南国の楽園へ ～ 宮古島ゲストハウス滞在記

2024/03/24 - 2024/03/27

沖縄県宮古島に移住した長男夫妻が、一昨年3月にゲストハウス「Re-Spect」を開業し2周年を迎えた。

https://www.guesthouse-re-spect.com/

何度も通ううち、定宿というよりセカンドハウスとなりつつある。
彼岸を過ぎてもまだ寒い上に花粉の飛び交う本土から逃避し、暖かな南国の楽園で極楽気分を味わうこととした。

3/24 中部国際空港から宮古空港ヘ
3/25 宮古空港から多良間島往復　（別の旅行記として公開）
3/26 レンタサイクルで池間大橋へ
3/27 穴場のビーチまでウォーキング
　　　宮古空港から中部国際空港へ

エリア 宮古島(沖縄)

• 旅行の満足度: 5.0
• 観光: 5.0
• ホテル: 5.0
• グルメ: 4.5
• ショッピング: 4.0
• 交通: 4.0

• 同行者: 一人旅
• 交通手段: 高速・路線バス 自転車 ANAグループ 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配

冷たい雨の降る中部国際空港からANAの直行便で宮古空港へ。

雲の上へ出れば青空が広がる。

宮古島は晴れていた。ほどよい暖かさだった。
サンエーで滞在中の食糧を確保しておく。

サンエー前からバスに乗って西辺下車。
長男の経営するゲストハウスへチェックイン。

まだ陽は高い。庭の草取りを手伝う。
島の植物は繁殖力がすごい。

日曜の夜は、近くの公民館で地元の方との懇親会が開かれる。同宿の人とともに参加する。貴重な宮古島情報を仕入れることができた。
お酒と料理は各自持ち寄りである。

2日目の朝を迎える。朝食は、ゲストハウスの共用ダイニングエリアでいただく。

沖縄名物アバシゴーヤを浅漬けにした。ゴーヤ1本でしばらく野菜不足を補える。

宮古島の公共交通は少々不便だ。ゲストハウス前の成川入口からバスに乗り。警察署前で下車、空港まで50分かけて朝の散歩。いい運動になった。
自分の足で歩いてこそ、島の様子がよくわかる。

宮古空港から多良間島へ。

多良間島から戻り、宮古空港で滞在中に一度は食べたい宮古そばの夕食。具は麺の下に隠されている。

ゲストハウスへ戻り、泡盛のオンザロック。冷蔵庫に氷が常備されている。
宮古島の夜に泡盛は欠かせない。

3日目の朝。
太平洋から日が昇る。今日もいい天気だ。

この日の朝は、長男とともに地元有志によるビーチクリーン活動に参加する。
場所は浦底海岸。

ビーチクリーン活動は、毎月1回、定例的に実施されている。
2時間かけて大量の漂着ごみを拾い集めた。

参加者約30人。人海戦術をもってしても、すべてのごみを拾うことは無理だった。

ゲストハウスへ戻ってしばらく休憩の後、電動アシスト自転車を借りてサイクリングだ。ペダルが軽い。

池間大橋南側まで走る。どこまでも沖へと歩いて行けそうな遠浅の海岸だ。

島の東側へ回り、島尻の漁港へ立ち寄る。
ここから大神島へ渡る船が出ている。

人も車もほとんど通らない道をひた走る。気分爽快。

今宵の夕食は、島唄ライヴの居酒屋「美琉太陽（ミルティーダ）」。
ひと晩だけ大盤振る舞いだ。食べて飲んで、歌って踊って、島の夜が更けてゆく。

沖縄名物アーサのかき揚げがおいしい。
ほかに島魚のお刺身盛り合わせ、季節の島野菜のサラダなど。

4日目の朝食。

ここで、ゲストハウス「Re-Spect」を紹介しておこう。
2階に共用リビングエリアがあり、のんびりとくつろげる。
宮古島への理解を深めるための図書が並ぶ。

2階のベランダに出て、さわやかな風に吹かれながら日光浴をするのもいい。

こだわりのインテリア。

ローカル色が濃厚に感じられる。

共用ダイニングエリアでは自炊ができる。
冷蔵庫始め、調理器具、食器、調味料、電子レンジなど、必要なものがそろえてある。

棚の右上には泡盛まで置いてある。

最終日は、ゲストハウスから歩いて30分の下崎農村公園でぼんやりと海を眺める。

誰も来ない穴場である。

レンタカーにも自転車にも乗らないので、昼間から心置きなく飲める。

宮古空港から直行便で中部国際空港へと戻る。
3泊4日は短い。

帰りの機内は退屈する。名残り惜しげに泡盛をいただく。

宮古島と多良間島のお土産。帰宅後もしばらく旅行気分が残る。