季節はもう夏！！の宮古島へ二年ぶりに行って来ました♪part3

2021/04/02 - 2021/04/10

妹の引っ越しの手伝いに行った二年前の春。
その時は、宮古島市内のシェアハウスからアパートへの引っ越しでした。
今回はそのアパートを退居して神奈川県へと引っ越すので、
もう宮古島へ行く機会自体無くなるかも・・・と思い、
緊急事態宣言明けの３月末に急いで飛行機のチケットを予約して、
宮古島で夏を先取りして来ました♪

４日目：保良漁港近くのビーチ（ドライブ＆朝日を眺める）
　　　　⇒ｃａｆｅ　ｎｕｉｓ（朝食）
　　　　⇒宮古島平良周辺を歩いて観光

５日目：大神島観光⇒島尻購買店⇒池間島観光
　　　　⇒まずがーと食堂（夕食）

エリア 宮古島(沖縄)

• 旅行の満足度: 4.0
• 観光: 4.0
• グルメ: 3.5
• ショッピング: 3.5
• 交通: 3.5

• 同行者: 家族旅行
• 一人あたり費用: 3万円 - 5万円
• 交通手段: 船 私鉄 自家用車 徒歩 ジェットスター
• 旅行の手配内容: 個別手配

【４日目】４月５日（月）
お互いに早朝に目が覚めて
と、いうか…妹のアパートが静か過ぎるせいか（？）
宮古島へ来てからの私は眠りが浅く直ぐに目が覚めてしまい、
毎晩布団に横になりながらスマホを弄っているパターン。
（普段自宅では、ほぼ朝までぐっすりお休みタイプＺｚｚ）
妹は…というと、隣の私のいびきと歯ぎしりがうるさい！！
（怒）ので、少ししか眠れなかったと大ブーイング。
「一緒にいた元夫や元彼に今まで指摘された事は無いのか！？」
とまで言われてしまい「いや、アナタだってねぇ…」と、
喉まで出かかったところを、喧嘩になるので飲み込みました。
すみませんねぇ…(-"-)

そんな中、保良方面へ朝日を見に行こう！！という事になり、
昨夜のお詫びも兼ねてコーヒーをおごり、飲みながらドライブ。
車から空を眺めると雲が厚く、ちょっと微妙な感じ。

目指す先は保良漁港先のビーチですが、
途中で車を停めて空を眺めます。

遠くに“平安名崎灯台”が見えます。
これで雲が無ければ最高の眺めなのに！！と、
ちょっと残念。でも海の色が青くて、本当に綺麗。

東平安名崎／平安名崎灯台 自然・景勝地

目指すビーチに到着！！
やはり、ちゃんと朝日を拝む事は出来ないようですが、
雲間から差し込む朝日も綺麗です。

保良漁港の浜 ビーチ

これは、いわゆる“天使の梯子”という状態かな？
見た人は幸せになれるそうです♪
朝から喧嘩も回避出来たし、もう良い事があったかも（笑）

保良漁港の浜 ビーチ

沖縄のビーチらしく、白い砂浜には珊瑚や貝があったのですが・・・

保良漁港の浜 ビーチ

それ以上に目に付くのは漂着ゴミ・・・
このペットボトルは台湾からかなぁ？

保良漁港の浜 ビーチ

振り返ると、ビーチに沿って点々と漂着ゴミが・・・
地元の方々で定期的にゴミ拾いが行われるそうです。
参加した妹によると、一回の清掃で大量のゴミ袋の山が出来るんだとか。
考えさせられた島の現状でした。

保良漁港の浜 ビーチ

生活ゴミや漁業関連のゴミと思われる物がいっぱい。
自分はポイ捨てなどはしませんが、気を付けようと思いました。

保良漁港の浜 ビーチ

ビーチを奥の方まで歩くと、大きな岩に突き当たります。
人が一人やっと通れる隙間を抜けて、上を見上げると
南国の植物がいっぱい。

保良漁港の浜 ビーチ

こんな岩の隙間を抜けて、プチ探検気分。
妹曰く「ちょっと斎場御嶽っぽくない？」とのこと。
スケールが全然違うけれど、これはこれで素敵な場所でした。

保良漁港の浜 ビーチ

ビーチにはこんな岩がゴロゴロしていました。

保良漁港の浜 ビーチ

だいぶ日が昇ってきたところで、車へと戻ります。

保良漁港の浜 ビーチ

妹が朝ごはんを食べようと連れて来てくれた
“ｃａｆｅ　ｎｕｉｓ”（カフェ　ニュイス）
朝７：３０～モーニングが食べられます。

このボリュームで一人５５０円でした。
目玉焼きの塩加減が絶妙で美味しかったです。
落ち着いた静かなカフェで、窓からは畑が見えて、
コーヒーを飲みながら、あと一時間くらい余裕で
ボーっと出来そうでした☆

