満開の牡丹－2021年春

2021/04/03 - 2021/04/03

　今年の春の訪れは早く、桜（ソメイヨシノ）が散り始めると早くも牡丹の頃となった。特に、初夏のような陽気が続き、開花から満開まで早く、直ぐに散ってしまうのだろう。
　3月29日には数輪開花し始めていた牡丹が3月31日には1ダース余りと開花が進み、昨日は2、3輪は蕾であったのだが、今日は全て開花して満開である。また、最初に開花した花は薄いピンク色に褪色し、花弁が落ちかけている。今日の午後からでも散り始めるであろう。牡丹の花は持ちが悪く、花屋さんの店頭に出ることがないことが本当に実感できる。
　また、愛情を持って育ててくれる人がいないと、直ぐに枯れてしまう。まさに花の中の花美人だ。
　この庭の牡丹を育てているご主人に聞くと仏壇に供花したという。しかし、これだけ花が咲いてしまってはどこの枝の花を切り花にしたのかは分からない。また、例年であれば、同じ株から2度、3度と切り花にして仏壇に供えられるのであるが、今年は一斉に全部の蕾が開花してしまっているので、それが出来ない。今は蕾の別の株の白の牡丹の花でも開花しないことには供花は出来ない。庭は賑やかでも仏壇は寂しいこともあり得るということだ。
（表紙写真は満開の牡丹）

エリア 戸塚・いずみ野・港南台(神奈川)

満開の牡丹。

満開の牡丹。

満開の牡丹。

満開の牡丹。

満開の牡丹。

満開の牡丹。

満開の牡丹。

満開の牡丹。

満開の牡丹。

満開の牡丹。