2020/07/18 - 2020/07/19
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ろきさん
この旅行記のスケジュール
2020/07/18
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コロナの緊急事態宣言が明けて4連休。
流石にどこかに出かけたい。
あまり遠出もどうなのかな?ってことでお隣の岡山に行ってみました。
岡山は小学校の修学旅行で行ったくらい?
ということで色々調べると。
とりあえずのテッパンは倉敷。
他に何かないかなーと思ったら、ベンガラが栄えた素敵な街を発見!
ココに行きたい!と思って旅程を組みました。
思った通り素晴らしく、江戸後期の建物の虜に。
元々、明治から昭和初期くらいまでのモダンな建物は好きでしたが、江戸時代後期の建物もいいですね。
この後、日本で訪れる場所は江戸時代に関連する建物群になっていきましたw
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緊急事態宣言解除すぐは県内をぶらぶらしていました。
舞子の明石海峡大橋を見たり。明石海峡大橋 (本州 舞子浜側) 名所・史跡
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神戸で異人館と言えば北野が有名ですが。
結構あちこちにあるんです。
明石大橋にも明治・大正・昭和の素敵な和洋中の邸宅が残されています。移情閣(孫中山記念館) 美術館・博物館
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神戸と言えば夜景も有名ですよね。
コチラは一番有名な掬星台。掬星台 名所・史跡
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新神戸の裏山に登ったり。
ココには日本の滝100選の布引の滝があります。布引の滝 自然・景勝地
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兵庫と言えばの姫路城に行ったり。
姫路城 (姫路公園) 名所・史跡
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姫路城は有給だった平日に行ったってのもあるんですが、殆ど人がいなかった!
出会った人数10組いたかな?くらい空いてた。
小学生に行ったっきりなので、めちゃくちゃじっくり見ることができた! -
あとはほぼ岡山な感じもしますが、赤穂。
ちょっと赤穂浪士に興味が出てきたので訪れてみた。
今はお城はないんですがね。
それでも歴史を感じることができました。赤穂城跡 (赤穂城跡公園) 名所・史跡
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ということで、県内うろうろしていたのですが、さすがに4連休どこか行きたいなー。
なので圏外脱出第一弾はお隣の岡山。
あ、圏外脱出といいつつ、勤務先は大阪なので脱出はしていましたが。
といっても緊急事態宣言中の4月中旬から6月前半まではほぼ自宅待機という素晴らしい待遇でしたw
さすがに今回の緊急事態宣言はテレワークですが。
本来ならば7月の4連休はオーストラリアに行ってシドニー発券を目論んでおりました。
が、海外に行ける気配は全くなく…。
ということでとりあえず倉敷にやってきました。倉敷駅 駅
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岡山から倉敷は17分とかで近い。
荷物を預けたりしてたら、中心部に着いたのが12時前。
なのでランチへ。
ちなみに雨オンナのワタクシはこの日もなかなかの雨でございますw
ランチに選んだのは中心部の美観地区にあるコノフォレスタというイタリアン。
ココは林源十郎商店という名称で、複数のショップやレストランが入っています。 -
この中庭にあるのがイタリアンのコノフォレスタ。
12時頃に到着しましたが満席。
でも、回転が速いので20分くらいで席に着くことができました。ピッツェリア コノフォレスタ グルメ・レストラン
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お店の中では食器等も販売。
センスがよいものがありました。
後、岡山はデニムの街らしく、デニム製品も多数。 -
このお店ピザが有名みたいで、中には釜も。
ランチメニューはピザやパスタ、ピタパンみたいなポッケというサンドイッチも。
ピザも美味しそうだけどポッケにしてみた。 -
ランチのセットはメイン(ピザ・パスタ・ポッケ)にサラダorポテト(+50円)、飲み物(+αでアルコールも可)。
私はポッケにポテト、ビール。 -
ポッケは2種類あり、ハム等の定番ときんぴらごぼうが入ったちょっと変わったもの。
コレはきんぴらごぼうのもので、意外と合う!
