2021/09/12 - 2021/09/14
2306位(同エリア11630件中)
まさとしさん
9/12 羽田空港(13:20)→鹿児島空港(15:15) 霧島湯之谷山荘 泊
9/13 大浪池→新湯温泉→曽木の滝 栗野岳南洲館 泊
9/14 知覧(特攻平和会館)→鹿児島中央駅(15:05)→広島駅(17:49) ドーミーイン広島 泊
9/15 広島(宮島など)広島駅(22:10)→ バス車中泊
9/16 →バスタ新宿(6:24)
PR
-
今回はまず鹿児島空港へ向かうのだがマイルではなくANAの有償チケットを購入している。早めに買っているのでかなり安く買うことができた。
プリントアウトしたチケットで直接保安検査場まで直接行けるのはユナイテッドの特典航空券と違い便利だ。 -
プレミアチェックイン経由で保安検査場へ向かった。
-
ANAラウンジに直接入った。国内線のラウンジは食べ物もなく、メリットは生ビールが無料だというだけだった。しかしビールは緊急事態で提供中止。ガッカリしている人は多いだろう。
-
ANAで発券しているがソラシドエアによる運行だ。
B737-800。鹿児島までは1時間半。 -
鹿児島行きは13時20分発。
-
15時に鹿児島空港に到着した。天気は雨。
とはいえ今日は温泉に行くだけなのでそこまで天気を気にする必要はない。 -
鹿児島滞在中はレンタカーを利用することになる。空港の敷地の外にあるバジェットレンタカーまで歩いて向かった。傘を刺して200メートル。送迎車を使う人より一足先に手続きを済ませるために直接向かう。せっかちだがいつもこの方法だ。
車に案内されるころ、同じ飛行機で到着した客を乗せた送迎車が到着した。 -
空港を出発。
まずは空港近くの和気湯に向かった。和気湯は川沿いの野湯ですれ違いのできない細い道を延々と進む。そして和気湯の駐車場に到着した。他に車はいないので温泉には誰もいないはずだ。この天気だから来る人はいないだろう。 -
しばらく川沿いを歩くと湯気の上がっている浴槽が見えてきた。
-
和気湯はちょうどいい湯加減。
-
-
二つある浴槽のうち一つは土砂が流れ込んでいてあまり見栄えは良くないが、いかにも野湯といった感じで雰囲気は悪くない。脱衣所はない。
-
長居はせずお湯に浸かり和気湯を後にした。
-
ちなみに今回の車はホンダの軽でN-BOX。
-
日が暮れそうで暗くなってきたが霧島ホテル近くの硫黄谷の野湯にも行ってみた。途中、霧島温泉最大の源泉があり、大量の湯気が上がり硫黄の匂いが充満している場所を通過した。
道路沿いに車を止めて遊歩道に入ったところに風呂がある。 -
霧島最古の岩風呂・目の湯にむかった。
-
-
しかしお湯は熱すぎて入れなかった。
-
岩風呂はすぐに見つ岩風呂の前の滝は白く濁り温泉の川になっている。雨のせいで水量は多めだ。川は暖かく温泉の川といった感じで興味深い。川で泳ぐのも悪くないが雨が降っているのでやめておくことにした。
かった。 -
今夜の宿泊先である霧島湯之谷山荘に向かった。
-
宿までの道は細い一本道。山の中にある一軒宿だ。車が数台止まっているので他にも客はいるようだ。
-
霧島湯之谷山荘に到着。
湯之谷温泉 (霧島湯之谷山荘) 温泉
-
宿の玄関前の湧き水。
-
-
フロントのある本館かか別館の客室に案内された。
-
霧島湯之谷山荘は一泊2食付きで11000円。
-
湯之谷温泉は炭酸泉と硫黄泉の源泉を持つ歴史のある温泉宿だ。
-
日中は立ち寄り客で混雑することもあるようだが夕方以降は宿泊客だけなので大浴場はほぼ貸切だ。
-
檜でできた歴史を感じる構造の温泉。はるばる来た甲斐がある。
-
-
浴槽は熱いお湯の硫黄泉(奥)、ぬるいお湯の炭酸泉(手前)、そして双方のお湯が混ざり合ってちょうどいい湯加減になる混合泉(真ん中)の3つがある。
炭酸泉には打たせ湯もある。 -