アパートに戻ると、妹は美容室の予約をしており車で外出。
私は特にする事も無いので、お昼ご飯を食べた後、
アパート周辺の史跡や名所などを歩いて見て回ることにしました。
最初に訪れたのは“旧仲宗根家庭園”
フェンスで囲まれているし、ただの空き地（スミマセン…）
かと思っていました。
生垣（防風林かも？）がとても立派でした。

次は“仲屋マブナリ御嶽”です。

この民家と民家の間の細～い道の奥に祠があるようでした。

朝は曇り空だったのに、昼間はだいぶ青空が広がって来ました。
ただ気温はそんなに上がっていないのか、歩いていて
うっすらと汗をかくような陽気です。

祥雲寺の石垣 名所・史跡

二年前にも訪れた“宮古神社”
日本最南端にある神社だそうです。

宮古神社 寺・神社・教会

おみくじは“小吉”でした。
「万事控え目に」
「先ず自分が一歩退いて反省する事」
だそうです。

宮古神社 寺・神社・教会

二年前には気が付かなかった石碑がありました。
石碑の隣にある説明を読むと、
宮古島の方言の研究をされていたニコライ・ネフスキー
という方だそうです。
随分と若くして亡くなったんだなぁ～と思ったら、
スターリンの粛清によって亡くなったんだとか…（恐）

ニコライ ネフスキーの顕彰碑 名所・史跡

石畳の道を下って行きます。
前回も思ったのですが、雑草を抜いたらかなり綺麗になるのでは？と。
素敵な道なので、ちょっともったいない気分・・・

漲水石畳道 名所・史跡

民家の前で気持ち良さそうに昼寝していた茶白猫(ΦωΦ)

漲水石畳道 名所・史跡

初日にも訪れた“漲水御嶽”
今日は石垣の上にお昼寝中の猫はいませんでした～残念。

漲水御嶽 寺・神社・教会

漲水御嶽の敷地内に見事なガジュマルの樹がありました。

漲水御嶽 寺・神社・教会

また別の茶白猫に遭遇～(ΦωΦ)
どこかの会社の倉庫だと思うのですが、
何とものんびりとした雰囲気。

“豊見親墓”（とぅゆみゃばか）
１５世紀末～１６世紀初頭にかけて君臨した宮古島の支配者、
仲宗根豊見親（なかそねとぅゆみゃ）が父である
真誉の子（まゆぬふふぁ）豊見親の霊を弔う為、
築造されたそうです。
声に出すと舌を噛みそうです…(^^;)

仲宗根豊見親の墓 名所・史跡

お墓の近くには湧水がありました。
道路沿いなのに、不思議と静かな場所でした。

仲宗根豊見親の墓 名所・史跡

こちらも御嶽だったのかしら…？
静かな場所でした。

“知利真良豊見親の墓”（ちりまらとぅゆみゃのはか）
先ほどの仲宗根豊見親の三男のお墓だそうです。
だからお父さんのお墓より若干小さ目なのかな？

知利真良豊見親の墓 名所・史跡

“恩河里之子親雲上の墓碑”
ちょっとした坂を上った先に墓碑がありました。

“ぶばかり石”（人頭税石）
「島の人はこの石より身長が高くなったら人頭税を課せられた」
との古くからの言い伝えがあるそうですが、人頭税とは関係なく、
石柱信仰の名残らしいです。

人頭税石 名所・史跡

歩いている途中、民家の庭にブーゲンビリアが咲いていました。
キレイだなぁ～

“湧川マサリヤ御嶽”（ばくがぁまさりやうたき）
宮古の龍宮伝説を伝える貴重な御嶽だそうですが、
コンクリートに囲まれて、ちょっと味気ない感じがしました。
伝説の内容は童話でおなじみの浦島太郎のお話とよく似ています。

