中国・甘南　北京から4日間の旅-2 (2021) 托ガ那・合作・臨夏・蘭州

2021/06/12 - 2021/06/15

甘南旅行3、4日め。

Day 3 迭部→ザガナ→合作→臨夏
Day 4 臨夏→蘭州→北京

エリア 中国

• 旅行の満足度: 5.0
• 観光: 4.5
• ホテル: 4.5
• グルメ: 4.5

• 同行者: 友人
• 一人あたり費用: 10万円 - 15万円
• 旅行の手配内容: 個別手配

迭部という町は今まで私も聞いたことがなく。こんなに陸の奥地なのに立派な建造物があるというのはちょっとした驚き。

扎ガ那景区入口

遊歩道を登っていくと出会える風景

あいにく雲が多く村の裏手に聳える山々は隠れており、特徴的な風景の全景を見ることはできませんでした。

髪結3元。

途中から空が暗くなってきました。

急いで遊歩道を下山？すると予想通り雨が降ってきました。

さて、秘境と呼ばれた扎ガ那は雨のためもあり、あっさりと終わり。とはいっても1時間ぐらいは滞在したのでしょう。またひたすら草原の道を臨夏に向かいます。

途中で羊渋滞につかまり、40分ぐらいノロノロ運転。

羊おいのバイクとその息子、犬。

このかなりの数の群れが一本道路を歩いていたのだから渋滞になるわけ。

見晴らし台があったので写真休憩。湿地もあります。

さらに先に行けるのですが、そこまで行く気力と時間もなく近場で撮影。

接写してわかりましたが、これは一つ一つにお経が書いてある。

また、空が暗くなってきて雨の雰囲気が漂います。

昼はちょっと多めだった。というより一皿の量が多い。

合作市に到着。見所はミラレバを記念して造られた仏閣。

このような縦型9階もある仏閣はとても珍しいという事です。

各階には弥勒菩薩など仏像が多く配置されている。頂上まで行くのはどうしようかと思いましたが、ここにはもう一生来ないであろうから頑張って登ることに。

あの鹿の辺りが頂上階。

五体投地

夕食は今夜の宿泊地臨夏市、ガイドが知り合いのお店。

この羊超うま。

予想通り次から次へと皿が出てきて当然全部は食べられない。全部美味しい。

このホテルはとても良かった。造りはもとより、サービスもよい。中国はよくお金をかけて立派なハードを作るがサービス、ソフト面は今ひとつと言われていたのだが、最近はそんな事も無くなってきていると感じます。先月行った煙台のホテルは両方とも一流で欧州のホテルに引けを取らず。中国国際航空も最近のサービスの向上には目を見張るものがあります。たしかに、そのレベルにはバラつきがあるものの、激しい競争の中で全体的なレベルは向上していくのでしょう。

朝食はいつもこれぐらいに自制。

臨夏回族自治州

八坊十三巷という回族の街並み。ただ、全部コンクリートで新しいもの。

午前中なのでまだ店もやってないし、人も来ない。

臨夏から3時間ぐらいかけて蘭州に。中山橋。

昼食に連れてきてもらったのが中山橋から歩ける黄河沿いのここ。

今まで食べた蘭州ラーメンの中で一番美味しいと思う。麺が美味しいのはもちろんのこと、肉が美味い。普通の蘭州ラーメンのとは違う、凝った味付けで昔の二郎のチャーシューのような役割をしっかりと果たしている。次来た時は豚ダブルにしよう。この味はラージアオも特製だな。普通は完食しないのが中国の麵ものの流儀なのですが、これはうまくて汁まで飲んでしまいました。

これだけ混むのも頷ける。比較的新しくここ数年の店だという。老店だからといって必ずしも美味しいわけでも無く、新しい事業家がこういう美味しい店を作ってくれるのは大歓迎です。

北京に帰る便は夜で時間があるため、久しぶりに甘粛省博物館へ。歴史ある甘粛省なので、文物も多くここは結構見応えのある博物館です。逆に、蘭州という街は黄河、ラーメン、博物館ぐらいしか特別にみるものはないような気がしますね。それでも、また来てもいいかなって思えるところです。

ここの一番の見どころは国宝のこれ。中国観光局のシンボルにもなっている。武威で出土したもの。

西域の人々の立像の表情に興味を覚えますね。

前回と同じ写真を撮っているような気がします。

博物館の中にある喫茶店のコーヒーは予想外に美味しかった。

蘭州を20:00に出発して22:00に北京到着。海抜が1600ｍある蘭州から戻ると北京は暑いと感じます。

さて次は甘粛省で残っているのは武威ぐらいだなと思いながら家路に。