コロナ惨禍のエクシブ琵琶湖

2021/01/04 - 2021/01/05

コロナ第３派が襲ってきた2021年の正月明け、恒例だったので1月4日（月）から孫連れ2家族でエクシブ琵琶湖に行ってきました。孫はもう5歳になり（2021年5月現在）保育園の年長さんです。イヤイヤ期が終わり少しお利口さんになってきました。

久しぶりのエクシブでしたがコロナ禍の中でも家族の結束ができるエクシブは素晴らしいと感じました。写真はエクシブ琵琶湖のラウンジ「ドルチェ」です。私が一番好きな場所で、全エクシブ最高のラウンジだと思います。

5月の連休だと言うのに3度目の緊急事態宣言が出され「ステイホーム」が呼びかけられています。もう嫌になっちゃいますね。でも、旅好きな私は旅をしないと生きていけません。まるでマグロが大海原を泳ぎ続けなければ死んでしまうのと同じです。（笑い）

コロナ惨禍のため、長い間、フォートラベルもエクシブも遠ざかっていましたが、実はこの1年間、結構旅をしました。Travelling with coronavirusです。その私の旅履歴を今回のエクシブ琵琶湖ストーリーにのせてお話しします。お付き合いください。

エリア 米原(滋賀)

正月明けの1月4日（月）孫連れ娘家族と我々ジジババ、総勢5名を私の愛車：ワゴン車（大衆車トヨタのボクシー）に乗せエクシブ琵琶湖に向かいます。途中、養老サービスエリア（SA）でトイレ休憩しましたが、コロナ感染を恐れて、本当にトイレだけ。つまらないですね。遊び気分がそがれます。その代わりSAも高速道路もガラガラです。

今日はお昼前にエクシブに到着です。エクシブ琵琶湖の入口のドアを開けると、そこは、まるで「ヨーロッパの世界」です。頭上に大きなシャンデリアが輝き見事な天井壁画まであります。

はじめて私がエクシブ琵琶湖に来た時、このドーム天井に描かれた天井壁画に感動しましたね。これは凄い！とんでもなく高級な会員制リゾートクラブに来たんだな。そんな感動でした。その豪華なエントランスの両側にフロントがあり、オーナーは右側で座ってチェックインします。

最初はオーナーでなかったので(サンメンバーズ会員)一般のレセプションで立ってのチェックインでした。その時、感じたくやしさ！何だ、あっちは座って、ドリンク飲みながらチェックイン（写真）しているではないか？人間、差別されるとカチンときますね。

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エクシブ琵琶湖

この差別は豪華なラウンジ（写真）ではっきりしますね。オーナーは（魔法のオーナーカードを見せると）アルコールを除いてフリードリンクです。私は何度もラウンジを利用しますので、これはもうオーナーになるしかないか…。このようにして世のおじさま、奥様達はエクシブの術中にはまっていくのです。注：現在ラウンジのサービスに変更あり

私はエクシブ琵琶湖のラウンジが好きでお昼の12時にはチェックインしました。今日は正月3が日明けの月曜日なのでラウンジはすいているだろう。ラウンジで軽くサンドイッチでも食べて優雅なランチにしよう。

そう思ってラウンジに入ってみるやほぼ満席、しかもファミリーが多く人口密度が高い！これでは濃厚接触になりかねない。コロナ感染爆発してるのでヤバい！と思いラウンジには入らずレストラン「コモ」に行きました。

混んでいるのはラウンジだけで館内の他の場所は至って静かです。真っ白な天井とピカピカに磨かれた廊下を通ってレストランに向かいます。

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エクシブ琵琶湖

レストラン「コモ」のレセプションに飾ってある絵画（写真）が美しい。エクシブ琵琶湖の至る所に本物の絵が掲げられており、さながら画廊の雰囲気がします。

ここはイタリアのコモ湖クルーザークラブをイメージした南欧料理レストランです。カジュアルなパスタ料理から、フルコースまであり、琵琶湖を眺めながら、南ヨーロッパの香りが楽しめます。優雅な気持ちになれ、goodですね。

