【２泊３日　春の愛媛　ひとり旅】お城と桜と橋と鯉！の巻　6

2021/03/29 - 2021/03/31

春なのに～春なのに～ため息また一つ～
武漢病の蔓延で今ひとつウキウキ感がない春です。

じゃあ、春に会いに行こう！

というわけで急遽春の似合う愛媛に行くことにしました。

愛媛に行くのは学生時代以来だから40年ぶりくらい。
その時見た海の色や風景とか穏やかな人々の印象が自分の中に残っていて春が似合う愛媛になったわけです。

変わっているのか、いないのか？
変わったのは老けた自分だけ？

そんな厳しい現実を見つめないように
春の愛媛でお城巡りをしましょう。
タイミングが合えば桜も楽しみましょう。
ちょっぴり瀬戸内海の風情も楽しんでみたい。
復活した名物駅弁も食べたい。

そんな欲張りの旅です。


時節柄武漢由来の病の対策は万全にしました。
マスク手袋と機内や車内はオーバーグラスを着用。
食事は基本ホテルの部屋でとる。
外食の場合は店内が空いているとか空間にゆとりがある場所に限ることとした。
移動は乗り物好きなので公共交通機関を利用した。

エリア 今治(愛媛)

• 旅行の満足度: 5.0
• 観光: 5.0
• 交通: 5.0

• 同行者: 一人旅
• 交通手段: 高速・路線バス タクシー JALグループ JR特急 徒歩
• 旅行の手配内容: その他
• 利用旅行会社: 楽天トラベル

2021年3月31日　快晴　でも　黄砂で曇り　その後　快晴
【3月31日　歩行数23163歩】

今朝も黄砂で空が真っ白の松山。

ホテルの部屋でシャワー浴びて昨夜セブンイレブンで買った朝食をとって荷造り。

もう今日帰るんだぁ～～～
あっという間だったなぁ～～～
なんて思いながらちょっとブルーな気持ちでのろのろと支度をする。

いやいや、今日は最終日だから思い残さぬように楽しまなくちゃ。
と気分を奮い立たせる。
歳のせいかすぐにネガティブになってしまうのは自分で気をつけなければ。

５時40分ごろにチェックアウト。
松山駅のコインロッカーに荷物を預ける。
切符を買ってホームへ。

松山駅6時13分発　特急しおかぜ6号+いしづち6号に乗車。

かっこいい車体で車内もすごくかっこいい！

同じ特急でも宇和海とは違うなぁ。
宇和海も味があって旅情を感じるから好きだけどね。

だからどっちも好きw

特急 しおかぜ 乗り物

今日は今治に行きます。
料金は1500円なり。

これから晴れてくれると良いなぁ、、、

特急 しおかぜ 乗り物

松山駅6時13分発　特急しおかぜ6号+いしづち6号は今治駅に6時49分に到着。

松山駅がクラシックな感じの駅舎でしたが今治駅は新幹線の駅みたいな感じです。
そういえば松山駅の周辺でも工事をしていたから近いうちにこういう風になるんだろうか？

今治駅前にあるバスターミナルに行き２番のりばから糸山公園の展望台を目指します。

今治駅前バス停発　7時13分　小浦・大浜行きバスに乗車します。

今治駅 駅

展望台入口バス停には7時35分に到着。
料金は350円なり。

ここからのんびりと歩いて糸山公園の展望台を目指します。

頭上を高速道路が入り乱れてるw

まるでヤマタノオロチみたいだ。
かっこいいやら恐ろしげやら。
すごい迫力！

糸山公園展望台 公園・植物園

糸山公園目指してゆるやかなカーブの道を歩く。
途中で左手にショートカットする階段がありましたのでここを行きます。

あれ？
こんな朝っぱらなのに、
周辺に家が全然ない山の上なのに、
空も曇ってるのに
階段の途中で猫ちゃんがまったりと座ってました。

「お日様出てないけど日向ぼっこしてるの？
おうちはこの近所なの？
お腹は空いてないの？
ごはんは食べたの？」

猫キチの私は猫ちゃんが心配でたたみみ掛けるように質問ぜめ。
猫ちゃん、ちょっと変な人って思ったのか草の陰にゆっくりと移動。
草の陰から隠れてじーっとこちらを見てます。

