2021/03/10 - 2021/03/11
56位(同エリア299件中)
ottoさん
この旅行記のスケジュール
2021/03/10
もっと見る
閉じる
この旅行記スケジュールを元に
白壁赤瓦で知られる倉吉の町を散策しました。町筋はほぼ枡形に道が通っていてスッキリしています。古民家の佇まいを保ちながら若い人達にも対応する工夫も見られるように思いました。
【倉吉市打吹玉川 伝統的建造物群保存地区】案内書によると…
伝統的建造物群とは、文化財として価値が高い歴史的な集落や町並みを指します。この町並みは、価値ある古い建物や塀・石橋などがあるだけでなく、そこに暮らす人々が長い間をかけて育んできたものです。
倉吉のシンボルとなっている打吹山の北、玉川沿いには、白壁土蔵群や甍(赤瓦)が広がっています。 この町並みは、室町時代に作られた打吹城城下町が原型となり、江戸時代には陣屋町として整備されました。
玉川に架けられた石橋や、赤い石州瓦に白い漆喰壁の落ちついた風情のある町並みを歩くと、時間がゆっくり流れていくように感じられます。
■ 倉吉市打吹玉川伝統的建造物群保存地区
■ かおり風景100選
■ 美しい日本の歴史的風土100選
- 旅行の満足度
- 4.0
- 観光
- 4.0
- ホテル
- 4.0
- グルメ
- 4.0
- ショッピング
- 4.0
- 交通
- 4.0
- 同行者
- カップル・夫婦(シニア)
- 交通手段
- JR特急 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
PR
-
三朝温泉から親切な宿の御主人に送ってきてもらった地点・琴桜関銅像が立っているこの場所が倉吉の町巡りのおすすめスタート地点です。
観光案内所もすぐ近くですしね。琴桜銅像 名所・史跡
-
モデルコースの地図を見ながら歩を進めます。
マイカーで来る人も駐車できる場所があるようです。 -
耐寒性のある赤茶色の石州瓦の屋根が続く一画に来ました。
先ずは商家の建ち並ぶ本町通から歩き始めました。赤瓦一号館~十八号館 市場・商店街
-
福禄寿が招く元帥酒造さん
「新酒が絞れました」と案内の貼り紙。元帥酒造 専門店
-
新酒ができたというい知らせの「杉玉」
立札には「里見八犬伝」の案内が記されています。 -
倉吉と引っかけた「くら用心」なんてユーモラス
-
レトロな玄関 「 まととや」…弓道体験場(初心者OK)
9:30~16:00 火水木 休み
何と 旧日本産業貯蓄銀行」倉吉支店
昭和6年に建てられた鉄筋コンクリート2階建て。
倉吉最初の西洋建築。 -
倉吉絣(かすり)
江戸時代 自家用から発展して明治時代に入り最盛期には2000余人の女工さんを抱える工場が6つもあって日に百反の生産高があったそうです。ごとう絣店 専門店
-
凧工房 赤瓦16号館
珈琲 うどん そば も有りますよ。 -
「赤瓦」六号館
-
とりあえず入ってみました。
「桑田醤油醸造所」明治10年創業
9:00~18:00 年中無休
0858-22-2043
関連製品も多く醤油アイスが人気桑田醤油醸造場 グルメ・レストラン
-
ずらりと並んだ醤油製品
-
甘諸味を買いました。
通常のもろみと異なり柔らかいのでびっくりしました。 -
戦後の各家庭にあった足踏み式ミシン
-
古い醤油樽を利用した頑丈な台
-
醤油味のアイスクリーム 食べそこねましたあ~
-
中2階は低く切り妻造りで出窓のない障子窓の町屋が並んでいます。
-
倉吉工芸館にお邪魔します。
倉吉ふるさと工芸館 名所・史跡
-
天井の高い明るい部屋に機織り機があります。
-
ここで作られた作品の数々。
紺色のグラデーションが上品でしぶいモダンな風合いです。 -
どれもこれも魅力的。
