2021/07/20 - 2021/07/20
906位(同エリア1211件中)
Octtaさん
- OcttaさんTOP
- 旅行記16冊
- クチコミ0件
- Q&A回答0件
- 22,724アクセス
- フォロワー7人
去年18きっぷビギナーということで東海道本線と山陽本線(こちらは一部乗ってませんが)を乗り通して、もっと見てみたいと思う箇所がいくつかありました。
特に来年から仕事の関係で休みが長く取れる保証がないため、時勢は厳しいものの人混みを避ける、マスク消毒の徹底、(1人なのでそもそもしませんが)会話を控えることを念入りに今年にチャレンジしました。
また去年と同じように東海道&山陽ルートでは面白くない&混雑が予想されるので平日を使い所々ルートを変えて、山陽は尾道まで降り山陰経由で戻る旅路を計画しました。
こちらの旅行記では初日中央線経由で名古屋まで向かい姫路へ移動、翌日姫路から所用のある倉敷、尾道、そして陰陽連絡の要である新見まで至る前半2日間を記録しています。
毎度の事ながらフォートラベル設定の日時は適当ですので悪しからず。また目的地の塩尻もそこまで観光しておらずあくまで途中ライトな観光を挟んだ鉄道旅としてお楽しみください。
PR
-
18きっぷを使う旅の始まりは西国分寺です。
-
西国分寺に来る前、朝5時から活動し始めたのでもちろん朝ごはんはコンビニながらガッツリです。
-
まずはお馴染みオレンジのE233ですね。
わたくし、新宿から先の中央線使うことがあまりないですけれど、西国分寺から高尾は意外と時間かかるのですね。 -
ということで高尾に到着。211系に乗り換えです。
こちらの電車はハイキングのお客さんか、座れるものの途中まではそれなりに座席が埋まっていて驚きでした。 -
前面のお写真です。
-
中央線は特急街道ということですれ違いのため途中甲斐大和駅にて10分ほど停車時間があったので降りてみます。
-
とても長閑なところです。
-
特急かいじかあずさかわかりませんが通過です。
このあとも特急に乗ればずっと早くつくのですが18きっぷで行くのもまた乙なものです。 -
塩山あたりでは拓けた甲府盆地が拝めてリフレッシュです。
中央線ルートは東海道線ルートに比べて時間はかかりますがこれからも紹介するように車窓の素敵さでは東海道線に圧勝していると思います。 -
というわけで高尾から約2時間、甲府に到着です。
-
電車が出るまで時間がありなおかつ小腹がすいたので信玄餅ロールを買ってみます。
後ほど軽く溶けてから食べましたが中々美味しゅうございました。 -
甲府からは松本行きの電車に乗りましてこちらは途中駅の茅野です。
こちらでも特急の通過待ちで約20分停車がありまして -
もちろん途中下車です。
こちらの土産屋は素敵な物品が多くありましたが、リュックひとつ身で旅行しているがゆえここで買い物しては後で苦しむので見るだけに留めました。 -
外に少し出ました。この日は訪れたどこも広く青い空と入道雲が映える美しい空模様でした。
-
車窓に見とれていたらいつの間に塩尻です。
こちらでは次の電車まで待ち時間がかなりあるので昼休憩を兼ねて1時間少しステイします。 -
塩尻といえば激狭の駅そばですね。
-
改札外側ですがせっかくなので普通のざるそばよりリッチな信州石臼引きザルそばを頂きました。
正直前評判ほど美味しくないというのが私の結論です。620円の信州産のものではなく200円安い普通のそばでよかったです。かき揚げもあげおきでべちょべちょの冷凍物ですし。
蕎麦の名産地塩尻で評判がいいとはいえ駅そばに期待をかけすぎました。 -
そばが不完全燃焼かつまだ電車が来るまであるのでこちらのワインバーに入ってみます。
-
こちら信州のワインを30mlから良心的な値段で飲ませてくれる素晴らしい店でした。
