2020/06/22 - 2020/06/23
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《コロナ時代のエグゼクティブラウンジのニュースタイル》
定点観測のつもりでヒルトン名古屋に2週連続で1泊ずつ平日(6/22,7/1)に泊まってきました。この1週間で確実にお客は戻ってきています。しかし、朝食レストランを見る限り(平日のためか)ガラガラ状態です。以下、コロナ時代のラウンジのニュースタイルを紹介します。
コロナ前は26階に眺めの良い専用ラウンジがあり、ここでチェックイン・アウトはじめ全てのラウンジ機能をしていました。食材の提供からスタッフのサービスまで非常に良く人気のラウンジでした。これがコロナのため一時的に閉鎖され1階にあるホテル専用バー「ハイドアウェイ3-3」又は1階オールデイレストラン「インプレイス3-3」に移転しました。
コロナ惨禍のために外国人が消え、経費を使った国内ビジネス客が出張を控え、個人客はまだ戻ってきていません。日本の高級ホテルへの需要が消えてしまった感じさえします。
日本人(私)が旅行を自粛している間にホテル業界ではどんな変化が起こっているのでしょうか?以下、コロナ対策下でのヒルトン名古屋の最新宿泊レポートです。
改定版:6月22日の1週間後の7月1日にもヒルトン名古屋に泊まってきました。たった1週間ですが多少お客は増え、それにつれてラウンジのサービスもアップしていました。その変化を付け加えました。
写真:カクテルタイムのセットプレート(2人分)
私の新著出ました。
『ホテル上級会員の世界ーマリオットのプラチナに憧れ、ヒルトンのダイヤに目がくらんだ、シニア男性の夢物語』
私のホームページに上記書籍の紹介あり。
『第二の人生を豊かに』
http://www.e-funahashi.jp/work/index.htm
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私は名古屋市近郊に住んでいますので、ヒルトン名古屋へは自宅から車で1時間で行けます。午後1時前にはホテルの地下駐車場に着きました。ここで先ずは驚きの第1撃!駐車場がガラガラでした。普段は平日でも満車に近いです。
本日のチェックインは1階のフロント(写真)でします。 -
残念ながら新型コロナ感染のため、26階のエグゼクティブ・ラウンジは閉鎖中です。しかし、ラウンジ機能は26階から1階の「ハイドアウェイ3-3」または「インプレイス3-3」に移してエグゼクティブ・ラウンジとして営業しています。「ハイドアウェイ3-3」の場所は1階正面玄関入ったカフェの後ろ側(写真)にあります。
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「ハイドアウェイ3-3」はヒルトン名古屋の専用バーで「ジョニーウオーカー」の暖簾がかかっています。ここをくぐってバーの中に入ります。いい雰囲気です。
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室内は完璧にホテルのバー(写真)で、洗練された大人の隠れ家という雰囲気がします。お酒好きな人には26階のラウンジよりもこちらの方が気分が盛り上がるかもしれませんね。
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バーカウンターの前には見事なお酒の陳列棚(写真)があります。常連客がキープしているボトルなのでしょうか?お酒が飲めない私には未体験ゾーンです。このバーは一般営業もしています。
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カウンターに座ってバーテンダーとお気に入りの銘柄のお喋りをすれば楽しいでしょうね。お酒好きの人にとっては、これこそが高級ホテルの醍醐味かもしれません。
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私は午後1時過ぎに入室したのですが、誰もいませんでした。たまたま顔見知りのラウンジスタッフがいたので少しお喋りしました。彼女は長い間、自宅待機で2日前に出勤しはじめたそうです。
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以前のヒルトン名古屋でしたらお昼時間でも「サーモン・クロワッサン、パン、フルーツ、ビスケット」等があり、軽いランチタイムになりました。今は以前もあった「ナッツ類とドライフルーツ」だけです。ジュース類は自由に飲めますが、コーヒー・紅茶はスタッフにオーダーします。パソコンの電源はソファーの下にありますので、ここで仕事ができます。Goodです。
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ラウンジで軽くコーヒータイムを過ごしてから部屋に行きます。エレベーターに乗ってみると驚きの第2撃がありました。何とエレベーターの多くの階が黒のテープでおおわれているのです。客室は9階から27階までの18フロアーあるのですが、そのうち10フロアーが閉鎖です。
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ところが、1週間後に来てみると黒塗り閉鎖階が10から5フロアーに減少しています。明らかにお客が戻ってきているのでしょう。スタッフに聞いてみると週末に一般客の宿泊が増えているということです。残念ながら平日は1週間前と同じでガラガラです。
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私の部屋は客室最上階27階のプレミアエグゼクティブルームです。部屋のドアに張られた「Clean Stay」のラベルも驚きです。安全保証のような感じですね。コロナ対策でホテル側は大変です。
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期待の客室ですが、これはたいしたことありません。最近の広々とした豪華な高級ホテルに慣れ親しんだ人にとっては「あれ~」「狭いな~」てな印象を受けるかもしれません。
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何しろヒルトン名古屋の開業は1989年(今から31年前)と古く、客室の大きさも創業当時と変わっていません。よって、スイートルーム以外の客室は31㎡です。豪華な内装もありませんので、この広さとこの内装では今どきの高級ホテルとしてアッピールできないでしょう。その分、客室代金は低め設定です。これはラッキー!
