和歌山で夏休み（3）～加太・友ケ島～

2021/08/02 - 2021/08/03

1日目は、大阪へ
2日目は、大阪から高野山へ
3日目は、高野山から加太へ
4日目は、友ケ島を散策し、東京へ戻る

高野山から電車で約4時間、加太へ到着。
友ケ島や加太には明治政府が紀淡海峡防備のために造った重厚な軍事要塞があり、太平洋戦争まで使われていました。「ラピュタの島」といわれるらしい。

エリア 加太(和歌山)

午後には高野山を降り、南海特急で和歌山市駅へ。

南海電鉄には「すみっコぐらし」があちらこちらに。

南海加太線は、「加太さかな線」の愛称で、三色の「めでたいでんしゃ」が走っている。水色は「かい」。

「かい」の車内は海の中をイメージしている。車内広告は一切なし。

赤の「なな」、ピンクは「さち」、来月から黒の「かしら」が走る。それぞれ個性的な内装のよう。

こじんまりとした終点の加太駅、送迎バスで休暇村へ

休暇村　紀州加太に到着。
4階オーシャンビューの和洋室
客室や露天風呂から瀬戸内海を一望できる。

休暇村 紀州加太 宿・ホテル

友ケ島を望む。明日は島に渡る予定。

淡路島に沈む夕日。

夕食は「加太小町会席」。

右から、鯛あらだし、鯛レモン鍋、鯛釜飯、と鯛づくし。
炙りトウモロコシの茶碗蒸しはコーンスープの味。

翌朝は雨、加太港からの船の運行が気になる。

朝食は「和風膳」。

10時発の友ケ島汽船に乗船。この日は強風の予報で午後の便の欠航が決まっている。

友ケ島は海底から隆起している。

約20分で友ケ島・野奈浦桟橋に到着。

下船して島を左回りに歩き始める。池尻浜付近の旅館跡、昔は海水浴で賑わっていたのだろうか。

第2砲台跡

レンガが崩壊、立入禁止に。

終戦後に爆破処理されたまま残っている。

第1砲台跡入口脇を昇る。

友ケ島灯台
明治初期の石造りの建築。現在も稼働している。

灯台の先に見張り施設か。

子午線広場
日本標準時子午線、135°0'00'が通る。

第1砲台跡

第1砲台の弾薬庫

幸助松海岸

強風で変形した木。

第5砲台跡の入口
歩いていても、アブが寄り付いて離れない。

第5砲台跡
大砲を設置する砲座が3基。

砲座に2基の大砲が備わっていた。

砲座の裏の弾薬庫。

第3砲台は島内最大で、整備されている。
砲座は4基、28センチ榴弾砲8門、射界360度
明治25年（1892年）竣工（大砲は4年後に設置）
（日清戦争1894-1895年）

砲台の地下通路へ

縦方向のトンネル

砲座はかなり深い。

4つの砲座はトンネルで繋がっている。

地下の弾薬庫

裏の通路へ

裏の通路、石垣とレンガ造りの施設がが綺麗に保存されている。

弾薬庫の通路に木漏れ日がさす。

砲台の先には、発電所跡と監守衛舎跡が残っている。
3.5時間で島内を巡り、島を離れる。