知らなかった魅力的な場所がたくさんあるポーランド - 2（クラクフ）

2019/04/26 - 2019/05/03

朝ワルシャワを発ち、列車にてクラクフへ移動。
昼前に到着後、ホテルに荷物だけ預けて旧市街観光へ。
バルバカン、聖マリア教会、ヴァヴェル城などを、旧市街の街並みを楽しみながら巡りました。

今回は次のような旅行日程です。
------------------------------------------------------------------------------------------
１日目（4/26）成田発ワルシャワ着
　　　　　　　　ワルシャワ観光
２日目（4/27）ワルシャワからクラクフへ移動
　　　　　　　　クラクフ観光
３日目（4/28）アウシュビッツ訪問
４日目（4/29）クラクフからヴロツワフへ移動
　　　　　　　　AMヴィエリチカ岩塩抗見学、PMヴロツワフ観光
５日目（4/30）ヴロツワフからシフィドニッツァへ移動
　　　　　　　　AMヴロツワフ観光、PMシフィドニッツァ観光
６日目（5/1） シフィドニッツァからヴロツワフ経由ワルシャワへ移動
　　　　　　　　ヴロツワフ観光
７日目（5/2） ワルシャワ発
　　　　　　　　AMワルシャワ観光
８日目（5/3） 成田着

エリア クラクフ(ポーランド)

• 旅行の満足度: 5.0
• 観光: 5.0
• ホテル: 4.5
• グルメ: 4.0
• 交通: 5.0

• 同行者: カップル・夫婦
• 一人あたり費用: 25万円 - 30万円
• 交通手段: 鉄道
• 航空会社: LOTポーランド航空
• 旅行の手配内容: 個別手配
• 利用旅行会社: ブッキングドットコム

5:45起床。ホテルの窓より朝焼けを眺めます。
と言っても雲が多そう。

今日は列車でクラクフへ移動するので、早めにワルシャワ中央駅へ。
7:45発の始発列車ですが、20分前になっても乗客らしき人が少なくてちょっと心配したりもします。
プラットフォームは3番線の中にtrack2とtrack4があってまぎらわしい。

出発10分前くらいに気が付いた案内ボード（もっと早い時間にはまだ私たちの列車は表示されていなかったと思う）。
これを見ると私たちの乗る場所はSector2。その時はSector4あたりにいたので急いで移動していると、ちょうど列車が入ってきました。早く着いたわりには最後あわただしかったなぁ。

この列車にはコーヒーのサービスがつきます。
チケットを早い時期に購入したこともありとても安かったのに（1人約1,500円）、ドリンクサービスまであって、お得な気分。

車窓からの風景。
日本でよく見られるような山などはなく、平野が続きます。

10:15定刻通りクラクフに到着。

駅名は「Kraków Główny」

ホテルへ行く前に駅に隣接しているバスターミナルへ。
明日ここからアウシュビッツまでのバスを利用するため、バスの発車場所をあらかじめ確認しておこうと思ったからです。

私たちのバスは2階から出発。
一安心してホテルへ。

バスターミナルの反対側に出てから、駅をふり返ったところ。
駅にはショッピングモール「ガレリア」が入っています。

私たちが2泊する「Red Brick Apartments」。
駅前の通りを渡るとすぐ目に入ってきました。徒歩2～3分の近さ。
荷物だけ預けて旧市街へ向かいます。

Red Brick Apartments ホテル

旧市街の最初に現れたのはバルバカン。
ヨーロッパで現存するバルバカンは3つで、そのうち2つがポーランド、ここクラクフとワルシャワにあり、もう１つはフランスにあるそうです。

クラクフのバルバカンも立派で、まさに外敵を威圧するのに十分な外観。

バルバカン 建造物

このフロリアンスカ門をくぐって街に入ります。

くぐった後に見るフロリアンスカ門。
1300年に建設されたとのことです。

フロリアンスカ門 (聖フロリアン門) 建造物

上部には大きな赤い旗を掲げた聖人フロリナヌスのレリーフがあります。

旧市街の中央部に向かってスタート。
先に見える塔は聖マリア教会？

やはり先ほどの建物は聖マリア教会でした。
北側から見た全容。
デザインがおしゃれな感じです。

中央広場の反対側にある織物会館。
長さは100mもあるとのこと。
またこの中央広場は、中世からそのまま残っている広場としてはヨーロッパ最大だそうです。

聖マリア教会を別の角度から見たところ。

聖マリア教会に入るためのチケットを買う場所は、教会の裏の建物。
買う時に見学時間を指定されます。大人1人10zt。

教会の南口に観光客用の入口があります。
見学時間まで約30分。けっこう寒い思いをしながら並んで待ちました。

開始時刻の11:35に重そうな扉が開き、中へ。私たちはわりと前の方で並んでいたので、写真を撮りやすい位置にいました。

ガイドブック等で写真を見てはいましたが、実際目の前で見ると写真の比ではありません。ただただそのすばらしさに目を見張ります。
青と金が美しすぎる。

聖マリア教会 寺院・教会

ステンドグラスも天井もまばゆいばかり。

こんなに美しいデザインの教会って見たことがあったでしょうか？

反対側に目をやると、中央部はオレンジが基調になっていました。
夢の中のような世界でした。

そろそろ昼食タイムとなり、おなかもすいてきました。
今日の昼は教会から近い「Roof cafe of Music Academy」へ。
ここは音楽アカデミーなのですが、屋上のカフェは誰でも利用でき見晴らしがいいとのことなので行ってみることにしました。

