聖ニコラス教会は、ゲント旧市街の中心地コーレンマルクトにトラムで到着した時、目の前に聳えるように建つ教会です。スヘルデ・ゴシック様式の最高傑作とされ、トゥルネー地方産の青灰色の石を使っており、その荘厳な美しさは圧倒的。元の教会は12世紀にはロマネスク様式による小さな木造の建物でしたが、13世紀に新しく建築が始まり何世紀にも渡って増改築されてきました。ゲント商人の富と文化の高さを象徴する教会でもあり、教会内には素晴らしい絵画やステンドグラス、彫刻がたくさん飾られています。<br /><br />一方、聖バーフ教会は数々の傑作が収蔵されていることで名高い教会で、毛織物商人らによって12世紀に建築が始まり、1569年には塔が完成。ゲントの城壁内で最も古いと言われる教会です。ヤン・ファン・アイクの「神秘の仔羊」をはじめ、ルーベンスの「聖バーフの修道院入門」、ワッセンボブの「キリスト礫刑」、デルボーの「真理の説教壇」、12世紀のロマネスクの礼拝堂など見逃せない芸術品の宝庫です。<br /><br />☆'.･*.･:★'.･*.･:☆'.･*.･:★'.･*.･:☆'.･*.･:★'.･*.･:☆'.･*.･:★'.･*.･:☆'.･*.･:★<br /><br />【スケジュール】<br /><br />12月2日（月）関空発<br />12月3日（火）ドバイ→ブリュッセル→ブルージュ（ブルージュ泊）<br />12月4日（水）ブルージュ市内観光（ブルージュ泊）<br />12月5日（木）ブルージュ市内観光（ブルージュ泊）<br />12月6日（金）ブルージュ→リエージュ（リエージュ泊）<br />12月7日（土）ハッセルト訪問（リエージュ泊）<br />12月8日（日）ルーヴェン訪問（リエージュ泊）<br />12月9日（月）リエージュ→アントワープ（アントワープ泊）<br />12月10日（火）アントワープ市内観光（アントワープ泊）<br />12月11日（水）メッヘレン＆リール訪問（アントワープ泊）<br />12月12日（木）アントワープ→ヘント（ヘント泊）<br />12月13日（金）ヘント市内観光（ヘント泊）<br />12月14日（土）ヘント→ブリュッセル（ブリュッセル泊）<br />12月15日（日）ブリュッセル市内観光（ブリュッセル泊）<br />12月16日（月）ディナン訪問（ブリュッセル泊）<br />12月17日（火）ブリュッセル空港→ドバイ着<br />12月18日（水）ドバイ空港→関空着

2019年ベルギーのX’sマーケット巡り【４９】ゲント：聖ニコラス教会・聖バーフ教会

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2019/12/12 - 2019/12/12

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デコさん

聖ニコラス教会は、ゲント旧市街の中心地コーレンマルクトにトラムで到着した時、目の前に聳えるように建つ教会です。スヘルデ・ゴシック様式の最高傑作とされ、トゥルネー地方産の青灰色の石を使っており、その荘厳な美しさは圧倒的。元の教会は12世紀にはロマネスク様式による小さな木造の建物でしたが、13世紀に新しく建築が始まり何世紀にも渡って増改築されてきました。ゲント商人の富と文化の高さを象徴する教会でもあり、教会内には素晴らしい絵画やステンドグラス、彫刻がたくさん飾られています。

一方、聖バーフ教会は数々の傑作が収蔵されていることで名高い教会で、毛織物商人らによって12世紀に建築が始まり、1569年には塔が完成。ゲントの城壁内で最も古いと言われる教会です。ヤン・ファン・アイクの「神秘の仔羊」をはじめ、ルーベンスの「聖バーフの修道院入門」、ワッセンボブの「キリスト礫刑」、デルボーの「真理の説教壇」、12世紀のロマネスクの礼拝堂など見逃せない芸術品の宝庫です。