アパート周辺の史跡をだいたい見て回ったので、
帰ることにします。（喉も乾いたのでw）
道の脇に咲いていたハイビスカス。

街路樹が南国情緒に溢れていて、
歩いているだけでも楽しいです。

歩道の真ん中にポツンと猫が一匹。
南の島の時間の流れと、猫の生活ペースはとても合いそう。

今夜の夕食も自炊。
青パパイヤでソムタムっぽいサラダを作ったら、
うっかり手を負傷・・・(T_T)
でも美味しく出来ました♪

【５日目】４月６日（火）
今日は“大神島”へ行くことにしました。
島尻漁港から８：３０発の船に乗ります。
平日の始発ということもあり、私たちを含めて３組ほどの
お客しか乗っていませんでした。
大神島へは前回も行きたいと思っていたのですが、
行けなかったので今回初めて訪れます。

約１５分程で“大神漁港”に到着！！
桟橋の先には大神島のセコム犬こと“ユリちゃん”が
観光客の皆さんをお出迎え♪

大神島 自然・景勝地

一仕事終えた感のある、ユリちゃん。
顔立ちから想像すると、柴犬と何とかテリアと付く
洋犬との雑種なのかなぁ？

大神島 自然・景勝地

漁港のすぐ近くにあった“拝所”
島の人たちはここで旅の安全や船の安全を祈るそうです。
竜宮の神様をお迎えする場所でもあるそう。
昨日訪れた湧川マサリヤ御嶽も似たような感じだったな。

大神島 自然・景勝地

漁港から歩いて直ぐの所にあった“大神小中学校跡地”
２０１１年に廃校になったそうです。
現在は更地になっていて、校舎はありませんでした。
きっと今は小中学校に通う年齢のお子さん達は島には
居ないって事なんだろうなぁ・・・

大神島 自然・景勝地

大神小中学校跡地を通り過ぎて、
“とぅんばら”（遠見台）を歩いて目指します。
振り返ると、遠くに宮古島が見えます。
緩やかな坂をひたすら上って行きます。

大神島 自然・景勝地

大神島の集落らしき場所へとやって来ました。
時々島民の方を見かけるものの、廃屋も点々とあり、
日当たりの良い開けた空き地では野良猫がお昼寝中Ｚｚｚ
もしや、島民より猫の方が多いのでは！？

大神島 自然・景勝地

１９８０年に海底送水が開始され、設置された貯水タンク。
４０年かぁ…長年の風雨に耐えた感があります。

大神島 自然・景勝地

【かんまなかたや　にんぎんなあたたや】
「人間は喧嘩をしても、その日や翌日には仲直り出来るが、
神様は気付き反省するまではじっくり見ていて、後から罰を与える」
大神島の諺だそうです。ウン、悪い事は出来ませんね。
さすが神様が住まう島！！

大神島 自然・景勝地

道の脇には島バナナが植えられていました。
何本か植えられていたので、どなたかの畑みたいです。

大神島 自然・景勝地

ここからは階段が続く、遠見台への入り口となります。
昼間でも薄暗い森の中へと足を踏み入れます。

大神島 遠見台 名所・史跡

もうすぐ頂上。
振り返ると、遠くに池間大橋付近と思われる場所が見えました。

大神島 遠見台 名所・史跡

３０分くらいかけて頂上に到着！！
大神漁港と対岸の宮古島が見えます。
結構な高さまで上って来たんだな～と実感。

大神島 遠見台 名所・史跡

池間島方面の海の色がとても綺麗です。

大神島 遠見台 名所・史跡

遠見台から下って来て、時刻は１０時ちょっと前。
遅めの朝食、早めの昼食といった感じで、島唯一の食堂
“おぷゆう食堂”へ休憩がてら入ることにしました。

おぷゆう食堂 グルメ・レストラン

注文した料理が出てくるまで、
何気なく近くに置いてあった新聞に目を通します。
この時点でまだ犯人は捕まってはいませんでした。
狭い島の何処に逃げ隠れ出来る場所があるのかと、
不思議に思ってしまいます・・・

おぷゆう食堂 グルメ・レストラン

名物の“カーキたこ丼”（１，０００円）
ご飯の上に炒めた蛸と玉葱がのっている料理です。
蛸より玉葱の方が多いのは否めませんが、ご飯がすすむ
味付けで美味しかったです。

おぷゆう食堂 グルメ・レストラン

次の島尻漁港行きの船は２時間後ということもあり、
食後は島の西側を歩きます。

大神島 自然・景勝地

“ぱまさす”と呼ばれる浜と思われる場所。
昔は船着き場だったそう。
白い砂浜と青い海が広がります。

大神島 自然・景勝地

砂浜は弧を描いていて、打ち寄せる波は静かで、
私たち以外の観光客はいませんでした。
そういえば、同じ船に乗っていた方々は遠見台で見かけたきり。
１０時台の船で帰ってしまったのかな？

