YOKOSUKA軍港めぐり

2021/08/03 - 2021/08/03

本編（３世代がアメリカナイズされた日帰りドライブ旅）より、遊覧船に乗って横須賀基地を周遊するYOKOSUKA軍港めぐりの風景写真を抜き出し、こちらへまとめました。

本編はコチラ
https://4travel.jp/travelogue/11705389

エリア 横須賀(神奈川)

• 旅行の満足度: 5.0
• 観光: 5.0
• ショッピング: 5.0
• 交通: 5.0

• 同行者: 家族旅行
• 一人あたり費用: 1万円未満
• 交通手段: 船
• 旅行の手配内容: 個別手配

掲載に当たり、熟慮した点は２つ。

１つ目は公開時期。艦船の位置情報は軍事機密に該当するかも。洋上艦は衛星で捉えられるのでさておき、隠密行動がウリの潜水艦は、オンステージか否かも重要な情報のはず。というわけで、３週待っての公開としました。これだけ時期をずらせば、今いずこ？

２つ目は解像度。画像を拡大してもちゃんと見えちゃっては、どこにどんな装備があるのかが分かっちゃうかも。かと言って粗々な画像だと旅行記として成立しない。というわけで、ＰＣ版の旅行記の表示に合わせ、一部の画像は普段より小さい幅５００ピクセル、解像度７２dpiに落として掲載します。

YOKOSUKA軍港めぐり 名所・史跡

本編のおさらい
車でお越しの方は、コースカベイサイドストアーズの駐車場に停めると、乗船券購入時にクーポンがもらえます。　※訪問当時

というわけで、旅の起点はコースカベイサイドストアーズ２階の汐入ターミナル。

こちらで乗船券を購入します。乗船にはネット予約、電話予約、当日券購入の３パターンがあるそうです。

Coaska Bayside Stores ショッピングモール

ターミナルを出て地上へ降りた先、汐入桟橋に「シーフレンド７」が停泊していました。これに乗って周遊しましょう。

YOKOSUKA軍港めぐり 名所・史跡

１階席は屋内で冷房完備、デジタルサイネージでの詳細情報の表示あり。
我が家は２階席左舷に座りました。屋根の付いたデッキで、航行中は潮風が心地よかったです。

さぁ、係留ロープが解かれました。

左舷ブローと後進で出港します。

では、行ってきまーす！！

間もなく、本船右舷にドライドックが見えてきました。

ドライドックは造船や船の修理を行う場所で、特に修理時は、海水の入った状態で船を入渠(にゅうきょ)させ、入口の水門を閉じて密閉し、ポンプで排水することで船底が露出できます。

本船左舷ではゴムボートが航行中。

１２号バースへ到着。
ここの主、第７艦隊所属の原子力空母ドナルド・レーガンは不在。
代わりに原子力潜水艦コネチカットが着岸中。手前のボートは米海軍の監視船だそうです。

後日談、県のＨＰによると、コネチカットはこの数時間後に出港したそうです。隠密行動がウリの潜水艦と言えども、動力源が原子力となれば話は別のようです。

港湾を出ました。東京湾です。進路を北にとります。
本船右舷７km先に、対岸の千葉県は君津の高炉が見えます。

左にパンすると、東京スカイツリーが薄っすらと。

さらに、ヨコハマベイブリッジ、

横浜ランドマークタワーと続きます。
晴天で、波が穏やかで、心地よい潮風。この日は天候に恵まれました。

と、と、突然、窓のない建物に視界が遮られました。
日産自動車追浜工場の一部だそうです。ということは、手前の車は全て出来立てホヤホヤ！？

第三海堡構造物展示場 名所・史跡

ここでもゴムボートが航行中。
明らかに見張られてる！？

本船正面に第２潜水隊群所属の潜水艦救難艦ちよだが停泊中。

海上自衛隊の潜水艦と、吾妻島の山頂付近の建物。
本船のピラーが右端に映り込んじゃって、何となく盗撮風...

山頂付近の建物に目いっぱい寄ってみました。古そうなコンクリートの建造物に見えます。

本船は右舷に停泊中の潜水艦を舐めるように通過します。

４トラ掲載に熟慮が必要と思ったのは、この１枚がきっかけ。艦橋部分の外装って何かが張られているんですね。

潜水艦の背後に回り込みます。左の艦は艦尾の操舵部分がＸ型の操舵翼なので「そうりゅう型」。右の艦は十字型なので「おやしお型」。

洋上艦には艦番号がペイントされていますが、隠密行動がウリの潜水艦にはペイントされていません。なので艦名不明。

いよいよ新井掘割水路に侵入します。
この水路は２つの港湾を行き来するためのショートカットとして作られたもの。これにより陸から切り離されて出来た人工島が吾妻島（写真左）。

ここから島へ上陸できそうですが、島全体が米海軍と海上自衛隊の施設なので、一般人は立入禁止。

ちなみに、うみかぜ公園から転落した２歳の女の子は、この島の北部の護岸壁で発見されたという報道がありました。ご冥福をお祈り申し上げます。

補給センターの設備。
ミーアキャットまたはオスカー像みたい(笑)

水路を抜けたところの右舷に、ミサイル艇はやぶさとわかたか。

右舷の建物の屋上から、手を振って下さいました。

自衛隊観艦式 祭り・イベント

と、と、突然、本船の左舷後方から海上保安庁の測量船はましおが急速接近！？
私、何かやらかしたっ！？　いや、ただの入港でした。

本船右舷にヴェルニー公園が見えてきました。
レオンス・ヴェルニーは横須賀製鉄所の開設、後にドライドック等の造船施設の拡張に尽力されたフランス人技術者。この方が江戸時代末期に来日されたおかげで、横須賀海軍工廠の鉄板でどぶ川が塞がれ、今日のどぶ板通りがあります。※風が吹けば桶屋が儲かる的な、個人の見解です。

本船はそろそろ汐入桟橋に接岸します。

ティボディエ邸 横須賀近代遺産ミュージアム 美術館・博物館

係留ロープが掛けられ、タラップが架けられました。名残惜しいのですが、下船します。

YOKOSUKA軍港めぐり 名所・史跡

生放送の船内実況のおかげで、大興奮であっという間の４５分でした。１５分後に出港する次の便に乗ってもう１周したい位でした。

YOKOSUKA軍港めぐり 名所・史跡

しかーし、これで終わらないのが我が家。
乗船券に書かれたシリアルナンバーで抽選会をやっていて、ターミナルに戻って確認すると、見事当選！！　豪華賞品を頂きました。

ところで、横須賀は砕氷艦しらせの母港でもあります。
※南極観測船しらせは文科省の呼称
生で見てみたいなぁ、と再訪を夢見つつ、筆を置きます。
本日もご愛読(ご乗船？)ありがとうございました。

Coaska Bayside Stores ショッピングモール

おまけ
何の脈絡もなく、安川康介@米国内科専門医さんの図を貼っておきますネ。

ネイビーフレンドシップデー 祭り・イベント