犬山城と名古屋城

2021/07/22 - 2021/07/23

　今年2月に雪の白川郷を目指し、北陸新幹線利用で東京→金沢(1泊)→白川郷→高山(2泊)→富山→東京の3泊4日の旅行を計画。ホテル、高速バス、北陸新幹線50%割引チケットを全て予約して準備万端でしたが、直前に岐阜県も緊急事態宣言となり、金沢からの移動予定のバスが運行休止。JRでの移動手段も考えましたが、結局観光地や食事所も閉まっている様なので、泣く泣く旅行を中止しました。
　夏になれば多少落ち着くであろうとオリンピックに合わせてこの4連休に夏の白川郷リベンジ旅行を計画しました。
　2度目の計画なので前回プランを見直し、東海道新幹線の名古屋経由で飛騨高山へ入るルートを計画してみました。
　これだと東京→名古屋→飛騨高山→白川郷→金沢→東京　と戻ることなく一方向で回る事ができます。それならば、1日足して名古屋観光も入れた4泊5日の旅となりました。
　4泊となると私達にとっては海外旅行規模で久しぶりです。荷物も多く移動も大変なので、移動方法、ホテルの場所や食事の場所など、知恵を絞ってプランを練りました。
　まずは1～2日目の名古屋編の旅行記です。名古屋でのミッションは犬山城、名古屋城観光と名古屋メシを食すことです。

エリア 名古屋(愛知)

• 旅行の満足度: 5.0
• 観光: 5.0
• ホテル: 4.5
• グルメ: 4.5
• ショッピング: 4.0
• 交通: 4.5

• 同行者: カップル・夫婦
• 一人あたり費用: 5万円 - 10万円
• 交通手段: 新幹線
• 旅行の手配内容: 個別手配
• 利用旅行会社: 楽天トラベル

東海道新幹線8：51東京発⇒10：31名古屋着。まずホテルに荷物を預け、名鉄名古屋駅に戻り’犬山城下町切符’を購入。名古屋犬山往復乗車券と犬山城の入場券がセットで1,380円と410円安いそうです。二人で820円なので結構お得。さて名鉄名古屋駅ホームから犬山へ出発です。

名鉄名古屋駅 駅

11:50犬山駅到着です。名古屋から30分位でした。

犬山駅 駅

駅から遠くに犬山城が見えました。

まずは腹ごしらえ。昼食目指して駅前通りを早歩き。カンカン照りで暑いです。

駅から5分程歩いて最初のミッション、”ひつまぶし”です。犬山城に向かう道中、うなぎ屋さんは多分この店1軒しかありません。

うな久 グルメ・レストラン

10分ほど待って店内に案内されました。うなぎがお手頃な値段で食べられます。

夫婦で初ひつまぶし。楽しみです。席についてから少し経つと、何人かお客さんがきて待たされている様でした。早足で来て正解!

まずは’う巻’を食べてみます。うま～い！食欲が倍増。

う巻から少し待って待望のひつまぶし！！！うなぎがたくさん乗ってます。食べ方もネットで予習済。４等分して。。。外がカリカリで中がホクホク、お～！とろけます。私はそのまんまが一番おいしかった。

