2021/03/01 - 2021/03/01
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Octtaさん
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こちらJRから発売されている東日本と北海道の普通列車が乗り放題の「北海道・東日本パス」を利用した旅行記の3本目です。
一応続き物ですが1本だけでも楽しんでいただけると思います。
3本目は青森→秋田→岩手→宮城→山形→福島と不便な列車のダイヤの中でジグザグ東北を移動しながら、東北の絶景と美食と美酒を満喫しています。
なお目的地は米沢になっていますが米沢には2時間も滞在していないのであくまで東北周遊記としてお楽しみくださいまし。
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さあ3時間の函館滞在を終えてこちらは新青森です。これから後ろに構えています「リゾートしらかみ号」に乗ります。
青森から秋田を日本海沿いの景勝地を巡りながらゆっくり5時間旅できる素晴らしい列車です。 -
こちらは違う駅で撮ったものですけど前はこんな感じです。
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料金は運賃プラス指定席代520円で乗れるという大変ありがたい列車なのです。
かといって席も内装も並の特急に劣らぬクオリティでございます。 -
さらにこちら首都圏では某ウィルスのせいで絶滅危惧種のカウンター販売があります。
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さっそく酒をこしらえてぐいっといきますよ。
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お供はこちら函館で買った鮭とばさんです。さながら居酒屋しらかみでございます。
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もちろん飲んだくれてるだけでなく景色も素晴らしいです。前半は津軽半島の山々が目を潤してくれます。
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途中ではリゾートしらかみのくまげら編成さんとすれ違いました。こちらは車内販売が無い分景色に専念できそうなのでまた乗りに来ます。
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途中電車は千畳敷駅にて15分停車致しまして海の香りを味わいながら中々のダイナミックな地形をお散歩できます。
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5時間あるので飲みます飲みます。こちらは秋田限定塩レモンサワーです。ドライな味がなかなか個性的でした。
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1度アイスクリームを挟みました。なかなか見かけなくなった車内販売の硬すぎるアイスクリームです。酔いつつあったのでとっても美味でした。
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千畳敷を過ぎるとさらに海沿いを走ります。冬が過ぎて穏やかな日本海を見ておりますと心も自然と落ち着くようです。
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飲み過ぎですね(笑)
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4時間ほどが経ち秋田県の大きな街、能代に到着です。こちらの地理には詳しくないのですが杉が有名なようです。花粉症の人はうらめしやでしょうが…
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途中、秋田新幹線のこまちと夕焼けなんてフォトジェニックな写真が撮れたりしました。
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5時間もあったのにあっという間に秋田駅に到着です。
実の所、詳細は避けますがいい気分は全くしない出来事がありましてリゾートしらかみは最高でしたけど、お世辞にも満喫はできずヤケになって景色に専念できず酒ばかりを飲んでしまうような感じでして…
まあそれも今ではアクセスはいいとは言い難いですけどもう一度訪れるきっかけが出来たとポジティブに捉えています(笑) -
場面は切り替わって本日泊まるホテルのドーミーイン秋田に着きました。
この旅は平均して宿泊費が1泊3000円に押えているのですけど、こちらは5500円と奮発(?)しました。
秋田駅周辺にお安い宿がないというのが一番の理由ですけれど… -
ドーミーなのでもちろん設備はよろしいです。翌朝6時までですけど快適な滞在が出来ました。
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夜泣きそばはパスしましたがこの風呂上がりのアイスキャンデーサービスもありがたいもんです。
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むしゃくしゃしてやけくそに飲みまくると決めたので風呂上がりの後、まずは地酒のワンカップから。高尚な香りが…と言ったタイプではないんですが旨みがガッツンと来るタイプでワンカップながら惚れてしまいました。
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体に悪いコンボを決めましておやすみなさい。
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案の定二日酔いの体を引きずっておはようございますこちらは朝の秋田駅でございます。
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昨日も19時過ぎ今日は6時前ということで相も変わらず閑散としている改札です。
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NEWDAYSで昨日飲んで美味しかった高清水のワンカップを買いました。
