【沖縄】宮古島東急ホテル＆リゾーツ[晴れのち雨の宿泊記]2/2

2021/04/20 - 2021/04/20

4月20日から2泊3日で宮古島（沖縄）へ。宿は宮古島東急ホテル＆リゾーツで2泊。東洋一美しいと称される与那覇前浜ビーチでのんびり過ごすはずだった、ホテルステイの旅行記です。台風2号の発生で、少々予定が狂いました…。

エリア 宮古島(沖縄)

• 旅行の満足度: 4.5
• ホテル: 4.5

• 同行者: 一人旅
• 交通手段: JALグループ

▽4月20日(火) 1日目続き
昼寝から目覚めると、空が明るくなっていました。2度目のビーチ散歩へ。

与那覇前浜 (前浜ビーチ) ビーチ

ウェディングフォトを撮影する2組目のカップル。

その後は、雲が増え風も冷たくなってきました。この旅行記をご覧になっている方には、良い景色を見ていただきたいので、この後しばらくは過去の写真を掲載します。

与那覇前浜ビーチ ※過去写真

与那覇前浜ビーチ ※過去写真

与那覇前浜ビーチ ※過去写真

与那覇前浜ビーチ ※過去写真

与那覇前浜ビーチ ※過去写真

与那覇前浜ビーチ ※過去写真

与那覇前浜ビーチ ※過去写真

与那覇前浜ビーチ ※過去写真

与那覇前浜ビーチ ※過去写真

与那覇前浜ビーチ ※過去写真

与那覇前浜ビーチ ※過去写真

時間を戻します―。肌寒くなってきたので、ビーチを離れ、ホテルの庭を散歩。赤い花はデイゴ。

デイゴの花。

ランタナの蜜を吸うクロアゲハ。

ランタナの蜜を吸うクロアゲハ。

部屋でお風呂を済ませると、天気が回復してきました。

宮古島東急ホテル＆リゾーツ 宿・ホテル

サンセットの景色もまずまず。

19時になったので、予約した「やえびし」の鉄板焼へ。

コースは潮彩。牛肉はフィレに、ご飯はガーリックライスにそれぞれ変更。※写真は公式サイトより拝借

飲み物はオリオンの生でスタート。

先付け。フルーツを包んだ生ハム、マスカルポーネ（チーズ）。

前菜。なんだったのか、すっかり忘れてます。

本日のサラダ。フレンチドレッシング（白）。

グラスワイン（赤）。

銘柄はバルディビエソ（チリ）。品種はシラー100%。フルボディのようですが、タンニンと酸味は強くなく、飲みやすいワインでした。

季節の野菜焼き。島らっきょ、ズッキーニ、むらさき芋、小松菜。焼き島らっきょは初めて食べましたが、ホクホクしていて美味しかったです。

沖縄県産もとぶ牛フィレ。焼き加減はミディアムレア。

牛肉が適度な焼き加減になると、ブランデーを鉄板にたらします。

ブランデーは熱せられると、燃え上がります。

燃え上がるブランデーをヘラですくい上げ、

牛肉にそそぎます。

すくい残しのブランデーをもう1度ヘラですくい取り、

もう1度、牛肉にそそぎます。

ブランデーの炎が燃え尽きるのを待ちます。

絶妙の焼き加減になった牛肉はカットされ、皿に盛られます。

ソースは和風の4種類が用意されていますが、私は焼き野菜のみで使いました。

牛肉の味付けは宮古島の雪塩を使用。

薬味は、ガーリックチップ、ゆずこしょう、本わさび。

薬味の組み合わせは、ガーリックチップと本わさびが私には一番でした。

食事。ガーリックライス、赤だし、香の物。ガーリックライスには残ったガーリックチップを加えると一段と美味しくなりました。

デザート。アイスクリーム フルーツ添え。コーヒーか紅茶が付いていましたが、この後バーで飲むので断りました。美味しい牛肉とガーリックライスでした。ブランデーを燃やすショーの要素もあって、とても楽しく食事ができました。ごちそうさま♪

バーへ移動する廊下から空を見上げると、月が見えました。このまま天候が回復すると良いのですが…。

バー・ムーンシェルへ。

バー・ムーンシェル グルメ・レストラン

1杯目はショートカクテルのムーンシェル（ウォッカ、マンゴーリキュール、マンゴー）。甘めでとても飲みやすいカクテルです。前回飲んだ時よりも、アルコールの量が少なくなった感じがしました。女性向きに配合を変えたのかも。

