八頭・若桜・智頭旅行記(ブログ) 一覧に戻る
岡山県と鳥取県の県境に跨り、古くからイザナギ、イザナミの2神を祀る山として信仰されてきた霊峰で、日本300名山にも選定されています。その山容は存在感があり、中国自動車道で近くを通るたびにいつかは登りたい山のひとつでした。ネットで手頃な山を探していたところ、丁度イワウチワが見頃ではないかと考え、急遽山行を決めました。<br /><br />那岐山の登山ルートは岡山県側からも鳥取県側からも整備されていますが、イワウチワは鳥取県側でしか見ることができないようです。しかもこの時期はイワウチワ目当てでかなり多くの登山者が鳥取県側から山頂を目指すということで、私にしては珍しく朝早く出発しました。<br /><br />天候に恵まれ、イワウチワにも会うことができました。体調も良く、充実した登山となりました。<br /><br />那岐山データ:標高1255m、日本300名山<br /><br />登山コース:登り・西仙コース、3090m、89分、下り・東仙コース、3080m、76分<br />登山体力度:★★☆☆☆、コース難易度:★★☆☆☆(★が多いほど困難)

イワウチワに会いに那岐山へ

7いいね!

2010/04/25 - 2010/04/25

115位(同エリア149件中)

2

41

GOTOCHAN

GOTOCHANさん

岡山県と鳥取県の県境に跨り、古くからイザナギ、イザナミの2神を祀る山として信仰されてきた霊峰で、日本300名山にも選定されています。その山容は存在感があり、中国自動車道で近くを通るたびにいつかは登りたい山のひとつでした。ネットで手頃な山を探していたところ、丁度イワウチワが見頃ではないかと考え、急遽山行を決めました。

那岐山の登山ルートは岡山県側からも鳥取県側からも整備されていますが、イワウチワは鳥取県側でしか見ることができないようです。しかもこの時期はイワウチワ目当てでかなり多くの登山者が鳥取県側から山頂を目指すということで、私にしては珍しく朝早く出発しました。

天候に恵まれ、イワウチワにも会うことができました。体調も良く、充実した登山となりました。

那岐山データ:標高1255m、日本300名山

登山コース:登り・西仙コース、3090m、89分、下り・東仙コース、3080m、76分
登山体力度:★★☆☆☆、コース難易度:★★☆☆☆(★が多いほど困難)

同行者
一人旅
一人あたり費用
1万円未満
交通手段
自家用車

PR

  • 登山口に到着した時にはすでに駐車場は満車で、林道にも駐車してある車がありました。私も路肩の広いところに駐車しました。

    登山口に到着した時にはすでに駐車場は満車で、林道にも駐車してある車がありました。私も路肩の広いところに駐車しました。

  • 登山口付近にある那岐山の案内図。

    登山口付近にある那岐山の案内図。

  • ミツマタ。

    ミツマタ。

  • 西仙コースと東仙コースの分岐点。西仙コースで登ります。

    西仙コースと東仙コースの分岐点。西仙コースで登ります。

  • 林道をしばらく歩くと登山道に入ります。写真の右に少し写っているのがゴーロ橋。ここからが本当の西仙コースになります。

    林道をしばらく歩くと登山道に入ります。写真の右に少し写っているのがゴーロ橋。ここからが本当の西仙コースになります。

  • 西仙コースに入ってすぐにコースが渓流コースと尾根コースに分かれます。イワウチワは尾根コースで見られるということで迷わず尾根コースを進みます。そして西仙コースに入ってわずか5分でお目当てのイワウチワに会うことができました。でもちょっと終わりかけの花でした。

    西仙コースに入ってすぐにコースが渓流コースと尾根コースに分かれます。イワウチワは尾根コースで見られるということで迷わず尾根コースを進みます。そして西仙コースに入ってわずか5分でお目当てのイワウチワに会うことができました。でもちょっと終わりかけの花でした。

  • その後は登山道の両脇にイワウチワの群生が見られ、ずっと続いていました。しかし、花の数は少なく、この春の低温で花が遅れているのか、それとも裏作の年なのかはわかりません。

    その後は登山道の両脇にイワウチワの群生が見られ、ずっと続いていました。しかし、花の数は少なく、この春の低温で花が遅れているのか、それとも裏作の年なのかはわかりません。

