2019/10/12 - 2019/10/12
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ドイツ博物館は科学・技術の国立博物館です。
この種の博物館としては世界一の規模を誇るそうです。
興味がある方にとっては、とっても一日では足りないでしょうね。なにしろ中の展示物を全て見ようと思ったら17キロメートルも歩かなければならないそうです。
私たちも3時間以上滞在してかなり見学したつもりでしたが、ほんの一部分しかみておりませんでした。
その中で私が興味を持ったのは「栄誉ホール」。
ここにはドイツが生んだ偉大な科学者や技術者の肖像画や胸像が飾られています。学術面だけでなく、ドイツが誇るベンツやディーゼル、ジーメンス、クルップなどの大企業の創業者などの肖像もならんでいます。
今まで何度となくドイツを旅して、歴史や銅像などで、いつかどこかでお会いしたことがあるそれらの方々に更に親近感を覚えました。
私はこの栄誉ホールのことを、ひそかに殿堂と呼び、ここに並んでいる方は殿堂入りした功労者だと思っています。
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オットー・リリエンタールやライト兄弟、ツェッペリンなどの初期のころの航空機を見学して、次へ移動します。
途中でこの大きな歴史的な絵画の前で立ち止まります。
正面のカイザー髭の男性は、ドイツ皇帝のカイザーヴィルヘルム2世ですね。
その周りには皇帝家のゆかりの人々が勢ぞろい。 -
人物の名前が人型に番号を振って表示してあります。
1番のカイザーヴィルヘルム2世の隣は、ルートヴィヒ・フォン・バイエルン皇太子(ルート-ヴィヒ3世②)、その横(③)はヴィルヘルム2世の妃アウグステ・ヴィクトリア、④はルイトポルト・フォン・バイエルン(ルートヴィヒ2世の摂政)などなど。 -
この絵は1906年11月13日のドイツ博物館の基礎石敷設の様子。
カイザーヴィルヘルム2世の後ろで書類を持って立っているのは、ドイツ博物館の設立者オスカー・フォン・ミラー。
オスカーの左となり、ヴィルヘルム2世の背後の背の高い男性はレントゲン。
その他にもこの絵の中にディーゼルやジーメンスなどの錚々たる顔ぶれが見えます。 -
そして、絵の中にもありますが、ヴィルヘルム2世が基礎石を敷設するために打ち上げたハンマー(左)と基礎石(右)。
碑銘にはドイツ皇帝のヴィルヘルム2世とバイエルン摂政ルイトポルトの名前が入っています。 -
ドイツ博物館を創設した「オスカー・フォン・ミラー」(1855-1934)の名前が。
その下にはミラーの博物館創設に尽力した、アルトゥーア・シェーンベルクやアルバート・コッホなどの名前もあります。
なぜだかオスカー・フォン・ミラーの彫像の写真を撮っていませんでした。 -
ドイツ博物館の特別展のポスターでしょうか。
リリエンタールのグライダー飛行や、船やロケット、掘削機械、ATMの今昔という面白そうなポスターもあります。 -
ドイツ博物館のポスター。
その前の床には?(矢印) -
これ、爆弾ですよね?
