関ケ原古戦場記念館へ

2021/03/06 - 2021/03/06

昨年10月にオープンした岐阜県関ケ原古戦場記念館。
１月に行こうとしたのですが、
岐阜県に緊急事態宣言が出たため行けず。
やっと宣言が解除されたので行ってきました。

（住んでいる自治体が、
緊急事態宣言の出ている都道府県への
不要不急の訪問は自粛と言っているので）

なお、普通に行っても面白くないので、
滋賀県から徒歩で岐阜県を目指しました～
←久しぶりのお出かけでテンションがおかしい。

エリア 関ヶ原・垂井(岐阜)

• 旅行の満足度: 4.5
• 観光: 5.0
• グルメ: 2.5
• ショッピング: 3.5
• 交通: 3.0

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 1万円未満
• 交通手段: JRローカル
• 旅行の手配内容: 個別手配

JRさんを応援する気持ちで青春18きっぷを購入。

これまで、18きっぷを買うときは、
少しでも元をとってやろうと考えていたのですが、
今回は純粋にJRさんを応援する気持ちです(・∀・)

米原までやってきた。
ここからJR東海に乗り換えです。

西は緊急事態宣言、東は緊急事態宣言、
北は大雪で、お出かけは6７日ぶり(；´Д｀)

米原駅 駅

関ケ原駅の隣、柏原駅で降ります。
ここはまだ滋賀県。

ここから関ケ原までは７.5kmほどの道のりなので、
岐阜の緊急事態宣言が解除されたお祝いに
徒歩で県境を越えます。

柏原駅 駅

柏原駅の階段のメッセージがなかなかセンスある。
「かしはら　じゃない　かしわばら」

いいねぇ(^^)

駅の外観を拝んだら出発～

線路沿いを少し歩くと、
旧中山道に出る。

柏原駅 駅

旧中山道に出た。
柏原は江戸から60番目の宿場町。
良き雰囲気～(´Д｀)

Google map先生によると、
関ケ原までは徒歩90分ほど。
旧街道の雰囲気が残っているので、
楽しみながら歩ける。

急に山道っぽくなった( ﾟдﾟ)

柏原駅を出発して20分ちょっと。
そろそろ県境のはず。

あった！県境！
google ストリートビューで見て気になったやつ。

岐阜県に入ったー＼(^o^)／

昔から美濃と近江の国境は、この溝だったとのこと。

反対側は普通・・・

これまで徒歩で渡った県境
・岩手ー秋田
・宮城ー福島
・新潟ー富山
・石川ー福井
・京都ー大阪
・山口ー福岡
・岐阜ー滋賀　←NEW

県境マニアの道を目指すべきかどうか…

おぉ！
関ヶ原の戦いに参加した武将ののぼりが。
テンション上がる～

ここは宿場町の今須宿。
徳川家康が関ヶ原の戦いの翌日、
休息をとった場所。

なぜ徳川家康がここで休息したかというと、
関ケ原との間は峠道だから(´・ω・｀)

本日は朝食抜き。
岐阜の喫茶店でモーニングしようと思ったけど、
全然お店がない…
お腹も空いた…

爆音が聞こえてきたのでカメラを構えたら、
新幹線ｷﾀ━━━━(ﾟ∀ﾟ)━━━━!!
早いwww

10月に出張で乗って以来、
乗ってないな～(´・ω・`)

関ケ原に到着～

関ケ原は、幹線道路は歩道が狭く、
すぐ横をトラックが飛ばすので、
徒歩や自転車は裏道を通るのがおすすめ。

のどかな町並みと見せかけて、
そこらじゅうに見どころがある。

関ケ原駅に到着～

柏原駅を出発して、
写真を撮りながらで徒歩90分。

関ケ原駅 駅

駅の横の跨線橋のフェンスが面白い。
関ヶ原の戦いに参加した武将の展示や、
関ヶ原の戦いの流れの展示があります。

こちらは島津義弘。
東軍を突破して薩摩まで帰ったのがすごい。

好きな大名家といえば、
伊達家、上杉家（長尾家）、島津家なのですが、
伊達家と上杉家は関ヶ原に来てないので…

武将ごとに、見どころのモデルコースがあるので便利。
いろいろ回ろうと思うとそれなりに歩きますが、
駅前にはレンタサイクルもあります。

関ヶ原の戦いの流れや地形もまとめられていますが、
こちらは記念館で映像を見る方が理解できるかと。

関ヶ原の戦いが時系列でまとめられており、
最後は島津義弘の「敵中突破」(´Д｀)

関ケ原駅から跨線橋を渡ると、
すぐにあるのが関ヶ原古戦場記念館。

コロナ対策で入館者を絞っており、
ホームページから事前予約が必要です。

予約時間になると受付へ進み、入館料500円を支払い。
ソーシャルディスタンスのマークが
「ここに布陣」となかなか良い感じ。

館内は写真が撮れる場所は限られてますが、
映像のクオリティがかなり高い。

関ヶ原の戦いの流れだけでなく、
古戦場の位置関係が頭に入るので、
ここで映像を見て史跡を回るのがおすすめ。

最上階は展望室。

関ヶ原古戦場をぐるっと見渡せます。

正面の真ん中あたりの、白いのぼりが石田三成の本陣。
この記念館の場所が徳川家康の本陣。

こうやって向かい合っていたと思うと、
ロマンがあるね～

床は古戦場のガイドマップになっているのですが、
現在の航空写真にガイドが書かれているのでわかりやすい。

このあとは、島津義弘の本陣と石田三成の本陣に向かおうと思います。

おっと、その前にミュージアムショップを見ていかねば。
ここは予約無しでも入れます。

写真は島津義弘の甲冑（非売品）。

店内は、関ヶ原に参加した武将の家紋入りの
ぐい呑みやマグカップ、タンブラーを売っていて、
歴史好きにはかなりたまらない感じでした。

なお、どさくさに紛れて
関ヶ原に来ていない伊達家の家紋入りも売っていたw

朝ごはんも食べてないので、
併設のレストランで早めの昼食。
完全に名前で選んだ
「バトルオブ関ヶ原カレー」（コーヒー付き）

お皿の上で東軍と西軍の激突が再現された一品。
カレーの後のコーヒーはなぜか美味しい。

ただし、ビールはない(´・ω・`)