ただお値段はちょっと高め。
きんぴらのポッケは1500円くらいして、ビールとポテトに変更したら1800円くらいになったかと。
雰囲気代ですね。 -
ランチを食べ終わってもまだまだ降り続く雨。
コチラは倉敷川からの景色。
周りの蔵とよくあって、とても素敵な街並みです。
倉敷は人気観光名所だと思うのですが、やはりコロナの影響か人も少ない。倉敷美観地区 名所・史跡
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雨も止まないのでやってきたのは倉敷アイビースクエア。
倉敷と言えばクラボウ。
ココは元々クラボウの本社工場があったらしく。
再開発で複合文化施設として生まれ変わった場所。
クラボウ記念館を初め、ホテルやショップ、体験施設等があります。倉敷アイビースクエア 宿・ホテル
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ということで、クラボウのことがよくわかるであろうクラボウ記念館にやってきた。
この建物はもともと創業当時に建てられた原綿工場。
記念館の歴史も古く、昭和44年の創立80周年に記念館としてオープンしたのだとか。
入館料も300円と良心的な価格。倉紡記念館 美術館・博物館
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中に入って最初に現れるの第一室の明治時代。
明治期の紡績機械や創業当時の文書等が展示されている。
創業は1888年とその歴史は130年以上!
なんと当時社長の大原孝四郎氏はなんと20代。
もともと倉敷で指折りの豪家だったそうです。
ここ倉敷には彼が建てた銀行や美術館が残っています。
コチラは手織機(ておりばた)。
昔からの機械ですが、1887年ごろから急速に自仂機械の発達によって衰退していったそう。
今は民芸品等を作る時に使われることもあるらしい。 -
その後ろにあるのが消防用の蒸気ポンプと消防器具。
今でも火事が起きると大変ですが、明治時代はさらに大変。
イギリスから蒸気用の消化ポンプを輸入し、会社に消防隊もいたそうな。 -
この大きなハコはクライトンと呼ばれる混綿工程で使われるものらしい。
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その他昔ながらの機械が並ぶ。
コレは糸を紡ぐ機械かな?
機械によって私たちの生活は大きく変わったと思われるし、現在も進化している。
100年後になると今の私たちの生活は不便だったんだなぁと思われるんだろうな。 -
機械の他にも昔の手形や株式、会計の伝票の展示も。
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商標も。
中国向け綿糸の輸出を開始する際、3頭の奔馬をあしらった商標「三馬(みつうま)」を制作、とありました。
他には綿糸特約販売店の看板等が展示。 -
次の第二室は大正時代の発展を見ることができる部屋。
この時代は従業員の寮の整備や病院等も設立。
労働環境の改善のために取り組んだ時代でもあります。 -
コチラは初期の寄宿舎。
1棟が4戸建てのもの。
見ためは少し狭い感じもするけど、当時としては恵まれた労働環境ではないかと。 -
大正末期ごろの工場の様子。
工場の周りには寄宿舎が並ぶ。 -
この時期に病院や美術館等が建てられる。
倉敷病院はもともとはクラボウで働く人の病院だったとか。 -
コチラは社員の適正を計るのに使われたもの。
例えば右手前のものは、箸で豆をつまむことで手先の器用さを見る。
それによって、適材適所の場所に人々を配置させたとか。 -
コチラは肺活量計。
健康診断に用いられたとか。 -
その他当時としては整ったと思われる健康管理等の機械たち。
昭和時代の展示でも思いましたが、クラボウは福利厚生がかなり充実している。 -