第二次世界大戦では、ミュンヘンはナチスの発祥の地でしたから、連合軍の空爆は酷いものでした。
ドイツ博物館も建物の80%が破壊され、展示物の20%が損傷をうけました。 -
ドイツ博物館の歴史の写真より。
ヒトラーの第三帝国時代、ドイツ博物館もまたナチスのファシズムのもと、適応と抵抗の間に翻弄されました。 -
1937年、ドイツ博物館図書館では、ナチスのプロパガンダ「永遠のユダヤ人」展が開催されました。
人々にユダヤ人憎悪の感情を植え付ける展覧会です。
当時、街中の至る所にこのポスターが貼られ、ホロコーストの気運を盛り上げていきました。 -
歴史写真を見ながらぶらぶらしていたら、明るい部屋に出ました。
天体望遠鏡や楽器、測量機器などの中世のものと思われるものが並んでいます。
ここはアカデミーコレクションホールと言われる部屋。
ミュンヘンのバイエルン科学アカデミーから寄贈された18世紀から19世紀にかけての物理科学などの貴重な品々が集められています。 -
最も目を惹くのは天体望遠鏡ですね。
実際はジョセフ・フラウンホーファー(1787-1826)の造った屈折望遠鏡と言うらしいです。
1846年9月、ベルリン天文台でゴットフリード・ガレが海王星を発見したのはこのフラウウンホーファーの望遠鏡でした。
何年もベルリンで活躍していましたが、最後はミュンヘンのドイツ博物館で収蔵されることとなった貴重な望遠鏡です。 -
望遠鏡の後ろに見える虹のような美しい色彩のグラデーション(矢印)、私には全くチンプンカンプンですが、「フラウンホーファー線」という重要な発見だそうです。
フラウンホーファーってすごい科学者だったのですね。
彼の名を冠するフラウンホーファー研究所はドイツ各地に75もあり、3万人近いスタッフが応用科学の研究に携わっているそうです。
日本にも研究機関があるそうですよ。 -
バイエルン選帝侯カール・テオドール(1720-1789)。
ハイデルベルクの橋に名を残すカールテオドール公です。
文化や芸術の振興に熱心で、マンハイム科学アカデミーや宮廷楽団などを造りました。
しかしミュンヘンに宮廷を移してから、マンハイム科学アカデミーはバイエルン科学アカデミーに吸収され、カールテオドールが収集したものはドイツ博物館に所蔵されることになりました。 -
カールテオドール時代のものでしょうか。
長~~い寒暖計や、髪の毛の湿度計、糸張り湿度計・・・。 -
以下の3人の科学者もバイエルン科学アカデミーに属して、それぞれの分野で貢献した人々です。
ゲオルク・フリードリヒ・ブランター(1713-1783)
ドイツ・レーゲンスブルク生まれ。
18世紀のヨーロッパ全土で知られた精密機械製作者。
望遠鏡や顕微鏡。 -
ゲオルク・ライヘンバッハ(1771-1826)
測量機器、ポンプ、精密機器、光学機械など数多く開発した。
精巧さがより増したように思います。 -
カールアウグスト・シュタインハイル(1801-1870)。
天文学・物理学・工学・数学者。
望遠鏡、分光器、光量計など。 -
さて、これはどこにあったものか?
忘れましたので、アカデミーコレクションに入れておきます。
「マクデブルクの半球」
17世紀オットーフォン・ゲーリケ(1602-1686)が行った大気圧を示す実験で使われたもの。
名前は当時ゲーリケがマクデブルクの市長であったことに由来する。 -
ゲーリケはこの実験を公開で行った。
最初のものは1654年5月8日、レーゲンスブルクの帝国議事堂前において行われた。
空気を抜いた2つの半球はなかなか離れなかったが、左右各8頭の馬が双方から引っ張ってようやく半球を外すことができた。
ドイツ博物館にある半球は当時実際に使われたものだそうです。
レーゲンスブルクの帝国議事堂・・。ああ~あそこねぇ~~。
帝国議会を訪れた記憶が蘇ります。
歴史と旅の思い出が、点と点で結びつくのが嬉しいですよね。 -
さてさて、今はどこを見学しているのやら。
どうせ私には難解なものばかりなので、写真だけ撮って夫についてまわります。
燃焼させるとどれだけCO2が発生するか、って?
石炭やディーゼルは燃料だからわかるけど、どうしてヌードルがここにあるの?
結果 1kgの石炭は 3.7kgのCO2を生成
1kgのディーゼルは3.1kgのCO2生成。
1kgのヌードルは1.5kgのCO2生成。とのこと。
??? -
世界でCO2を排出している国?
中国が一番多いはずでしょう?
日本より少ないってどういうこと?
夫「中国には何億の人口がいると思っているんだ。この表は人口一人当たりだろう」と。 -
これは何の説明?
