2021/03/26 - 2021/03/29
37161位(同エリア45688件中)
OTSさん
都心から近く、1泊や2泊でのフリー周遊券が発売されている箱根。その箱根に、異例の3泊旅行を企画しました。箱根は初めてなので見るべきところは見たいし、感染予防の観点からも混雑は避けたいし、のんびりもしたいし、という意図で計画し、3泊、うち2泊は芦ノ湖畔、レイクビューのお部屋に連泊、ということで落ち着きました。
なお、当方いわゆるアラカン、60代周辺なので、やや懐古趣味であることをお断りしておきます。
初日のテーマは、ミズバショウと名画、仙石原地区。
皮切りの訪問地は仙石原の湿生花園です。都心より5度寒い箱根、まだ寒い箱根でのあえての植物園スタートは、咲き誇るミズバショウが目当てです。
湿性花園は、冬は閉園していて、3月20日開園です。そしてその開園の目玉が、一面のミズバショウ、公称二万株なのです。しかも、水温を調節して、開園に合わせて開花をするようにしているという芸の細かさ、これはぜひ拝見させていただきましょう、ということになりました。また、コロナ禍で閉塞感のある日々を打破するためのツアーとして、ちまちま建物やお店を巡るよりも、広々とした植物園で一気に気分をリセットしたい、という意図です。
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往路は小田急バスで、新宿のバスタから、仙石原案内所まで。
理由1、遠くの仙石原にダイレクトに行って、それから戻ってくる形式にした。一筆書き作戦である。
理由2.ロマンスカーより安い。3泊だと乗り放題券がないので、費用は一応気になるところであります。
理由3.同じ時間に新宿を出ても、早く、湿性花園に到達できる。開園前に着くのは、快感です。実際には、バスが遅れて、そうはなりませんでしたが、まだ数人しか入っていない園に入ることができました。バスタ新宿 乗り物
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小田急バスは、事前にネットで予約をして、新宿バスタから、スマホで券を見せて乗ります。
御殿場近くなると、富士山がところどころで見える様になり、旅行気分が盛り上がります。 -
仙石原の案内所では、箱根の観光地の割引券を入手。箱根は大観光地で、それなりに入園料、入館料が値が張るので、100円でも200円でも割引は嬉しいものです。
仙石原温泉 温泉
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仙石原のバス停から、少し歩きます。車道沿いに行けばすぐですが、できれば川沿いの道で。なお、今回、箱根は「川が多い」と思いました。山が近いんですね。
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湿生花園前の駐車場周囲には感じのいいレストランやお土産物屋さんがありますが、コロナのため、閑散としています。 駐車場から園の入り口は少しわかりにくい。
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人が少なく、コブシの花が満開なのがもったいないくらい。
箱根湿生花園 公園・植物園
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かつては自然の花々にあふれていた箱根仙石原、往時の面影を再現したのが湿性花園。
ポーラ美術館との2箇所で500円割引の券を購入。 -
入り口には、開放的な屋根のある、休憩所、売店、トイレ、自販機などあります。苗や鉢植えも売る様子。車で来れば買えますね。四季の花のビデオも流れています。ここでトイレに行ったり、荷物をコインロッカーに入れたり。
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木の名前は全部ラベルがついてます。同伴者は、買い換えたばかりのスマホでGoogleレンズを試してます。
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そこここに、つぼみが膨らんでいます。
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花の絵のついた名札。まだまだ花は咲きません。
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見上げても新芽
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ミズバショウ! 開演と開花を合わせるために、水温の調節までしているとのことでしたが、どちらかというと盛りを少し過ぎたかな、という感じです。
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小道を曲がるごとに、新たな。生命力に溢れた水辺の光景が現れます。
ここでは水辺の陸に生えてますが、水中に生えているところもあります。 -
ちょっと盛りを過ぎて、葉っぱが大きくなっているのもあります。
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ベンチに寝転がって(お行儀悪くて済みません)空を眺める。一見茶色の枝でも、よく見るとあちこちに、芽が出たり、膨らんだりしています。
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火山の外輪山に囲まれてます。
広大な敷地に、池・遊歩道があり、曲がるたびに素敵な景色です。
水の中にも、水生植物の新緑が育っています。 -
桜のピンクは、カメラだと白くなってしまいますね。
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水ぬるむ というのはまさにこんな感じ。
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続く水辺風景。600円の入園料は超お得です。あちこちにベンチもあります。
この池の水の赤は鉄分の赤。 -
ミズバショウは、株分け、あるいはタネで増やしているそうです。
ミズバショウの花の後は、柔らかくてふっくらとした葉に覆い尽くされます。どこかで見たと思ったら、ロメインレタスにそっくりです。美味しそう。 -
ミズバショウのホントの花はこのプツプツ。白いのはガクで、仏焔包ともいうそうです。
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今年伸びた枝は、鮮やかな紅。枝にも季節感を感じます。
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春ですねえ。
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常緑樹でも、新しい葉は輝いています。
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一巡して戻ってきた事務所の近くには、企画展もあります。こじんまりとしたスペースに、菊人形展のように、花々が植えられてます。
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珍しい花も多く、移植には高い技術が要りそうです。
なお、この出口の近くには、売店もあり、また、苗なども販売しています。車できたらいっぱい買ってしまいそうです。 -
気温に比し湿度が高いことから、湿生植物にあふれていた箱根仙石原。往時の面影を再現し、さらに、日本中の湿性植物のうちのかなりを集めてしまっている様です。
休憩所には年間の植物を撮影したビデオも、無料で放映されていました。 -
ここの自動販売機はとても説明が丁寧でした。外国人も間違えなく買えるでしょう。
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外国人にわかりやすいですね。
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コカ・コーラ社がすごいのか、箱根町がすごいのか? ともかくいかに外国人観光客が多いか、ですね。
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