2021/02/21 - 2021/02/21
34位(同エリア171件中)
バロンさん
この旅行記スケジュールを元に
今日3月3日は女の子の節句
なんで祭日じゃないんでしょう!
ということで
先日、世田谷区岡本にある静嘉堂美術館で展示されている
岩崎家のお雛様を見に行った様子をアップします。
スケジュールは
静嘉堂美術館ー岩崎家玉川霊廟ー松任谷由実ご夫婦奉納の灯篭がある岡本八幡宮ー民家園ー旧小坂家住宅の順に周りました。
これを描いている最中に一都三県に緊急事態宣言延長のニュースが流れてきました。ああああああああ!
- 交通手段
- 自家用車
PR
-
岩崎家のお雛様は世田谷区岡本にある静嘉堂文庫美術館でやっています。
この美術館に来るのは初めてのバロン夫婦
駐車場はどこにあるのか心配していました。
が・・・さすがの世田谷区です。
大きな(ざっと30台以上置けそうな)無料の駐車場があったので
さっそく入れます。この時は気が付きませんでしたが
美術館の建物前にも20台置ける無料の駐車場があります。太っ腹です。 -
バロン夫婦が置いた美術館の駐車場は、この小さな川(谷戸川)の横にあって
ここから美術館の建物まで坂道を歩いて行きます。 -
とっても武蔵野の面影が残る地形で
大きな雑木林の中の道を歩いて行く感じです。
坂道を登っていくわけです。10分もかかりませんがマスクして上ると息切れします。 -
到着しました。
由緒のありそうな建物がドドンと真正面に見えてきました。
これが美術館館かなと近づくと静嘉堂文庫美術館 美術館・博物館
-
こちらの建物は静嘉堂文庫と言って
三菱合資会社の第四代社長であった岩崎小彌太氏が、その父 彌之助の収集した
日本や中国の古典籍を永久に保存し、さらに研究者に公開云々と書かれていて
研究のためには許可が下りるようですが
一般には公開されていない文庫です。で美術館というと -
静嘉堂文庫の左側にある文庫よりも近代的な建物でした。
静嘉堂文庫美術館 美術館・博物館
-
入り口で消毒と熱を測ってもらって入ると右手にミュージアムショップがあって
左側がチケットブースでチケットを買ったら美術館エントランスですが
ここの写真撮影はとても厳しく、陳列室に入る前のエントランス撮影にも
条件があって、陳列室の外の「ごあいさつの言葉」や二代目の岩崎彌之助氏の胸像は
写真を撮ってはいけません。 -
しかし、エントランス中央の四代目岩崎小弥太氏胸像は撮影可でした。
-
あと、岩崎家のお雛様と一緒に飾られたという金屏風が印刷された大きなポスターと
-
金屏風についての説明書きは撮影可でした。
陳列室が写真不可なのは分かりますが陳列室外のエントランスも厳しい条件
まあ展覧会の観覧というものは
本来ならば写真など撮らず、自分の目で見て感じて記憶に残せば
良いのでしょうが、最近記憶力にとんと自信がないバロン妻
写真不可の展覧会では、観覧後にたいてい図録を買います。 -
こちらが図録です。1800円だったと思います。
海外の写真撮影できない美術館で、やはり図録を買ったりしますが
印刷状態が悪くがっかりしますが
この図録の印刷は大変美しく(ライティングで本物より美しい)
細かい説明もあり記念になります。静嘉堂文庫美術館 美術館・博物館
-
図録からの写真ですが
展示物は岩崎小彌太氏の麻布鳥居坂本邸大広間に飾られていた雛飾りで
現在は、京都福知山市・桐村家「茂照庵」というところが所有しているようで
戦中戦後にかけて、ひとたび散逸した岩崎家雛人形と道具箱を桐村喜代美氏により、ここまで集められたそうです。
大変大きな雛飾りで今回の展示では
このように7段飾りで展示されているわけではありません。静嘉堂文庫美術館 美術館・博物館
-
図録よりの抜粋写真ですが
一つ一つのお人形が大変大きいので
お内裏様お雛様、三人官女、五人囃子‥やお道具類は
お内裏様・お雛様から順番にに展示されています。
京人形の老舗・丸平大木人形店、五世大木平蔵の代表作と謳われる作品で
それはそれは見事でじっくり鑑賞致しました。 -