大神島 自然・景勝地

道の先に“のっち”と呼ばれる奇岩群が見えて来ました。

大神島の奇岩ノッチ 自然・景勝地

のっちはマッシュルームみたいな形。

大神島の奇岩ノッチ 自然・景勝地

私は立ち止まって写真や動画を撮っていたりするので、
あっという間に妹に置いて行かれます。

大神島の奇岩ノッチ 自然・景勝地

二つ並んでいるのっち。
しかし、本当に海の色が綺麗だなぁ！

大神島の奇岩ノッチ 自然・景勝地

山側の方にはマングローブの小さな木が生えていました。

大神島の奇岩ノッチ 自然・景勝地

と、ここで行き止まりです。
大神漁港から島の西側の道を通り、島の先端の北側まで到着しました！！
途中の景色も良く平坦な道だったので、難なく歩くことが出来ました♪

大神島の奇岩ノッチ 自然・景勝地

尖った奇岩群。
奇岩の奥には、小さく池間大橋と池間島が見えます。
ここでは小さな蟹を見ることが出来ました。
そしてまた歩いて大神漁港方面へと戻ります。
帰り道では行きでは見かけなかった観光客の人たちとすれ違いました。

大神島の奇岩ノッチ 自然・景勝地

まだまだ時間に余裕があるので、
大神漁港を通り過ぎ、歩いて行くと“長間ぷー”と呼ばれる
拝所がありました。水の神様がいらっしゃるそうです。

大神島 自然・景勝地

拝所を通り過ぎた先には“大神島多目的広場”がありました。
ここでトイレ休憩＆座って水分補給。

大神島 自然・景勝地

午前中に行った遠見台からも見えた岩々。
昨日行った保良漁港近くのビーチに雰囲気が似ています。

大神島 自然・景勝地

ここでも青いお魚さんを発見！！

大神島 自然・景勝地

岩の上には蘇鉄がいっぱい。

大神島 自然・景勝地

砂浜はありませんが、階段を下りて波打ち際まで行けます。
妹が前回大神島へ来た際には、ここでチビッ子たちが
泳いで遊んでいたそうです。長閑だなぁ～

大神島 自然・景勝地

１３：００の船に乗るため大神漁港へ戻って来ました。
ここで鳥の鳴き声がするのでシャッターを切ると、
確認した妹曰く“ヤツガシラ”だよ！！との事。
小さいですが中央手前と奥に二羽写っています。つがいかなぁ？
そういえば、初日にもドライブ中にシロハラクイナを見かけたし、
（写真は撮れず…）ちょっとラッキーな私でした(*^^)v

大神島 自然・景勝地

大神島から対岸の宮古島へ戻って来た私たち。
島尻漁港から車で５分程の場所にある“島尻購買店”という
集落内の小さな商店へ寄りました。
実は行きにも立ち寄っていて、店員さんから大神島の地図
を貰っていたのでした。
店内にはイートインスペースや、ここでしか買えないお土産品
もあって、大神島観光とセットでオススメしたいです。

天気も良いので、このまま池間島方面へドライブ。
池間大橋手前（宮古島側）から眺める大神島。
海の色がホッッんとーにキレイ。て、いうかキレイ過ぎッッ！！
宮古ブルーを体感したら、他の沖縄の海を見て感動出来るの
だろうかと心配になる程です・・・笑

池間大橋 名所・史跡

こちらは池間大橋（池間島側）のたもとにあるビーチ。
前回宮古島を訪れた際にも来ましたが、こちらもイイ感じです。
貝を熱心に拾っている小学生くらいの兄弟に話しかけたら、
宝貝を一つ貰いました。嬉しいなぁ～♪

池間大橋 名所・史跡

今日の〆は宮古島にある“まずがーと食堂”へ。
食堂とありますが居酒屋で１６時～“せんべろ”を
やっていて、妹が以前から気になっていたお店なんだそう。

オリオンビール生でカンパーイ！！

ドリンク２杯とおつまみ４品（写真）が付いていました。
まだ明るい内からお酒を飲むのはちょっと罪悪感がありますが、
美味しかったな～(*´з`)
明日は宮古島滞在最終日です。

この旅行記でちょうど１００冊目～＼(^o^)／
そんなに書いていたのかとちょっと驚きです。

季節はもう夏！！の宮古島へ二年ぶりに行って来ました♪part4
【おまけの沖縄本島編1】に続きます。
https://4travel.jp/travelogue/11694637