ランチ営業中とあったので飛び入りで入ったのですが、お客はごくわずかで実に静かな店内でした。これはいい！コロナ感染ゼロ。妻とソファー席に座りますゆっくりランチタイムにします。娘ファミリーは彦根城見学に出かけています。

軽くパスタのランチコースを注文しました。まずは新鮮サラダでお口をさわやかにして…メインは私がミートソース、妻はカルボナーラを注文して、小皿に取り分けて2種類のパスタを味わいました。

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エクシブ琵琶湖

さて、昨年の旅行ですが…。2020年1月に2週間のクアラルンプール旅行から帰ってきて以来、海外旅行はゼロになってしまいました。第1回目の緊急事態宣言をはさんで2月から5月まで自宅に籠りました。コロナの実態が分からず本当に恐怖を感じたからです。

でも、その恐怖以上に「旅に出たい、高級ホテルに行きたい」という思いが強くなり、緊急事態宣言が解除され、各ホテルが営業を再開した直後に（恐る恐る）泊まってきました。
◎ヒルトン名古屋宿泊旅行記（2020年6月22～23日）
https://4travel.jp/travelogue/11630375

6月10日名古屋マリオット、6月22日ヒルトン名古屋、7月1日ヒルトン名古屋、です。ここで私は思いました。「ホテルの感染対策は徹底しているな～、これなら濃厚接触さえしなければ感染しないだろう」と。
◎名古屋マリオット宿泊旅行記（2020年6月10～11日）
https://4travel.jp/travelogue/11628711

ちょっと大胆になった私は長期の1人旅に出ました。愛車のワゴン車に自転車、登山靴、リュックサックを詰め込み…。向かった先は長野県・白馬村です。お泊りのホテルは「コートヤードバイマリオット白馬」ここに7月6日から10連泊しました。
◎コートヤードバイマリオット白馬宿泊旅行記（2020年7月6日～17日）
https://4travel.jp/travelogue/11633493

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エクシブ琵琶湖

驚きましたね。お客は皆無！スタッフの数のほうが断然多い、という異常状態でした。スタッフの皆さん暇そうだったので、おしゃべりしました。
写真：スタンダードの客室

普段は忙しくて会ってもくれないホテル支配人も「舟橋様、滞在はいかがですか？」と何度も声をかけてくれます。レストランマネージャーも「ようこそおいで下さいました」と本心から歓迎してくれます。
写真：部屋のツインベッド

コロナ感染リスクも少なく、これほどスタッフと親しくおしゃべりをし、心豊かなホテル滞在ができたのは人生ではじめてです。この7月の10連泊がもの凄く気に入ったので、9月にも10連泊しました。
写真：部屋の和室

この時、フェイスブックで知り合ったホテル好きの男性（全員マリオットの上級会員）数名がコートヤード白馬に集まり、私の提案でアマゾンの電子書籍キンドル版『翼よ　その先へ！　旅好きシニア4人の痛快旅人生』の共同出版の計画が決まりました。

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エクシブ琵琶湖

その後、私は10月、11月とコートヤード白馬10連泊を重ね、共同出版の第1章「旅から旅へ、最高のシニア人生を目指して」を完成させました。白馬滞在は通算40泊にもなり文字通り白馬リゾートテレワークになりました。
写真：部屋のバスルーム

参考までに、第1回目の緊急事態宣言が解除された直後は格安の白馬スペシャルオッファー（1人宿泊総額約8400円）がありました。私はこの値段で11月まで全て予約しました。勿論、キャンセル可能です。注：土曜日のみ少し高い。
写真：窓から見える琵琶湖

7月上旬のガラガラだったコートヤード白馬にも夏休みに入ると急にお客が戻りはじめ、go to キャンペーンで爆発しました。ホテルは大盛況でレストランは連日満席御礼！支配人もレストランマネージャーもビックリ仰天です。当然ながらホテルは強気の価格設定で宿泊代金のインフレが止まりません。
写真：部屋からの琵琶湖の眺め

この時、私は本当に実感しました。ホテルが最悪期で集客に困っている時、キャンセル可能でドンドン予約を入れておく。危機が去ってお客が戻ればホテル代金は直ぐに値上がります。よって、皆様、第3回目の緊急事態宣言が出された今（2021年5月）が予約のチャンスですよ。
写真：宴会場の前