夫が面倒くさそうに答えます。
「太陽の核反応と地球内の熱分布」。私「???」。
いつの間にやら「核エネルギー」の部屋にやってきたようです。 -
オットーハーン(1879-1968)とリーゼ・マイトナー。
オットー・ハーンはドイツの化学者・物理学者。原子核分裂を発見、
1944年ノーベル化学賞受賞。
オットーハーンとリーゼ・マイトナーは30年以上も一緒に研究してきた仲間でした。しかしヒトラーが政権をとると、マイトナーはユダヤ系であるためスウェーデンに亡命せざるをえませんでした。
オットーハーンとマイトナーはその後も手紙で連絡を取りあい、研究を続けました。
そしてマイトナーはスェーデン在中に核分裂が起きたことを証明し、連名で発表しました。
しかしハーンはナチスの圧力に抗えず、功績は自分だけのものと主張し、ノーベル賞はハーン一人が受賞しました。 -
ドイツ博物館にはオットーハーンのオリジナルの実験テーブルが置かれています。
オットーハーンとマイトナーが、核分裂を実験的に行った様々な装置が配置してあります。
このテーブルの上で原子力が生まれたのですね。 -
1945年8月6日、広島に落とされた人類初の原子爆弾「Little Boy」。
8月9日には長崎にも落とされました。 -
イギリスのカルダーホール。
ヨーロッパ初の本格的な原子力発電所。
1956年に発電を開始しましたが、2007年に老朽化のために解体されました。 -
なにやら不思議な装置が・・・。
私はこんな形、好きではありません(>_<)。
「Fusionsexperiment-Wendelstein-Iia」。
核融合実験装置らしい。
1967年にマックスプランク・プラズマ研究所ではじめてトロイダルプラズマが実現された・・らしい。(私には何が何だか・・・??)。
マックスプランク研究所といえば、オットー・ハーンが会長を務めた研究所ですね。 -
核融合とか核分裂とか、頭の中が分裂状態のところにひょっこり現れたこの方、
日本のノーベル賞受賞者・本庶佑さんの優しいお顔にほっと救われます。
お隣は共同受賞した米国のジェームス・P・アリソン氏。
下は2018年のノーベル物理学賞と化学賞の御面々。 -
核やエネルギーから、一転して原始的な「道具の世界」へ逆行します。
つまり力学ですね。 -
壁の絵は何時ごろのものでしょうか。
この道具は、今でいうクレーンのようなものですね。 -
これは滑車?巻き上げ機?
壁の絵に惹きつけられました。 -
14世紀の吟遊詩人クリスティアン・フォン・ハムレの物語。
女性がひそかに恋人を招き入れるために、巻き上げ機を引っ張っている図(私の想像)。 -
レオナルド・ダ・ヴィンチが手掛けたもの。
左2つは重量車輪(?)、右は水車のようです。
レオナルド・ダ・ヴィンチって本当に天文学的天才ですね。
「モナリザ」や「最後の晩餐」などの絵画のみならず、天文学・地理学・物理・工学・・・など、数えきれくらいの様々な分野で功績を残しています。
飛行機にも手を出していましたね。
上はJakob de Stradaという人の水車の絵らしい。 -
ここにも天才が。
「ガリレオ・ガリレイの仕事室」
イタリア生まれの物理学者、天文学者、ガリレオの想像上の仕事室のレプリカ。
「それでも地球は動いている」と言った人ですよね。
仕事部屋には地球儀や落下試験に使用した長さ6mの傾斜面(手前の斜めの板がそうでないかと)、振り子テスト、望遠鏡などがおかれています。 -
「ガリレオの仕事部屋」
-
アイザック・ニュートン。
絵本で見た「ニュートンのりんご」と「万有引力」しか知らなかった私。
こんな凛々しいお顔をなさっているのですね。 -
「アイザック・ニュートンの著書「自然哲学の数学的諸原理」。
近代科学における最も重要な著作の一つだそう。 -
有名なあのカチカチ玉もニュートンの法則(?)なのですね。「ニュートンのゆりかご」って言うそうです。
(上)ボートの上で両手を広げて球を下げている図は、クリスティアン・ホイヘンスのまた別の振り子の原理らしい。 -
その他、ベンジャミン・ロビンス(1707-1751)の「弾道振り子」や・・。。
-
マックスウェルの車輪。
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別な車輪
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部屋の隅の体験コーナー。
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ちょっと疲れた。
窓からイーザル川を眺めます。
川の向こうにはヨーロッパ特許庁。 -
博物館の中庭には海洋救助巡視船が。
「テオドールホイス号」960年製。
西ドイツの初代大統領テオドール・ホイス(在職1949-1959)の名前を冠した巡視船。 -
最後に栄誉ホールを。
ドイツ博物館の殿堂でしょうか。
科学技術、物理などの分野で功績があった重要な人物の肖像画や胸像、レリーフが飾られています。
それでは殿堂入りした栄誉ある人々を見て参りましょう。
(順不同です) -
左上:アインシュタイン(1879-1955)ドイツ物理学者、相対性理論
左下:マックス・ブランク(1858-1947)918年ノーベルっ物理学賞受賞。量子論。
ベルリン大学に彫像があったのを覚えています。
右:ロベルト・ブンゼン(1811-1899)ドイツの化学者。セシウム、ルビジウムを発見。 -
上:ヨハネス・ケプラー(1571-1630)、ドイツ天文学者、ケプラーの法則
下左:アルフレート・クルップ(1812-1887)、ドイツ最大の鉄鋼企業、クルップ社の創業者。
下右:アウグスト・ボルジッヒ(1804-1854)、蒸気機関車メーカーボルジッヒ社の創立者、現在はない。 -
上:ニコラウス・コペルニクス(1473-1543)、天文学者、地動説を唱える。
下左:Ferdinand Schichau(1814-1896)、造船・機関車製造(?)
