Petit Voyage!「ゆるキャン▲２ロケ地めぐり」② ～見付→竜洋→福田～

2021/08/04 - 2021/08/04

　オリンピック「TOKYO2020」が無事に終わりました。開会式と閉会式は、正直？でしたが、世界のトップアスリートの素晴らしい競技と演技には、多くの感動をいただきました。アスリートの皆さん、ありがとうございました。また、大会を運営してくださったスタッフ・ボランティアの皆さんにも感謝の拍手をおくります。オリンピックに携わった全ての皆さん、本当にお疲れ様でした。
　さて、そんな中、自分も負けてはならじ（？）と、近頃すっかりはまってしまったドラマ「ゆるキャン▲２」のロケ地めぐりに行ってきました。今回は、前回の続きで「見付天神」と「竜洋海洋公園オートキャンプ場」「福田海岸」を巡った記録です。

エリア 磐田(静岡)

• 旅行の満足度: 4.0
• 観光: 4.0

• 同行者: 一人旅
• 交通手段: 自家用車 徒歩

１＜ロケ地マップ＞
今回は、③の「見付天神」から⑤の「福田海岸」まで。
主人公の「志摩リン」は、「海キャン」をしたいと思い、大晦日に山梨県身延町から愛車ヤマハＶＩＮＯで静岡県中西部を訪れる。自動車でもなかなか大変なコースだが、よく原チャリで行ったもんだ・・・。

２＜ゆるキャン▲２①　見付天神＞
▲　以前、ソロキャンで長野県駒ヶ根を訪れた「わんこ大好きのリン」は、化け物退治をした霊犬「早太郎」の存在を知り、光前寺を訪れ早太郎の墓参りをする。その化け物退治の舞台がここ見付天神で、ここには早太郎の子孫がいると聞き、リンはわざわざこの地を訪れたのであった。

矢奈比売神社 (見付天神) 寺・神社・教会

３＜ゆるキャン▲２②　二の鳥居＞
▲　リンは、坂道を上りながら「ハァ…見付天神、到着っと」と一息つく。

４＜ゆるキャン▲２③　悉平太郎（しっぺいたろう）像＞
▲　この像を見上げながら、リンは
「あっ チミが悉平太郎か。駒ヶ根では『早太郎』の名で親しまれている霊犬が、ここでは『悉平太郎』という名で祀られている」
「光前寺の霊犬早太郎は、いかつい系だったけど…チミはちょっとキツネっぽいのね」とつぶやく。
悉平太郎は「ワォ～～～ン」と応える。

５＜ゆるキャン▲２④　学業成就の神社＞
▲　リンは、３代目悉平太郎に会えるということで「会いに行ける霊犬…　フッ…」とつぶやいた後、ウキウキ、ドキドキしながら小走りに拝殿へ。
「見付天神」は、静岡県第一の学業成就の神社。受験生がたくさん訪れる。

６＜ハチもどき＞
「え～、どれだ～？」と探して見たものの見つからず。一部のガやハエは、「トラの威を借るキツネ」のごとく、ハチのような黄色と黒の「警戒色」で身を守っているそうな。知らんかった～。

７＜手水場＞
コロナで水が止められている手水場が多い中、ここは水が流れていた。紋は「梅鉢紋」。

８＜ゆるキャン▲２⑤　拝殿＞
▲　人混みが苦手なリンは、「来年も穏やかな１年でありますように…と」と初詣ならぬ、ラス詣をする。

９＜ゆるキャン▲２⑥　願掛け牛（オス）＞
▲　リンは、参拝客が必ずといっていいほど撫でる「願掛け牛」には目もくれず、「いざ リアル悉平太郎を拝みに！」と「霊犬神社」へと急ぐのであった・・・。