写真:ダイヤモンド会員へのウェルカムギフト(以前はなかったような気がします) -
ヒルトン名古屋が開業した1989年と言えば、日本の不動産バブル絶頂の時期で日本経済黄金時代でした。名古屋の伏見に誕生した世界のヒルトンホテル、地上28階建ての壮観なホテルに私は憧れました。いつかこんな凄いホテルに泊まってみたいな~と。私37歳、妻34歳、の時でした。
写真:ネスプレッソのコーヒーマシーン -
当時の高級ホテルは一般庶民にとっては敷居が高く、特別な場所、晴れの舞台でした。名古屋の富裕層は続々とここで結婚式を挙げるようになりました。ホテル結婚式の先駆けでしょう。私は無理でした。それでも高級ホテルへの憧れは強く、私は時々、小さな子供たちを連れて家族でヒルトンに食事に行きました。そして豪華なビュッフェを頂く。もう無上の幸せでしたね。
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あれから31年も過ぎてしまいました。ひょんなことからホテルの会員制に目覚め、今ではヒルトンのダイヤモンド会員です。年間30ステイすればダイヤになれます。連泊は1ステイとしてカウントするので私は1泊しかしません。
写真:27階の客室からの眺め -
ヒルトンのダイヤになれば最低価格で予約してもエグゼクティブルームに無料でアップグレードしてくれます。エグゼが満室の場合でもラウンジアクセスはフリーです。
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ラウンジに入れば飲食無料ですので、実質3食アルコール付きの滞在ができます。この太っ腹な会員制度に魅せられ、私はヒルトン名古屋に頻繁に泊まるようになりました。
写真:バスアメ二ティ― -
ヒルトン名古屋の26階にある「エグゼクティブ・ラウンジ」が私の書斎・オフィスになり、時には友人・知人を招いて社交場にもなりました。退職後の単なる「リタイアおじさん」がここに来ると上流階級に入ったような「錯覚」を感じました。
参考までに、昨年4月に泊まった時の旅行記をアップしておきます。
26階にある「エグゼクティブ・ラウンジ」の詳しい紹介が載っています。
https://4travel.jp/travelogue/11484558
写真:バスローブ -
そのラウンジがコロナの影響で閉鎖され、現在は1階の「ハイドアウェイ3-3」に移行しています。アフタヌーティーは15:00~16:30です。「ホテルのペストリーチームによる数々の手作りスイーツをご用意」とラウンジ利用の説明書きにありますが…
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期待大外れです。以前が良かっただけに比較すると落胆が大きいです。コロナの影響でお客が激減、それに合わせてスタッフも削減され、ごくわずかなスタッフでラウンジをまわしています。
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よって、カウンターに置かれた食材は直ぐになくなり、いつ補給されるのか分かりません。気が付いたら次のサーモン・バケット(写真)が出てきてました。しかし、続々と食材が出てくるような様子はなく、これでおしまい!何だか拍子抜けのようなアフタヌーティーでした。
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ところが、1週間後に来てみると様子がだいぶ違っていました。スタッフの数が増え、食材が続々とカウンターに並び、(以前ほどではないですが)アフタヌーティータイムらしい雰囲気になってきてます。
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サンドイッチ(写真)も続々と補給されます。これがあれば遅いランチタイムとして腹ごしらえができますね。Goodです。
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ナッツやドライフルーツ(写真)は終日置いてあるのですが、さらに2種類のチョコレートバー(写真)が無造作に置かれています。お好きなだけお召し上がり下さい!ヒルトン名古屋は太っ腹ですね。これもGood!
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何しろ、ここは食べ放題ですので先週よりはぐっと充実した「アフタヌーティー」になりました。ここでパソコンを開き、コーヒーを追加注文し、チョコレートバーでもかじれば、もう幸せです。頑張っていますねヒルトン名古屋!