このバーのシンボルは、約7,000枚の貝殻で作られたシャンデリアです。

2杯目は泡盛のロック。沖之光 10年。悪くはありませんが、いつも飲んでる菊の露VIPの方が好みでした。

ということで、3杯目は菊の露VIP。このホテルで飲んだ泡盛では、今のところこれが一番の好みです。

こちらのバ―のBGMは、静かなジャズが流れていること多いです。

会計を済ませて外に出ると、空には月と星。明日の天気予報は曇りのち雨ですが、晴れるといいなあ。

そして、おやすみなさい。

宮古島東急ホテル＆リゾーツ 宿・ホテル

▽4月21日(水) 2日目
おはようございます。バルコニーに出ると、どんよりとした雲が空を覆っています。天気予報は、曇りのち雨。昨晩の予報と変わっていません。

朝食は釜炊きのご飯が美味しい「やえびし」へ。

タイミングが良ければ、薪を焚いている処を見ることができます。

和食の御膳にミニ・バイキングで提供されるサラダや小鉢、飲み物を追加できます。

コーヒーを飲んで、ごちそうさま。

食後はレジャーカウンター横で海のコンディションなど確認。波浪注意報が出ているのでビーチは遊泳禁止。プールは遊泳可能ですが、風が強く肌寒いです。マリンメニューもすべて中止。

部屋に戻り、この日の予定を立て直します。出発前の計画は天候が良い場合で、まずは下地島の「17エンド」「通り池」、伊良部島の「佐和田の浜」へ行き、午後ホテルに戻ってからはビーチでのんびりする予定でした。

この日の天気予報は午前中は曇り、午後は雨。ならば、ホテルの近くにあってまだ行ったことのない熱帯果樹園「まいぱり」へ先に行き、ホテルに戻ったら雨が振るまではプールでごろごろ。お昼ぐらいに雨が落ちてきたら、部屋で酎ハイでも飲んでまったりすることにしました。

出発は9時15分。ホテル前から出る無料の送迎車へ乗ることにしました。

出発前にフロントに立ち寄り、部屋の掃除は午前中に済ませるように依頼。

この日のフローティングフラワーを撮影して、送迎車へ向かいます。

乗客は私1人。送迎車は貸切でした。

3分で「まいぱり」に到着。まいぱりの「まい」は、前浜（まいはま）から、「ぱり」は宮古島の方言で畑の意味だそうです。

まいぱり フルーツ狩り・農業体験

まずは、受付と売店のある建物へ。

トロピカルガイドツアーの予約を済ませて、ウエルカムドリンクのマンゴージュースをいただきました。

建物内にはヤシガニが展示。

ヤシガニは夜行性のため、寝床でじっとしたままでした。

9時半になったので、約25分間のガイドツアーがスタート。電動カート3台は自動運転されます、お客は私1人なので先頭車両に乗りました。ガイドさんは2台目に乗ったり、歩いたり。

最初にシークアーサーの木の横で停車。

ガイドさんの説明をうけました。

パイナップル畑。宮古島はサンゴ礁の島なので、アルカリ性土壌。酸性土壌を好むパイナップルなどの果実栽培には適さないとされてきましたが、現在では美味しいパイナップルが作れるようになったそうです。

フクベノキ。ひょうたんの仲間。果実は30センチ程の球形で、表皮が固いため中をくり抜いて器にするとか。

赤い実のピタンガ。完熟すると甘くて美味しく、そのまま食べたりジャムにするとか。

マンゴーの実。

アボガドの実。

皮ごと食べられる、もんげーバナナ。岡山で改良された品種で、「もんげー」は「もの凄い」という意味の岡山弁。

宮古馬。エサを与えることができます。ただし、ここに来るにはガイドツアーに参加しなければなりません。

宮古馬はロバぐらいの小型馬で、蹄鉄がいらないくらい蹄が強いのが特徴だとか。

優しい目をしている宮古馬。でも、エサの草を与えると、もの凄いあごの力で草を引っ張って食べようとします。この後、出発地点に戻りガイドツアーは終了します。

約15分のお散歩コースのスタート地点にはヤギ小屋、その途中にはヤギ牧場があります。

ゲットウ（月桃）。生姜の仲間でお茶にすると、体に良い成分が沢山含まれているとか。

ゲットウの花。

アセロラ。実は付いていませんでした。

復路もホテルまで無料の車が出ていますが、歩いても10分程なので運動不足解消のため徒歩で戻ります。

ホテルの敷地に戻ってきました。

宮古島東急ホテル＆リゾーツ 宿・ホテル

大きなガジュマルの木。

デイゴの花。

まだ雨は落ちていないので、ガラガラのプールへ。先客は1名のみ。

風があり肌寒いので、先客が居なくなりました。利用客は私1人だけ、監視員が1人という状況なので、貸切のプールですが、全然嬉しくありません。

ビーチが見えるテラスで海の状況を確認。ビーチも人影まばらです。

時おり、大きな波が音を立てて堤防にぶつかります。ビーチ沖には、サーファーらしき人達が波を待っている姿がありました。

背中が青い鳥が居ました。イソヒヨドリなのかも。

11時40分ごろ雨が落ちてきました。ロビーのソファーに退避します。

途中で見かけたスパイダーリリー。

12時が近づいたので地下のコンビニでアルコールと軽食を購入。

部屋に戻ると清掃は終わっていました。

お昼はカツサンドとジューシー（炊き込みご飯）のおにぎり。酎ハイを飲んで、昼寝します。

食後はチョコを食べながら、コーヒーを飲んでまったり。

バルコニーのブーゲンビリアの写真を撮っていたところ…。

クロアゲハがやって来たのでパシャリ。

天候はあいかわらず良くありません。海にはサーファーの姿。

19時から夕食。和風ダイニング「やえびし」へ。

和風ダイニング やえびし グルメ・レストラン

料理長お勧めコースを予約しています。

飲み物はオリオンの生からスタート。

琉球前菜八種盛り。もずく、ティビチの煮凝り、ジーマミ豆腐、ミミガーのピーナッツ味噌和え、コウイカ、グルクンなど。好きな「豆腐よう」が含まれてなくて、少々期待外れでした。