１０＜霊犬神社　鳥居＞
見付天神の奥に、全国でも珍しい犬を祀る神社「霊犬神社」がある。

１１＜霊犬神社＞
社殿は、ごらんのようにこぢんまりとしている。

１２＜ゆるキャン▲２⑦　太郎の碑＞
▲　霊犬神社を訪れたリンは、悉平太郎３世がすでに亡くなったことを知り「マジか…」とショックを受ける。
そして「考えてみれば、犬の寿命は15年くらいで人間よりだいぶ短いんだよな…」とつぶやき…丸石を撫でながら手を合わせる。

１３＜ゆるキャン▲２⑧　しっぺいみくじ＞
▲　「おみくじ一つください」。駒ヶ根の光前寺で早太郎の「犬みくじ」を手に入れたリンは、ここでも悉平太郎の「しっぺいみくじ」を購入し、満足そうに「眉毛がりりしいぜ」とつぶやく。「あっ 大吉」大吉を引いたリンを、うれしそうにしっぽをふる白い犬が見送る。
見付天神のある磐田市は、ジュビロ磐田のホーム。そのため、ノーマル、サッカー、ラグビー、卓球バージョンの「犬みくじ」がある。

１４＜ゆるキャンデザイン＞
「しっぺいミクジ」代金500円を入れる容器は、ゆるキャン▲２仕様になっていた。けっこう乗っかってるねぇ。

１５＜みまじゅんコンビ＞
境内には、卓球男女混合金メダリスト「みまじゅんコンビ」の旗があった。二人ともこの学区にある「磐田北小学校」の出身。本当に世界の頂点に立っちゃったねえ。磐田市民の皆様、おめでとうございます。

１６＜矢奈比賣（やなひめ）神社 ご朱印＞
見付天神の正式名は、「矢奈比賣神社」。御祭神は、主祭神の矢奈比賣命と相殿の菅原道真公。主祭神より道真公の方がちょっと前に出ている感がある・・・。

１７＜霊犬神社 御朱印＞
こちらは、霊犬神社の御朱印。御祭神は、もちろん霊犬 悉平太郎。おすわりポーズがかわいい。

１８＜売店＞
ドラマでは出てこなかったが、アニメではこの売店が登場していた。悉平太郎伝説に登場する名物の「粟餅」を食べたかったが、平日のためか販売していなかった。

１９＜井口製菓＞
となると、やっぱり無性に食べたくなり、製造している「井口製菓」へ。

２０＜粟餅＞
これが粟餅。粟餅を甘さを控えたこしあんで包んだもので、粟特有のつぶつぶ感があり、米餅とは異なるモチモチとした食感が特長。２つも食べてしまった。

２１＜ゆるキャン▲２⑨　磐田市　竜洋＞
▲　「さて、そろそろキャンプ場 向かうか」
リンが向かったのは、天竜川が太平洋に注ぐ地にある「竜洋」。

２２＜掛塚湊（かけつかみなと）＞
竜洋は、かつて「掛塚湊」とよばれていた海の東海道の宿場。天竜の山奥で切り出された木材が、いかだの形で掛塚に運ばれ、ここからさらに江戸や大坂に運ばれていった。

２３＜ゆるキャン▲２⑩　竜洋海洋公園オートキャンプ場＞
▲（管理人）「フリーサイトで明日まで１泊ですね？」
　（りん）「はい」
　（管理人）「3140円になります」
　（りん）「はい」

竜洋海洋公園オートキャンプ場 宿・ホテル

２４＜場内案内図＞
場内は、フリーサイトのほか、AC電源付きオートサイト、キャンピングカーサイト、そして４種類のコテージ、炊飯棟×２と充実。隣には、「しおさい竜洋」というレストランや地場産品直売所、浴場がある施設もあり、至れり尽くせり。西日本で人気投票第１位に輝いたファミリーキャンプ場。

２５＜ゆるキャン▲２⑪　フリーサイト＞
▲　リンは、「１泊3140円は、高校生には厳しいお値段だぜ」と、ブツブツ言いながらも「よし… さっさと設営するか　ハァ」と、フリーサイトの中央で手慣れた様子でテントを立てる。
ドラマでは順調に設営してたけど、ここは普段からすごい強風で、設営はなかなか大変だと思う・・・。