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参考までに私の愛する名古屋マリオット、現在、1人予約で平日1泊14000円程度です。マリオットのプラチナ以上の会員であれは、この値段で予約してタワーズフィットネスクラブ、ラウンジがフリーとなりコスパ抜群です。
写真：廊下の絵画

ヒルトン名古屋もHPCJ（ヒルトン・プレミアクラブ・ジャパン）で予約すると1人1泊1万円ちょっとです。
写真：廊下の絵画

ヒルトンのダイヤモンドメンバーであればこの値段で泊ってラウンジフリーです。しかも、ヒルトンは1名予約で2名で泊まれますからコスパ最高です。あーあ、ばらしてしまった。（笑い）
◎ヒルトン名古屋宿泊旅行記（2020年10月28日～29日）
https://4travel.jp/travelogue/11656575

上層階の部屋のバルコニーからはガーデンプール（写真）が綺麗に見えます。今日は1月4日。寒い北風が琵琶湖の上を通ってエクシブ琵琶湖に吹き付けてきます。寒い～。

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エクシブ琵琶湖

ホテルの涙ぐましい努力ですね。夜になるとガーデンプール周辺（写真）がライトアップされ美しい夜の庭園に変わります。

寒さをこらえて外に出てみました。幻想的な美しさです。

コロナ感染のためエクシブ琵琶湖ではビュッフェの夕食はやっておらず、レストランは満席でした。よって、家族で外食にしました。これもまた良し。

1月5日の朝、バルコニー（写真）に出てみるとすっきりと青空が広がっています。凛とした空気が漂い、気持ちのよい朝です。

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エクシブ琵琶湖

朝食ブッフェもやっていないので、昨日のランチを食べた南欧レストラン「コモ」に行きます。ここでアメリカンブレックファーストを頂きます。

なかなかお洒落なレストランで朝から優雅な雰囲気が漂っています。家族5人で琵琶湖に面した窓側の席に座ります。そして、リゾート朝食のはじまりです。

さて、コロナの第3派が襲ってきて今年の1月に再び緊急事態宣言が出されました。私は再び自宅にこもり、共同出版の執筆作業をしました。何しろ、人生経験豊富なシニア男性4人が、勝手に人生を語っているので、全体を統一させるのが難しいです。

コロナが収束しはじめた2月中旬、マリオットホテルがもの凄いキャンペーンを出してきました。マリオット系ホテルに2連泊以上すれば「ダブルポイント＋ダブル宿泊ナイト」くれると言う。

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エクシブ琵琶湖

私はこのキャンペーンに飛びつき、名古屋マリオットに月曜日から金曜日まで平日4連泊を4週間続けました。外国人が消え、出張族も少なくなったホテル側は集客のために宿泊料金を下げ、1名予約で総額16000円くらいになっていました。

この値段で合計16泊しました。ダブル宿泊カウントで32泊ゲットになります。

この名古屋マリオット平日4連泊は私にとっては夢の高級ホテル暮らしでした。お客は少なく、ラウンジ、レストラン、フィットネスクラブ、全て使い放題、自由気ままに王様気分で滞在できました。

滞在中、私は全くホテルから出ず、ひたすら共同出版の原稿を編集・制作・そして出版準備まで、テレワークを実行しました。そして、先日、出版しました。また、この時の32泊で私のマリオット宿泊は通算600泊に達しました。

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昨年マリオットプラチナ9年継続していますので、今年の1年を追加して、「プラチナ10年＋宿泊日数600泊」達成です。来年の1月には念願のライフタイム・プラチナです。プラチナ継続のために50泊するという無謀な宿泊はしなくてもいいです。やっとマリオットの呪縛から解放されます。
コロナで当分海外には行けそうにありません。私の心の中にはエクシブ回帰が起こってきています。

私のホームページに旅行記・著書紹介あり。
『第二の人生を豊かに』
http://www.e-funahashi.jp/

最近、新著出版しました。
『翼よ　その先へ！　旅好きシニア4人の痛快旅人生』
～旅から旅へ、最高のシニア人生を目指して～