2021/06/03 - 2021/06/04
40位(同エリア242件中)
ホーミンさん
この旅行記のスケジュール
2021/06/03
この旅行記スケジュールを元に
以前から乗ってみたかった近鉄の「しまかぜ」が、賢島のホテルとセットされ、お得な価格で売り出されていた。見つけて、即買い!
しかしその後、今やお決まりのようになってしまった、禍々しいコロナ感染再拡大がおきてしまった。それによりホテルが、6月末まで閉館することとなり、またまた泣く泣く中止となった。
しかし既にふたりとも有給休暇を取ってしまっていたから、その二日間を有効利用しなくてはならなくなった。別に家で大人しくしていてもよいのだが、せっかくだからと久しぶりに、マイカーで能登半島めぐりをすることにした。
「しまかぜ」の中止が決まったのは、出発のちょうど一週間前だった。急遽トシ爺が見つけてきたのが、のとじ荘の宿泊プランだった。
見附島(軍艦島)が目の前で、もちろんフロントオーシャンビュー。客室温泉露天風呂付きで、二食付き。
これが何と、ひとり15500円!
さすが国民宿舎ならではの価格だ。
…と思ったが、既に今は国民宿舎でなく某会社の経営に変わっており、それを宿泊時に初めて知った。
PR
-
のとじ荘に到着したのは、17時頃だった。
30年ほど前に来た時には(泊ってはいない)横縞模様の外観だったが、きれいに塗装し直されていた。珠洲温泉 のとじ荘 宿・ホテル
-
エントランスもきれい。
-
中に入ると、正面に海が見えた。
おっと、これでは暗すぎてわからないね。 -
ロビーはこんな感じ。
-
見附島もちゃんと見えるよ。
-
2階の館内図。
-
2階の特別室に泊った。
わ~い!
大好きな、明るい角部屋だ♪ -
広縁の横に洗面所。
-
洗面所から、露天風呂が見えた。
-
アメニティは歯ブラシ、ヘアブラシ、カミソリ、ヘアゴムとコットン。
-
洗面所の奥には、シャワーブース。
-
ここで体を洗ってから、露天風呂に行くような動線になっていた。
この大きな鏡は、こっぱずかしい。(^^;) -
さてさて、お楽しみの温泉露天風呂でございます。
-
自分でお湯をはる。
温泉だけだと、かなり温度が低い。
35度くらいかな?
高温のお湯を足して温度を上げる。
その分温泉は薄まるが、それでもお肌すべすべ。
出た後も、身体がホカホカしていた。 -
広縁の外は、ベランダになっていた。
-
見附島が近い!
波打ち際もすぐそこに。
ザーーーザーーーと、優しい波音が聞こえる。 -
わ~、なんて豪華な眺めだろう!
幸せを感じるわ♪ -
お湯は自分で沸かす。
冷水も用意されていた。
飲み物は日本茶のティーバッグのみ。 -
公式ホームページから予約を入れたので、能登のお水がサービスとしてついてきた。
-
リモコンにはカバーがかけられており、毎日取り替えられるそうだ。
このサービスは、コロナが終わってからも続いてほしいな。 -
全自動のトイレは、初めて使った。
トイレに入ると、勝手にトイレの蓋が開く。
びっくりよ。(◎o◎)
今にも「いらっしゃいませ」とか「どうぞお座りください」とか、しゃべり出すのではないかと思ったわ。
(*´艸`)
以前泊った某ホテルでも、スペアのペーパーは包み紙のまま取り付けられていた。
使いかけのペーパーは、最後まで使ってねのサインだね。
これってエコでいいと思う。 -
カードキー(右上)は2枚もらえる。
温泉宿は、人数分のキーが必須だよね。
夕食の時間と朝食の時間は、チェックイン時に決める。 -
夕食までに30分ほど時間があったので、見附島を見に行くことにした。
外に出ると、目の前は水田。
海側の部屋でなければ、水田ビューとなる。
海は見えなくとも、奥能登丘陵に沈む夕日が見られる。 -
「じゃ~ん、見附島よ。のとじ荘から、歩いて1分」
-
別名は軍艦島。
-
おお~、軍艦がこっちに向かって来る。
見附島の存在を知らなくて、この島を初めて見た時は驚きだったなぁ。
なんだ~~、これ!!