２６＜コテージ＞
別荘気分が味わえる「コテージキャンプ」もいいね。

２７＜バーベキュー場＞
「ここ　沖縄？」と思っちゃうくらい南国感のあるＢＢＱ場。楽しそうに若者たちがＢＢＱしていた。「おい、お前ら、ソーシャルディスタンスしろよ！」と遠くからつぶやく。

２８＜プール・遊園地・グラウンド＞
隣接地には、プール、遊園地、グラウンド、ボート場などもあり、本当にファミリーキャンプ向け。ただし、現在は、静岡県の「まん延防止等重点措置」要請に伴い、８月一杯は県内の観光客しか受け入れていない。

２９＜しおさい竜洋＞
オートキャンプ場に隣接する「しおさい竜洋」は、いわばミニ「道の駅」的施設。おなじみ「しっぺい」がお出迎え。

しおさい竜洋 グルメ・レストラン

３０＜しおさいの湯＞
「しおさいの湯」には、大浴場と露天風呂、気泡風呂、サウナがあり、特に露天風呂はラジウム温泉となっている。ＢＢＱした後の入浴はたまらんね。温泉好きのリンではあるが、キャンプ代が3140円と超高かったので多分入らなかっただろう。

３１＜ゆるキャン▲２グッズ①＞
ゆるキャン▲２グッズを発見。結構高いですなぁ。見るだけとする。

３２＜ゆるキャン▲２グッズ②＞
食べ物系もあった。こっちもいいお値段。箱に触るだけとする。

３３＜掛塚灯台＞
ドラマでは登場しなかったが、アニメではリンが散歩に行った「掛塚灯台」。海なし県の「梨っ子」リンは、灯台が珍しいのだろう。

３４＜掛塚灯台＞
天竜川河口に立つ掛塚灯台は、明治30年3月25日に初点灯。全国に60基ほどしかない明治時代の貴重な灯台の一つ。

３５＜福田（ふくで）海岸＞
日本茶「きみくら」のお姉さんから、初日の出を見る場所として勧められたのは「福田海岸」。地元民しか「ふくで」と読めない。

３６＜タイヤの跡＞
福田海岸は、浜松市から御前崎市まで約60㎞に渡って続く「南遠大砂丘」の一部。
天然記念物のアカウミガメやコアジサシ（鳥）等の保護のため、車両の入り入れが禁止されている場所が多いが、ここはＯＫみたいでタイヤの跡が半端ない。

３７＜ゆるキャン▲２⑫　正月の福田海岸・・・３６加工＞
▲　日の出前30分前に海岸に到着したリンは、海岸に鳥居があるのを見て「ホントだ。 何もない浜に鳥居が建ってる。確かに…ちょっと不思議な雰囲気」と感動する。しかし「チャリティー」と書かれた賽銭箱を見て「…と思ったけど カタカナによって 一気に俗っぽく見えるぞ」とつっこみを入れる。リンらしくて、大変ヨロシイ。

３８＜ゆるキャン▲２⑬　初日の出＞
▲　初めて海から上がる初日の出を見たリンは「あっ　来た」と感動に浸り、その光景をLINEでゆるキャン仲間に送る。
一方、リンの親友「各務原なでしこ」は、身延で年賀状の配達のバイトをしながら、リンやアキから送られてきた「遠州灘の初日の出」や「身延山頂の初日の出」を見ながら「ダブル初日の出だ～」と喜び、「よし！年賀状配達頑張るぞ～！ふお～っ！」と元気にペダルをこぐ。元日、朝早くからのバイト、本当にご苦労様です。ぼくも、昔やりました・・・。
初日の出のあと、また竜洋オートキャンプ場に戻ってマッタリと読書をするリンだが、そこに母からの驚きの電話が・・・。（磐田編終了）

Petit Voyage!「ゆるキャン▲２ロケ地めぐり」② ～見付→福田→竜洋～は、以上です。ドラマは、このあと浜名湖編へと入っていきます。
次回は、浜名湖編をアップしたいと思います。