-
確かサンサンのナイヤガラと竜眼をオリーヴとともに頂きました。
日本のワインは私の手が出る安物ですと甘口、酸化防止剤無添加のまがい物が多いので普段飲みませんが、特にサンサンのナイヤガラは華やかながら食事に合う上品な味でたまりませんでした。 -
ロゼをデザートに頂いてほろ酔い気分でお店を後にします。ツマミとワイン飲み比べで1000円ポッキリとつくづく良心的な店でした。
-
暑いですが綺麗に整備された駅前を軽く探索致しまして
-
中津川行きの電車に乗ります。
発車10分前に来ましたが中央西線は本数が少なく18きっぷシーズンだからか窓際のクロスシートは埋まってしまいました。 -
景色のいい側の席は取れませんでしたがそれでも信州ののどかな景色が長い旅路の癒しとなります。
-
途中から木曽川沿いをずっと走ることとなりますが時よりダムらしき設備が見受けられます。このあたりがそのような土地だとは知らなかったもので勉強になります。
-
中津川までの道のりの半分以上を過ぎると私の座っている側でもターコイズの木曽川の光景が拝めました。
-
-
-
こちらの坂下駅から長かった長野(ダジャレじゃないですよ)を抜けて岐阜に入ります。
-
こちらの駅ではしなの号との交換のため、15分ほど停車しましたので降りてみます。
-
なんてことの無い光景ですが夏の空の広さとオレンジの帯を纏った電車がよく似合います。気に入ったのでトップ画像にしました。
-
坂下駅自体はごく一般的なのどかな駅でした。暑いので電車に戻って再び中津川を目指します。
-
乗り換え時間がそこまでなく人もそれなりにいたので大した写真はありませんが中津川に着きまして、快速の名古屋行きに乗り換えます。
-
暫くは引き続き田園地帯が続きますが
-
愛知環状鉄道と接続します高蔵寺を過ぎるといっきに名古屋都市圏へと様変わりします。今まではそれなりに本数の渋かった中央西線ですがこちらの駅までですと区間電車もあるようです。
-
ということで16:35にやっと名古屋に着きました。東海道線なら同じ時間に家を出て同じように休憩をとっても14時くらいにはついてたでしょうからやはり中央線経由はのんびりです。車窓が良いので一長一短ですが。
-
また高尾を出てから高層ビルの林とは無縁だったので名駅に着いた時は驚きました笑
-
とりあえず一息ついてきしめんを食べます。いつ来ても名駅のきしめんは美味しいですね。
-
日頃の私なら朝一で出発したら大抵日が暮れた頃には目的地について体を休めますが、今日妥協すると明日以降のルート的にあまり距離が伸ばせず観光時間が短くなるので無理してでも進めます。
ということで珍しい新快速米原行きに乗ります。 -
何が珍しいかと言いますと、普通の新快速ですと大垣止まりが多いのですけれど夕方だからかこの先米原まで行ってくれるのです。
乗り換えがないのはありがたいことです。 -
というわけで米原でややこしいですが今度はJR西の新快速に乗り換えます。
-
途中京都、大阪、神戸を通りますが
-
スルーして姫路まで参りました。
なかなか身体に堪える旅程でしたが名古屋からの新快速がすこぶる快適で時々うつらうつらしながらもどうにか到着です。 -
夜9時を過ぎていますが姫路の夜はなかなか良い感じです。
というのも都内の繁華街のように路上のみでどんちゃん騒ぎという明るさではなく芝生広場の上でみなが思い思いに過ごしているという趣きです。
かつて訪れたソウルの弘大のようでして懐かしいです。 -
本日泊まるのはこの消費者金融ビル笑にありますカプセルです。
-
外見は小汚いですが…中は私が今まで泊まってきたカプセル、ドミトリーともにナンバーワンのクオリティでした。
-
ウォールアートが陰気な雰囲気になりがちなカプセルホテルを彩ります。