下右:ヴェルナー・フォン・ジーメンス(1816-1892)、ドイツ電気工学者、ジーメンス社の創設者。 -
上:フリッツ・ハーバー(1868-1934)、ドイツ物理化学者・電気化学者、1918年ノーベル化学賞受賞。
第一次世界大戦時、各種毒ガスを開発したことで「化学兵器の父」とも呼ばれる
下:カール・ボッシュ(1874-1940)、ドイツの化学者・工学者。
1931年ノーベル化学賞受賞。
フリッツ・ハーバーと共に「ハーバーフリッツ法」を開発。ドイツの化学産業IGファルベンの創設者。 -
左:アドルフ・フォン・バイヤー(1835-1917)、ドイツの化学者。
1905年ノーベル化学賞受賞、色料「インディゴ」の合成
右上:カール・フリードリヒ・ガウス(1777-1855)、ドイツ数学者・天文学者。
ガウスの法則など様々な法則・記号・手法などに名を残している。
右下:ロベルト・マイヤー(1814-1878)、ドイツの物理学者、エネルギー保存の法則 -
左:オットー・フォン・ゲーリケ(1602-1686)、ドイツの科学者(物理学者)、真空の研究で知られる
右上:フリードリヒ・ヴェーラー(1800-1882)、ドイツの化学者、尿素の合成(ヴェーラー合成)、「有機化学の父」
右下:ユストゥス・フォン・リービッヒ(1803-1873)、ドイツの化学者、有機化学の確立に貢献、19世紀最大の化学者の一人 -
左上:レントゲン(1845-1923)、ドイツの物理学者、1895年にX線を発見、1901年第1回ノーベル物理学賞を受賞。
左下:オットー・ハーン(1879-1968)、ドイツ化学者・物理学者、放射線の研究、原子核分裂を発見、1944年ノーベル化学賞
右:ジョセフ・フラウンホーファー(1787-1826) -
上:ヨハニス・グーテンベルク(1400-1468)。
説明の必要もないくらい有名。活版印刷を発明し、その画期的な発明はその後のヨーロッパの印刷のみならず、歴史的にも重大な影響を与えた。
下左:ゴットリープ・ダイムラー(1834-1900)、内燃機関、自動車開発のパイオニア、ダイムラー社の設立者。
下中:ヴィルヘルム・マイバッハ(1846-1929)。ダイムラーのビジネスパートナー。ダイムラーとともに4輪自動車の開発に努める。
下右:カール・ベンツ(1844-1929)。ドイツのエンジン設計者・自動車技術者。メルセデス・ベンツの創業者。
またダイムラー社のダイムラーとマイバッハが去った後、カール・ベンツ社と合併し、ダイムラー・ベンツ社となる。 -
上:アルブレトゥス・マグナス(1200-1280)聖アルベルト、13世紀の神学者。
どうして聖人が技術者としてここに顔が出ているのでしょう?