コチラはクラボウを大企業に成長させた大原孫三郎氏の執務机。
彼の口癖は「10年先が見える」とのことで、当時は地方の紡績企業だったのを、日本有数の大企業に成長させえました。
今は従業員の権利としてある福利厚生や、企業としての使命でもある社会貢献を実現させた人物でもあります。 -
その他、法被や太鼓等の実際に使われた品々も展示されていました。
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次の部屋は昭和の前半、戦前から戦中の時代を展示した第三室の部屋。
この時代は芸術・文化の振興に努めた時代でもあったそう。
部屋自体が何となく芸術的ですよね。 -
昭和初期の工場模型。
場所は倉敷ではなかったはず。
第一次世界大戦中は好景気。
工場も順調に増やしていったそうです。
しかし、戦後はかなり不況に陥ったそうで、紡績各社も合理化を進めていった時代。
この時、グループ会社として倉敷絹織(現クラレ)ができたそう。 -
コチラは大正から昭和にかけて使われた火鉢の学校の鐘。
倉敷紡績に勤めると学校にも行けちゃうって時代だったらしい。 -
それにしても何がスゴイってこの会社、福利厚生が素晴らしいの。
今ってそんなに福利厚生っていいイメージはないよね。
私の会社でも福利厚生はあるけど、色々節約されてしまった。
例えば入社時は薬の配布があったけどなくなった。
海外のホテル…というかコンドミニアムもかなり安く泊まれていたけどなくなったし。
それこそ親の時代はかなり安く会社の保養所とか使えていたけど。
今は殆どいいのがないですよね。
でもこの当時は学校や習い事等も色々豊富。 -
面白かったのがこのポスター。
これすごろくになっていて。
入社がふりだしでゴールが結婚。
この時代は結婚したら会社をやめるって感じだったしね。
ゴールまでの間は会社の茶道等の福利厚生みたいのが描かれている。 -
この机とイスはおそらく昭和天皇が使われたものでは。
説明には昭和25年にクラボウの北条工場を訪れたって説明だけで、このイス等には触れられていないんですよね。
奥の襖は世界的な版画家棟方志功氏の作品。
この襖には「玉みがかざれば器とならず、人学ばざれば道を知らず」と書かれている。 -
コレも棟方志功氏の作品だったかな。
棟方志功氏は名前を知らなくても、絶対に作品見たことあるってくらい有名な人。
私もあー、あの絵(実際は版画)の人かーって思った。
なのでググってみていただければわかると思います。
小学校の教科書等でよく見た気が。 -
コチラは芭蕉布と呼ばれる沖縄の伝統織物。
戦時中に工場勤務だった沖縄出身の平良敏子氏がこの芭蕉布を学ぶ機械を得て、戦後に沖縄に戻った後にこの芭蕉布を復活させたとのこと。
私は知らなかったのですが、この芭蕉布は重要無形文化財にも登録。
そしてコレを作った平良敏子氏はなんと2000年に人間国宝に認定されたとか。
彼女が働いていた時の社長であった故大原總一郎氏を偲んで寄贈されたとか。
その他戦時中についての案内もありました。
第二次世界大戦はクラボウも大きな損失を被っており、生産設備は30%くらいしか残らなかったとか。 -
第四室は昭和の戦後以降。
コチラはほぼパネル展示になっています。
急速に日本が発展していった時期でもあり、クラボウも様々なチャレンジをして今に至る過程がよくわかる展示です。 -
大阪万博が開催され、クラボウもせんい館に参加していたそうです。
1970年に開催された大阪万博はかなりの経済効果を生み出したとか。
2025年にも大阪万博の開催が決まっていますがどのようになるのでしょうか…。 -
こちらが当時のポスター。
レトロな雰囲気ですね。
大阪万博と言えば太陽の塔。
実家も関西なので万博記念公園に小さい頃に行った記憶がありますが、この岡本太郎氏の太陽の塔がとても怖かった記憶がありますw
今見たら全然だけど、小さいコ見たら怖いよね?