しかし冬服が必要な5泊6日の旅にリュックひとつで乗り込んでいるもんでしまうところがなくサイドポケットにしれっと缶詰のように忍ばせました。 -
ホテルで貰ったヤクルトのパチモンを啜りながら奥羽本線新庄行きに乗り込みます。
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さていつもと違って終点までは乗らず途中の大曲で下車です。
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最近のJR東はこういうデザイン好きですよね。新しくなった飯田橋駅とかもこの系統だった気がします。
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広ーいロータリーです。
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大曲といえば花火ということでこんな模型もあったりします。
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秋田新幹線こまちを模した待合所です。なのでこれからこまちに乗り…ません。
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私が乗りますんはこちら盛岡行きの田沢湖線です。
この田沢湖線、18きっぷのような普通列車しか乗れないフリーきっぷの使い手にはすこぶる不評です。大曲から盛岡と県境を越えて移動出来る電車が一日に3本しかないのです。
ただ先程紹介したこまちに乗れば電車は1時間に1本あります。3000円かかりますが笑 -
今日は秋田から早くに移動してるので無事大曲→盛岡の田沢湖線の電車に乗れました。
「走るプレハブ」と呼ばれる701系にして珍しくボックスシートがあるのがこちらの特徴です。 -
みちのくの小江戸、角館です。列車にもう少し余裕があれば是非とも途中下車したかったのですが。
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米どころ秋田を通る電車ですから広大に広がる田んぼの間を駆け抜けていきます。
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そんな田んぼから取れた秋田ローカルのおにぎりを頂きます。素朴ながら間違いの無い味でした。ご馳走様。
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電車は駅名になっている田沢湖駅に着きました。秋田新幹線も止まる駅なのでなかなか立派です。
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県境の長いトンネル地帯を抜けるとそこは岩手県です。
かの有名な小岩井牧場の小岩井駅があるなど雄大な光景が続きました。 -
なんだかっこいい名前の駅、雫石(しずくいし)あたりから通勤通学客で込み合いながら盛岡到着です。
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写真撮り忘れましたけど盛岡からは北上行きの電車に乗り換えましてこちら北上駅です。
特に訪問した理由は例のごとくありません笑 -
駅前は閑散としていて憶測ですけどやはり郊外のロードサイドに商業機能が移っているのかなという印象です。
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こういう街の味方、観光案内所も9時と時間が早いからかやっておりませんでした。残念。
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一ノ関行きまでまだ時間があるので新幹線側まで足を伸ばしてみました。二日酔いもあって疲れてるのでこのまま乗車券特急券買って東京まで帰りたくなりました笑
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一ノ関につきまして電車の乗り換えです。
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この駅のピカチュウ関連のものはだいたい撮り尽くしたと思ってたのですがこんなところにラッピングが!
いつ見てもキュートなピカ様でした。 -
東北を鈍行旅してますと絶対にお世話になる駅、小牛田に来ました。この旅でも二回目です。
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今回は乗り継ぎが良くなかったんで珍しく降りてみました。
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事前に調べていましたら饅頭屋さんが有名なようで立ち寄って水まんじゅうを購入しました。
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観光案内所で干ししいたけを買いまして仙台行きに乗車します。
一時は北海道まで上陸したこの旅行ですが仙台の文字を見るといよいよ南下し始めたという実感がひしひしと湧きます。 -
もう何度か立ち寄ってるのでおりませんが途中松島が見えます。
恐らく東北本線でも唯一と言っていいオーシャンビューポイントです。 -
いきなり違う電車の光景で申し訳ありませんがこちら仙台から山形へ向かう仙山線の電車内です。
モバイルバッテリーを充電するのを忘れてスマホが文鎮になりかけたため非常に写真が少ないです。すみません。
辛うじてとったNEWDAYSのおにぎりと小牛田の水まんじゅうです。おいしゅうございました。 -
途中交流電化の発祥という記念すべき土地を通り過ぎると
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つい30分前、仙台の市街地を通っていたと思えない山中を走ります。写真はありませんが雪解け水の流れる瑠璃色の小川が目に眩しい車窓でした。
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山形駅に到着です。
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ここからは719系に乗り換えまして米沢へ向います。
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PCからスマホに充電しながらたどり着きますは米沢です。
