2021/06/28 - 2021/06/28
463位(同エリア1108件中)
kiyoさん
知床の夏旅、最終日三日目、フレペの滝展望台へ早朝行きました。
早朝というのは、女満別から松山まで帰る飛行機の都合で、13:40発に乗らなければならず、ウトロからの女満別空港までの移動時間を考えると殆ど何もできない。1日目も午後からの自由時間でした。
そこでどう三日目を過ごすかと検討したら、ホテル知床をチェックアウト10時にして、網走を通って女満別まで行くと、ほぼ一杯いっぱいかな、と思われ、朝食前にフレペの滝展望台へ行くことにしました。
朝食は7時から9時なので、食べてから行くと、汗をかいたまま帰途に着かなければならないのは避けたかったので、散策をして朝食を食べて最後にホテル知床のウトロ温泉・露天風呂に入って気持ち良く愛媛に帰ろう、ということにしたわけで す。
これまでフレペの滝は知床クルーズの船から何回か、というか、ここはいつも船長が紹介する所なので、海から見上げてばかりでしたが、いつかは知床の大地を歩いて断崖の上に立ってみたい、という願望がありました。天気も良いし、この知床自然センターからの散策をついに決行するチャンスだと考えることにしました。
また、小清水原生花園もいつも立ち寄るスポットなのですが、釧網本線を走る、赤いラインの一両編成の列車に北海道らしさと愛着を感じています。網走から釧路までこの各駅停車に乗って旅したい、と思っており、JR網走から知床斜里までの駅も来る度に訪ねています。そして、これまでどうしても車で訪ねることができなかった駅がJRかつら台駅。今回は執念深く、JRかつら台駅も見つけて、行ってみました。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- ホテル
- 4.5
- グルメ
- 4.5
- ショッピング
- 3.5
- 交通
- 5.0
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 10万円 - 15万円
- 交通手段
- レンタカー ANAグループ
- 旅行の手配内容
- 個別手配
- 利用旅行会社
- じゃらん
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知床自然センター駐車場。
朝6時頃、ここを出発したかったのですが、7時前になってしまった。しかし、まだ誰もいません。 -
知床自然センター。オープンは9時。
ホテルでは、ヒグマが出るので、センターがオープンしてからいくことを勧められましたが、帰りのことを考えるとそうのんびりもしていられません。
ヒグマを理由に、行動を注意するようアドバイスされると、あまり抵抗はできませんが、羅臼岳に登ったときはまだまだ遭遇の可能性はあったので、落ち着いて行動することを前提に、まだ誰もいない中、フレペの滝まで遊歩道を歩きます。 -
駐車場奥の案内板。
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やっぱり、ヒグマはいるんだあ
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100平方メートル運動ハウスもここにあります。
知床の森を一人100㎡買い取って所有し、知床の自然を守っていこうとするものだったと思います。 -
100平方メートルハウス。
知床自然センターの裏にあります。周辺にはエゾシカがうろついていました。 -
こんなに早い時間に来やがって!と言って、こっちの出方を見ている
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結局、帰るときもオープンしておらず、次回来たときに立ち寄ることにします。
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散策路の入口で見張っていて、通さないゾ、と言っています。睨めっこが続きました。鹿がいるということは、ヒグマはいないかも?
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エゾササが一面に茂る森に入っていきます。道は平坦な感じの所が続く
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この写真で見えているエリアが、ヒグマ出没区域。ここを道に直交するようにヒグマは移動するみたい
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しかし、この笹藪の中をヒグマが移動しているとしたら、ちょっと遠くから発見できないのでは、と警戒心が。。。手を叩いて大きな音を出しながら、危険エリアを通過。
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危険エリアはここまで。
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ヒグマ危険バンドを過ぎると、遊歩道はどんどん下っていく
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数百メートル下ると、次第に高い木が疎らになって、明るくなってきました
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しばらく下っていくと、その先に草原のような明るいエリアが見えてきます
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草原に出ると、見通しが効きます。ここだと、熊を早く発見できるので、やや安堵
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遊歩道は断崖の方へと延びています。この道は、灯台に通じています。
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この草原の地下を流れる水が、フレペの滝、となって断崖から流れ出ます。
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フレペの滝の上の広い草原
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いよいよフレペの滝展望台が見えてきました。この坂道を登った先にあります。
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何かが後ろでゴソゴソすると思ったら、デゾシカが数頭、遊歩道を横切って、草原の中に隠れていきました。ヒグマでなくて、良かった!