その他にもオイルショックのことなど、歴史と共に勉強できるお部屋という感じです。 -
そして近未来的な第五室は年表になっているお部屋。
明治時代の第一室からだいぶ雰囲気が変わりましたね。 -
このように明治の創業時からの年表が。
画面のスイッチを押すとその時代のクラボウが関わった出来事が現れます。
他にも映像を見ることができたりするのですが。
大正時代のある女性のクラボウに就職した話が興味深かった。
結婚までクラボウで働いて350円貯めたというお話。
350円って今の価値でいくらだろう…と調べてみちゃいました。
だいたい1円が5000円~10000円くらいの価値らしいので、間をとって7500円で計算したら。
260万くらいかな。
まぁ、何年で貯めたのかはわかりませんが。
ある程度のお給料は出ていたんだなぁと思った。 -
真ん中に置いてあった図形を描く振り子。
振れ方でいろんな図形が描かれるという説明でしたが。
これは何の意味があるのでしょうか…。
かなり満足のクラボウ記念館。
入館料も300円と安いのみ見応えたっぷりでした。 -
さて、このクラボウ記念館のあるアイビースクエアですが。
他にも色々施設があります。
まずホテル。
ホテルへ続く道もレトロで可愛い。
ちなみに右隣がレストラン?カフェ?だったのですが、みなさんアフタヌーンティーを楽しんでおりました。
有名なんでしょうかね? -
コチラがホテル内部。
泊ってもいないので、隠し撮り的な感じでとってきちゃいまいた。 -
コチラは中庭。
周りにレストランやショップがあります。 -
ところどころに池があって。それがまた素敵。
蔵や赤レンガがいい味出してます。 -
ショップはいぐさ押しというより、いぐさ祭り的な催しがやっていた。
いぐさも倉敷名物なんですかね。
小物類が可愛い。 -
個人的に欲しいと思ったイグサの敷物。
15000円くらいで安いと思ったけど、かなりデカい。
このイグサを敷ける部屋がないわ。 -
コチラも昔の建物かな。
わかりにくいのですが、扉の上にマークがついていて何なんだろう…と思ったら。
後から訪れた旧大原家住宅で知ったのですが、クラボウの二・三マークと呼ばれる社章でした。 -
クラボウ記念館を出たら雨が少しマシに。
クラボウ記念館から倉敷川まで戻る途中にあったお土産屋。
岡山と言えばのきびだんご、その他にも桃やマスカットを使ったお土産が豊富でした。 -
美観地区に戻ってきた。
高い建物が殆どなく、柳並木がとても美しい。 -
ところどころに洋館も。
これが蔵の街並みと非常に調和しているんです。
現在こちらは倉敷館として観光案内所になっている。 -
コチラは倉敷民芸館。
江戸末期の米蔵を改装したもので、白壁と黒の貼り瓦がとても美しい建物。
ココは現在は民芸館になっていて、約600点もの民芸品が展示。
この建物には興味があったんだけど、展示物には興味が惹かれなかったので中には入らず。 -
倉敷民芸館のお隣くらいのお店の倉敷ガラスがとても素敵だった。
倉敷ガラスって深みのあるブルーがとても魅力なんです。
そして側面にモール模様と呼ばれる曲線のような模様。
これが光と影を絶妙に作り出しています。 -
そして倉敷で有名なものがデニム。
なのでこんな食欲減退の食べ物たちが売られていた。
この中で選ぶとしたらソフトかタピオカだな。
食べなかったけど。 -
でも一番人気はデニムまんみたい。
コレはサンプルですが、ほんとーにこんな色。
私は買えなかったブロガー失格者ですw -
街の中の郵便ポストがコレ。
コレは明治時代のポストを模して作られた書状集箱。
ちゃんとポストなので、収集はしてくれます。 -
そしてめちゃくちゃ気になった大山日ノ丸証券会社。
え?普通のお宅じゃない? -
でもこの隣にあった黒板には…。
めっちゃ最近の市況!
そして字が綺麗!
この証券会社は大山日ノ丸証券となっていますが、大山日ノ丸証券は使っていないらしく。
もともと北田証券というのがあり、そこの本店だったようです。
大山日ノ丸証券が北田証券と合併?したようなのですが。
この黒板はウワサでは北田証券の社長であった北田さんが書かれているそうです。 -
コチラは大原美術館。
残念ながら休館中でした。
ココにはエル・グレコやゴーギャン、モネ等の名だたる作品があるのです。
ギリシャ神殿風に和風の屋根がとってもあっている! -
倉敷物語館。
江戸時代に建てられたもので部屋の貸し出しも行っているらしい。 -
中は広場のようになっている。
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広場には展示室のある建物や風情あるお庭があった。
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次にやってきたのは旧大原家住宅。
クラボウの創業者の大原氏の住宅で、最近まで実際に大原家の方が住んでいたそうです。
中に入ると、まずびっくりするのがこのふりそそぐ文字たち。
大原家歴代当主の言葉が降ってきています。
どれも心に刺さる言葉。旧大原家住宅 名所・史跡
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そしてつみあがる必然。
一見普通のランプのようにも見えますが…。
上に人の顔が描かれている!