って、すごく感動した。
旅行って予め知っている物を、自分の目で確認するために行くことも勿論面白い。
でも突然に素晴らしいものに出会うことに比べると、確認旅行はやや感動に劣る。 -
見附島に夕暮れが迫って来た。
-
島には鳥が住んでいる様で、鳥たちのご帰還の時刻となっていた。
あそこなら、天敵も少なかろう。 -
浜から見た、のとじ荘。
一番手前の建物の2階が、大浴場になっている。
その向こうのスピーカーのある部屋が、私たちが泊まっている特別室。
電気がついているのがロビーだね。 -
19時半になったので、レストラン漁火に行った。
わぁ~、こんなにたくさん食べきれるかな?
生ビールと梅酎ハイを、別料金でたのむ。 -
席に着いた時に、既に並べられていたもの。
まず最初に、ノンアルコールの梅酒をいただく。
この梅酒で、胃袋がじわじわと活動を開始する。
左上の蓮根の下には、だいずるの酢の物があった。
だいずるって何かと思ったら、アカモクの事らしい。 -
タコの柔らか煮は、タコつぼの中に入っていた。
(*´艸`) -
お刺身は、ヒラマサとタイとヒラメに甘エビ。
お刺身大好物のトシ爺は、ウハウハだった。
あまりに美味しそうに食べるので、私のヒラマサをプレゼントした。 -
きれいでかわいい器に入った茶碗蒸し。
-
珠洲産鯛カマの煮つけ。
じっくり煮込んであって、美味しいこと! -
見事に均等にサシが入った能登牛。
ご飯は能登の棚田で収穫したお米を、能登沖の海洋深層水で炊き上げてある。
う~~、ぜいたく! -
「このきれいなサシは、もう芸術品ね」
-
デザートは水物と書かれてあったので、果物だけかと思ったら、チョコレートケーキまでついてきた。
もう、幸せ♪
給仕のスタッフさんも地元の話をして、旅気分を盛り上げてくれた。
馬場料理長、厨房の皆さん、美味しかったです。 -
客室に戻ると、ライトアップされた見附島が見えた。
遠くに、イカ釣り漁船の灯りも見えた。 -
波の音だけが聞こえる、静かな夜。
-
さっそく露天風呂に温泉をはる。
温泉に浸かると、見附島を見ることが出来ないのが残念だった。
すぐ近くに聞こえる、さざ波の音に合わせて呼吸する。
何時間も車に揺られて疲れた身体が、徐々にリラックスしていくのが分かった。 -
翌朝。
前日は上手いこと雨の予報が外れてくれたが、この日は予報通りの雨。
晴れ女も木から落ちる‥の図。 (ToT) -
黎明時の見附島。
雨がしとしと降っていた。 -
せっかくなので、露店風呂に入る。
雨は降っているが、半分は屋根があるので問題なし。 -
立ち上がると、見附島が見える。
浸かると見えない。
↑
しつこい! -
雨はだんだんと、本降りになってきた。
-
「も~、雨ですかぁ~」
-
「おまけに風も強くて、自慢のサラサラヘアが乱れる!」
-
「でも大丈夫。アメニティのヘアゴムでしっかりキープしますよん。レギンスの青とヘアゴムの青がお揃いでいいでしょ?」
-
雨降りなので、浜辺を歩く人もいない。
ここは静かだわ。 -
再度お風呂に入る。
風が強くなって、雨が露天一杯に吹き込んできた。
壁際に張り付いても、雨にうたれてしまう。
それでも温泉に入りたいので、傘をさして入った。
笑えるけど、面白かった。
何でもアリやわ。
たくましく生きていこう! -
朝食は昨夜と同じ、レストラン漁火で。
-
夕べと同じ、能登の棚田で収穫したお米を、能登沖の海洋深層水で炊き上げたご飯。
手前の椎茸と和えてあるのは、カタハという食材なんだとか。
初めて食べた。
別名ウワバミソウ。ウワバミ・・・蟒蛇?(*´艸`)
中央のサラダに乗ってある青い葉は、これまた初めて食べるアイスプラント。
強いて言えば海ブドウにちょっと似た食感で、かなり美味しかった。
あれ以来スーパーとかでアイスプラントを探すが、いまだにお目にかかったことがない。 -
ロビーにコーヒーが用意されているらしいので、行ってみた。
-
あった、あった。
-
コーヒーは美味しいが、紙コップなのがちょっと残念。
-
大満足でチェックアウトする。
屋根付きの車止めがあるので、慌てずに荷物を積み込めた。 -
雨は土砂降りになった。