理由は、聖アルベルトは錬金術師、つまり金属について研究し、著書も出している。
下左:ニコラウス・A・オットー(1832-1891)。
ピストン室で燃焼させる内燃機関を発明。オットーが立ちあげた「ドイツAG社」は140年以上の歴史を持つ世界最古の内燃機関製造会社。
「ドイツAG社」にダイムラーとマイバッハが加わったこともある。
その後ダイムラーとマイバッハはダイムラー社を設立し、二人が去った後、カール・ベンツ社と合併してダイムラー・ベンツ社となった。
世界一を誇るドイツの自動車業界を巡る相関関係、さすがにスケールが大きいですね。
下右:ルドルフ・ディーゼル(1858-1913)。ディーゼルエンジンの発明者。
蒸気機関に代わる画期的な動力としてディーゼルエンジンは様々な分野で使われています。
発明者のディーゼルは航海中に失踪したあと、不審な死を遂げています。
日本のヤンマーディゼル社の山岡孫吉がディーゼルの生誕100年記念にアウクスブルクのヴィッテルスバッハ公園(ドイツ語版)に石庭苑を寄贈しました。 -
上:オットー・リリエンタール(1848-1896)、ドイツ初期の航空工学の発展に貢献したパイオニア。前編の飛行機の歴史で紹介。
下:フーゴ・ユンカース(1859-1935)、ドイツの技術者、航空機内燃機関のユンカース社創始者。 -
上:ゲオルク・アグリコラ(1494-1555)。鉱山学者、「鉱山学の父」
「デ・レ・メタリカ(金属について)」の著書がある。
前編の「金属」のところで登場しています。
下:フリードリヒ・ハルコルト(1793-1880)ルール産業発展の先駆者。
ルール工業地帯と言えば、鉄鉱石や石炭産業でドイツ最大の工業地帯ですね。
これで全てかな?
なんて豪華な顔ぶれでしょう。中には知らない名前もありましたが、ドイツが生んだ科学者や物理学者、それにベンツやディーゼル、ジーメンスに代表される技術陣の層の厚さには驚嘆です。
まさにこの栄誉ホールはドイツ科学の殿堂ですね。 -
まだ見学していないところもあり夫は物足りなさそうでしたが、そろそろドイツ博物館をあとにします。
博物館前の広場には海難救助艇「アスムスブレマー号」が。
25年間の海洋救助の役目を終えてここに展示してあります。
名前はドイツのキール市長を務めたアスムス・ブレマー(在職1702-1720)にちなんだそうです。 -
建物正面の天文時計。
上は時刻と星座が、下は何だろう?
1932年頃に建てられました。 -
自動車や飛行機などが描かれたライオン像。
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ドイツ博物館を振り返って。
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それではイーザル川の中州の落葉の中を歩いて、トラム乗り場に向かいます。
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足元にはニュートンのりんごが。
どこから落ちてきたんだろう?上を見上げます。
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この旅行記へのコメント (8)
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- kiju-jiさん 2021/10/18 09:07:33
- frau.himmelさん。kiju-jiです。
- このブログは大変勉強になりました。
爺は、3歳の時に長崎市に隣接した長与村で被爆しました。背中に異様な熱さを感じ、振り向くと長崎の方向でピカッと白く光っていました。母親が咄嗟に近くの民家の庭先にあった楡の木陰に避難。約20秒後に爆風が来て民家の縁側のガラス戸が吹き飛んだ事を覚えています。原爆の開発を進言したアインシュタイン、嫌いです・・・。話し始めると長くなるのでこの辺で。ではまた。何時も爺のブログにイイネを有難う。
- frau.himmelさん からの返信 2021/10/18 21:18:07
- RE: frau.himmelさん。kiju-jiです。
- kiju-jiさん、こんばんは。
この度は私の拙い旅行記をフォローしてくださいましてありがとうございます。よろしくお願いいたします。
さて、新しく始まったkiju-jiさんの中欧旅行記、今回のチェスキークルムロフもザルツブルクも、前回のプラハも懐かしい地ですのでじっくり拝見させていただきました。
チェスキークルムロフでは天候が悪くて残念でしたね。
プラハではドン・ジョヴァンニをご覧になられたとか。しかもツアーの最中に個人的にチケットを取って・・・。大変旅慣れていらっしゃいますね。
中欧旅行記は次はどこにいらっしゃるのか、楽しみにさせていただきます。
kiju-jiさんが長崎で被爆なさったことは前にお聞きしていまして、いろいろ活動もなさっているのですね。素晴らしいと思っておりました。
どうかこれからも爺なんておっしゃらずに(私はとっくに婆です・笑)いつまでも若々しくご活躍ください。
himmel
- kiju-jiさん からの返信 2021/10/19 08:43:09
- RE: RE: frau.himmelさん。kiju-jiです。
