
2013/06/09 - 2013/06/09
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GOTOCHANさん
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那岐連山(那岐山、滝山、爪ヶ城)を縦走しました。目的は天然記念物に指定されているサラサドウダンを見ることで、登りと下りでルートを変えて那岐山登頂する予定でしたが、行きがかり上縦走する羽目になってしまいました。サラサドウダンは当たり年だったようで鈴なりに咲いていました。
那岐山データ:標高1255m、日本三百名山、中国百名山
滝山データ:標高1196.47m(一等三角点、点名:滝山)、中国百名山
爪ヶ城(広戸仙)データ:標高1115m、中国百名山
登山コース:駐車場(0.6km、12分)登山道入口(Cコース3.1km、103分)那岐山(3.3km、63分)滝山(3.0km、82分)爪ヶ城(3.0km、61分)声ヶ乢、トータル13.0km、5時間21分(休憩含まず)、累計標高差約1280m
同行者:那岐山まで単独、那岐山から声ヶ乢は3人組と同行
登山体力度:★★★☆☆、コース難易度:★★☆☆☆(★が多いほど困難)
- 旅行の満足度
- 4.0
- 同行者
- その他
- 一人あたり費用
- 1万円未満
- 交通手段
- 自家用車 徒歩
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8時過ぎに駐車場に到着。当時の私にしては上出来です(最近では楽勝ですが、年をとりました)。登山道入口により近い駐車場はすでに満車で、一番遠い第一駐車場です。登山口までは約600メートルです。那岐山に登るのは2度目で、前回は3年前の2010年4月に鳥取県側から上りました。イワウチワを見るのが目的でした。
https://4travel.jp/travelogue/10453645 -
蛇淵の滝への入口。過去に行ったこともあり今回はパスしました。この時は下山後元気があれば寄ってみよう程度の考えでした。
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登山道入口。
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登山道入口にある登山道の案内図。Cコースで登りBコースで下山の予定です。下山途中黒滝と余裕があれば蛇淵の滝の上流にあるいくつかの滝を見るつもりです。
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すぐにBCコース分岐です。
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Cコースに入るとすぐに正面に那岐山が見えてきます。
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登山道はよく整備されて歩き易いです。
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駐車場から40分弱で水場があります。
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標高1000メートルまではサラサドウダンは見ることができず、タニウツギがメインです。
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標高1000メートルの大神岩に到達。駐車場から65分ほどでした。
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大神岩。
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大神岩からの展望。奈義町かな?ここで小休止。
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イチオシ
大神岩を過ぎてからサラサドウダンの群落が見られるようになりました。まさに鈴なりです。
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足元ではアカモノが咲いています。
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三等三角点のあるピークに到着。標高1240.30メートルで、点名は名義山です。以前はこのピークが那岐山山頂とされていましたが、現在はこの東にある標高1255メートルの那岐連山最高地点が那岐山の山頂です。
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那岐山に2度目の登頂です。駐車場からは小休止の時間も含めて約2時間です。山頂には2つの石碑がありますが、右側の黒い石碑には海抜1240メートルと記されています。その裏には平成13年に国土地理院の再測量により標高1240メートルを1255メートルに訂正した旨が記されています。おそらく西側の三角点のあるピークがわずかに最高地点とされていたのでしょうが、再測量によりこのピークが那岐山の山頂とされたのでしょう。
那岐山 自然・景勝地
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那岐山頂の東にもうひとつピークがあります。地形図を見ると那岐山頂とほぼ同じ高さのようです。
那岐山 自然・景勝地
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南側の展望。山頂は360度の大パノラマが広がっています。この日は残念ながら曇りがちで視界があまり良くありませんでした。
那岐山 自然・景勝地
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西側の三角点のあるピーク。ピークにある建物は公衆トイレ、写真左にある建物は避難小屋です。