☆'.･*.･:★'.･*.･:☆'.･*.･:★'.･*.･:☆'.･*.･:★'.･*.･:☆'.･*.･:★'.･*.･:☆'.･*.･:★

【スケジュール】

12月2日（月）関空発
12月3日（火）ドバイ→ブリュッセル→ブルージュ（ブルージュ泊）
12月4日（水）ブルージュ市内観光（ブルージュ泊）
12月5日（木）ブルージュ市内観光（ブルージュ泊）
12月6日（金）ブルージュ→リエージュ（リエージュ泊）
12月7日（土）ハッセルト訪問（リエージュ泊）
12月8日（日）ルーヴェン訪問（リエージュ泊）
12月9日（月）リエージュ→アントワープ（アントワープ泊）
12月10日（火）アントワープ市内観光（アントワープ泊）
12月11日（水）メッヘレン＆リール訪問（アントワープ泊）
12月12日（木）アントワープ→ヘント（ヘント泊）
12月13日（金）ヘント市内観光（ヘント泊）
12月14日（土）ヘント→ブリュッセル（ブリュッセル泊）
12月15日（日）ブリュッセル市内観光（ブリュッセル泊）
12月16日（月）ディナン訪問（ブリュッセル泊）
12月17日（火）ブリュッセル空港→ドバイ着
12月18日（水）ドバイ空港→関空着

エリア

ゲント(ベルギー)

旅行の満足度: 5.0

観光: 5.0

ホテル: 5.0

グルメ: 5.0

交通: 5.0

同行者: 一人旅

交通手段: 鉄道徒歩

航空会社: エミレーツ航空

旅行の手配内容: 個別手配

イチオシ

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コーレンマルクト向かい西側の旧郵便局

1898 ザポストホテル
コーレンマルクトから見る聖ニコラス教会
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聖ニコラス教会はコーレンマルクトの東隣にあり、スヘルデ・ゴシック様式の最高傑作と言われている教会です。

聖ニコラス教会寺院・教会

 コーレンマルクトに隣接する聖ニコラス教会 by デコさん
イチオシ

聖ニコラス教会

元の教会は12世紀にロマネスク様式の小さな木造の建物だったのですが、13世紀に新しく建築が始まり何世紀にも渡って増改築されてきました。
聖ニコラス教会

教会内には素晴らしい絵画やステンドグラス、彫刻などがたくさん飾られています。

聖ニコラス教会
聖ニコラス教会
聖ニコラス教会
聖ニコラス教会
聖ニコラス教会

パイプオルガンの建設は1853年に始まり、1856年に完成したものだそうです。
イチオシ

聖ニコラス教会

運よく練習中の演奏が聴けました。
聖ニコラス教会

奥にあったのは「受胎告知」
聖ニコラス教会
聖ニコラス教会

主祭壇
聖ニコラス教会

聖ニコラス教会

重厚な木彫り装飾の説教壇
聖ニコラス教会

主祭壇をもう一度見て
聖ニコラス教会を出て、鐘楼と聖バーフ教会方面を見た所
聖ニコラス教会を背後から
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鐘楼

世界遺産「ベルギーとフランスの鐘楼群」の一つとなるこの鐘楼は、ゲント自治権の象徴として、またギルド繁栄の象徴として、1300年頃建てられました。

鐘楼と繊維ホール建造物
鐘楼

本来の目的は非常時に軍隊を招集するためだったそうです。
鐘楼向かいから聖ニコラス教会方面の眺め
鐘楼は、高さ90mあり、望楼としての役割も果たしていました。

16世紀にはカリヨンが設置され、現在53個ある鐘が美しい音色を響かせるようになったそうです。
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鐘楼内に入って

受付で、ゲント・シティー・カードを購入（48時間30ユーロでした）

クレジットカード利用できます。

鐘楼と繊維ホール建造物
鐘楼には後で上ることにして・・・
一旦鐘楼を出ます。
先ずは聖バーフ教会へ向かいます。
バーフ広場に面して建つのは鐘楼と聖バーフ教会とその間にあるのが写真の劇場
イチオシ

設計はエドモンド・デ・ヴィーニュで、1899年の建築。

入口はアーチ形になっており、中央正面の上部、屋根近くにはモザイクで描かれた絵があります。
モザイク画をアップで
このバーフ広場でもクリスマスマーケットの屋台が並んでいました。
イチオシ

劇場前から右側には鐘楼
左側には聖バーフ教会
聖バーフ教会前へ
聖バーフ教会前にはお子様用の乗り物を兼ねた大きなクリスマスツリーが設置されていました。
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聖バーフ教会入り口

ツアーで訪れた時は外観を眺めるだけだったので、入るのは初めてです。

聖バーフ大聖堂寺院・教会

 鐘楼に向かい合う聖バーフ大聖堂 by デコさん
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聖バーフ教会内