そしてなんと私が泊まった日は47人泊まれるのにも関わらず私以外に女性用カプセルに宿泊する人はおらず快適でした。
まあこれだけいい施設なだけに経営上は危ぶまれますが… -
女性向けにパウダールームもありコットンや化粧水も完備しています。
-
最近できたのか水周りも綺麗です。
-
クシなどは有料販売でして簡素な設備ではありますがコロナ時代に欲しくなるマスクケースを備えるなど欲しいところに手が届きます。
-
また個人的にですが安宿であろうと共同の洗面台のドライヤーに金がかかってるところはわかっている宿泊施設だと思います。
髪が綺麗になるというのは無論、よくあるそよ風のような風を出す安いドライヤーですと長髪の人が多い女性だと洗面台が混みあってやってられんのですが高性能なものだとサッと乾いて回転率の面でも良いなあと思います。 -
晩飯は姫路の夜に出歩くもアレですしそもそも夜10時を回りまともな飲食店はやっていないのでビニメシをホテルのラウンジで頂きました。
旅中不足しがちな野菜とタンパク質を取れるのはありがたいです。 -
おはようございます。本日は朝5時に目が覚めてしまいまして乗る電車の時刻まで軽くお散歩を決め込みます。
姫路は白鷺城をめがけて石造りの歩道が伸びる非常に美しい町であることは前々から存じ上げていたのですけれど、いざ朝焼けの人の少ない中歩いてみますとそれをつくづく実感するのです。 -
柳か何かに出迎えられて
-
まずは右手に動物園が見えますが当然朝早いのでやっていません。
-
朝焼けの白鷺城です。
-
私のカメラの腕とスマホのカメラの質が良くないので上手く撮れてませんが、実物を見ると朝散歩に来て良かったなと思います。
-
白鷺城は有名なお城なのでお土産屋さんも沢山ありますが、この時間ではやっていません。無駄遣いしなくて良かったと受け取るべきでしょうか笑
-
お城の周りにはなぜか西松屋がスポンサーとなっているレンタサイクルがありました。これを使って姫路の街を巡るのも楽しそうです。
-
ところ変わりましてこちらは昨晩も降り立った姫路駅です。本日はこちらから18きっぷ旅を始めていきます。
-
まずは朝ごはんを取ってなかったのでこちら姫路名物まねきのそばをいただきます。
-
やさしい味のたぬきそばにおかずと米がついて340円と軽い筋トレと散歩を経てきた身体にしみてお財布にも優しい内容です。
-
さてここからは国鉄地帯に入りまして113か115か分からんのですが真っ黄色の電車に倉敷に向けて乗ります。
去年は相生で混雑することを懸念して赤穂線経由にしたのですが今年は早めに出たが故に岡山直通の電車に乗れたので素直に山陽線経由です。 -
途中岡山で三原行きに乗り換えましたら
-
乗りなれない117系でした。 こちらは記憶が正しければ少し前に引退した特急踊り子の185系の兄弟だったと思います。
普通の車両より少し豪華な昭和レトロを車内で味わいます。と、いいつつ岡山当たりを走る列車はほとんど国鉄時代のよくいえば昭和レトロ、悪くいえばボロなのですが… -
いきなり飛んで申し訳ないのですが倉敷では友人が案内してくれるとのことでしたから美観地区を回りました。
-
関東で言うなら水路もありましてさながら佐原のような雰囲気で歩いていて楽しい街でした。
-
しかし暑さには敵いませんくて、スタバに入ってフラペチーノを頂きました。
普段一人で入る時はスタバでフラペチーノなんてもったなくて頼みませんが、暑い時は助かりますね。 -
友人との短い逢瀬を経て向かいますのは
-
尾道です。実は去年東海道と山陽道を降りました時に絶対に今度はここに来ようと決めていた土地のひとつが尾道なのです。
-
駅は最近改築されたのか小綺麗なセブンと土産屋が立ち並ぶ今風の作りでした。
-
