2021/08/07 - 2021/08/07
216位(同エリア579件中)
さるおさん
秋田から「リゾートしらかみ」に乗車し、「十二湖」経由で青森へ入ります。
「十二湖」では白神山地を"なんちゃってハイキング"(本格的とは程遠いという意)。
行程:JR秋田駅→「リゾートしらかみ(橅編成)」→「十二湖」散策(鶏頭場の池→青池→ブナ自然林→沸壺の池→十二湖庵→落口の池→森の物産館キョロロ)→「リゾートしらかみ(くまげら編成)」→「千畳敷」→五所川原駅
- 旅行の満足度
- 4.5
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秋田の朝、ホテルの朝食。地元の味として「比内地鶏のスープ」が出てました。一応"きりたんぽ"入りだけど、中で崩れてどれが"きりたんぽ"か判らん(笑)。デザートにリンゴ。今日から"リンゴ王国"青森に入るのに、結局、この旅で食べた生リンゴは、このリンゴだけでした。
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「リゾートしらかみ」橅編成。"橅"は唯一"ORAHOカウンター"のある車両。
"ORAHOカウンター"
ここでしか購入できないお弁当「リゾート小箱」、白神山地の水を使用したオリジナルコーヒーや沿線の日本酒をワンショットスタイルで提供しているカウンター付き売店。
秋田8:20発、十二湖までは約二時間ほど。日本海の海岸線を走って行く。 -
内装にはシンボルツリーの橅をはじめ、秋田産の杉、青森ヒバなど沿線の木材を使用。
途中の方向転換時、座席の向きの換え方が判らず後部座席のオジサンに換えてもらった。不器用なオバサンの一人旅は、こういう時に支障が出る。 -
乗車日の一か月前の10:00から予約開始。事前に照会をかけたJRの駅員さんに"10時が勝負だ。しらかみは人気があるから一時間ぐらい前から窓口の駅員さんと打ち合わせをした方が良いんじゃないか"と散々脅された。
予約日当日、流石に一時間前はな・・・と15分前に会社を抜け出し緑の窓口へ。平日という事もあり、私以外は客0の状態。駅員さんに事情説明、10時になったら即発券してもらうよう依頼する。"わかりました。でも万が一他のお客さんが来られたら、その方の対応をさせていただくかもしれません"との返事。私と駅員さんとの間に緊張が走る。10分前、5分前、他にお客さんは誰も来ない。と、2分前ぐらいに一人の若い女性が入って来た。私も駅員さんも焦る。でも、若い人だからスムーズに事は運ぶだろうと思っていたら、この女性、外国の方だった(笑)。支払い方法が理解できず困っている様子。時計の針が10時を指した時、駅員さんも焦ったのでしょうか、言葉の判らない外国の方を(親切に)現金支払いへ誘導、5分程度の時間のロスを経て、無事発券となりました。ほっ!
この話には後日談があって・・・。その時取った座席は海側ではなかったため、結局、10日後ぐらいに座席変更をしました。その時点でも海側の席が余裕で取れました。コロナ禍だからだろうけど、"私は一体何を慌てていたんだろう"と発売開始日当日の自分を思い出し、ちょっと恥ずかしくなりました。駅員さんにも迷惑かけたしな。 -
「東能代駅」では駅員さんがお出迎え。
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「東能代駅」は「五能線」の起点駅です。
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「能代駅」
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バスケの町「能代」。バスケの強豪校があるらしい。「リゾートしらかみ」停車時に乗客がバスケツトシュート体験。JRも色々考えるよね。
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「岩舘駅」を過ぎたあたりから始まる日本海の絶景。「リゾートしらかみ」は速度を落として運転。
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「十二湖駅」到着。無人駅です。
実は、ここから五所川原まで、15時代の「リゾートしらかみ」を予約していました。だけど"なんちゃってハイキング"なんて一時間もあったら終わっちゃったよね。完全な時間配分ミスです。13時代の「リゾートしらかみ」に変更したいけど、切符の自販機も無くて。どうやって変更するのかと売店のオバチャンに聞いたところ、"列車の中で"との事。えっ、「リゾートしらかみ」って指定席しかないんじゃないの。乗ったはいいけど、席が空いてなかったらどうなるわけ? 次の駅で強制的に降ろされるの? 頭はハテナマークだらけに。実際は空席が多かったので、すんなりチケットの変更はできましたけど、頭の中のハテナマークはまだ残ったままです。 -
「十二湖駅」から「森の物産館キョロロ」までバスで行き、そこから「青池」までは徒歩5分程度。途中「鶏頭場の池」。十二湖はホントは33個の湖がある。
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「青池」到着。おや、想像してたのと違いますけど。落ち葉が多くて、正直、(小声で)綺麗じゃない。周りの観光客の方は"キレイ!"とか"神秘的"とか仰ってたけど・・・。えっ、本気で思ってます?