草木染作品や雑貨、小物を取り揃え草木染の体験可。
0858-22-466 -
昔ながらの絣模様のイメージがいい意味でくつがえります。
-
弁天参道の入り口に来ました。
-
参道を抜けると「大蓮寺」
1573~1592年に善蓮社然誉上人文翁が近郊にあった大蓮寺の3寺を統合し、新たに現在地に建立、開山しました。モダンな本堂は1955年に再建した鉄筋コンクリート造りで、県内でも草分け的存在です。建武の武将脇屋義助や大阪の豪商淀屋清兵衛ゆかりの寺として有名です。
「大蓮寺」
9:00~17:00 年中無休 0858-22-3393
桃山時代の開山。建武の武将脇谷義助や大阪の豪商淀屋清兵衛ゆかりの寺。
「大蓮寺」
9:00~17:00 年中無休 0858-22-3393
桃山時代の開山。建武の武将脇谷義助や大阪の豪商淀屋清兵衛ゆかりの寺大蓮寺 寺・神社・教会
-
綺麗に手入れされた玉川通り。
左手に幟がはためいている弁天様は後ほどお参りします。 -
左の焼き杉板塀と右の白壁の対比も良いですね。
水もきれいです -
見事な枝振りの古木が身を乗り出しています。
-
桃の花がバンザイしていますよ。
-
白蓮も芽を膨らませている様子
-
板塀の出入り口にかかる石の橋は一枚岩ですが反りがあって慣れないと怖そう。
白壁土蔵群 名所・史跡
-
観光スポットをしっかり巡ります……
-
豊田家住宅」…国登録有形文化財、1900年に建てられた主屋は切妻造 棧瓦ぶき 平入りの木造2階建てです。倉吉の伝統的町屋建物。
9:30~15:30 開館 年末年始休館 0858-23-0440
歴史講談の鑑賞が可能だそうです。倉吉ふるさと物産館(赤瓦8号館) お土産屋・直売所・特産品
-
筋向いの 道標には旧漢字が刻まれています。
「久米群倉吉駅」とあります。打吹城城下町のして栄えた名残でしょう。
この道を直進して左前方へ。 -
「倉吉淀屋」の前に来ました
倉吉淀屋 名所・史跡
-
大阪の淀屋の分家にあたると聞きました。
-
「淀屋」の提灯が印象的
-
大阪・淀屋の番頭筋に分家して 奢侈取り締まりによるお取り潰し(闕所)を交わし存続させたのだそうです。
-
その経緯を示す系図
-
庭越しにゆかりの寺院や低く山が見えます。
-
主人居間
-
広い屋敷内に部屋が幾つもありますね。
-
広い客間にはどんな客人が通されたのかな?
-
欄間の透し彫りが見事
-
違い棚の下には慎ましい内裏雛
-
掛軸の山水画も控えめ
-
籠などで来宅する賓客用出入り口
-
牡丹で有名な長谷寺に絵馬を奉納した証
ずいぶん繁盛したのですね。
牧田仁右衛門が倉吉淀屋7代目として奉納。 -
綿の花
-
床の間に並ぶ飾物は御殿風祭の山車。
-
2階には使用人が寝泊まりしていたようです。
-
帳場の道具類も使い込まれて飴色になっています
-
ゆっくりと見させて頂きました。
-
案内してもらって「有難う」
-
帰る途上再び屋敷前景を撮りました。
-
此処も撮影スポット ずっと向こうに打吹山が見えます。
うっかり堀に落っこちないように・・・・ -
出雲大社倉吉分院
出雲大社倉吉分院 寺・神社・教会
-
確かに登録有形文化財の石碑もあります。
-
玉川通りに戻ります。
焼き杉板塀は何とも風情があります -
この清潔感!
-
弁天様に通ずる参道の出口
後は大蓮寺。 -
弁天様にお参りしました。
-
遥かに打吹山を望む 此処は代表的な撮影スポットらしく
以前来た時は団体さんが順番待ちの盛況でした。
。白壁土蔵群 名所・史跡
-
此処にも赤瓦の幟、いろんなシールが貼ってあって多目的利用に備えている感じ。
-
「久和」と表札がかかっていますね。
ちょっと入ってみたい気持ちになります。 -
この家はどんな暮らしなのかな?
