夕暮れ。

夜景もきれいだったけど、写真にとるのは至難の業。

帰宅後鹿児島のスーパーで買ってきたもので夕食。昼も鶏肉だったのに、うっかり、鶏刺しを買ってきてしまった。おいしいし大好きだからいいんだけどね。