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折角なので、写真を何枚か。実際の木々と水面に映った木々と水面を覆う落ち葉と、そこに影やら陽射しやらも混ざり合って、何の写真か判らんというのが私の本音なのですが・・・。
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「青池」の横の階段を登ると「ブナ自然林」。白神山地といえば"ブナ"。世界自然遺産選出理由の一つも"人の影響をほとんど受けていない原生的なブナ天然林が世界最大級の規模で分布"しているから。
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ルートは整備されていて歩きやすいです。帰宅してから知人に写真見せたら、"こんなトコ、よく一人で歩けるわ"と言われました(笑)。
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擦れ違う人も殆どいなかった山道。"ココで私が迷子になっても、誰も助けに来ないだろうな"と思うと身震いがした(笑)。もし、ホントにそうなったら(笑)では済まない。
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「沸壺の池」
「青池」よりコッチの方が綺麗だった。 -
「落口の池」
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「十二湖庵」隣の滝。
汗を滴らせながら「十二湖庵」(茶屋)で"抹茶以外の冷たい飲物はありませんか"と聞いたところ、"茶屋には無いけど、そこの滝の水が飲めますよ。よろしければどうぞ"と笑顔で言われた。飲まなかったけど・・・。 -
五所川原まで乗車した「リゾートしらかみ」は"くまげら編成"。五能線沿線の夕陽をイメージしたデザイン。青森に入ると車内ナレーションは吉幾三氏。
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「千畳敷」 ここで15分程の停車。千畳敷海岸まで行って帰って来るのに十分な時間。
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太宰治「津軽」の碑。ここ「千畳敷」について書いてある。
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石仏が北国の海岸に合っている。コレ、冬の雪景色の中で見たら雰囲気あるだろうな。
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寛政4年の地震により隆起して出来た岩床の海岸。勿論、自然にできた物だけどコンクリートで作ったみたい。デコボコした岩が歩きにくい。
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津軽の殿様が千畳の畳を敷いて大宴会を開いたとの伝説が残っている。
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お昼ご飯を食べ損ね、駅の売店で買った"おにぎり"に列車の中でかぶりつく。晴れ晴れした青空と、碧く輝く海を眺めながら食べる"おにぎり"、マジ、旨い。青森でウニやら帆立やら、美味しい物も沢山食べたけど、結局この時食べた"お握り"が一番旨かった。
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「鰺ケ沢駅」から「五所川原駅」間では津軽三味線の生演奏有り。私、津軽三味線が好きでね。今回の旅でも楽しみにしていました。津軽三味線は"弾く"と言うより"叩く"って感じね。車窓に広がる青森の風景を見ながら聞く津軽三味線、なんか涙が出そうになったわ。
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この旅行記へのコメント (2)
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- パリ好きおばさん 2021/12/09 23:39:04
- フォロー、ありがとうございます。
- 青池、きれいな写真しか見たことがなかったけれど、結局、手入れしないときれいでないということですね。子供の頃、貰い物のマツタケをいやというほど食べた記憶があるけれど、今は手入れしないから手に入らない。それと一緒かな?って思いました。たくさん食べた記憶がキョーレツ過ぎて、買う気が起きないです。
- さるおさん からの返信 2021/12/26 15:36:24
- RE: フォロー、ありがとうございます。
書込み、ありがとうございます。マッタケをイヤと言うほど食べた経験があるなんて羨ましい限りです。これかも旅行記楽しく拝見させていただきますね。そして、旅の参考にさせていただきたいと思います。よろしくお願いします!
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