  • かわいらしい花です。

    かわいらしい花です。

  • こんな感じで咲いています。

    こんな感じで咲いています。

  • 比較的緩やかな登りが続いていましたが、突然急斜面が現れました。鎖も張ってありますが、木の根っこを掴みながら登ります。この急斜面でもイワウチワは咲いています。

    比較的緩やかな登りが続いていましたが、突然急斜面が現れました。鎖も張ってありますが、木の根っこを掴みながら登ります。この急斜面でもイワウチワは咲いています。

  • 急斜面を登りきるとシャクナゲの峰です。シャクナゲの花はまだまだ先のようです。

    急斜面を登りきるとシャクナゲの峰です。シャクナゲの花はまだまだ先のようです。

  • シャクナゲの峰を過ぎてもイワウチワの群生は続きます。

    シャクナゲの峰を過ぎてもイワウチワの群生は続きます。

  • 西仙コースの尾根コースにある避難小屋・那岐山馬の背小屋。避難小屋周辺では休憩しているハイカーが大勢いましたが、私はほぼ素通り。

    西仙コースの尾根コースにある避難小屋・那岐山馬の背小屋。避難小屋周辺では休憩しているハイカーが大勢いましたが、私はほぼ素通り。

  • 避難小屋を過ぎてもしばらくはイワウチワを見ることができました。

    避難小屋を過ぎてもしばらくはイワウチワを見ることができました。

  • 標高1000mを通過。

    標高1000mを通過。

  • 標高1000mを越えたあたりからササ原となり、イワウチワは姿を消しました。

    標高1000mを越えたあたりからササ原となり、イワウチワは姿を消しました。

  • この日は朝の冷え込みが厳しく、登山口の気温は3℃でした(8時20分ころ)。登山道では霜柱が立っていました。

    この日は朝の冷え込みが厳しく、登山口の気温は3℃でした(8時20分ころ)。登山道では霜柱が立っていました。

  • ドウダンツツジの森を行く。6月になるとドウダンツツジが咲き誇るのでしょう。

    ドウダンツツジの森を行く。6月になるとドウダンツツジが咲き誇るのでしょう。

  • ほとんど木のないササ原となります。

    ほとんど木のないササ原となります。

  • 滝山への縦走路。

    滝山への縦走路。

  • もうすぐ山頂?

    もうすぐ山頂?

  • と思いきや、那岐山山頂はまだでした。

    と思いきや、那岐山山頂はまだでした。

  • このピークは三等三角点(点名:名義山)のある標高1240.34mの旧那岐山山頂です。

    このピークは三等三角点(点名:名義山)のある標高1240.34mの旧那岐山山頂です。

  • 山頂標識のある那岐山山頂は、三角点ピークの東にあります。あと少し。

    山頂標識のある那岐山山頂は、三角点ピークの東にあります。あと少し。

  • 那岐山山頂に到着。意外にも誰もいませんでした。山頂には石碑が2つあり、左の石碑には海抜1255mと彫られています。一方、右の石碑には海抜1240mと彫られています。右の石碑の裏には平成13年に国土地理院の再測量により標高1240mを1255mに訂正した旨が彫られていました。そのため左の新しい石碑を設置したそうです。

    那岐山山頂に到着。意外にも誰もいませんでした。山頂には石碑が2つあり、左の石碑には海抜1255mと彫られています。一方、右の石碑には海抜1240mと彫られています。右の石碑の裏には平成13年に国土地理院の再測量により標高1240mを1255mに訂正した旨が彫られていました。そのため左の新しい石碑を設置したそうです。