今日の宿泊地に着く都合、1時間ほどしか滞在時間がないのでコインロッカーにバックパックを預けまして早速市街へ。 -
途中ローカルなスーパーを物色しておやつを買います。
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バス専用の洗車機でしょうか?道にいきなり現れてびっくりでした。
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雄大な光景を眺めながら先を急ぎます。
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米沢駅から2キロほど直江兼続、上杉景勝の像が鎮座しますこちらは
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上杉神社でございます。
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あまり日本史には詳しくないのですけれど中々荘厳な雰囲気の場所でありました。
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非常に整備されており散歩にも良さそうな場所です。
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そんなところで先程スーパーで買ったいももちを
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資料館、神社の前の広場を眺めつつ食べます。
ほんとは米沢でも買える峠の力餅でも食べるべきだったんでしょうが揚げ餅が大好物なのでこれもおつなもんでしょう。 -
あと20分でまた2キロ強の道を戻らなきゃ行けんわけですがしかと米沢の景色は目に焼き付けます。
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とあるミッションを済ませて急いでなんとか駅に戻りまして今度乗るのはこちらです。
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え?新幹線??というわけでここにて福島まで禁断(笑)の新幹線ワープを使います。
1時間後の普通列車でも帰れない訳では無いのですがここまで相当肉体が疲労しておりさらに福島に着いた時点で駅ビルが閉店していることから乗車券特急券で1540円課金しました。(北海道&東日本パスは例外除き新幹線の乗車券扱いはできないので。) -
またつばさ号に乗ったことがなかったので乗ってみたかったというのも理由です。
はやぶさとはまた違った赤色が印象的な車内です。 -
フットレストもついていて米沢で競歩選手バリのスピードで高速市内観光した疲れが少しマシになります。
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そして米沢のミッションといえばそうこちら見切れてますが「牛肉どまんなか弁当」を買うことです。
乗り遅れるかも…という恐怖と隣り合わせでなんとか買えましたよ。
まだ時間が微妙でしたので食べるのはお預けです。 -
こちらの米沢→福島は県境の峠越え区間ということで東北も南下してきたつもりでしたが随分な雪が残っていました。
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かの有名な峠の力餅の立ち売りが行われてる峠駅です。普通列車の便が悪いことが悩みの種ですがいつか利用してみたいものです。
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徐々に建物が見えてきたらあっという間に福島です。
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お世話になったつばさ号に別れを告げて
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福島駅に到着です。北海道&東日本パスを使っているのに新幹線出口から出てくるのはなんだか違和感です。
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ワイルドな書体の福島駅でございます。
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本日泊まるは駅近のアパホテルです。
本当は郡山か新白河まで南下したかったのですが、どこも直前は駅近ホテルが6000円超えていまして。
4000円以下で泊まれたのが福島駅のアパだけでしたのでこちらです。 -
何の変哲もないアパです。
写真に収め忘れましたがこの後閉店間際に駅ビルエスパルのラフィネに駆け込み20分マッサージを受けました。
旅が終わった半日後直ぐにフルで動く予定だったので福島に泊まり浮いた2000円を投資した形です。 -
駅ビルエスパルで買った宮城発祥の寿司と米沢で買った牛肉どまんなか弁当そして福島の地酒と、この旅最後の晩餐にふさわしいメンツです。
日本酒にいささか白米は余分でしたがおいしゅうございました。 -
食後はBBCの衛星放送をぼーっと眺めましておやすみなさい。
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おはようございます。最終日です。
朝ごはんにはショートブレッドとコーヒーとなかなかシャレオツなものを食べてみました(笑) -
そうはいってもこちらのホテル、フロントに無人コンビニがありましてそちらで調達したものですがね。ただ朝の早い鉄道旅にはありがたいものです。
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朝早いといいながらこの旅、初の乗り遅れをやらかしました。起きてたんですけど時刻を勘違いしていまして1時間後の電車に乗ります。
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有難いのは乗り遅れたのが接続が悪くは無い東北本線だった事です。これが田沢湖線だったら発狂してました 次は7時間後とかありえます(゚ロ゚)
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途中郡山で向かいホームに「走るプレハブ」701系がいました。これで見納めです。お世話になりました。