ちょっと覗かしてもらいましょ。庭がチラと見えただけです。 -
すっきりと通った白壁土蔵群 。
まったく通りは静かです -
此の一帯はtoco toco ゲストハウス。赤瓦の家並が続きます
赤瓦一号館~十八号館 市場・商店街
-
竹細工の店「中野竹芸」
-
流し雛の像
4月の初めに玉川で雛流しの行事が行なわれるのですが今年は中止だとかすせと -
今や貴重な赤いポスト。現役だそうですよ。
-
焼き杉板も漆喰の白壁も耐久性と美観を兼ね備えた物。
-
ここらで小休止しましょう。…… 続く
利用規約に違反している投稿は、報告する事ができます。
この旅行記へのコメント (2)
-
- まつじゅんさん 2021/04/25 22:08:09
- ようこそ三朝、倉吉へ
- ottoさん
いつも私の拙い忘備録へのご訪問、ありがとうございます。
そして、ようこそ三朝、倉吉へ。
倉吉を離れ3年経ちますが、今でも私たち家族にとって、愛する街です。
三朝温泉のラジウム泉は如何でしたか。
また大橋にご宿泊とのこと、登録有形文化財の建物、浴槽の下から湧いてくる自家泉源等、三朝を代表する名旅館だと思います。現代の名匠と言われた知久馬料理長が変わられたようですが、料理も気に入って頂いたようで良かったです。
倉吉の街にも立ち寄って頂いたようで嬉しいです。
元の我が家は三朝町と倉吉市の境目近く、三朝温泉と赤瓦などがある旧市街地の中間位にありましたが、豊田家の近くに奥さんの実家があり、今は人に貸しているのですが、伝統的町並み保存地域の中ですので、恐らく前を通られたと思うと、意味は無くとも何故か嬉しくなっております。
餅しゃぶのせいすいあんや、白壁くらぶ、ちょっとバス通りに行くと米澤のたい焼き、赤瓦の田舎料理よね等々、懐かしいお店のオンパレードでした。
来月から名古屋場所の予定ですが、現在の佐渡が嶽親方は琴桜の娘婿、元関脇琴の若で、その息子が幕内力士 琴の若です。
倉吉の春は、佐渡が嶽親方が部屋の力士を連れてきて開催される「桜すもう」から始まっていたのですが、このコロナ禍で開催できていないようで残念ですが、倉吉に来られたのも何かの縁と甘え、佐渡が嶽部屋の力士の応援をよろしくお願いします。
また、是非倉吉にお立ち寄りくださり、ランチでも食べて頂ければ嬉しいです。
matujyunn
- ottoさん からの返信 2021/04/28 00:47:11
- RE: ようこそ三朝、倉吉へ
- まつじゅんさん 因幡の旅のレポート読んでいただきありがとうございます。
白壁の町にお邪魔させていただき、「まつじゅんさん」から親しくコメントを頂ける
とは....不思議なご縁をかんじます。
観光案内所の方にもお話ししたのですが素晴らしい故郷がおありで羨ましいです。
佐渡が嶽部屋の応援も是非させてさせていただきます。
関西にお住まいと拝察していていつも親近感を抱いておりました。
これからも拝読させていただけるのを楽しみにしています。
Otto
> ottoさん
>
> いつも私の拙い忘備録へのご訪問、ありがとうございます。
> そして、ようこそ三朝、倉吉へ。
> 倉吉を離れ3年経ちますが、今でも私たち家族にとって、愛する街です。
> 三朝温泉のラジウム泉は如何でしたか。
> また大橋にご宿泊とのこと、登録有形文化財の建物、浴槽の下から湧いてくる自家泉源等、三朝を代表する名旅館だと思います。現代の名匠と言われた知久馬料理長が変わられたようですが、料理も気に入って頂いたようで良かったです。
> 倉吉の街にも立ち寄って頂いたようで嬉しいです。
> 元の我が家は三朝町と倉吉市の境目近く、三朝温泉と赤瓦などがある旧市街地の中間位にありましたが、豊田家の近くに奥さんの実家があり、今は人に貸しているのですが、伝統的町並み保存地域の中ですので、恐らく前を通られたと思うと、意味は無くとも何故か嬉しくなっております。
> 餅しゃぶのせいすいあんや、白壁くらぶ、ちょっとバス通りに行くと米澤のたい焼き、赤瓦の田舎料理よね等々、懐かしいお店のオンパレードでした。
>
> 来月から名古屋場所の予定ですが、現在の佐渡が嶽親方は琴桜の娘婿、元関脇琴の若で、その息子が幕内力士 琴の若です。
> 倉吉の春は、佐渡が嶽親方が部屋の力士を連れてきて開催される「桜すもう」から始まっていたのですが、このコロナ禍で開催できていないようで残念ですが、倉吉に来られたのも何かの縁と甘え、佐渡が嶽部屋の力士の応援をよろしくお願いします。
>
> また、是非倉吉にお立ち寄りくださり、ランチでも食べて頂ければ嬉しいです。
> matujyunn
>
コメントを投稿する前に
十分に確認の上、ご投稿ください。 コメントの内容は攻撃的ではなく、相手の気持ちに寄り添ったものになっていますか?
サイト共通ガイドライン(利用上のお願い)報道機関・マスメディアの方へ 画像提供などに関するお問い合わせは、専用のお問い合わせフォームからお願いいたします。
ottoさんの関連旅行記
この旅行で行ったスポット
もっと見る
この旅行で行ったグルメ・レストラン
旅の計画・記録
マイルに交換できるフォートラベルポイントが貯まる
フォートラベルポイントって?
2
72