聖バーフ教会は1274年、毛織物商人らによって建てられ、1569年には塔が完成。ゲントの城壁内で最も古い教会です。

聖バーフ大聖堂寺院・教会

 鐘楼に向かい合う聖バーフ大聖堂 by デコさん
16世紀になってから洗礼者ヨハネ教会から聖バーフ教会と名前が変わったそうです。
聖バーフ教会にはロマネスク様式の遺構が地下礼拝堂に残ります。
現在この教会は中世以降のゴシックを基調にしたスタイル。
神聖ローマ皇帝カール5世が洗礼を受けたのもこの教会です。
イチオシ

聖バーフ教会内で

説教壇は、裏側でもこんなに素晴らしい装飾が施されています。正面はまた後程・・・。
聖バーフ教会内で
聖バーフ教会内で
聖バーフ教会内で
聖バーフ教会内で
聖バーフ教会内で
聖バーフ教会内で

主祭壇
聖バーフ教会内で

主祭壇
聖バーフ教会内で
聖バーフ教会内で

主祭壇の奥へ
聖バーフ教会内で

「聖バーフの修道院入門」（P.P.ルーベンス作）
聖バーフ教会内で

「キリストの降架」（テオドール・ロンバウツ作）
聖バーフ教会内で

どなたかわからないけれど、たくさんの方々の肖像画
聖バーフ教会内で

主祭壇裏側の通路沿いにもたくさんの祭壇が並びます。
聖バーフ教会内で
聖バーフ教会内で
イチオシ

聖バーフ教会内で

主祭壇前に戻ってきて
聖バーフ教会内で

主祭壇上部のステンドグラス
聖バーフ教会内で

主祭壇
聖バーフ教会内で
聖バーフ教会内で
聖バーフ教会内で
聖バーフ教会内で
聖バーフ教会内で
聖バーフ教会内で
聖バーフ教会内で
聖バーフ教会内で
聖バーフ教会内で

紋章がぎっしり壁面に並ぶ一角
聖バーフ教会内で
聖バーフ教会内で

1559年の最後の騎士団集会における金羊毛騎士団員の紋章のようです。
聖バーフ教会内で
聖バーフ教会内で
聖バーフ教会内で
聖バーフ教会内で
聖バーフ教会内で
聖バーフ教会内で

見事な彫刻で囲まれた説教壇は、ローラン・デルヴォーによる「真理の説教壇」 1740年代のものだそうです。
聖バーフ教会内で
イチオシ

聖バーフ教会内で
聖バーフ教会内で
聖バーフ教会内で
聖バーフ教会内で
聖バーフ教会内で
聖バーフ教会内で
聖バーフ教会内で
聖バーフ教会内で
聖バーフ教会内で

「神秘の仔羊」料金表で、ゲント・シティー・カード提示で無料となります。
聖バーフ教会内で

「神秘の仔羊」は初期フランドル絵画の最高傑作といわれ、フーベルト・ファン・アイクとヤン・ファン・アイクの兄弟が手がけた祭壇画です。ゲントの有力貴族ヨース・ヴェイトの依頼により、兄フーベルトが作品に着手。兄の死後、弟のヤンが作品を引継ぎ、1432年に完成させたと言われています。

上下二層に分かれ、内側12枚、外側8枚のパネルで構成され、下層中央に黙示録に述べられる「神秘の仔羊」が描かれています。

12枚のパネルには聖書の登場人物や神の仔羊の信徒などが描かれ、祭壇画はちょうつがいで開閉できるようになっています。全体の大きさは縦約3.4メートル、横約4.4メートル。
聖バーフ教会内で

「神秘の仔羊」が見られる奥まった部屋へ
聖バーフ教会内で

「神秘の仔羊」がある部屋では残念ながら撮影禁止。といってもこの時はゲント美術館で修復作業が行われており、レプリカが置かれていました。ゲント美術館へは翌日訪れその修復作業を見ることができました。
聖バーフ教会内で
イチオシ

聖バーフ教会内で

パイプオルガンの装飾も手の込んだものです。
聖バーフ教会内で
聖バーフ教会内で
イチオシ

聖バーフ教会を出たところから見る鐘楼。

またもや後で気付いたのが、地下のクリプトの宝物殿に寄らずに出てきてしまったこと^^;再訪の口実にすることができるのですが、この次いつ訪れることができるのでしょうかねぇ・・・コロナよ！早く退散してくれ～～～！！！