ちょっとわかりにくい場所ですが、こういう時はGoogle Mapがとても役にたちます。

中に入ってしばらく行くとレストラン名を書いたボードがありました。
エレベーターまたは階段で屋上へ行くことができます。

食べ物を購入後、屋上へ出てみます。
空はどんよりしていますが、見晴らしはいいです。

私たちは菓子パンとスープを購入。
カフェということでしっかりした食事をとれるわけではありませんが、風景重視です。
スタッフはみな英語ができるわけではないようで、質問した時には英語がわかるスタッフを呼んできてくれました。
とりあえず席を確保。

テラスの先の方に行ってみると、先ほどの聖マリア教会も見えました。

テラスの一番奥から見たところ。
天気が良ければ外のテーブルに座った方が気持ち良さそうですが、この日は寒かったので、私たちは先の方に見える屋根付きのエリアで食事をしました。

食事を終え、中央広場まで戻ってくると、白い洋服を着た人がたくさん。
何だろうと思っていると・・・

1時になったところで急に大音量の音楽が鳴りだし、人々が広場内に入場する形で集結しました。そして音楽と共に踊りだしました。
年齢的には小学生くらいの子もいれば、中年くらいの人もいます。ほとんどが女性でしたが男性も。
これは何だろう？運動会のダンスみたいな感じだけど、教会関係者あるいはカソリックの学校の関係者たち？元気が出る音楽に合わせ、何百人もの人々がいっせいに踊っています。楽しい思い出が加わりました。

この音楽は旅行を終え帰国した後も、耳に残っているほど強烈でした。

ダンスの後、舞台に神父らしき人が現れたので、やはり教会関係の催しだったようです。
私たちはここで広場を去り、ヴァヴェル場へと向かいました。

途中にある聖ペテロ聖パウロ教会。
教会正面に12使徒の彫刻象があります。

夜8時からは教会内でクラシックコンサートも行われています。
私たちは都合が悪く行かれなかったのですが、教会の中で聞くコンサートも素敵でしょうね。

中央広場から約10分でヴァヴェル城が見えてきました。

裏手に回ってチケット売り場の建物へ。
旧王宮を見学したいと思っていたのですが、今日の分は完売でした。

右手の赤茶の建物が旧王宮。
私たちはこれからでも入れる左の方の建物、ヴァヴェル大聖堂へ行ってみることにしました。

大聖堂をズームアップ。
黄金のドームがきれいです。
大聖堂の中は撮影禁止。ここには歴代の国王の墓が収められています。
大聖堂ホールだけなら無料。

ヴァヴェル大聖堂 寺院・教会

黄金のドームの反対側から大聖堂を眺めたところ。

中央広場まで戻ってきました。
織物会館の長い外廊下にはテーブルが置かれ、食事をしている人々も見られました。

織物会館から聖マリア教会を眺めたところ。

織物会館の1階内部。
昔は衣服や布地の交易所だったそうですが、今はおみやげ店が並んでいます。

旧市街の入口付近まで戻ってきました。
まだ時間は午後3時くらいなので、もう少し観光しようということに。
さっきは外側から眺めただけだったバルバカンとフロリアンスカ門の内部に入ってみることにします。共通チケットで8zt。
まずはフロリアンスカ門につながっている城壁内へ。門より右の方にある入口から階段を上っていきます。

バルバカンとフロリアンスカ門の模型。
ここで言うと、フロリアンスカ門の左にある塔の下から入りました。

当時の兵士たちの人形。

城壁らしい窓。

下からはわかりませんでしたが、こんな通路もあります。

小さな礼拝所までありました。

屋根はちょっとかわいらしいこんな形。

この道具を使って何かを引き上げたり降ろしたりしたのでしょうか？

反対の塔から降りてきました。
城壁にはたくさんの絵画が掛けられ。売れられているようです。
いくらぐらいするのかなぁ？

続いてバルバカンへ。
内側から見るとこんな感じです。

壁の外側を歩く通路と

建物の内側を通る通路があります。

井戸のように深い穴もありました。
上から見下ろしたところです。
何かを落としたのか、運んだのか？

旧市街を出る前に、フロリアンスカ門近くの「Costa coffee」でコーヒーブレイク。

途中で見かけた馬車。
古い街並みを走る様子は絵になります。

この後、クラクフ駅にあるショッピングモール「ガレリア」内のフードコートへ。
今日は早めに休もうと思ったため、手軽に夕食をとります。

私たちが選んだのは「north fish」。

魚のフライとポテト。

食事後に、荷物だけ預けていたホテルに戻りチェックイン。
こちらは寝室の他にリビングルームやダイニングキッチンもあるので、自炊したりのんびり過ごすことができそうです。
早朝から活動したので、今日は早めに就寝。
楽しい1日でした。

この旅行記へのコメント （2）

• ひなこさん 2021/09/14 21:08:21

  同じ宿に泊まりました(^.^)

  milkさま、
  
  初めまして。
  見たことのある建物と思ったら、同じアパートメントホテルに2016年に泊まりました。
  だから街歩きが同じような道筋だったりして懐かしく拝見しました。
  「Roof cafe of Music Academy」、いいなあと思いました。
  また、見せていただきますね。
  
  ひなこ
  
  

  milkさん からの返信 2021/09/15 00:26:15

  Re: 同じ宿に泊まりました(^.^)

  ひなこさん
  
  立ち寄ってメッセージまでいただき、ありがとうございます。
  同じホテルだったんですね！なんか嬉しいです。
  手ごろなわりに駅にも旧市街にも近くて、いいホテルですよね。
  
  ポーランドは思っていた以上に良かったので、機会があればまた行きたいなとも思っているんですが、ひなこさんはもう3回も行ったんですね。
  たくさん旅行記を書いていらっしゃるので、少しずつ読ませてもらいたいなと思っています。
  
  milk