お雛様を堪能後、エントランスから梅の花が咲いた庭園が見えたのでに降りてみました。
-
お庭には散策道があって散策できます。
-
この美術館は小高い丘に建っているので、お庭も傾斜しています。
梅の木の下には水仙が一面に咲いていました。 -
静嘉堂文庫というのは元々岩崎家の墓所が先にあった場所のお隣に
後から建てられた建物のようです。
墓所の方に行ってみます。岡本静嘉堂緑地 名所・史跡
-
これこそ霊廟という名のふさわしい、とっても立派な霊廟でした。
岩崎家玉川霊廟 名所・史跡
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霊廟の側には男爵岩崎家墓所と読めるこれまた立派な石碑があります。
-
霊廟が造られた時代は
週へ二はまだ宅地も少なかったのではないかと想像します。
とは言え、都心からすぐの場所にこれだけ大きな敷地を誇る
霊廟を持つということは岩崎家の力を思い知るようです。
ここからは静嘉堂文庫美術館周辺を散策します。 -
美術館の敷地を出て、少し下っていくとお隣に神社があります。
鳥居がある場所は、静嘉堂緑地を下りきった場所です。岡本八幡神社 寺・神社・教会
-
鳥居から静嘉堂緑地中腹に社があるので
社に行くには、結構な傾斜の階段です。岡本八幡神社 寺・神社・教会
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鳥居のところにある灯篭は、さる有名人ご夫婦が奉納されたそうです。
-
はい!!
松任谷正隆・松任谷由美ご夫婦
二人ともフルネームで刻まれています。
松任谷正隆 妻 由美とか
松任谷由美 夫 正隆とかにはならないんですね。
バロン妻がこれを「なぜここに」とかバロン夫に言いながら
眺めているとジョギング中のご婦人が
「松任谷由実さんの御実家がこの近所なんです。」と教えてくれました。岡本八幡神社 寺・神社・教会
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神社はこじんまりとした八幡神社
岡本八幡神社 寺・神社・教会
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お隣にはこれもこじんまりとした天満宮が並んであります。
-
神社を見た後
岡本隧道を歩いて -
こちらに来ました。
岡本公園民家園 名所・史跡
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入り口から梅の咲く通路を入っていくとお庭に出ます。
-
藁ぶき屋根の民家の母屋です。
岡本公園民家園 名所・史跡
-
説明を読むと
旧長崎家を移築復元したようで世田谷区の重要文化財だそうです。 -
ここの母屋のお座敷にはお雛様が飾られていて
こちらは大正時代のものです。 -
そのお隣に並べて
こちらは昭和時代のもの
大正時代に比べて豪華になっています。
お内裏様とお雛様の位置が違いますね。岡本公園民家園 名所・史跡
-
台所の方に周ると
昔の台所の復元されていて -
バロン妻の実家も農家だったから
小学生頃までこういうおくどさんてありました。
歳が分かりますが( ;∀;) -
母屋台所にあったスズメバチの巣
昔は魔除けとして飾られたそうです。
芸術ですよね
スズメバチが狙ってデザインしているわけではないだろうが -
敷地内には蔵や農作業小屋も復元されており
敷地内で、僅からしいですが稲作も行われおり
さっきのおくどでお米を炊いてお餅つきなんかもやるみたいです。
農家の敷地には竹藪があります。
農家育ちのバロン妻には当たり前の風景だったりします。
竹藪は根を張ったら地面が強くなるから -
民家園の裏木戸から出て
-
ここで帰るには少し早すぎるかなと地図を見ていたら
通りかかった人にこの地図には出ていないが
「あそこも見ると良いですよ」と聞いた場所があり、行ってみることに -
静嘉堂緑地
沿いの川にこの川は仙川の支流のようで静嘉堂緑地に沿って
二か所あり、こちらの川は丸子川