- おはようございます。早速のご返事ありがとう。次はウィーン篇です。
今16年前の旅行を当時を思い出しだし書いています。
爺は来年は80歳。人生最後の海外旅行は、再度ウィーン(10日間)とローマに逗留(10日間)してオリヴィエートと計画し、独り歩きのコースもきっちりと決めていたのですが
コロナ禍で安全に旅行できるのが何時になるか・・・。
そこで、海外は止めて国内にしようと、安全機能満載の車を発注しましたが納車が来年3月以降・・・。frau.himmelさんの那須旅行と同じように歩いてみようと思っています。
車で都内を抜けるのは・・・。では又に。
-
- jijidarumaさん 2021/07/24 01:21:59
- doituhakubutukann
- frau.himmelさん 、
今晩は。
沢山の科学者の中、唯一、目についたのはクレーンの事*と、
Codex Manesse
71v Herr Kristan von Hamle
zwischen 1305 und 1315
Deutsch: Codex Manesse, UB Heidelberg, Cod. Pal. germ. 848, fol. 71v: Herr Kristan von Hamle (mittelalterliche Erhörung eines Minnen, er wird im Korb nach oben gezogen)
English: Codex Manesse, 71v, Kristan of Hamle (medieval Lovers, pulled in a basket)
14世紀の吟遊詩人クリスティアン・フォン・ハムレの物語。
女性がひそかに恋人を招き入れるために、巻き上げ機を引っ張っている図(私の想像)。
- jijidarumaさん からの返信 2021/07/24 01:52:56
- ドイツ博物館は一度訪問、文科系には一寸長居は無理でした(苦笑)。
- frau.himmelさん 、
今晩は。
(最初のものは途中で、キーを押したらしく投稿されました。無視してください)
沢山の科学者の中、唯一、目についたのはクレーンの事*と、<14世紀の吟遊詩人クリスティアン・フォン・ハムレの物語の絵でした。
女性がひそかに恋人を招き入れるために、巻き上げ機を引っ張っている図(私の想像)。>
2018年の旅で訪ねたアルトミュールタール渓谷沿いのBurg Prunnプルン城で知りました。
<Kodex(Codexコデックス)写本>
Codex Manesseマネッセ写本は、中世盛期におけるドイツの代表的な140人の宮廷詩人(ミンネゼンガー)の詩歌(恋愛歌曲)を収録したコデックス彩飾写本。
最も総合的に収集された中世の詩集として、また各宮廷詩人を描いた美しい挿絵(細密画)で知られている。大ハイデルベルク歌謡写本とも。
上述のものに記憶があり、検索すると以下が出てきました。ご参考までに。
Codex Manesse
71v Herr Kristan von Hamle
zwischen 1305 und 1315
Deutsch: Codex Manesse, UB Heidelberg, Cod. Pal. germ. 848, fol. 71v: Herr Kristan von Hamle (mittelalterliche Erhoerung eines Minnen, er wird im Korb nach oben gezogen)
English: Codex Manesse, 71v, Kristan of Hamle (medieval Lovers, pulled in a basket)
ドイツ博物館は一度訪問、情けないことに文科系には一寸長居は無理でした(苦笑)。
ではまた。
jijidaruma
追伸:
クレーンの事*(娘家族に送ったメールです)
メンバーになっている4Travel事務局から、旅行記中の写真一枚を日本テレビの番組中で使用したい旨、7月6日に依頼が来たので、OKしました。
『ザ!鉄腕!DASH!!』の番組は見たことが無いので、全く見当が尽きません。
実際に写真がどんな形で利用されるのか、その写真がほんとに利用されるか分かりませんが・・・。
・・・・・・・・・・・・・・・
当方の旅行記は
2016年ドイツの秋:ライン・モーゼル・アール・ミュンスターラントの旅
2016年10月14日(金)〜10月28日(金)15日間
第12日:10月25日(火) 144km、午前中は小雨、後曇り、8.5〜13.5℃
「ドイツの秋:Xantenクサンテンの町はかつて古代ローマ軍団の都市であった。」
古代都市の中に、ローマ軍団が使用したクレーン(複製)があり、その写真を撮っていた。
*******************************
■内容詳細(※以下、変更となる場合がございます)
・番組名
日本テレビ系列『ザ!鉄腕!DASH!!』
・放送日
2021年7月11日(日)放送予定
・使用用途
番組内で紹介されるスポットのイメージカットとして
お写真を利用したいとのことです。
※番組の都合上、お写真が使われない可能性もございます。
**************************************
皆さんへ、
見ましたね!
