2021/07/01 - 2021/07/03
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Fuyuyamaさん
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北海道の各地がラベンダーの紫で染まる頃、美瑛の丘では「馬鈴薯の花」が最盛期を迎えます。夏空の下、広大な丘を白い花が埋め尽くすその様はまさに圧巻。2年前に訪れた時の感動が忘れられず、またこの時期に訪れることにしました。
今回の旅は8日間の日程を組みました。美瑛では友人宅へ居候させてもらい、いつものようにカメラを片手に丘巡りをするほか、今回は友人と二人で前から一度行ってみたかった「礼文島」へ遠征し、花の浮島をトレッキングする計画です。
なお、旅程は次のとおりです。
7月1日:羽田空港7時45分発JAL551便で旭川空港へ。到着後は美瑛の丘巡り
7月2日:終日美瑛の丘巡り
7月3日:夕方まで美瑛の丘巡りをした後、稚内へ向けて車で出発
7月4日:朝一番のフェリーで礼文島に渡った後、「桃岩展望台コース」をトレッキング
7月5日:「岬めぐりコース」をトレッキング
7月6日:「礼文林道コース」をトレッキング
7月7日:朝一番のフェリーで稚内へ。宗谷岬を見学後、美瑛へ帰着
7月8日:早朝、美瑛の丘巡りをした後、旭川空港13時15分発JAL554便で帰宅
なお、旅行記は写真枚数の関係から4回に分けてお届けします。まず1回目は、7月1日から3日の美瑛の丘巡りの様子をご紹介します。
- 旅行の満足度
- 4.0
- 同行者
- 友人
- 一人あたり費用
- 5万円 - 10万円
- 交通手段
- JALグループ 自家用車
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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梅雨の末期を思わせる大雨の中、羽田出発となりました。何やかんや言っても旅の満足度は天候に左右されます。十日も前から天気予報のチェックは欠かしませんが、当初、旅行期間は晴天に恵まれる予報であったものが、日が経つにつれドンドン悪い予報へ...。でもこれまでの経験から、美瑛の天気は当てにならないことも事実です。
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悲観しても仕方ないので、前向きな気持ちで機上の人になります。
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旭川空港には、一足先に美瑛に滞在している友人が迎えに来てくれました。友人は既にロケハンを済ませてくれているので、早速、絵になるポイントへ直行です。空港から美瑛へ向かう途中で、波打つようにうねる畑が目に飛び込んできました。緑が鮮やかです。
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イチオシ
友人のお陰で、思い描いていた絶景ポイントに難なく出会うことができます。心配していたお天気も上々です。入道雲が湧く夏空の下、馬鈴薯の花が満開です。馬鈴薯の向こうは秋蒔き小麦畑です。
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少しアップで撮ってみます。赤い屋根の倉庫と赤いトラクターが風景を引き立てています。
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今度は広角レンズで切り取ります。見渡す限り電柱が1本もない広大な景色が広がっています。
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次に向かったのは「藤野の丘」。昨年の秋、カラマツの黄葉と十勝岳連峰の景観が素晴らしく毎日通ったポイントです。広大な藤野の丘をザッと見渡すと、植えている作物は馬鈴薯と小麦が半々くらい。馬鈴薯の花も品種により色が違うようで、手前の馬鈴薯は薄いピンクの花です。
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丘でのもう一つの主役は小麦です。麦秋を迎えた秋蒔き小麦が陽の光を受けて輝いています。
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ひときわ大きく立ち上がった入道雲を、馬鈴薯畑と絡めて撮ってみました。
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イチオシ
地形に合わせて作っているのでしょうが、畝のカーブが芸術的です。
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朝早くから動き回っているのでお腹はペコペコです。昼食はトンカツ・エビフライの名店、美瑛の「じゅんぺい」です。コロナ前は、いつ来ても中国や韓国の観光客で溢れ入れなかったので久々です。
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250グラムのロースカツ定食をペロリ。ご馳走さまでした!