ああ、、猫ちゃんに嫌われるとすごく悲しい、、、

でもこの世の中猫ちゃんを虐待して悦に入る変な人も少なからずいる。
その警戒心は必要だよ。

人を見たら危険って思いなさいね。
私もそうしてるからw

猫ちゃんに後ろ髪を引かれつつも先へ進みました。

糸山公園展望台 公園・植物園

ショートカットした先はちょっとした広場でした。
後から来ようと思っていた来島海峡大橋の入り口の前に出ました。
今はここからは右に行って糸山トンネルをくぐります。
トンネル内の歩道は結構明るくて幅も広いので危険はなかったです。

糸山公園展望台 公園・植物園

糸山トンネルをくぐったら左上に一段高くなっている駐車場へ行きます。
この駐車場にはトイレがあります。
とりあえずここで済ませましょう。

駐車場の奥の突き当たりに山道がありそれを登ります。
整備されてる階段状の山道なので危険はないです。
ややしばらく行くと立派な展望台が見えてきます。
もうすぐ頂上です。

糸山公園展望台 公園・植物園

展望台の屋上に出ました。
8時ちょうどくらいに着きました。
のんびり歩いて猫ちゃんとおしゃべりしてきたから展望台入口バス停からは30分はかからない感じですね。
思った以上に楽な歩きでした。

黄砂はまだまだすごいですが少し薄くなってきたような気もします。
ここからの来島海峡大橋の眺めが評判通りとても良いですね。

自分も含めて人間は愚かしいことをする生き物だけど
欲望に駆られてこういうとんでも無いものを作ったりする。
本当によくわからない生き物だと
こういうものを見るとつくずく思う。

ここから右方向へパノラマで見てみることにする。

糸山公園展望台 公園・植物園

馬島と糸山公園の間の海峡は流れが速いのがここから見ていてもよくわかる。

少し晴れてきたかな？
薄明かりが差してきた。

さらに右は、、、

糸山公園展望台 公園・植物園

今治の市街が山の向こうに広がっているのが見える。

来島海峡大橋も大きくカーブしているのが見える。

さらに右は、、、

糸山公園展望台 公園・植物園

丸い弧を描いて高速道路の入り口が見える。

さらに右は、、、

糸山公園展望台 公園・植物園

今治の造船所が見える。

さらに右は、、

糸山公園展望台 公園・植物園

来島が見える、が、見えにくいのでちょっと右へ移動してみる。

糸山公園展望台 公園・植物園

右へ移動したら来島が綺麗に見えた。

さらに右は、、、

糸山公園展望台 公園・植物園

山の向こうに小島が見える。

さらに右は、、、

糸山公園展望台 公園・植物園

来島海峡を挟んで小島と馬島の一部が見える。

さらに右は、、、

糸山公園展望台 公園・植物園

はい、元に戻りました。
これで一周したことになります。
向こうの対岸の島はこれからいく馬島です。

これが糸山公園の展望台のパノラマです。
黄砂で綺麗に見えなかったのが残念ですが晴れてこうしてみられただけでも幸いです。

この展望台は屋上には椅子が無いですが、下にところには座れるところがあります。
屋上が屋根の代わりになっているので急な雨でもしのげそうです。

でも雨の日に来る人っているかな？？

糸山公園展望台 公園・植物園

展望台から下に降りてみます。
駐車場まで降りて道路を左右注意しながら横断していくと来島海峡展望館があります。
まだ時間が早いので閉まっていました。

気がついたら空も晴れていました。

さすが、タイミング悪い私。
トイレに入って座ってる時に限って宅配便が来てしまうような男ですw

ま、晴れたから良しとしてこれからの旅を楽しみましょう！
前向きに！前向きに！

来島海峡展望館 名所・史跡

この展望館の駐車場には桜が植えられていてちょうど見頃。
やっぱり桜は青空が似合う！と思うのは私だけ？
幸いにも今治は今が桜の見頃ですね。
このあと今治城にも行くので城と桜の取り合わせが楽しみです。

来島海峡展望館 名所・史跡

上の展望台は大パノラマでしたが
こちらは橋に近い分、橋の圧というか橋の迫力があります。
どちらも捨てがたい。

両方見てくださいw

来島海峡展望館 名所・史跡

お店が閉まっているので人もいないことだし
今日２度目の朝食。

こういう眺めの良い場所で一人静かに休憩したり食べられるのって最高に贅沢だなーーー
旅をしていてこういう瞬間というかこういう時間が一番好き。
本当に贅沢な時間を過ごしているという実感がある。