マクブとへちまのアーサー餡かけ。

ラフティー。

泡盛（菊の露VIP）のロック。

もずくとアーサーのかき揚げ、むらさき芋など。

ジューシー（炊き込みご飯）、香の物、一口宮古そば。

20時から三線の弾き語り。この日は、砂川美香さん。

歌は「島人ぬ宝」（BEGIN）など。 とても澄んだ声が印象的でした。

アイスクリームとサーターアンダギー。

この夜も寝酒を求めてムーンシェルへ。

バー・ムーンシェル グルメ・レストラン

一番のお気に入り席を確保。

一杯目はショートカクテルのハイビスカス（ウォッカ、カンパリ、グレープフルーツ）。前夜飲んだ、ムーンシェルはこちらのバーの名前。今夜のハイビスカスは、宮古島東急のシンボルマーク由来じゃないかと推測。看板カクテル2種を制覇して、勝手に自己満足。

2杯目は泡盛（菊の露VIP）のロック。

会計を済ませて部屋に戻ります。

ほろ酔い気分で、おやすみなさい。

▽4月22日(木) 3日目
おはようございます。7時から朝食。この日も和食のやえびしへ。

前日朝とほぼ同じ料理ですが、1品ずつが美味しいので2日連続は問題ありません。

コーヒーを飲んで、ごちそうさま。

部屋に戻り、今一度まったり。

そして、徐々にOFFからONにスイッチを入れます。

出発準備の荷造りを済ませたら、

9時30分にチェックアウト。

宮古島東急ホテル＆リゾーツ 宿・ホテル

この日のフローティングフラワーをパシャリ。

9時40分ホテル発の送迎車に乗って宮古空港へ。

空港到着後はすぐに保安検査へ。

宮古空港 空港

出発待合室には幅7.6メートル、高さ4.3メートルの巨大スクリーン。テレビのサイズに置き換えると1,287インチ！

那覇便へ搭乗します。

5分程早く機体が動き、那覇へ向けて出発。

台風2号の影響が強くなり、上空からは何も見えません。

もうすぐ那覇空港に着陸です。

到着は5分遅れ。早めに到着したら、一旦制限区域外へ出て沖縄そばを食べようと思っていましたが、目論みは外れました。

那覇空港 空港

仕方ないので、サクララウンジで軽い昼食を摂ることに予定変更。ブルースカイ21番ゲート店に向かうも、食べたかった大東寿司は売り切れ。22番ゲート店に移動すると、1箱だけ大東寿司が残っていたので速攻で購入。

JAL PLAZA 那覇空港 22番ゲートショップ グルメ・レストラン

サクララウンジへ向かいました。

那覇空港 JAL国内線 サクララウンジ 空港ラウンジ

大東寿司＆オリオンビール生の組み合わせは、やっぱり相性良し！

搭乗開始に合わせて、ゲートに移動。

復路の那覇～羽田も国際線仕様の機材です。

クラスJはフルフラットになるビジネスクラス用シート（JAL SKY SUITE III）で往路と同じ機体。操縦室、客室とも乗務員は2日前の往路と同じクルーでした。

という事で、チーフパーサーや往路で私の席を担当したCAさんと、この2日間のことを少しお話させていただきました。クルーの皆さんは、この機体と一緒に移動しているそうです。クラスJのことをビジネスクラスと間違って機内放送したり、乗客への挨拶の所作が国際線ビジネスクラスに似ていたりで、本来であれば国際線で乗務されているクルーなんだろうと感じました。ちなみにこの機体は、羽田～那覇を単純往復している訳ではなく、この日の朝は伊丹から那覇へ移動し、那覇から羽田へ飛ぶのだそうです。

ドリンクサービスは緑黄色の野菜ジュース。

そしてほぼ定刻に羽田に到着。北ウイングの駐機場だったので、あの機材はこの後、新千歳へ向かうようでした。

羽田空港 第1旅客ターミナル 空港

京急に乗って帰路に就きます。この旅行記は以上をもって閉じさせていただきます。

京急本線 (空港線) 乗り物

最後までご覧くださり、ありがとうございました。※写真のカニは2020年8月に与那覇前浜ビーチで撮影

（予告編）次なる旅先は、この春の桜をもう一度見るため北に向かいます。今年の桜の開花は早いので、それに合わせて日程を組んだつもりでしたが、旅程を組んでから開花のスピードが更に早まってしまったため、葉桜になっているかもしれません('_';)