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イチオシ
昼食後、丘巡り再開です。「新栄の丘」近くで麦稈ロールを見つけました。麦稈ロールはすぐに運び出されてしまうので、見つけたらすぐ撮るようにしています。丘の上の雲も良い感じです。
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ここは、かつて「哲学の木」があった畑の一画です。満開の馬鈴薯畑の向こうに見える緑のストライプが鮮やかです。
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今年は何年かに一度の、馬鈴薯の花の当たり年のようです。満開の花が波打っています。手前は春蒔きの小麦でしょうか。
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イチオシ
丘の上に浮かぶポッカリ雲。手を伸ばせば届きそうです。
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馬鈴薯が植わっている畝は、結構一つひとつが大きいことが分かります。
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道端に野ウサギを発見しました。すぐ逃げるかと思いきや、しばらくジッとしてくれました。
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間もなく午後4時、夕陽の具合が気になります。良さそうな場所を探して走り回ります。写真は「セブンスターの木」のシラカバ並木です。ここも一面の馬鈴薯畑が広がっています。
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陽が傾き、空がオレンジ色に染まってきました。馬鈴薯の白い花も染まっています。
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午後6時45分、雲の加減なのか思うようには焼けてくれません。
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小麦畑が夕陽に照らされ真っ赤に染まるのを期待していたのですが、翌日に持ち越しです。
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日没間近の時間ですが、小麦畑ではまだトラクターが動いています。この時期は農作業の最盛期なのでしょう、夜遅くまでライトをつけて作業をするトラクターをたくさん見かけました。
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7月2日。美瑛2日目の朝は「三愛の丘」周辺で日の出を待つことにしました。通りかかった「千代田の丘」では、観光用?の麦稈ロールが置いてあったので写真に収めます。正面に見える山は「トムラウシ(2,141m)」です。
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「千代田の丘」と「三愛の丘」の中間に位置する「四角い木」に来ました。目の前は一面の小麦畑が広がっています。本日の日の出時刻は4時ごろで、ちょうど四角い木の後ろあたりから昇るはずです。
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しかし、太陽が昇るあたりは雲に被われ、日の出時刻になっても太陽は姿を現しません。まァ、雲がオレンジに染まっただけでも良しとしましょう。
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せっかく早起きしたので、もう少し丘を巡ってみます。「芦別岳」が雲間から姿を見せてくれたので、馬鈴薯の花と絡めて撮ってみました。
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道端の林の中にひときわ目を引く花が咲いていました。Googleで調べてみると、どうやら「カンパニュラ」のようです。
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時刻はまだ5時を回ったところです。十勝岳連峰は見えていますが、先程より雲が増えてきました。天気予報は終日曇りの予報です。
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朝食後、久しぶりに「拓真館」へ行ってみました。拓真館は、風景写真家の前田真三氏が開設したフォトギャラリーですが、元々は廃校になった旧千代田小学校跡をリノベーションしたものだそうです。館内は前田氏が長年にわたって撮影してきた四季折々の美瑛の丘の風景が展示されています。これまで拓真館には何度も足を運んでいますが、どの写真もため息が出てしまうものばかりで見飽きることがありません。入館は無料ですので、ぜひ一度ご覧になることをお勧めします。
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7月3日、美瑛3日目を迎えました。今夜から礼文島へ遠征です。美瑛のお天気はあまり良くありません。昨日も結局午前中の早い時間帯から雲が広がってしまい、拓真館へ行った後はノンビリ友人宅で過ごしました。今朝も午前3時出発で丘を巡りましたが、太陽が出ず空振りに終わりました。午後3時近くになって陽が差してきたので丘巡りに出かけます。初日にも来た馬鈴薯畑です。空に向かって白い花が続いています。
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美瑛町役場の「四季の塔」を遠望します。ヨーロッパの様な美瑛の田園風景にはトンガリ帽子の塔がよく似合います。美瑛にはこの「四季の塔」の他に「美馬牛小学校の塔」や「千代田の丘展望台」、「白金ビルケ」などがあります。
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新区画公園近くの馬鈴薯畑に来ました。陽は差していますが、スッキリとした青空ではありません。また品種が違うのか、植えた時期が違うのか花がびっしり付いている所とそうでもない所があります。
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畑の真ん中に農作業小屋があります。その向こうには空から天使の梯子が下りていました。
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チョット遠いですが、ロールベーラーを引いたトラクターが、麦稈ロールを作っていました。
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時刻は午後6時30分、今日の作業はまだまだ終わりません。
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太陽が雲の向こうに沈みました。今日も期待していたような夕焼けは見られませんでした。今夜は10時頃美瑛を出発し、稚内のフェリーターミナルへ向かいます。
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