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1時間半ほどかけて新白河です。
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駅前はちと寂しい感じです。昨日は福島泊でよかったかもしれません。
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曲がりなりにも新幹線停車駅なんで駅内はなかなか立派です。
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さあいよいよ関東に入ります。こちら黒磯行きのE531さんです。
経路こそ違えど行き関東から東北に抜けたのもこちらなので感慨深いものです。 -
あっという間に黒磯です。
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駅前には地元の方に人気らしいおしゃれなベーカリーがありました。
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黒磯は関東への入口ですがスーパーが東北地方で強いヨークベニマルな時点で黒磯はまだ東北に近い文化圏なのかな?と思わなくは無いです。
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関東に来たはずなのに可愛くもちょいボロの205系に乗り込みまして
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宇都宮に到着です。やっと本当に戻ってきた感じがします。
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この先東京までグリーン車に乗るつもりだったのですが、私カードタイプのスイカもパスモも持っていなくFeliCa対応のスマホのpasmoしかないので10分の乗り換え時間で買うことが出来ませんでした。
早くクレジットカードを使えるようにして欲しいものです。 -
仕方なく改札外で買いまして湘南新宿ラインに乗り込みます。同方向の乗り換えは規定上は可能なもののグリーン車で乗り換えはあまり気持ちが良くないものです。
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宇都宮からだとさすがにガラガラのグリーンです。
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1階席なので尚更です。休日だったので2階だと子供さんがにぎやかかな~と思い1階席にしました。
どうせ課金するならゆったり移動したいので。 -
1本前に乗れなかった時点で余裕が出来たので大好きなイナリ弁当を買いました。
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500円で美味しいいなりと昔ながらの味付けの煮物、いやあ堪らない逸品です。
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1階席は2階席ほどの眺めの良さはないですが、この床の低さはなかなかユニークでこちらも良いものです。
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途中の浦和で上野東京ラインに乗り換えたので忙しないところもありましたが快適でした。
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さてここから乗りますは、といいますより最後の目的でありますはこちら横須賀線の新車E235に乗ることです。
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はい、券を買い直して再びグリーンです。乗車券を持っているこの際にお得な休日に800円で東京から成田まで乗り通してやるという算段です。
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JRの最新型グリーン車ということで巨大なディスプレイがいい感じです。
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シートもグレージュとワインレッドがなかなかセンスのある配色だと思います。
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もちろんコンセントとWiFiがあります。WiFiは人が多いと使えたものではありませんが…
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さて列車は東京駅を出発し錦糸町付近で地上に上がります。
東京駅で買ったメルヘンの甘夏サンドとタリーズのブラックコーヒーを駅弁のデザートにいただきます。
いつ食べてもメルヘンのフルーツサンドはホイップのクリーミーさとフルーツのフレッシュさが絶妙で絶品です。 -
川を渡って千葉県へ。
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そして途中の千葉駅で10分弱停車しましたのでなんとなく飲みたくなったハイボールを入手致しました。
グリーン車の車内販売が停止しているのでやはり不便っちゃ不便です。 -
電車も佐倉を過ぎるとスカスカです。以前は成田空港へ向かう需要があったのでしょうが…
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そしてそろそろこの切符ともお別れです。雑に扱ってクタクタにしてしまってごめんよ。
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快適な旅も終わり空港第二ビルでおります。
このE235のグリーン車はなかなか傑作だなあなんて思いました。ほかの普通車グリーンにも早急にWiFiと各席にコンセントはつけて欲しいものです。 -
この後は引き返して家に帰るだけですので昨年9月に来た時よりは発着の多い成田空港のディスプレイを背景に〆ます。
5泊6日の旅かつ行き当たりばったりなために私史上最も長い旅行記になりまして、全て読んだという素っ頓狂な人はいらっしゃらないでしょうがお付き合いいただきありがとうございました。
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