出ないかと思っていたら、瞬間でしたけど、確かに私の写真を認識しました。
動画をCM抜きで撮ろうとしていたら、急に出て来たので、写真を撮れぬままになってしまいました。残念!
録画が上手く撮れたら、その部分でも見たいものです。
送ってもらった写真に「jijidaruma フォートラベル」の文字が写真の左上に書いてありましたよ(笑)。
以上
- frau.himmelさん からの返信 2021/07/24 11:43:55
- Re: ドイツ博物館は一度訪問、文科系には一寸長居は無理でした(苦笑)。
- jijidarumaさん、こんにちは。
いよいよオリンピックが始まりましたね。お国の御達しに唯々諾々としたがって、テレビ観戦の毎日になりそうです。
さて、詳しくご説明ありがとうございました。
そうですか、あれはマネッセ写本でしたか。そうですよね、何度か旅行記のためにマネッセ写本のことは調べていましたので、あの絵はそうだと気が付くべきでした。
今回は道具の説明だと思いそこまで調べませんでした。しかも私の勝手な推測つきで(女性がひそかに恋人を招き入れるために、巻き上げ機を引っ張っている図(私の想像)なんて・・・。
4トラのBerg Heilさんの表紙のお写真はマネッセ写本のヴァルター・フォン・デア・フォーゲルヴァイデから取っていらっしゃいますね。
>文科系には一寸長居は無理でした。
はい、私も同じです。夫がそっち系なものですから、つき合わされます。
博物館や美術館て適当に休憩ができるので好きです。
jijidarumaさんもいろんな博物館、特にお城の博物館に行ってらっしゃいますよね。お城って歴史の宝庫ですから、いつも楽しみに拝見しています。
お嬢様に送られたメールを拝見しました。
お写真が番組で取り上げられたとのこと、残念!見逃してしまいました。
私もいつでしたか、日本テレビのディレクターさんから番組でどこかのお城の写真を使いたいとか、また別な方から国立博物館の広報紙に載せたいからヴェルニゲローデの写真を使ってもいいかとか、あるときは高校の世界史の先生からヴィッテンベルクのルターのことについて授業でつかってもいいかとか、皆さん本当に丁寧なメールを送ってくださいますね。
私の拙い旅行記でも、そんな方の目に留まっているのかと思うと、いい加減なことは書けないなと身が引き締まります。そういう時、jijidarumaさんのように、詳しい説明のコメントをくださるとありがたいです。
暑さ厳しき折、お互いに熱中症には気を付けましょう。
himmel
- ねもさん からの返信 2021/07/28 21:11:23
- Re:横から失礼します
- いつもありがとうございます。
半世紀前の高校の物理、半分近くはニュートン力学でした(さらにケプラーやアインシュタインですね)。ニュートンさえ理解できれば、とりあえず単位修得!
お二人は、文系・理系にかかわらず無理やり物理も履修させられた世代と推測しますが……
元(えせ?)理系人間の私は、この博物館を訪ねてみたいと思いました。でも、いつになることやら(><)
- frau.himmelさん からの返信 2021/07/29 11:15:00
- RE: Re:横から失礼します
- ねもさん、こんにちは。
毎日毎日オリンピック番組にかじりついてテレビの前から離れることができません。
政府が推奨する「新型コロナ対策、家でオリンピックを鑑賞しよう!」を守っているのはワクチン接種が済んだ65歳以上ばかりでは?なんて言いたくもなる最近の感染者の増加には危機感を覚えます。
コメントありがとうございました。
理系のねもさんがご覧になったら恥ずかしくなるようなドイツ博物館の旅行記です。
私にとってニュートンは絵本の中の「りんごが木から落ちる」物語(?)と、単に「万有引力」の言葉だけの知識でした(笑)。
この博物館は工学系の夫に付き合わされて訪れたものでしたが、そんな私でもそれなりに楽しめました。
理系のねもさんがいらっしゃったらたぶん2,3日は通い詰められるのでは・・・。この手の博物館では世界一ということですから。
でも、本当に何時になったら海外に行けるのか?
後がない私は気が気ではありません。
極暑の毎日、ねもさんのなんとも涼しそうな高山の旅行記をまた訪れさせていただきますね。
himmel
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