駅から出て山陽本線に沿って岡山方に向かいますと尾道本通りというアーケード街が見えます。
-
特に宛があった訳では無いのですけれどこちらの店に入ります。
-
先鋭の尾道ラーメンのお店であったらしく中々美味しくいただけました。
普段はガッツリとしたラーメンを食べることが多いのですけれどたまにこういうあっさりとしたラーメンを食べるとしみじみとしてしまいます。 -
食後は尾道の町の探索に出ます。
本通りを歩いていても時々このように瀬戸内海が見えるのが心を躍らせます。 -
てくてく歩いてこちらの千光寺ロープウェイに乗りまして
-
着きますは、千光寺公園です。
-
尾道、そしてしまなみ海道が見渡せる絶好のビューポイントでございます。
-
つくづくここへ来てよかったと感動が止まりませんでした。
-
ところ変わってこちらは文学の小道でございます。尾道にゆかりのある文章を紡がれた文豪の作品が石版に掘られております。
しかしいかんせん道が悪くそのひとつひとつを読み味わう余裕はありませんでしたが… -
こんな石のトンネルが途中にありました。
-
こちらも石山も登る、仏教信仰のスポットのひとつですが運動神経の悪い当方、ここで頭を打って死ぬ訳にはいきませんので登るのは遠慮しました笑
-
時に足を滑らせヒヤッとしながらしばらく歩くと猫の細道に入ります。
-
その名の通り、猫を模したモニュメントが多くある歩いていて楽しい通りです。
-
地面にも猫ちゃんがいました。写真は取ってませんが途中の公園にはリアル猫ちゃんもいらして癒されました。
-
しかし癒されたのもつかの間、この日も30度を超える真夏日でして尾道駅で買った水のボトルはものの1時間で消えてしまいました。
-
なので駅沿いに戻って向島への渡し舟の前のパラソルでコーラを飲みつつ暫し涼を取りました。
-
駅前に戻る際に見つけた手すりに捕まる鳩が可愛らしかったです。
-
暑さでやられてうつらうつらしてたもんで写真がないのですが尾道を出て倉敷まで帰ってきました。
少し買い物して乗り込むのは伯備線の新見行きです。 -
伯備線も高梁川に沿って走っていくもんで夕時であったのもあり車窓が全く飽きません。
-
途中、伯備線の大きな街のひとつ、備中高梁に着きました。ここは駅舎にTSUTAYAがあるなどこのあたりの中心であることが伺いしれます。
-
という事で終着の新見です。
-
駅はいかにも国鉄らしい駅舎です。
-
駅前ものどかな田舎町という形容がしっくりと来ます。
-
ぶれてますが今どき珍しい駅前の食堂に入りまして
-
親子丼をいただきます。汁だくで優しい味でした。
-
食後ホテルに向かいに高梁川を渡ります。
普段寝るだけにホテルを取るのでどうしても便の良さやコスパから大都市に偏りがちですがこういった街に泊まるのもなかなかドキドキするものです。 -
明日は早いのでローソンで買い込みして
-
こちらのホテルみよしやに今日は泊まります。
-
設備はまあそれなりです。
-
7000円出してこの水周りはなぁ…と思わなくは無いですが、競争がないので仕方ないです。
-
軽く晩酌をして寝ます。明日はとある秘境路線を乗りますが長くなりますのでその様子は続編にて。
利用規約に違反している投稿は、報告する事ができます。
コメントを投稿する前に
十分に確認の上、ご投稿ください。 コメントの内容は攻撃的ではなく、相手の気持ちに寄り添ったものになっていますか?
サイト共通ガイドライン(利用上のお願い)報道機関・マスメディアの方へ 画像提供などに関するお問い合わせは、専用のお問い合わせフォームからお願いいたします。
旅の計画・記録
マイルに交換できるフォートラベルポイントが貯まる
フォートラベルポイントって?
旅行記グループ 2021夏 18きっぷローカル線旅
0
102