奥には身体を洗うスペースも設置されていて真水のお湯シャワーがある。
-
硫黄泉は飲泉もできる。
-
こちらは貸し切り露天風呂。
-
30分単位で予約できるが、空いているのでいつでも入れそうだ。
-
貸し切り露天風呂は熱めの硫黄泉。
-
客は他にもいるが食堂に行ったら1人だけだった。どうやら他の宿泊客は素泊まりのようだ。
-
豚肉のホウ葉味噌焼、地鷄のタタキ、黒豚のしゃぶしゃぶ鍋など。
-
寝る前にも大浴場に浸かることにした。日が暮れると照明の光でお湯が青白く照らされ昼間とは雰囲気が違ってくる。
-
-
【9/13】
翌朝。
目覚ましにひとっ風呂浴びることにした。
朝の貸切露天風呂は6:30~7:00に予約しておいたので向かった。 -
-
こちらは大浴場。
-
朝食は7時30分からだ。朝食は種類も豊富でしっかり食べることができた。食事を終えて8時にチェックアウト。
-
霧島温泉郷の中心部に近い丸尾滝に行ってみた。
-
硫黄谷からの温泉水が流れ落ちる高さのある滝だ。
-
霧島温泉の源泉。
-
別府の鉄輪温泉を思い起こす迫力のある光景だ。
https://www.youtube.com/watch?v=biG6-1OePek -
大浪池に登ろうと思う。しかし雨は降ってないが天候は思わしくない。山の上は雲がかかっいる。
-
とりあえず登り始めることにした。
-
登山道は整備されていて歩きやすい。
-
30分で火口の尾根に当たる山頂に到着した。
-
予想通り霧でカルデラ湖は見えなかった。残念。
大浪池 自然・景勝地
-
-
すぐに下山。登山口まで戻ってきた。往復で1時間かからなかったので朝の運動にはちょうどよかった。
-
続いて新湯温泉に向かった。周辺には溶岩流から煙が上がっている箇所が目立つ。
-
雲が厚く周辺の山はあまり見えない。
-
青い川と呼ばれる滝に行ってみた。
-
人工の滝だが温泉の成分で川が青くなっていて幻想的だ。
-
その名の通り青い川。幻想的だ。
-
新湯温泉に向かった。国民宿舎新燃荘に併設している温泉だ。今回は立ち寄り湯として利用することにした。
-
新燃荘に向かう途中、新燃岳が見えた。
-
-
新燃荘。新湯温泉に到着。ここは一軒宿で新燃岳に隣接していて高濃度火山ガスにより立ち入り禁止になることも多い。
新湯温泉 温泉
-
-
最初この温泉に泊まるか悩んだ。
泉質は霧島でもトップクラスだが入浴時間が30分までという時間制限など案外やったいなルールがある(一時間間を開けてまた入ることは可能だ)。でも30分もいれば満足な気がした。新湯温泉のお湯に浸かれたことに満足だ。 -
新湯温泉の内湯。
-
そしてこちらは露天風呂。新湯温泉は霧島で絶対来てみたかった温泉だ。コバルトブルーで高濃度の硫黄泉。活発な新燃岳を間近にした危うい点も好奇心を旺盛にさせる温泉だ。
-
-
-
新燃荘から霧島温泉郷に戻ることにした。
この悪天候の中、霧島の展望台から奇跡的に桜島を見ることができた。 -
-
硫黄谷噴気地帯公園付近の源泉。
-
-
泥色の温泉が吹き出してるのが確認できる。
-
ガスの影響か車道より内側は立入禁止の為、近づけない。
匂いも蒸気もすごいので長居すると身体に悪そうだ。
https://www.youtube.com/watch?v=cGLqBXxSAWw -
硫黄谷噴気地帯公園のすぐ下流に位置する場所に来た。
硫黄谷の温泉水が川になり、それなりに高温の水が流れている。 -
底には泥が堆積していて入ると泥湯になるようだ。湯加減は上流に行くにつれて暖かくなる。
-
-
そのすぐ下流の昨日も来た霧島最古の岩風呂「目の湯」に寄ってみた。
-
今日は雨が降っていないので流れ込む水がなく、無色透明で昨日とは全く違う澄んだお湯になっていた。改めて来てよかった。しかし熱くて入れないのは相変わらずだ。
-
-
温泉が湧く原理の説明。
-
