2021/07/16 - 2021/07/17
692位(同エリア3232件中)
玄白さん
今年は昨年より梅雨明けが早いという予報を受けて、さっそく友人の山中湖ロッジへ避暑に出かけた。
まずは、何度も花の撮影に訪れている河口湖北岸の大石公園へ。チェックインした翌日7/16は、ちょっと雲が多く、まだ完全な梅雨明けとはなっていないようで肝心の富士山は雲に隠れたまま。そこで、しつこく2日続きで河口湖通い。
初夏の大石公園は、なんといってもラベンダー目当てに訪れる人が多いが、まだ、この時期もかろうじて見られる状態だった。そのほか、あでやかなユリが大輪の花をわんさか咲かせていたり、初めて見るような花もたくさんカメラに収めてきた。
- 旅行の満足度
- 4.5
- 同行者
- カップル・夫婦(シニア)
- 交通手段
- 自家用車
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7月16日
滞在している山中湖ロッジから河口湖大石公園までは一時間もかからないで、来ることができるので、気軽に通うことができる。
大石公園は6月下旬から7月上旬にはラベンダーが満開となり、大勢の人が訪れるのだが、今年はコロナ感染が続いていて、例年より人出は少ないように見える。
ラベンダーは、もう遅いかと思っていたが、まだ遠めには見られる状況だ。ただ、肝心の富士山は雲に隠れてしまっている。 -
ラベンダーの花序をよく見ると、すでに終わった花もあるが、まだ咲いている花も結構見ることができる。
ラベンダーの蜜が好物なのか、たくさんの熊蜂が飛んでいる。ミツバチと比べると図体が大きいので、ちょっと怖い感じもするが、スズメバチのような肉食系ではなく、いたっておとなしいハチなのである。 -
モンシロチョウもやってきた
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ラベンダーが終わるころになると、主役はユリの花といったところか・・・
テッポウユリ系の園芸種だが、名前はよく分からない。 -
ラベンダーほど広いエリアに咲いているわけではないが、密集して咲いているので、ボリュウム感はある。
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イチオシ
ユリ特有の香りがあたりに漂っている
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白ユリ
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イチオシ
富士山方向は雲に覆われているが、北東の空には青空がのぞいている。
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大型のユリで、蕊も大きい
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一つの株でたくさんの花をつけている。
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濃いピンクのユリと白いユリ
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アガパンサス(手前)とリアトリス。アガパンサスは、南アフリカ原産種を園芸用に品種改良されたものらしい。和名は紫君子蘭というようだ。
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ラベンダー、ユリについで目につくのはセイヨウフウチョウソウ。初めて見る花だ。原産地は熱帯アメリカで、日本には明治時代に観賞用として入ってきたという。
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鑑賞花の常で、様々な品種改良がされていて、紫の濃い花、白い花のものなど、多種多様だ。
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熱帯アメリカ原産ということで、南西諸島では野生化して、道端でも見られるそうだ。
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漢字で書けば「西洋風蝶草」。確かに花びらは風に舞っている蝶の群れように見える。
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ユリとセイヨウフウチョウソウ
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もう、バラのシーズンではないが、わずかにまだ咲き残っているバラがあった。
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エキナセア。
北米原産で、アメリカ先住民が感染症予防に薬草として服用していたという。そのため、日本で出回っているサプリメントの一つの成分として利用しているケースがあるというのだが、本当に免疫強化に利くというエビデンスはまだないらしい。 -
ハグマノキ(白熊の木)、別名スモークツリー、ケムリノキともいう。
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これは??? ダリアの仲間???
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何種類もの花がごちゃごちゃと。イングリッシュガーデン風。
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2株だけだったが、ハイビスカスも咲いていた。蕊の形が面白い
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アリウム・ギガンティウム。別名ハナネギとあるようにネギの仲間である。
アナベルもまだ見ごろである。 -
リアトリス
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エキノプス、和名はルリタマアザミ。これも園芸品種で原産地は地中海沿岸地方だという。
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ルリタマアザミ
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おなじみのデージー
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手前の青い花はロシアンセージ、奥の赤い花はクロコスミア(和名ヒメヒオウギズイセン(姫檜扇水仙))かな。花街道に行く途中に咲いていた
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熊蜂のホバーリング
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ダリア
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ユリの群生の前に咲いていたオオトリマ
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アカバナセイヨウノコギリソウ。白い花はすでに紹介したセイヨウフウチョウソウ。
セイヨウノコギリソウは古くから傷を治す薬草と知られていて、古代ギリシャではアキレスがミュシア王テレフォスの傷を治すのに用いたとか、5世紀にはイングランドに侵入したサクソン人が薬草として栽培していたという伝説がある。驚くことに先史時代のネアンデルタール人の墓地だった洞窟内で、この花の花粉が大量に見つかっている。ネアンデルタール人も、これが傷を治す薬になると知っていた?? -
大石公園の花は、やはり富士山と一緒でないと画竜点睛を欠く。というわけで、翌17日にも再訪した。
富士山をバックにしてラベンダー畑 -
富士山とユリの背比べ
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イチオシ
富士山とユリ
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イチオシ
セイヨウフウチョウソウと富士山
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ラベンダーとコキア越しに河口湖を望む
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河口湖では、水上スキーを楽しんでいる人たち。富士五湖周辺はすっかり、夏休みモードだ。ここも、ロッジがある山中湖も、週末とあって大勢の人出でにぎわっている。東京からの車も目立っていた。緊急事態宣言どこ吹く風といった様子である。
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ダイヤーズカモミールの黄色の花と富士山。この花はハーブとして知られてるカモミールと違って、花を観賞する園芸種だという。
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アメリカノウゼンカツラと富士山
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イチオシ
ツルバラ用のパーゴラを額縁に見立てて、富士山とユリの花。
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白ユリと富士山
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ピンクのユリと富士山
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オオトリトマ、ラベンダーと富士山。
同じところを行ったり来たりして、同じような写真を何枚も撮っている。 -
花街道の先端まで行ってみた。ここは秋になれば真っ赤に紅葉したコキアを見るために大勢の人が来るが、まだ青いままなので、ここまで来る人は少ない
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花小富士は、今まではペチュニアが植えられていたが、今年はここもコキアだ!
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11時近くなり、人出が増えてきたので、大石公園は撤収。ロッジに戻る途中、山中湖花の都公園に立ち寄ってみた。無料エリアは春と夏の花の端境期で全く花は無し。有料エリアに入ってみた。今まで別荘オーナー特典で、無料で入場できたのだが、今年4月から¥100徴収されるようになった。一般も¥500→¥600に値上げされている。駐車場は引き続き無料で使えるのは助かる。
清流の里のアナベルはまだ見ごろだ。 -
明神の滝。落差10m、幅80mの人工の滝である。
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明神の滝、柵の支柱でカメラを支えてスローシャッターにて。
この後は、いつもの通り日帰り温泉「紅富士の湯」で富士山を眺めながらのんびり入浴を楽しんでから、ロッジに戻り、昼寝である。夜は星空撮影に出かけるので、寝溜めである。
続く
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