食後はぶらぶらを再開。
関ケ原のごみステーション、かっこいい。

そこらじゅうに案内サインがあるので、
スマホなしでも歩けます。

あと、電柱に武将の紹介とか、
いろいろなエピソードが書いてあるので、
歩いていて楽しいです。

島津義弘の陣に到着～

北国街道を抑えるためにここに布陣したとか。

島津義弘陣跡 ＜島津の退き口ゆかりの地＞ 名所・史跡

周囲はこんな感じ(*´ω｀*)

歩いていて気持ちいい～

このあたりは、井伊直政が先制攻撃をかけに
移動した場所。

関ヶ原の開戦の地。
井伊直政が宇喜多秀家に発砲した場所。

なんだかとても不思議な気分。

今いるのは、手前の開戦地。
これから住宅街と国道を越えて奥の決戦地へ向かいます。

歩道橋で国道を越えてと。

幹線道路は歩きにくいのですが、
関ヶ原のガイドマップや案内サインは、
幹線道路を避けたルートになっているのが便利。

このあたりが決戦地。

正面に見えるのが石田三成の本陣。

着いたよ石田三成の本陣。
ここから見える関ヶ原古戦場の景色が楽しみ。

石田三成陣跡 名所・史跡

この階段のラスボス感がすごい(´；ω；｀)

でも、ここを登れば、
石田三成が見ていた関ヶ原の景色が見れる。

着いた。
しかも古戦場のマップもあるのでわかりやすい。

こんな景色が見えていたのか。
徳川家康が本陣を進めてきたときは、
プレッシャーかかっただろうな～

このあたりで、東軍、西軍が入り乱れて戦ったと言われている。
島津義弘が東軍を突破したのもこのあたり。

駅に戻ってきた。
石田三成の本陣から関ケ原駅は、徒歩20分ほどでした。

ところで、この跨線橋の名前ですが…

跨線橋ではなく、「関ヶ原古戦橋」になってる(´・ω・`)

ずいぶんと細かいネタを入れてきたな～w

駅前の観光案内所兼お土産屋さんで大谷吉継のお水を購入。

ホントはビール買おうとしたけど、売ってなかった…
ビール難民化しつつある。

関ケ原駅といえば、
ホームから見えるこの看板。

関ケ原駅 駅

では米原まで戻ります。

米原駅では、いつの間にか改札内に
セブンイレブンができていたので、
無事ビールを購入(*´ω｀*)

空いている電車で飲むビールは美味しい。

まだ時間が早いので寄り道。
琵琶湖の北を回って永原駅へ。

ここ永原駅は、高校生の頃、
乗り換えで3時間待ちしたことがある駅。
当時、永原駅から北は交流、南は直流で、
ここがボトルネックだった。

もう20年ちょっと前の話だけど、
なんとなく懐かしいなと思って。

なかなか味わいのある駅構内。

思い出した！
このホームの待合室に、
ボールペンで書かれた落書きがあって、
「早くおうちに帰りたい」とか
「お風呂に入りたい」とか書かれていた。

3時間待ちの私も「わかる～w」とか思っていた。

さすがに落書きは残ってないけど、
駅ノートがあった(^^)

では帰ります。
本日の戦利品は、ミュージアムショップで買った
大谷吉継の家紋入りのぐい呑み。
Tのっちさんのように、ぐい呑み持ち歩こうかな。

この旅行記へのコメント （2）

• とのっちさん 2021/03/07 20:41:35

  あっ、またニアミス。

  shuuu1983さま
  
  こんばんは。昨日青いきっぷで関ヶ原へ行かれたのですね！昨日の夕方同じきっぷで関ヶ原通過しました。天下分け目のダイヤ改正直前で、緊急解けたのでつい行ってしまいました。ホームの看板は撮りそびれましたが。
  
  興味の対象が広いですね！歴史は嫌いではないのですが、知識は中学校までで止まってます。旧刻名は得意ですが、武将の名前はメジャーどころしかわかりません。分かりやすい解説で、臨場感あふれる書き方でした。いかんせん戦ったことがないので臨場感は変ですが、戦国武将の観点で地形をみると理にかなってるなと感じます。
  
  最近は３００ミリの瓶からのラッパ飲みに抵抗がなくなったので、ぐい呑みは持ち歩いてません。そもそも焼酎党なのにいつの間にか旅先で地酒を買うようになったのは確実に“フォートラ”関係者のせいです。
  
  あと４回、どう活用されるのでしょうか。
  
  とのっち

  shuuu1983さん からの返信 2021/03/07 20:59:40

  Re: あっ、またニアミス。

  とのっちさん
  
  こんばんは～
  まさか通過されていたとは（笑）
  さすがのフットワークですね～
  
  攻める側の気持ちで石田三成の本陣を見ると、登り坂だしこれはキツいな～って感じでした。
  
  最近はラッパになりましたか。
  それは（衛生的に）良かったです。
  私は逆に焼酎をよく飲むようになりました。
  特にこの冬は寒かったので、自宅でお湯割り飲んでました。
  旅先では焼酎をお土産に買うかもです。
  
  JR西がローカル線廃線の予告をしつつありますので、ローカル線中心に乗る予定です。
  
  shuuu1983