那岐山頂ではしばらく休みました。山頂には私しかいなかったのですが、しばらくすると3人組が到着しました。その3人組が私に声をかけてきて、縦走のことを尋ねてきました。この日はBコースで下山する予定でしたが、縦走に関する知識はあったので、滝山から爪ヶ城を通り爪ヶ城の登山口である声ヶ乢へのルートが整備されていること、声ヶ乢からはタクシーで那岐山登山口まで約4000円であることなどをお伝えしました。すると、一緒にどうですかとのお誘いを受けました。予定とは異なりますが、まだ午前中だしいずれは縦走したいとの思いもあり、またタクシー代を4名で割り勘すると一人当たり1000円ということも手伝い、その誘いを受けてしまいました。結果、この決断が大失敗であることを痛感することになります。那岐山 自然・景勝地
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那岐山からは4人パーティーとなりました。声をかけてきた3人組は男性1名、女性2名で私と同年代です。先行する黄色のウェアの女性と私のすぐ前にいる男性とピンクのウェアの女性です。この場所は三角点のあるピークです。
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那岐連山縦走路です。
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イチオシ
那岐山と滝山の間の鞍部辺りから見る那岐山。先頭は3人組にまかせて私は最後方からついて行きます。なかなかのペースで歩きます。
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滝山への登りに差し掛かるとドウダンツツジの森に入ります。しかし3人組は花に興味を示すことなく黙々とハイペースで歩きます。那岐山の登山道以上にサラサドウダンが咲いていましたが、ゆっくりと鑑賞することもできず、写真撮影もままなりませんでした。
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イチオシ
サラサドウダン。
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滝山登山口への下山道との分岐。滝山山頂はもうすぐです。
滝山 自然・景勝地
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滝山山頂に到達しました。那岐山から3.3キロを1時間強でした。これは私にとってはかなりのハイペースです。滝山山頂には展望台があります。また山頂には一等三角点が設置されています。標高は1196.5メートルです。
滝山 自然・景勝地
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滝山山頂から見る那岐山。
滝山 自然・景勝地
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滝山山頂では20分ほど休みました。那岐山から滝山までの縦走路は厳しいアップダウンもなく比較的楽でした。しかし爪ヶ城までは傾斜もきつくアップダウンがかなりありました。約3キロの道のりを1時間20分ほどで踏破しましたがこれまた私にとってはかなり厳しいペースでした。3人組は私のことはお構いなしにハイペースで進みました。私はついて行くのに必死で道中ほとんど写真撮影ができませんでした。
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爪ヶ城への登りでは、真っ赤なベニドウダンが咲いていました。
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爪ヶ城山頂。山頂表示の木柱には広戸仙と山名表示されています。地形図でもそのようになっているのでそれが正しい山名なのでしょう。標高は1115メートルです。
広戸仙(爪ケ城) 自然・景勝地
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イチオシ
爪ヶ城山頂でも20分ほど休みました。山頂付近ではベニドウダンがあたり一面咲いていました。
広戸仙(爪ケ城) 自然・景勝地
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山頂から5分ほど下ると第3展望所があります。ここは爪ヶ城が築かれていた地点で、三等三角点が設置(1075.4m)されています。
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せっかくの展望台ですが3人組は無視してどんどん降りていきます。ベニドウダンも咲いているのに。
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奈義町の展望です。
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雲海の丘と名付けられている第1展望所。声ヶ乢の登山口まで来てもらうためここでタクシー会社に電話しました。タクシーの到着予定時間から逆算してここで時間調整をします。ここで初めて3人組の正体が判明しました。私のようななんちゃって登山家とは違い、翌週から海外遠征するという筋金入りのプロの登山家でした。その足慣らしだったそうです。3人組と会話したのは結局那岐山山頂とこの場所のみでした。それにしてもなんで私を巻き込んだんだろ?
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無事下山しました。那岐山からの縦走路ではほとんど写真撮影できませんでした。爪ヶ城からは3キロの距離を約1時間で下山しました。下山後ほどなくタクシーが到着し、那岐山登山口駐車場まで乗車。タクシー代は本当に約4000円でした。
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下山後の楽しみは温泉です。那岐山からは少し離れていますが、日帰り温泉施設のあわくら温泉湯~とぴあ黄金泉に立ち寄りました。泉質は弱放射能冷鉱泉(ラジウム温泉)です。
予定外の謎の同行者との縦走となりましたが、中国百名山を一気に2座制覇(別に100座制覇する気は毛頭ありません)することができ、久しぶりのロングコースを堪能できたので良しとしましょう。湯~とぴあ黄金泉 温泉
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