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ヒルトン名古屋のフィットネスクラブがコロナで営業中止している間に大規模なリフォームをして全く新しいスポーツクラブに生まれ代わりました。
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ジムのスペースが大幅に増え、マシンも増設され、本格的なスポーツジムに変身しました。この詳細は次の4トラで報告します。
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ラウンジでは午後17:00~20:00まで「カクテルタイム」がはじまります。食材の提供・ラストオーダーは19:00まで。気品のあるエグゼクティブラウンジでカクテルを傾けながらオードブル類を頂く。我々はこれを楽しみにホテルに泊まるようなものです。
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カウンターには無料で飲めるお酒類が置いてあります。スタッフに注文して色々カクテル、ワイン、ビール等を頂けます。
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ただ、この「ハイドアウェイ3-3」はホテルのバーとして一般営業もしているので、室内のソファー席は一般用に開けてあります。ヒルトンのエリートメンバーが入室してくると直ぐに座席が埋まってしまいます。
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でも、大丈夫!バーの隣が巨大なレストラン「インプレイス3-3」(写真)ですから、込み合えば次々とレストラン席に案内して頂けます。こちらの方が明るくていいですね。
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そして、料理はセットメニュー(写真:2名分)です。オードブル類1点、メイン料理1点、そして、デザート類1点。以上でお代わりなし。これが痛い!以前のようなエンドレスで食べ放題のラウンジは消滅しました。(涙・涙・涙)
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以前は26階のラウンジで好きなだけ食材を頂けたので満足感は大きかったですね。節約トラベラーの我々夫婦はこのラウンジのカクテルタイムで夕食にしていました。
写真:オードブルのセットプレート -
今回のセットメニューではサラダ類がなく量も少ないので夕食にするには不足です。また、デザートも非常に貧弱です。ここでヒルトン名古屋からのユニークな提案です。
★カクテルタイムの夕食ビュッフェ半額提供
カクテルタイム利用者は夕食ビュッフェを半額で頂けます。ラウンジの場所が事実上1階のレストラン「インプレイス3-3」になっていますので、一般客と同じ夕食ビュッフェが頂けます。カクテルタイムのセットメニューはお代わり不可ですから、もっと本格的に食べたい人には便利で合理的なシステムです。
値段は税・サービス料込み、半額割引で平日約2500円、休前日約3000円です。勿論、カクテルタイムですのでお酒は飲み放題で時間制限なしです。多少の追加費用はかかりますが満足感は大きいと思います。注:アラカルトメニューは半額割引なし。HPCJ会員は既定の割引あり。
写真:メイン料理のセットプレート -
再度書きますが、コロナ惨禍のために外国人が消え、経費を使った国内ビジネス客が出張を控え、個人客はまだ戻ってきていません。日本の高級ホテルへの需要が消えてしまった感じさえします。そんな苦境の中でのラウンジ再開です。ヒルトンのダイヤモンド会員として無料飲食させてもらっているので、もう不満を言うのはやめましょう。
写真:デザートとコーヒー -
★混雑対策
平日:ホテルの専用バーである「ハイドアウェイ3-3」は座席数が少なく、混んできたら直ぐに隣のビュッフェレストラン「インプレイス3-3」に案内してもらえます。よって、ラウンジが満席で使えない、ということはありません。
土曜日:アフタヌーンティー、カクテルタイム共にビュッフェレストラン「インプレイス3-3」の広小路通り側(写真)を専用ラウンジとしてオープンしています。非常に広くて座席数も多数ありますが、間隔をあけてお客に席を提供するため満席になることもある、ということです。
注:時間制限なしなのでラウンジオープンの午後5時には入室することをお勧めします。
≪ヒルトン名古屋のニュースタイル≫
コロナ時代、どうしても3密になってしまうエグゼクティブラウンジをレストランに移行し、セットメニューの不足分を夕食ビュッフェで補充する。ヒルトン名古屋の生み出した素晴らしいコロナ時代のカクテルタイムだと思います。拍手! -
ヒルトンの予約はいつもヒルトン・プレミアムクラブ・ジャパン(HPCJ)からします。HPCJ予約は年間を通してシンプルステイ料金より25%割引でしかも直前まで無料でキャンセル可能です。使い勝手がいいので、私はよく利用します。
宿泊料金は日々変動します。実は今回、あまりの安さに衝動的に予約しました。最低価格が単価8625円(6月平日宿泊)でした。税・サ込みで10721円です。空室を埋めるための特別価格なのか、恐らく最低価格でしょう。この値段で2名利用。ヒルトン・ダイヤとして実質3食アルコール付き宿泊です。
追伸:2回目の平日宿泊は税・サ込みで15382円でした。
→朝食・フィットネスクラブに続く
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