昼食は霧島温泉郷の繁華街がある霧島温泉丸尾交差点付近の霧島温泉市場に立ち寄った。
-
湯けむりダイニング・トントン亭という店に入ることにした。
トントン亭 グルメ・レストラン
-
ここで鹿児島名物の黒豚ヒレカツ定食を注文。
-
鹿児島黒豚の説明など。
-
霧島温泉を離れ一路東洋のナイアガラの滝と呼ばれる曽木の滝に向かった。伊佐市にある。途中、霧島温泉駅に立ち寄ることにした。
-
-
肥薩線の列車がちょうど到着した。
-
そのまま曽木の滝へ向かった。
-
曽木の滝は東洋のナイアガラとも呼ばれている大きな滝だ。
滝に近い展望台は大雨の影響で壊れて近づけなくなっていた。
幅 210 m、落差 12 m 。滝は高さこそないが広範囲に広がり、かなりの規模の滝だ。見応えはそれなりにあり来た甲斐はあった。曽木の滝 自然・景勝地
-
曽木の滝公園はそれなりの観光地になっていて土産物屋などもあったりする。観光バスのルートになっていそうな雰囲気だ。
-
14時に滝を出発。山野線・宮之城線の薩摩大口駅跡へ行ってみた。
-
車掌車と線路のポイントが保存されているだけだが曽木の滝のある伊佐市の中心である旧大口市の駅で重要な場所だった。
-
-
-
今夜の宿泊先の栗野岳温泉に向かう途中、宮之城線(薩摩大口から川内を結んでいた)薩摩永野駅跡へ立ち寄ってみた。スイッチバックの駅だったようだ。
-
駅舎が記念館になっているが残念ながら閉鎖中だった。
-
-
-
-
-
-
薩摩永野から西へ向かったところに永野金山という鉱山があった。永野金山は1640年に発見されてから1953年の閉山まで300年金を採掘されてきた。
胡麻目坑口から三番滝製錬所まで線路が敷かれ、途中の平八重川の滝の側に高さ24メートルの橋脚が残っている。 -
-
永野金山跡(胡麻目坑口跡)では坑道や炭鉱設備の遺構が残っているので見学することにした。
-
-
-
-
-
胡麻目坑口
-
-
この先へトロッコの線路が三番滝製錬所まで伸びていた。
-
今夜の宿泊先である栗野岳温泉・南洲館
-
4時に旅館に到着した。広い敷地を有する歴史のある温泉宿だ。
しかし今日の宿泊客は僕だけらしい。平日はどこもこんな感じなのだろう。温泉は全て貸切になるので有り難いが、あまりにもこのパターンが多いと日本の宿泊産業が心配になってくる。栗野岳温泉 南洲館 宿・ホテル
-
日本秘湯を守る会の会員旅館。
標高1102mの栗野岳の中腹にある一軒宿。
硫黄泉、明礬緑礬泉(にごり湯・泥湯)、
蒸し風呂と3種類の温泉がある。
1泊2食付きで14850円。 -
西郷隆盛もよく来ていたらしい。
-
客室の様子。
-
-
栗野岳温泉は明礬緑礬泉(にごり湯・泥湯)の竹の湯、硫黄泉の桜湯、そして体を洗える内湯がある。蒸し風呂もあるがコロナで密を回避できないことから使用は中止されている。
-
-
まず硫黄泉の竹の湯に入ってみた。
-
-
栗野岳温泉の裏山に栗野岳八幡地獄というのがあり、歩いて行ってみた。
-
地獄が近づくと遊歩道からは温泉が噴き出ていて結構危険だ。宿のサンダルで来てしまったので気をつけて歩かないと火傷する。
-
-
地獄からは温泉が噴き出て水蒸気が立ち込めている。霧島温泉の硫黄谷地獄に引けをとらない迫力だ。
-
宿に戻りもう一つの温泉である竹の湯に入ることにした。
-
竹の湯は明礬緑礬泉(にごり湯・泥湯)となる。
-
竹の湯は打たせ湯もあり面白い。浴槽の底には泥が堆積していて別府の明礬温泉の泥湯みたいな感じだ。ただし色はどす黒い。
-
独立した打たせ湯もある。
-
6時から夕食だ。
-
牛の鉄板焼き、豚の角煮、魚の照焼、刺身、蕎。
メロンのデザート。とにかく豪華で多彩な食事に満足だ。 -
【9/14】
強い雨が降っているので離れの温泉まで行くのが億劫だ。朝は内湯に浸かることにした。栗野岳温泉はお湯は悪くないが露天風呂はなく風呂に関してのバラエティーはまずまず。