能登島水族館に行く予定をしていたが、コロナのせいで閉館中。
それでも能登島に行ってみた。
島への橋は高い所に架かっており、風が強いときは通行止めになる。 -
風もまあまあ強かったので、通行止めになり島に閉じ込められる前に、能登島をそそくさと出る。
能登島大橋 名所・史跡
-
能登島大橋の上から、見附島っぽい地形の屏風岬が見えた。
-
「空気はジトジトだけど、きれいな景色ね」
-
「羽咋にあるコスモアイルに行きたかったのに、トシ爺が『しょうもない』と一蹴。車中でプチ夫婦ケンカが勃発したの」
結局この日は大雨ってこともあって、何一つ観光しなかった。
雨中のドライブのみ。
でもこうして出かけるだけでも、今は贅沢な事。
ドライブだけだと、感染のリスクもぐんと下がるしね。 -
そして、美味しいものに出会えたよ。
尼御前SAのレストランに入ったら、「ハントンライス」なるものがあった。
きけば、パプリカライスを卵で包み、カジキマグロのフライを乗せたものらしい。
珍しいので注文したら、これがとても美味しかった。尼御前サービスエリア (上り) 道の駅
-
爺は牛スジの土手どんぶりを食べていた。
ちょっと分けでもらったら、これまた抜群に美味しかった。
広島のSAの焼きそばも美味しかったし、最近のSAの食事は侮れないわ。 -
見た目もかわいいハントンライス。
スープも濃厚で美味しかった。
カロリーは高そうだけど。
奥能登はちょいと遠かったな。
この次の日は倦怠感があった。
国内旅行で疲れててどうする!?
コロナが収束したら、また海外に出かけなくてはいけないのに。
それまで体力が落ちないように、気をつけなくっちゃ!
利用規約に違反している投稿は、報告する事ができます。
この旅行記へのコメント (2)
-
- ムロろ~んさん 2021/07/16 23:17:23
- 良いなぁ~(´艸`*)
- こんばんは、ムロろ~んです。
奥能登へ行かれた旅行記を拝見しました。
って、部屋に露天風呂、温泉引いてあるんですか!いいなぁ。
次行く旅行ですが、東京の秘境?青ヶ島へ行く予定ですが、こんな感じの宿なんてないですよ(◎_◎;)。
KIXなんて走れる?っていうくらい道幅が狭い所が多いらしい?
トシ爺さん、新車でスリル味わえるかも(´艸`*)。
料理も郷土のものがラインナップで!
そうじゃなくっちゃ(^_-)-☆って思います。
タコの柔らか煮なんて、おしゃれな器だなぁって思いました。
ムロろ~ん(-人-)
- ホーミンさん からの返信 2021/07/17 14:26:42
- RE: 良いなぁ?(´艸`*)
- ムロさん
こんにちは。(o^v^o)
のとじ荘の旅行記を読んでくださってありがとうございます。投票と掲示板への書き込みもありがとうございます。
梅雨が明けました。暑いけどカラっとしてgood。
青ヶ島?
きいたことないなぁ。
文字通り「島」なのかな?
気になって、グーグルマップで調べてみました。
八丈島のさらに南?
こりゃぁ島流し的秘境だわ。
でも東京都。(*´艸`)
父島や母島は、さらに南なんですね。
トンネル狭そう。
住民さんんは日本語を話してそうだけれど、方言はどうなのかな?
お魚は美味しそうだな。
牧場があるから、美味しいミルクが飲めそう。
火口があるから温泉はあるのかな?
完全未知の島なので、詳しいレポをお待ち申し上げております。
それにしても、そもそもどんなきっかけがあって青ヶ島に行かれるのやら。
???
(。ヘ°)?? (。ヘ°)?がいっぱいです。(*´艸`)
コメントを投稿する前に
十分に確認の上、ご投稿ください。 コメントの内容は攻撃的ではなく、相手の気持ちに寄り添ったものになっていますか?
サイト共通ガイドライン(利用上のお願い)報道機関・マスメディアの方へ 画像提供などに関するお問い合わせは、専用のお問い合わせフォームからお願いいたします。
この旅行で行ったホテル
この旅行で行ったスポット
珠洲(石川) の旅行記
旅の計画・記録
マイルに交換できるフォートラベルポイントが貯まる
フォートラベルポイントって?
旅行記グループ 2021 能登半島の旅
2
65