  • 那岐山山頂からは360度の展望が広がっています。これは南の岡山県側の展望。

    那岐山山頂からは360度の展望が広がっています。これは南の岡山県側の展望。

  • 北側、鳥取県の展望。日本海が見えている…ような気がする。

    北側、鳥取県の展望。日本海が見えている…ような気がする。

  • 三角点ピークから滝山への稜線。那岐山から滝山までの縦走は約1時間程度らしいので、今度来る時は岡山県側からのルートで滝山までの縦走をしてみたいものです。

    三角点ピークから滝山への稜線。那岐山から滝山までの縦走は約1時間程度らしいので、今度来る時は岡山県側からのルートで滝山までの縦走をしてみたいものです。

  • 山頂を独り占めしていましたが、続々と登頂してきたので下山することにします。下山は東仙コースですが、途中岡山県へのルートが分岐します。

    山頂を独り占めしていましたが、続々と登頂してきたので下山することにします。下山は東仙コースですが、途中岡山県へのルートが分岐します。

  • 東仙コースは登りで歩いた西仙コースと比べて変化に乏しく、西仙コースを登りに使うのが正解のようです。私の苦手な階段もあります。

    東仙コースは登りで歩いた西仙コースと比べて変化に乏しく、西仙コースを登りに使うのが正解のようです。私の苦手な階段もあります。

  • ずっと階段。標高800m付近まで下りてきましたが、イワウチワはありません。

    ずっと階段。標高800m付近まで下りてきましたが、イワウチワはありません。

  • ようやくイワウチワの群生地がありました。

    ようやくイワウチワの群生地がありました。

  • イワウチワの群生。

    イワウチワの群生。

  • そろそろ見納めです。

    そろそろ見納めです。

  • 林道まで下りて来ました。

    林道まで下りて来ました。

  • 林道脇の日当たりの良い斜面にはタチツボスミレが咲いています。

    林道脇の日当たりの良い斜面にはタチツボスミレが咲いています。

  • ミヤマカタバミ。

    ミヤマカタバミ。

  • シダ。

    シダ。

  • ??

    ??

  • 珍しく午前中に下山しました。登山口まで戻ると、路上駐車の車が溢れていました。普段は岡山県側から登る人が多く、鳥取県側は少ないようですが、イワウチワの咲くこの時期はこのような状態だそうです。

    珍しく午前中に下山しました。登山口まで戻ると、路上駐車の車が溢れていました。普段は岡山県側から登る人が多く、鳥取県側は少ないようですが、イワウチワの咲くこの時期はこのような状態だそうです。

  • 岡山県奈義町から見た那岐山(奥の山)。この道路を山の方へ進むと登山口があります。次回登る時はそこから登りたいと思います。

    岡山県奈義町から見た那岐山(奥の山)。この道路を山の方へ進むと登山口があります。次回登る時はそこから登りたいと思います。

この旅行記のタグ

7いいね!

利用規約に違反している投稿は、報告する事ができます。 問題のある投稿を連絡する

この旅行記へのコメント (2)

開く

閉じる

  • ホーミンさん 2010/05/01 11:43:46
    イワウチワを求めて大勢のハイカーが
    こんにちは〜。

    咲いていましたね、イワウチワ♪
    これも可憐な花ですね。フリフリがかわいいです。
    かなり群生している様子。
    大勢の人が押しかけるわけです。

    4日に比良に登る予定をしています。
    GOTOCHANさんの旅行記からして、4日にはもうイワウチワは咲いていないかもしれませんね。
    シャクナゲはどうかなぁ。
    何でもいいから咲いていて欲しいものです。
    行きは、大津ワンゲル道を通るそうです。
    あそこは悪路だと、ガイドブックやブログに書いていました。
    敗退の可能性もありそうです。どうなることやら。

    GOTOCHAN

    GOTOCHANさん からの返信 2010/05/02 23:49:28
    RE: イワウチワを求めて大勢のハイカーが
    こんばんは。

    > 咲いていましたね、イワウチワ♪
    > これも可憐な花ですね。フリフリがかわいいです。

    初めて見ました。イワカガミはよく見るんですけどね。

    > 4日に比良に登る予定をしています。
    > GOTOCHANさんの旅行記からして、4日にはもうイワウチワは咲いていないかもしれませんね。
    > シャクナゲはどうかなぁ。
    > 何でもいいから咲いていて欲しいものです。

    今年は少し花が遅れているようです。イワウチワはまだ大丈夫じゃないでしょうか?シャクナゲは厳しいかも。比良山系はシャクナゲ多いようですね。去年、蓬莱山にGW直後に行った時は満開でした。

    1日、2日は珍しく普通の観光で小豆島に行っていました(それでもちゃんと滝だけは見ました)。世間の大混雑がウソのようなところでした。これでももちろん普段と比べて混雑していたと思います。

    GOTOCHAN

GOTOCHANさんのトラベラーページ

コメントを投稿する前に

十分に確認の上、ご投稿ください。 コメントの内容は攻撃的ではなく、相手の気持ちに寄り添ったものになっていますか?

サイト共通ガイドライン(利用上のお願い)

報道機関・マスメディアの方へ 画像提供などに関するお問い合わせは、専用のお問い合わせフォームからお願いいたします。

旅の計画・記録

マイルに交換できるフォートラベルポイントが貯まる
フォートラベルポイントって?

フォートラベル公式LINE@

おすすめの旅行記や旬な旅行情報、お得なキャンペーン情報をお届けします!
QRコードが読み取れない場合はID「@4travel」で検索してください。

\その他の公式SNSはこちら/

タグから国内旅行記(ブログ)を探す

PAGE TOP