箱根　あじさい電車　アジサイセレクション

2021/06/25 - 2021/06/25

6月下旬、紫陽花の頃の箱根

梅雨時期の湿生花園と強羅公園の様子
この時期ならではの　あじさい電車に乗車
バリエーション豊かなアジサイの花たち

エリア 強羅温泉(神奈川)

• 交通手段: JRローカル

桜並木が有名な宮城野早川堤

宮城野早川堤 名所・史跡

梅雨の時期はアジサイも結構咲いている

湿生花園
四季折々何回も訪れているお気に入りの場所だけど、梅雨の時期は初めて
ヒオウギアヤメの群落

箱根湿生花園 公園・植物園

高山植物の女王
コマクサがここで見られる

これ、池です
水草で緑一面に覆われている

色鮮やかなハマナスの花
バラ科なんだよね
果実ローズヒップ

ウツギ　漢字だと「空木」
幹（茎）が中空であることからのネーミング

強羅に宿を取り、箱根登山電車で箱根湯本まで往復する
この時期の楽しみ、あじさい電車
一番前の席が取れた！

湯本で夕食を食べて、帰りはライトアップも楽しむ
昼と夜、一粒で2度美味しい

スイッチバックしながら進行するので
運転手さんと車掌さんがせわしなく入れ替わるのが面白い

下に見えるは国道1号線
箱根駅伝の通り道
いかにこの電車が高いところを走っているのかわかる

塔ノ沢駅で途中下車して徒歩約15分
こんな石段を登りながらも目指すは、アジサイ寺ともいわれている阿弥陀寺

阿弥陀寺
江戸時代初期に木食遊行僧・弾誓上人が開いた山寺
この時はアジサイはボチボチという感じ
緑の山の中、静寂に包まれたお寺

再び電車に乗り、箱根湯本駅へ
まもなく到着
ここでもアジサイが出迎えてくれた

箱根湯本駅からほど近い　湯葉丼 直吉で夕食
胃腸に優しいメニューだ
早川沿いにあり、川を眺めながら雰囲気の良いお店

湯葉丼 直吉 グルメ・レストラン

箱根湯本駅から、登山鉄道に乗って宿のある強羅へと帰った
本日3度目の乗車　18:30頃
ほとんどお客さんはいない
もちろん一番前の席に座った
スポットライトを浴びたアジサイはまた昼間とは違った感じ

闇の中、アジサイが光によって浮き上がり、幻想的に輝く
写真はうまく取れなかったので、HPからお借りした

箱根登山鉄道 夜のあじさい号 乗り物

翌日は強羅公園へ

箱根強羅公園 植物園 公園・植物園

庭園のバラは見頃

色とりどりの花でにぎやか

噴水の後ろには、ひと際大きな木が見える

公園の中央にあって、シンボルツリーのような存在感がある木
ヒマラヤ杉　樹齢は推定100年

ズームしてみると、葉っぱの上になにやら白い玉が見える

ヒマラヤ杉の松ぼっくり！　
シダーローズ
この後花が咲いてから2年もかけて熟し、種子が落ちるという

強羅公園には和風庭園もある

花の趣がガラッと変わり、和風

清楚な和の花

南国の植物が集まった温室も充実している
和風のしっとりと落ち着いた感じから一転して、華やかな雰囲気

ブーゲンビリアの回廊

ウツボカズラ
この形は存在感がある

ハイビスカス

これが大輪

一凛で十分存在感がある

カタツムリのような葉っぱ

ここからはアジサイセレクション
今は品種改良がすすみ、よく見るアジサイの姿と大分違うことに驚く
八重咲の上に白地に中心がピンクのアジサイ

薄いラベンダー色の八重咲アジサイ

フリル咲き
アジサイの原産地は日本
ヨーロッパで品種改良されて、日本に逆輸入されたという

白色に縁が紫のおしゃれなアジサイ

色もバラエティ富んでいる

花に見えるところは花ではなく、実はガクが発達したもの
こういったものは結構あって、ハナミズキや水芭蕉も花に見えるのは、ガク

同色で縁が濃い八重咲

形だけでなく大きさも大小不揃いで、アジサイじゃないみたい
星が集まっているみたい

バラのような・・・

色、形、大きさに色々バリエーションがあって楽しい
アンティーク風の色合い

ヨローロッパでの花言葉は
「移り気、冷淡、冷酷、高慢、無情、辛抱強さ」
なんだか可愛そう・・・
母に日の贈り物に、アジサイの花鉢は結構人気なんだけど

ピンクの縁取りが可愛らしい、アジサイらしからぬアジサイ

スターあじさい

でもご安心を
日本の花ことばでは「家族団欒、団結、平和、友情」だというから

花びらの先が細くて、ギザギザの縁取りがあって八重咲
どれだけ品種改良しているんだろう

梅雨時期でも見どころいっぱいの箱根の旅でした