Go to 青森で山と温泉(1)　－八甲田登山と紅葉の蔦沼

2020/10/31 - 2020/11/01

Go toキャンペーンの宿泊費割引やら、新幹線が50％割引になるお先にトクだ値スペシャルやら、旅へ誘う企画がいっぱいのコロナ二波と三波の端境期。「半額の新幹線でできるだけ遠いところへ行こう」と思い、青森へ。
再び自粛に入った今となっては夢のようですが。
当初予定し全て予約していたのに、直前になって旅行中に天気が大崩れすることが分かり、急慮いろいろリスケ。無駄に移動の多い旅になりました。

■ 夜行バスで弘前まで→レンタカーで八甲田
■ 早朝の蔦沼からの岩木山登山
□ 白神山地トレッキングして、深浦の温泉で一泊
□ 青荷温泉で一泊
□ 三内丸山遺跡を見物して帰路へ

エリア 八甲田・酸ヶ湯温泉(青森)

夜行バスで弘前まで。登山目的でテント泊もするつもりだったので、バスの中でも寝袋でぬくぬく。かなり良く眠れました。ふとんって大事！
まずはレンタカーを借りて、虹のマートへ。

弘前食料品市場 (虹のマート) 市場・商店街

建物に入ったとたんに、美味しそうないい香り！

朝昼晩の三食分を調達する予定です。おにぎりは今から登る八甲田登山中の昼食用に購入。

果物が安い！ラ・フランス、1個180円じゃないですよ！1パック180円ですよ！！
登山遠征の初日に買うわけにはいかないのが無念・・・。

どれも美味しそうだけど、ここは名物のいがめんちをチョイス。

朝食は、具がたっぷりの太巻きといがめんちになりました。

コロナのおかげで市場内のテーブルは使えませんでした。泣く泣く車の中で朝食。

市場でだいぶのんびりしましたが、八甲田山に向かいます。本当は最終日付近で八甲田の予定だったのに、天気予報が悪いので初日に回しました。おかげでロングドライブです。
ガードレールのりんごがかわいい♪

道中、りんごの直売所が多数あります。

ストレートジュースが350円!? 安い！1ケース欲しい！
でも送ったら送料負けするし、今から登山なのに持っていくわけに行かないし、泣く泣く断念しました。

それでも1袋200円の紅玉の魅力には抗えず、買ってしまいました。

城ヶ倉大橋。紅葉の名所です。8割がた終わっていましたが、それでも落葉樹のボリューム感で、まさに枯れ木も山の賑わい。

城ケ倉大橋 名所・史跡

寄り道しながらようやくたどり着いた、八甲田登山口の酸ヶ湯温泉。すでに10:30を回ってました。だいぶ遅いけど、登山の所要時間は5時間だから、明るいうちに下りてこられるはず。

登山口。

登るにつれて雪が増えます。半分解けた雪なので、道はぐじゃぐじゃ、靴にも染みてきて、かなり歩きづらい道でした。これなら凍っていてくれたほうがどれだけマシか･･･（アイゼンは持ってきてるし）

足元が悪くても、景色さえよければ耐えられるものです。あれが山頂かと思ったけど、違いました。

ここは仙人岱

ここでランチにします。寒くて長居はできませんが。

虹のマートで買ってきたおにぎりです。

さらに登って鏡沼。すっかり冬景色。

そして登りは緩やかになり、

登頂！（13:30）

山頂で少し待っていると、青空も顔を出しました。

八甲田山 自然・景勝地

下りは別ルートで。この毛無岱を歩きたかったんです！紅葉の時期は一面真っ赤でそれはそれは綺麗だそうなのですが、山の中はもう紅葉は終わり。残念。

景色がいいので全てが癒されますが、雪解け水は敵です。

木道を歩いているんだか、水の通り道を歩いているんだか分からない場所もちらほら。

休憩スポットで腰掛けて、ぬれた靴下をしぼる。水はけのいい靴下は重要アイテムです！
この落書きは気が利いてるなあ。

16:00過ぎに酸ヶ湯温泉に下山。ここの千人風呂を楽しみにしてたのですが、立ち寄り湯は15:00までだそう（涙）

近くのホテルや旅館も、立ち寄り湯はもう時間切れ。スマホで必死に探し、電話をかけ、車で20分ほどの場所にあるみちのく深沢温泉を探し当てました。

かなり暗くて細い道。建物も古かったけどとにかく温泉。ありがたい！

そして、本当は酸ヶ湯キャンプ場でテントを張るつもりでいたのに、営業期間終了になっており、仕方なく車中泊。車のわきで虹のマートで買ってきた惣菜を温めて夕飯にしました。

ご当地限定のクラフトチューハイ、美味！

この車中泊、どこでやってたかというとこちらです。蔦沼の駐車場。朝日に照らされる紅葉の名所で、早起きが重要な場所なのです。

せっかく駐車場で夜明かししたのに、トイレやら着替えやらでもたもたしてたら明るくなり、後からきた人たちにどんどん追い抜かれていく。。。

15分ほどで沼のほとりにつきます。

沼のほとり。なんだこりゃ？ってくらい人が大勢いました。

橋の上しか立つ場所がないので、前のほうに陣取れないとつらいですねー。

しかも前のほうは三脚をたてたカメラマンばかり。早起きできなかったのが悪いんだけど、三脚の脚さえなければ倍の人数が立てるのに、と思ったり。。

6:20頃。朝日に染まり始める蔦沼。本当は半分枯れ木なのですが、朝日がしっかり染めてくれます。
しかし、どうしても人の手が映りこむ。。。

どうしても映りこむ人の手をトリミング。沼が完璧な鏡になっています。日が昇り沼の温度が上がると、水が対流して波が立って鏡にならないのです。

さらにトリミング。美しい！

後ろの人に場所を譲るべく、6:30頃には切り上げました。駐車場へ戻る途中の森の中も美しい！

昨日来た道を2時間以上かけて戻り、今日はあの岩木山を目指します。あの山頂にかかった雲！天気は荒れてそうだ。。。