バロン夫婦が停めた駐車場沿いの川は反対側を流れています。
緑地の先で一つの川になって多摩川に流れ込んでいるようです。
緑道に沿歩きます。
さすがの世田谷区で緑道も板づくりしゃれているではあーりませんか -
お目当てのものは、緑地をぐるっと周ってバロン夫婦の車を停めた駐車場の
お向かいにあります。
教えてもらったとき駐車場の真向かいなので見学することにしたのです。旧小坂家住宅 名所・史跡
-
旧小坂家住宅というとっても広い敷地のおうちで
ここを教えてくれた方のお話によると、さるかたの邸宅跡で
今はナショナルトラストの管理になり入場無料で入れるとの事。
門を入るとすぐに庚申塚があるあたり
すっごいですね -
それも二基もあります。
-
この旧小坂家住宅
とてつもなく広いお庭です。
さっきの静嘉堂美術館のように庭から敷地が小高い丘になっていて
おうちは丘の上にあります。
この世田谷区岡本・瀬田という地区は本当にアップダウンが大きく多いです。 -
庭の敷地内にある地図
広いでしょう旧小坂家住宅 名所・史跡
-
庭の中腹から庭を見たところ
今はないけど中央に茶室があったようです。 -
小坂家住宅の家屋入り口
-
説明を読むと実業家であり政治家で衆議院議員などをされた
小坂順造氏が別邸として建てたものとか
戦前は、都心に本宅を構え、少し離れたところに別邸を構えたのですね。旧小坂家住宅 名所・史跡
-
庭から傾斜になった上に建物が建っているので正面からは
写真が撮れませんがかなり大きい建物です。
入場無料で自由に上がることが出来ます。 -
家屋の見取り図です。
-
このうちが使われていたころにあったであろう
冷蔵庫が廊下にありましたが、立派なものでした。
戦前にこの冷蔵庫を変える財力が凄い -
ここは奥様の化粧室
-
応接間
-
応接間の窓からは広い広い庭園が見渡せます。
季節によっては素晴らしい眺めになった事でしょう -
小坂順造氏レリーフ
-
ここはご子息のお部屋だったようです。
-
ご子息の次男の方はお若くして亡くなられていて
肖像画があります。 -
御次男の頭部のブロンズ像や順造氏の長野の御実家のスケッチ
-
家系図によるとお嬢さんは東京都知事をやられた
美濃部亮吉氏に嫁がれています。 -
順造氏は長野の電力の為にも尽力を注がれた方で
佐久間ダム完成時に造られた。
和光製の佐久間ダム完成の記念品が飾ってありました。
ダムをモチーフにして
燭台の部分ががダムになっています。 -
旧小坂邸の敷地内には下稲荷神社もあります。
神社を見ながら今日の観光を終えました。 -
バロン家に帰ってきて我が家のお雛様です。
ミニチュア版なので出すのも片付けるのも簡単です。(^^)/
ありがとうございました。
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この旅行記へのコメント (2)
-
- バモスさん 2021/03/05 05:52:51
- お雛様☆
- バロンさんへ
おはようニャ~☆
世田谷に都会の喧騒を忘れるような所があるのですね。
お雛様それぞれに個性的で良いです(*^_^*)
子供時代に姉のお雛様を片付ける際に手伝わされて
上手く入らなく困ったことがよくありました(>_<)
これまたごっつい蜂の巣ですね(@_@)
たまに木星のような柄のを見かけます。
ありがとうございました。
バモス
- バロンさん からの返信 2021/03/05 11:33:35
- Re: お雛様☆
- バモスさん
こにゃにゃちわ~~=^_^=
いつもありがとうございます。
小学生バモスさんが、お母様とお姉さまに怒られながら
お雛様をお片付けの図が浮かんできました(^^♪
バロン妻実家にあったお雛様
ボロ屋に加えて保存状態が悪くて、お内裏様とお雛様のお鼻が
鼠にかじられて大変悲しゅうございましたニャー
庶民的な区在住のバロン夫婦
世田谷区の街並みには、我が区とのあまりにの違いに感動すらしたりして
バロン
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