怖ッ!と思ったのは私だけではないはず…。
という失礼なことはさておき。
コレは大原家を支えていた人々。
必然的に出会ったということなんでしょうね。 -
ココまでが明治の古い建物によくある土間。
こんな土間のある家を見たのは初めてかも。
ちょっと感動。 -
土間と言えば台所。
昔ながらの釜がキュンキュンする。 -
できればお宅に上がりたいのですが。
立ち入り禁止でした。
翌日訪れた吹屋で思う存分見学できたので、よかったですが。 -
窓から見た内部。
なんと家の中に井戸がある!
雨の日でもラクラクと水をくめる。
にしても、この窓から見る見学スタイル、キューバのヘミングウェイ博物館に似てるな。
と思ったら、家の中を見れるのはココと離れくらいでした。 -
土間を通り抜けると蔵が並ぶ場所に。
コレ家なんですけど。
まるで道。
この蔵たちも内部は見ることができない。
うーん、残念。 -
でも一部は大原家の歴史等の紹介の場として開放。
主に孫三郎氏と總一郎氏についてが多いです。 -
こちらはクラボウとグループ会社の社章。
クラボウの二・三マークもありますね。 -
それにしても家の中にこんな蔵があるのはスゴイですね。
元々大原家は倉敷の大地主だったそうですが。 -
コチラは離れ。
唯一コチラだけ入ることができました。
通常であればコチラ抹茶をいただくこともできるらしいです。 -
ココからはお庭を見ることができる。
この大原家の敷地は660坪と巨大。
主屋・蔵・離れ座敷など10棟の建物があります。 -
コチラはブックカフェ。
本屋さん?と思いましたが、売り物ではなさそうです。 -
コチラには貴重な家具等も展示。
木の艶が違いますね。
その他にも当時かなり高価だったと思われるレコード等も。 -
カメラや将棋の駒等も。
並んでいる本も昭和初期辺りのものが多かった。
開放されている場所がちょっと少ないのが残念ですが、明治時代の家や蔵は見ていてとっても楽しかった。 -
旧大原家住宅を見学した後は、特に目的もきめず散策。
というのも、だいたい16時半が最終入館になるので、時間的にムリかなぁと思って。
すると、すごく素敵な街並みの場所に出ました!
ココは東町だったか本町だったか。
どちらかの場所です。
美観地区とはまた違ったゆったりとした空気が流れ、とても素敵な場所。本町 名所・史跡
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本町や東町は美観地区よりも先に街があったとされている場所。
箪笥屋、桶屋などが軒を連ねていたそうです。
現在も格子戸等が残る街並みはいつから変わっていないのだろう。
焼き鳥屋とかもあってお手頃で雰囲気も楽しめそうなお店がありました。 -
コロナ時期だからか人も殆どいないし、ココすごく素敵!
旅館とかもあるのかな?
美観地区よりも私は断然こっちが好み。 -
本町と東町の間にある公民館も蔵を模したもの。
大きすぎて全体が撮れませんでしたが。
ココで近所の人っぽい人が熱心に倉敷の歴史を通る人に話しておりました。 -
公民館の前にある旧中国銀行。
大正11年に建てられた第一合同銀行倉敷支店。
合併後中国銀行になり2016年にココでの銀行業務を終了。
この建物は大原美術館を建てた薬師寺主計の設計。
大きな円柱や、ステンドグラス等のルネサンス様式。
2022年には大原美術館の分館?になるそうです。 -
またまた美観地区に戻りぶらぶら歩いていると。
酒屋さん発見!
中は写真撮影禁止ですが、とっても素敵な古い酒屋さんでした。
せっかくなので桃のリキュールを購入。 -
お店の前にあったコレ、何だと思います?
ラムネを開けるものらしい。
ラムネってどうやって開けたっけ?