お腹が大満足したので観光に向かいます。

犬山城下町をチラチラ眺めながら犬山城へ向かいます。

城下町は結構賑わっています。軽食店などもあり昼食をとっている人達も多くいます。ちょっと覗きたい店もありますが。。。

犬山城天守閣に入るのに結構待ち時間があるとの情報もあり、、、

帰りにゆっくり見れば良いので、面白そうな建物を横目に見ながら・・・

犬山城へ急ぎ足。まずは三光稲荷神社へ。

三光稲荷神社 寺・神社・教会

ここで拝んで、、、

赤い鳥居をくぐります。

こんな感じで奇麗なので皆さん写真撮影してます。

神社を抜けると犬山城への近道。

門を抜けるとすぐに見えます！”国宝犬山城”若干小ぶりですが風格のあるお城です。室町時代の天文6年（1537）に建てられ、天守は現存する日本最古の様式です！！

国宝犬山城 名所・史跡

お城の前の大杉。天守閣と同じくらいの高さがあった様ですが、既に枯れてしまったそうです。

大杉様の紹介看板。

お城は中に入れるのは良いですね。当時の書籍などが展示されています。

外はとても暑いのですが、お城は中の風のとおりが良く、とても涼しい造りになってます。

途中の見晴らし。

階段は急で途中の部屋には石落としなどの仕掛けもあります。

歴代の城主が飾られてます。

犬山市街の見晴らし。

木曽川とライン大橋。川のそばで小高い丘に構築されて景色は抜群です。

犬山城の木組み模型。

桃瓦が載ってます。桃は邪気を祓う象徴とのこと。雨水の侵入を防ぐ留蓋で犬山城には8個あるそうです。

木製の天守模型です。

犬山城のすぐ近くにある針綱神社。安産、子授けにご利益があるそうです。1537年に織田信康が自ら手彫りの狛犬一対を奉納して安産祈願したことが始まりとのこと。

神馬の像

針綱神社は、式内社で、旧社格は県社。 東海鎮護、水産拓殖、五穀豊穣、厄除、安産、長命の神として、濃尾の総鎮守とされているそうです。（ネット情報）

外からマジマジと見ると犬山城と書かれた立派な石がありました。

こんな崖っぷちに建っていました。

この辺りから見ると、上から見下ろされている様に見え、大きくて威厳があります。

帰りに城下町をプラプラ。旧磯部家住宅。ここは屋根に注目。ちょっと曲線になってますよね。起り屋根(むくりやね)といってお金持ちの印だそうです。

ゆっくり犬山観光をして名古屋に戻りチェックイン。本日の宿はベッセルホテルカンパーナ名古屋。１泊朝食付きツイン20m2、二人で14,380円でした。休日前で少しお高めの値段設定でした。

ベッセルホテルカンパーナ名古屋 宿・ホテル

夜はホテル近くで名古屋メシが食べれそうな’座座はなれ’という店を予約しておきました。

座座はなれ グルメ・レストラン

中に入るとこんな座敷があり、2階にあがります。席は個室形式になってます。

名古屋メシを中心に注文。まずは、どて煮。

エビカツ。

手羽先。

味噌串カツ、八丁味噌で。

名古屋の地酒もいただきました。

野菜も補充。甘めの食事、美味しかったです。初名古屋の妻も好みの味だったようです。初日のミッションすべて無事終了です。

さて翌朝です。お楽しみの朝食。ビュッフェスタイルです。結構混んでいて朝食は席が空くまで少し待たされました。
今日は午前中に名古屋城観光で、昼にはバスで高山とスケジュ－ルが詰まってます。

名古屋は仕事で何度も来ていますが、名古屋城って初めてです。以前名古屋の知人にも聞きましたが、地元の人もあまり行かないとの話でした。

ミニチュア金シャチも出迎えてくれます。

城壁が見えます。空堀ですね。それにしても朝から暑い！

東門入場口。急ぎ足で回らねば。

見えました。昨日ニュ－スでやってましたが金シャチが天守閣に戻ってきたそうです。3か月ほど地上に展示されていたそうで、取付工事が始まってました。

加藤清正の石曳を表した像。

東南隅櫓。重要文化財とのことです。

本丸表二之門の紹介。

本丸表二之門。現存する名古屋城創建時の建造物とのこと。これも重要文化財。

石垣の石が巨大です。

初名古屋城！徳川家康の命によって建てられた尾張徳川家の城、綺麗です。

まずは復元された本丸御殿を見学します。
中の展示物は二条城の二の丸御殿ととてもよく似ています。

名古屋城本丸御殿は、平成21年から復元工事がはじまったそうです。

まずは、虎の絵で力を示し訪れた者を威嚇するのでしょう。

二条城二の丸御殿と名古屋城本丸御殿は、同じ時期に改修されましたが、名古屋城本丸御殿は、昭和20年の空襲で全焼したそうです。（1,049面の障壁画は空襲の直前に疎開されていたため現存）

表書院。

表書院。

表書院。

対面所。京都や和歌山の四季の風物や名所を描いた風俗図。

対面所。

対面所。

上洛殿。三代将軍家光が京都に向かう途中名古屋城に宿泊することになり、それに先立ち増築されたそうです。本丸御殿で最も豪華絢爛な造りです。

上洛殿

上洛殿

上洛殿。欄間が素晴らしい。

上洛殿。

上洛殿。

上洛殿。

上洛殿。豪華なふすまの奥が寝室になっており、家光はこの寝室で寝たそうです。

上洛殿。天井にもきれいな絵が描かれています。

梅之間。本丸御殿、豪華でとても面白かったです。何より美しい。名古屋城観光、アリですね。

しっかりと名古屋城の雄姿も見ていきます。

名古屋城 名所・史跡

残念だったのは、名古屋城は耐震性の問題から現在中には入れません。

凛々しく威厳があります。

不明門。一度焼失し復元したそうです。

裏側から。

石垣がとても高いです。こんなに高く積んでいるんですね。

実物大の金シャチ。観光地に良くある有料の写真撮影箇所の様です。
さて、ホテルに戻って荷物を受け取り駅で昼食’矢場とん’！　と思いましたが、店の前が行列になっており、時間も無いので断念しました。近くの空いている店で味噌カツ定食、これも結構おいしかったです。

さて、JR名古屋駅前12:15発の高速バスに乗って次の観光地、飛騨高山へ向かいます。バスは事前に予約してましたが、座席半分くらいの乗車率でした。これから約２時間半のバス旅です。この時期なので車内での食事は禁止でした。食事を先に済ませて正解。

名古屋駅 駅

午前中名古屋城でたっぷり汗をかいて多少へばってたので、ここでのバスは車窓を眺めながらの休息になります。
途中で見えたタワ－をパシリ。後で調べたのですが、ツインアーチ138という公園の展望タワ－とのことです。では飛騨高山までひと眠りします。

138タワーパーク 公園・植物園