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断崖上部に到着
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フレペの滝展望台
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フレペの滝の、灯台がある方の断崖
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灯台。逆光で撮りにくい
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フレペの滝。
滝自身の水は、ここで湧き出しているため少ない。いつも少ないので、”乙女の涙”と言われています。 -
断崖下部
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フレペの滝展望台からは、なかなか良いアングルを探すが、難しかった。朝で、逆光のためもあり、ここへ来るのは午後からの方が良さそうに思います。
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フレペの滝上部と知床の台地。突然、断崖で海に落ち込む
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滝の水の出口。断崖の上には、川も池も無いのに、突然滝から水が落ちている
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超広角レンズを持ってくるべきだった。24mmで撮影
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フレペの滝は、この景色を見ただけではちょっと物足りないかもしれないけれど、船でクルーズした際に真下から眺めると、カムイワッカ湯の滝と同じくらい印象に残ります。
ある意味、その上がどうなっているかは、知らない方が浪漫があったかも。 -
フレペの滝の淵には、柵のある遊歩道が回っています
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灯台に近寄れるだけ、行ってみようということで滝の反対側の断崖を目指します。
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遊歩道は灯台へと続いていました。
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ここにいる限りは、ヒグマの心配は小さい。しかし、実は前日夕方、知床五胡から帰るときに、知床自然センターの近くでヒグマが出没していて、多くのカメラマンが集まっていたことが、少し頭をよぎりました。
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朝なので、知床連山も東方向なので、逆光で霞んでいます。
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灯台へと続く道は、一般の観光客は立ち入り禁止
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灯台から、知床自然センターへ帰ります。
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この車が通る道はあくまで灯台の管理用のためのもの。知床自然センターは、この交叉点を左に曲がり、丘を登っていく。
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来る時は下りだったのに、帰るときは上り。当たり前か。
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ヒグマの通り道を横切ります
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帰りは、ヒグマもいないという気がして、割と早く感じました。
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知床自然センターに戻ってきました。あと一台、車が増えていますがセンターがまだまだオープンしないので、静かなもの。朝食が終わる前に、ホテルへと急ぎました。
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ホテルに帰ってきたのは午前8時半を過ぎていたので、急いでダイニングへ向かいました。
あと数名、遅い朝食を摂っていましたが、案の定、午前9時終了までいたのは、私だけ。でも、気をつかっていただき、ゆっくりさせてもらえました。
さらに、図々しく露天風呂に入り、ホテルではチェックアウトギリギリまでのんびりでした。 -
あとは、もうウトロには思い残すことはありません。しかし、レンタカーなのでいつも通る海岸線の道路から一段段丘の上に広がるウトロの街を走り回って、もう少しウトロのことを見て知って、知床を後にしました。
道の駅はな小清水 -
道の駅はな小清水は、JR小清水駅もあるので、本当の”駅”です。いつも立ち寄るので、今回はパス
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そして、原生花園駅で休憩をしました
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原生花園駅のプラットホーム
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ちょうど原生花園の花が見頃
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この時期、原生花園では癒やされるので、多くの人が踏切を渡って、展望台まで登っています
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パーキングエリアのトイレと売店の建物。トウモロコシを食べました。
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単線の釧網本線、知床斜里方面
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この展望台は、周囲に高山植物が咲き乱れ、オホーツク海が向こうに見えました。
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釧網本線に沿った斜面も、高山植物の宝庫。ハマナスなども見られました。
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原生花園駅駅舎
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中にはお土産なども売っているようです
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原生花園駅に停車する列車は、1日上り下り会わせて11本。しかし、いつかは列車でここを訪れたいと、朧気ながら考えています。
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駅のホーム
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この辺りの案内看板
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濤沸湖
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やっと見つけたJRかつらだい駅。
網走の次の駅です。 -
かつらだい駅前の風景
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車で走っていたのでは、通り過ぎてしまいそうな駅舎。駐車スペースなどはありません。
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車を適当に脇に駐めて、ホームに下りてみました。
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谷間にあるかつらだい駅のホーム
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時刻表と停車駅案内。ここは、今度列車で来たときは下車せずに、通過でしょう。
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ホームから道路への階段
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かつらだい駅は、階段だけの駅でした。
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道の駅メルヘンの丘。ここへ行くのは初めてで、前を通る度に気になっていました。
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一度入ってみたかった所ですが、外観ほどたいしたことは無い感じ。コロナのせいでしょうか?
この後、女満別空港でレンタカーを返して、羽田経由松山行きの便で帰りました。航空券はマイルを出動しました。羽田ー松山が7500マイル。あとの区間は株主優待よりも安かったので購入です。
今回の最大の目的は、羅臼湖を見ることだったので、天気にも恵まれて、自分にとっては大満足の夏旅となりました。
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