なんて思いながら食べてたら
突然後ろのシャッターがガラガラガラって開きました。
開店ガラガラです。

もう開店時間のようです。
一応ここで食べてても良いか確認したらにこやかにどうぞどうぞと快諾してもらえました。
愛媛の人っていい人ばかり（一名除くw）

このあと駐車場で桜を見てから
馬島を目指して来島海峡大橋を歩きます。

来島海峡展望館 名所・史跡

来島海峡展望館から糸山トンネルを抜けて、
さっき来た階段の合流した広場まで戻って来た。

そこから看板の指示通りに歩いていく。

自転車での利用を想定しているから
ぐるーーーーっと大きな縁を描いてなだらかに登る道を行きます。

歩行者としてはちょっとかったるい感じもしますが、
歩いていて全然苦にならない角度なので
のんびり景色を見ながら歩けるのでそこは良いと思います。

後ろから自転車の人が結構抜いていきましたが、
これくらいの角度でも自転車だと大変なのかな？
みんなすごい顔してたw

来島海峡大橋 名所・史跡

車道に沿っていきます。
大型車が横を通ると橋も上下に揺れるんですね。
意外でした。

でもどの車もものすごいスピードで走り抜けていきます。

それでは景色を味わうことができないのでは無いか？？
なんて思ったりしますが人それぞれですね。

私はのんびり歩いて風景に浸るのが好きっていうだけですね。

でも青空が気持ちいい。
風も強くなくてそよそよ～～くらいで本当に良い気持ち~~。

この道はサイクリストの聖地として世界中で知られているらしく、訪問日もサイクリストが一列になって走るグループにたくさん会いました。

ちょっと疑問というか、、
いくら屋外とはいえ結構なスピードで一列で走ると前の人の吐いた息がもろにかかるから、、
それもずーーっと、、、

なんてすぐに武漢病のことを考えるようなヘッポコ弱虫はサイクリストにはなれませんねw

みなさん楽しんでくださーいw

来島海峡大橋 名所・史跡

橋の上から来島海峡を見てみた。
白波が立つくらい潮の流れが強くて早いのがわかる。
でも色がとても綺麗。
こういうのなっていうんだっけ？
マリッジブルー？
マタニティブルー？
なんとかブルーっていうんだよね？
思い出したら良いけど、、
私の頭では無理っぽいな、、、

来島海峡大橋 名所・史跡

橋ののケーブルに大接近！
なかなか出来ない経験です。
構造物が好きな私はちょっと興奮しました。
んんーーかっこいい！

来島海峡大橋 名所・史跡

ここで自撮りをしようとしていた上品なサイクリストのご夫婦に遭遇した。
「よろしければお撮りしましょうか？」と声をおかけして写真を撮って差し上げました。
すると上品な奥様が上品なご主人に
「あなたもとって差し上げたら？」
とおしゃってくださいました。

ご主人、いろいろとポジションを変えてアングルを決めています。
みたところセンスも良く上品なご夫婦なのでこういったものは妥協しないとお見受けしました。
ご主人、やっと構図が決まったようです。
「ではいきますよ！３．２．１」

パシャ！！

それがこの写真。
「部屋とワイシャツと私」
ならぬ
「橋とトラックと私」
ご主人渾身の一枚。

あえてしばらく待って入れた右のトラックで躍動感を。
手前の自転車を入れて自然な感じのライブ感を。

並みのセンスではありません、、、

良い記念になりました。

あ、これは本当。
こういった撮影時の背景が思い出せる良い写真だと思ってます、本当に。
本当だってばw
嘘じゃないからぁw

来島海峡大橋 名所・史跡

橋の下では海流がサラサラという音をたてて流れています。
こんな上まで聞こえるんだぁ、、、
川みたいな音がするんだね。

こんなに早い潮の流れのところを船で行ったり来たりできたから村上水軍の舟の技術は大したものだったのだろうね。

来島海峡大橋 名所・史跡

手前が馬島。
向こうが小島。

綺麗な海の色。
何ブルーだっけ？

あ、あ、あ、
ターコイズブルーだ。

マタニティブルーとかマリッジブルーってどっからきたんだw

そんなこんなで、そろそろ馬島に降りる頃です。

来島海峡大橋 名所・史跡

自転車や車の来ないのを待って今来た道をパチリ！

本当に気持ちいい青空。
本来ならこの３日間はずっとこうだったはずなのに、、、、

中国がちゃんと砂漠の緑化をすればいいのに、、、
そうしたら温暖化にも効果があるのに、、、

あ、いけない、いけない！
前向きに！

これからは良い天気だから楽しもう！
さあ馬島が私を待っている！
はず、、、

来島海峡大橋 名所・史跡

馬島出口が見えて来ました。

これから馬島を歩いてみます。

天気も良くなったし楽しみ楽しみ。

来島海峡大橋 名所・史跡