2018/04/14 - 2018/04/15
930位(同エリア2580件中)
マギーさん
沖縄本島は今帰仁村(なきじんそん)への1泊2日旅。行きは那覇空港上陸後、やんばる急行バスに乗り今帰仁城跡入口で途中下車。SNS映えスポットのオンザビーチカフェや今泊地区をぶらついたあとは、さらにシャトルバスなる無料の乗り物に乗り継いで、今帰仁村中心部を経由し古宇利島(こうりじま)へと渡りました。
帰りは朝方雨に降られ、天気が微妙でしたが雨が止んだこともあり、全長2kmの古宇利大橋を歩いて対岸の屋我地島(やがちじま)へ渡り、さらに屋我地島北西の運天原(うんてんばる)バス停から路線バスで名護市内に出て、高速バスに乗り継ぎ那覇へ戻りました。
古宇利大橋(以下、大橋)が2005年2月中旬にできて以降、ドライブの名所として観光客が増えて久しい古宇利島。嵐出演のJALのCMでは、島北部の「ハートロック」と呼ばれる岩が登場。さらに観光客が増えているそうです。実際、次から次へとレンタカーがハートロックの駐車場に入っていき、狭くゴツゴツするハートロックへの岩場の散策路は、多くの観光客で賑わっていました。
私も大橋経由で何度か古宇利島に渡りましたが、島を回ることなく毎度大橋を渡ってすぐの物産センターで折り返す有様。まともに島を回ったのは、まだギリギリでフェリーが通っていた2005年2月上旬の初訪問時のみ。本島側の運天港から小さなフェリーで古宇利島に渡り、徒歩で島を一周し最終のフェリーでサクサク本島に戻りましたが、行き帰りとも乗客はまばらだったなぁ。
時間の都合もあったのか、はたまた観光地仕様に整備されていなかったのか、島の景勝地をきちんと観た記憶がなく、これといって強く印象に残らなかったので、今回初めて島内の景勝地をいろいろ巡ってきましたが、やはりこれといって強く印象には残らなかったです(笑)。いちばんいいなと思ったのが「古宇利オーシャンタワーからの大橋の眺め」という、きわめて後付けでできたものでしたし、本来の古宇利島は今も昔も、よい悪いとかいう話ではなく「何もない島」なのでしょうね。
その何もない古宇利島に、あえて「何もないのを楽しんでみよう」と、今回初めて宿泊もしました。退屈にならないといえば嘘ですし、途中雨に降られながらも何とか持ちこたえた天気も、翌朝から早々に雨降りで大橋が霞んでいたくらい。気温も日差しガンガンの昨日からかなり下がりひんやり。しばらく、外に出たくても出たい感じになれなかったですね。都内なら24時間いつでも好きに活動を開始し終えられますが、古宇利島ではそうもいきません。クルマがなければ、明かりもなく吹きさらしの全長2kmの大橋が、陸続きになったといえどやはりネックです。
それでも、朝目覚めてから島を離れるまでの数時間は、何とも言えない贅沢で静かなマッタリした時間でした。都内のむさい自室では、はたまだ日帰り旅行ではこんな時間は過ごせませんし、いろんな付加価値がついたがゆえの昼間の姿といい、それ以外の姿との極端なギャップといい、宿泊して一晩過ごしてこそ感じられるものです。これらを感じられて、古宇利島に宿泊してよかったと思います。
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那覇空港バス停にて、本部半島は今帰仁城跡入口バス停まで乗車したやんばる急行バスに乗車。「YKB」って、なんちゃらKBがやたら多い気がするのは、気のせいか。
那覇空港 空港
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今帰仁城跡バス停で下車。城跡には行かず、海沿いのオンザビーチカフェへ再訪。いかにもSNS映えな外観で、間違いなくインスタにアップ。少なくとも私はアップ(笑)。前回、2015年11月初訪問時は抜けるような青空だったが、今回は雲多め。
オン ザ ビーチ カフェ (On the Beach CAFE) グルメ・レストラン
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アイスコーヒーとフレンチトースト紅芋アイス添えを注文。オンザビーチカフェの店内から、ビーチをバックインスタアップを兼ねて撮影。
オン ザ ビーチ カフェ (On the Beach CAFE) グルメ・レストラン
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オンザビーチカフェの2階の座席から、ビーチにALOHAの文字。
オン ザ ビーチ カフェ (On the Beach CAFE) グルメ・レストラン
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しばし、周辺散策。今泊地区のフクギ並木。緑がよく映えた。
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ビーチへ続く道。
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たくさん花が飾られた民家。
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コバテイシの木。
今泊のコバティシ 名所・史跡
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岩にへばりつくように作られた墓。
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今泊集落の東にある「海辺の宿あまみく」そばのビーチ。
海辺の宿 あまみく 宿・ホテル
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今帰仁城跡入口バス停から、今帰仁村内を走って古宇利島まで行く古宇利島シャトルバスは、今帰仁村民ならば村民を証明するものを提示すれば無料。観光客は、やんばる急行バスの乗車証明書を運転手さんからもらい、それを提示すれば無料で乗れるのだから、なんだか太っ腹な乗り物。それら証明書類を提示せずに「お金払うから乗せて」というのは、できないことになっている。