でも食事の質がそれをカバーしているので満足のいく滞在になった。 -
朝食は7時半からだ。しっかり食べて8時に出発だ。
今日は薩摩半島に足を伸ばしたい。この雨は台風が影響しているようだが今のところ弱い。 -
一路知覧へ。約2時間ほどだ。鹿児島市内ではかなり強い雨に降られた。川辺トンネルまでは霧もすごい。でもトンネルを越え、知覧のある南九州市に入ると雨はやんだ。
南薩縦貫自動車道の無料区間を経て知覧へ。 -
-
南薩縦貫自動車道の自動車専用道路区間は知覧までだ。このまま枕崎まで道路は続く。
-
知覧特攻平和会館。
知覧にはかつて特攻隊の出撃基地の空港があったためこのような施設が作られることになった。原爆資料館などとともに戦争の悲劇を後世に残す貴重な場所だ。知覧特攻平和会館 美術館・博物館
-
-
-
-
-
零戦の残骸は世界中で見てきているがここでは特攻隊員の遺書など展示されている。30分間の語り手の話は感情が伝わってきて泣けてくる。ビデオではなく直接語りかけてくれると受け止め方も変わってくる。辛い歴史だ。
-
特攻隊員が出撃前夜を過ごした兵舎が敷地内に復元されている。
-
-
兵舎の中の様子。
-
神社への参道。
-
-
-
-
-
-
記念館を離れ、知覧を離れる前に出撃前夜の特攻隊員の宿舎である三角兵舎の跡地へ立ち寄った。
-
-
三角兵舎跡地。知覧には他にも点在していた。
-
-
戦闘指揮所跡などにも立ち寄ってみた。
滑走路の跡地などは現在では田園地帯になっていて探すのは難しい。
再び高速は使わず川辺峠経由で鹿児島に戻った。 -
鹿児島市内へ戻った。市内では行きたい場所が思い浮かばなかったのでレンタカーを返却することにした。いつものことだが事故もなく戻せてよかった。
-
歩いて鹿児島中央駅へ向かった。
-
駅前の鹿児島市電。
-
こちらは旧式。
-
駅ビルのアミュプラザに入った。ここで昼食を取ろうと思う。建物から海の方を眺め。でも眺めは今ひとつ。桜島も見えなかった。
-
昼食はアミュプラザの「遊食豚彩 いちにいさん」 という店で黒豚の野菜蒸しを食べることにした。
-
チラシ寿司と豚汁がセットになっている。量は少なめだが、あまり歩いてないのでちょうどいい。
-
野菜蒸しは鹿児島の名物郷土料理だ。
-
食事を終え出発までは駅を見学することにした。鹿児島中央駅はかつての日本最南端の巨大ターミナル西鹿児島駅と呼ばれていた。新幹線の開業で名前が変わってしまった。それと同時にモダンだが個性のない味気ない駅になってしまった。これも時代の流れだからしかたない。
-
15時05分発のさくらで広島へ向かう。自動販売機で切符を受け取った。事前予約で割引になっているがあまり割安感はない。やはり飛行機のほうが安い。でも空港から市内のバス代が加算されるのでなんともいえない。
-
-
これから広島までむかう。最速のみずほではないが急いでも仕方ない。途中駅も見ながらのんびり行きたい。
-
新幹線の南の終点になるので線路は海に向かって途切れている。
-
指定席なので2+2列のゆったりシートだ。フットレストはないがグリーン車と同じ座り心地だ。
利用規約に違反している投稿は、報告する事ができます。
コメントを投稿する前に
十分に確認の上、ご投稿ください。 コメントの内容は攻撃的ではなく、相手の気持ちに寄り添ったものになっていますか?
サイト共通ガイドライン(利用上のお願い)報道機関・マスメディアの方へ 画像提供などに関するお問い合わせは、専用のお問い合わせフォームからお願いいたします。
この旅行で行ったホテル
-
栗野岳温泉 南洲館
3.27
この旅行で行ったスポット
もっと見る
この旅行で行ったグルメ・レストラン
鹿児島 の旅行記
旅の計画・記録
マイルに交換できるフォートラベルポイントが貯まる
フォートラベルポイントって?
旅行記グループ 2021年 鹿児島(新幹線)広島
0
193