こんなのが必要だったんだw -
そのすぐ近くには旅館くらしき。
多分この辺りでは一番高いお宿かと。
私が訪れた日は1泊1人4万くらいしていたかな。 -
ぶらぶらしていたのですが、やることもなくなったのでディナーにしようかな。
もともと18時半に予約していたのですが、18時前に変更してもらいました。
本日の夜ごはんは美観地区から10分弱の場所にある蔵pura。
他にも色々候補もありましたが、なんせ旅行を決めたのが1週間前。
なので予約できるところが限られていて、ココにしました。蔵Pura 和膳 風 グルメ・レストラン
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中は素敵な中庭も。
コチラは昔からあった建物なのでしょうか?
詳しいことはわかりませんでしたが、とっても雰囲気のある空間。 -
コチラには和善風と…
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お蕎麦屋さんの武野屋が。
ココのお蕎麦はイタリアンなお蕎麦が有名。
モッツァレラチーズとナスのトマトソースのおそばとか、有機トマトとホタテのジェノベーゼのおそばとかがあります。
もちろんふつーのお蕎麦もありますが。 -
予約したのは和善風で、コロナ対策のためかすべて個室での食事。
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まずはビールと先付の馬鈴薯とホタテの湯葉和えと鯛皮陸蓮根羹 美味出汁。
普段和食もだけど、懐石なんて食べないので新鮮。 -
お刺身二種。
マグロとタイだったかなー。
すごくプリプリして新鮮でおいしい。
マグロは1切れなのにタイは4切れくらいというバランスの微妙さw
全然いいんだけどね。 -
台物は鱧素麺。
これまた普段素麺を食べないのですが。
めっちゃ美味しかった。
鱧がとてもいい! -
ビールはお腹が膨れるので、ピーチやオレンジのお酒を飲んでいましたが。
コレがなかなかアルコールが高いっぽい感じがして。
飲み続けると危険と察知w -
組肴は真名鰹と豆腐の仙台味噌焼き、獅子唐油焼、生湯葉酒盗牛蒡八幡巻、小芋衣かつぎ、玉蜀黍真丈酢取りです。
トウモロコシの漢字が玉蜀黍と初めて知りましたw -
南禅寺蒸し。
昔は茶わん蒸しは好きではなかったのですが、美味しかった。
味覚は変わりますね~。 -
岡山ブランドいつつぼし豚の変り揚。
ココまでがコースで後はご飯と赤だしになるのですが。 -
+αでごはんを名物の返し寿司にしてみた。
一見錦糸卵の質素なお寿司ですが。 -
裏を返すと豪華なお寿司!
ココまででかなりお腹いっぱいなので、上の具材を食べてご飯部分は半分残しました。
でも、コレめっちゃ美味しかった!
ちなみに返し寿司の由来は。
備前岡山の藩主が一汁一菜という質素倹約で。
自分だけならまだしも藩の人たちも贅沢厳禁!
迷惑この上ないですねw
で、なんとか美味しいものを上に知られることなく食べる方法はないのか…と編み出したの返し寿司らしいです。
この返し寿司はこれだけでもまた食べたい! -
デザート。
でコース終了。
とても美味しくいただきました。
ゆっくり食べたので3時間くらいいたかな。
とても美味しい時間を過ごさせていただきました。 -
食べ終えるとすっかり夜。
とっても雰囲気があって現代とは思えない。
柳がいい味を出しています。 -
高い建物やネオンが回りにないので、江戸時代や明治時代に迷い込んだかのようです。
美観地区にある旅館では夜の観光サービスをやっているのかな?
ホテルの人と宿泊客で回っているのが多かった。
思い立って出かけた倉敷だけど、かなり満喫しました。 -
今回ホテルは岡山駅直結のグランヴィア岡山。
それなりに高級感もあり。ホテルグランヴィア岡山 宿・ホテル
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でもお部屋はケチったのでそれなりに狭いですが…。
もう何も置けませんくらいギリギリの配置w
12000円暗いと思うと微妙。
結果、gotoで4000円くらい戻ってきましたが。
翌日はこの旅のメインの吹屋へ行きます。
吹屋編に続く。
https://4travel.jp/travelogue/11682472
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