2017年にできたバス路線で、本来は今帰仁村民メインに利用してもらうはずが、利用者はもっぱら観光客だそう。その一方、1日3回必ずバスに乗る常連の村のご老人が2人いて、今回2人とも乗ってきていたが、運転手さんが「家にいてもやることがないから、いつも必ず乗ってくるんでしょう。気にしないであげてください」と我々乗客に断っていた。逆に運転手さんは「乗ってこないと、何かあったのか気がかりになる」というから、シャトルバスは見回り的な役割も多少果たしているのかもしれない。 -
私がもらったやんばる急行バス乗車証明書……って、時刻表に運転手さんが有効期間と名前を署名しただけじゃん(笑)。
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本部半島の端っこにある橋の駅「リカリカワルミ」で少し停車。リカリカワルミ展望台から古宇利大橋とリアス海岸。このあと雨が降り出した。
DRIVE IN リカリカワルミ グルメ・レストラン
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トケイ浜・ハートロックバス停で下車。古宇利島北部のティーヌ浜にあるハートロックは、二つの岩の隙間が見様によってハート型に見えるからだそうだが、そんなことに気づいたのは浜を去ってからだった(笑)。
ハートロック 名所・史跡
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もう一つのトケイ浜。
トケイ浜 ビーチ
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真ん中の穴は侵食によりでき、ポットホールと呼ばれる。
トケイ浜 ビーチ
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何とも不気味さすらある。
トケイ浜 ビーチ
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同じく古宇利島北部のピース浜。写真真ん中やや右、漁師さんが潜ってウニを採っていた。
西から東へ、ティーヌ浜&ハートロック→トケイ浜→ピース浜と続くが、観光客の8割5分がティーヌ浜止まり。残り1割がトケイ浜まで行き、ピース浜まで来るのはほぼいない。3つの浜は距離にして徒歩10分もかからないほどだが、古宇利島を訪れる観光客の関心なんてそんなものだ。トケイ浜 ビーチ
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再び古宇利島シャトルバスに乗り、古宇利オーシャンタワーバス停で下車。タワーのてっぺんの展望台から古宇利大橋を見下ろす。
古宇利オーシャンタワー 名所・史跡
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夕飯は17時と早めに。続々と店が閉まっていく中、まだ営業していた古宇利大橋そばの「古宇利島カフェ」で。
古宇利島カフェ グルメ・レストラン
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古宇利島丼なる豚丼とオリオンビール。
古宇利島カフェ グルメ・レストラン
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島南西部、アダムとイブ伝説のあるチグヌ浜からの夕景。
古宇利島 自然・景勝地
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宿泊した「オーシャンヒルズ古宇利」のテラスからの眺め。すっかり曇ってしまった。
オーシャンヒルズ古宇利 宿・ホテル
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前の写真と同じ構図。朝方はガスって橋が霞んでいた。
オーシャンヒルズ古宇利 宿・ホテル
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オーシャンヒルズ古宇利からもう1枚。こんなんがありました。
オーシャンヒルズ古宇利 宿・ホテル
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古宇利島を経つ直前、古宇利ビーチへ降りる。古宇利大橋を右にした写真は多いが、左にした写真はあまり見ない。天邪鬼な私は左にした写真で。
古宇利ビーチ ビーチ
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帰りは古宇利大橋を歩いて渡り、対岸の屋我地(やがちじま)の運天原(うんてんばる)バス停から路線バスで名護市内に出て、名護市役所バス停から高速バスで那覇へ向かった。
写真はその歩き始め、古宇利大橋から古宇利ビーチと橋を撮影する人々を見下ろす構図。古宇利大橋 名所・史跡
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古宇利大橋の中間辺りから古宇利島を眺める。島の右側にある突起は古宇利オーシャンタワー。
古宇利大橋 名所・史跡
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古宇利大橋の中間辺りから対岸にある屋我地島を眺める。
古宇利大橋 名所・史跡
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屋我地島側から古宇利大橋を眺める。
屋我地島 自然・景勝地
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屋我地島の北西、運天原集落にあるエビの養殖場。向こう側に古宇利島や古宇利大橋が見える。
屋我地島 自然・景勝地
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運天原共同売店と運天原バス停。バス停に着くや雨が急に降ってきて、写真の中国人と思しき女性2人は軒下で雨宿り。
屋我地島 自然・景勝地
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那覇に戻り旅の〆に、三笠食堂久米店にて牛肉豆腐にんにく炒めでランチ。
三笠 久米店 グルメ・レストラン
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