2019/03/01 - 2019/03/03
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温味楽さん
この旅行記のスケジュール
2019/03/01
2019/03/02
2019/03/03
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この旅行記スケジュールを元に
こんばんは。あっという間に3月に入り、もう春はすぐそこですね。しかしながら今月は様々な事情が重なり、恐らく旅行を控えることになりそうです…
ということで今回は過去旅ストックから蔵出し。
今は引退してしまった東北の観光列車「リゾートみのり」と「きらきらうえつ」。運行されていた当時は陸羽西線を挟み、仙台→新庄→酒田→新潟というルートで両列車に乗車しての移動が可能でした。
両列車の通る沿線には、素晴らしい景色が盛りだくさんで、乗り鉄ゴールデンコースとして最高でした。
それではしゅっぱ~つ。
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★22:40
仕事を終え、一旦帰宅して夕食を食し、旅支度を整えて再び都心へ。池袋駅から夜行バス「イーハトーブ号」に乗車。夜行バスは金曜夜の出発でも、ある程度時間に余裕が取れるのがメリットですね。池袋駅 駅
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★5:40
トイレ付のバスなので途中休憩はゼロ。終始座席に軟禁されて水沢駅に到着。田舎の町だとこの時間では空いているお店はコンビニ位。朝飯を買って、駅待合で食しました。水沢駅 駅
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★6:55
こんな時間に水沢へ行って何するの?といった声がありそうですが、目的はこれ。1日1本しかない東北本線の快速「アテルイ」に乗りに来たわけ。線形と駅間距離に恵まれており、701系の爆音を堪能できました。水沢駅 駅
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★8:00
そんな理由なので盛岡到着後はすぐにとんぼ返り。盛岡駅 駅
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すると丁度出る北上行きの普通列車に、IGR7000系のクロス車の4両編成が入っていたので乗車。(IGRのクロス車は2編成しかないのでそれが全てこの列車に入った訳。超ラッキーです。)
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やっぱりクロスシートは旅を楽しむ点においては良いものです。
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★8:50
終点の北上駅まで乗車し、後からやって来た一ノ関行きの普通列車に乗り換え。
その後一ノ関で新幹線に乗り換えて、古川を目指します。北上駅 駅
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★10:10
貨物列車の遅れにより、乗車中の普通列車が遅延…何とか接続する新幹線に乗車でき、無事古川駅に到着。古川駅 駅
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ここからは「のってたのしい列車」の旅が始まります。
まず乗車するのは、陸羽東線を10年以上に渡って走った「リゾートみのり」。リゾートみのり 乗り物
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大きな窓・ゆったりしたリクライニングシートが並ぶ車内は、鉄道の楽しむのには最高の空間。
リゾートみのり 乗り物
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東北ののどかな車窓を存分に満喫します。
リゾートみのり 乗り物
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そして当時は「車内販売」も乗務しており、温かいコーヒーとお菓子を購入。
リゾートみのり 乗り物
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★11:00
宮城県有数の温泉地、鳴子温泉駅で暫しの休憩タイム。
地元のゆるキャラがお出迎えしていました。鳴子温泉駅 駅
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こういった観光列車の停車時間は、地元の方がホームや駅に立ち、お土産を売っていることが多いです。
鳴子温泉駅 駅
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これもまた、観光列車ならではのお楽しみ。尚リゾートみのり亡き現在は、左にいる一般車両を使った「快速湯けむり」になり、旅の楽しみは半減してしまいました。
鳴子温泉駅 駅
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さて、この先は陸羽東線のハイライトということで、先頭のフリースペースへ。
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カーブの続く山道を、ゆっくり登って行きます。
鳴子峡 紅葉
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そしてトンネルに入り、車内アナウンスとともに列車はスピードダウン。
鳴子峡 紅葉
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鳴子の景勝「鳴子峡」を通過します。減速サービスはあるのですが、明かり区間は一瞬。なので写真を収めているよりも、目に焼き付けた方が良いかも。
鳴子峡 紅葉
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そんな鳴子峡を過ぎると、堺田駅を通って山形県へ。ここは駅のすぐ近くに「分水嶺」があることで知られている駅であり、太平洋側と日本海側に水の流れが別れる様子を見ることができます。
堺田 分水嶺 名所・史跡
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さて、車内の探検に行ってみましょうか。
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こちらはリゾートみのりのトイレ。一般車時代の古めかしい和式トイレの面影は一切なく、車いす対応の綺麗で広いトイレです。
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その他男子用トイレと洗面所も完備。こちらも自動式で綺麗そのものでした。
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そして座席に戻ると、車窓には雪景色が登場。
そう。山形県に入り、分水嶺と共に気候も日本海側に変わったのです。 -
山道を降り切ると、一面の銀世界を快走しラストスパート。
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間もなくすると奥羽本線の脇を走り、終点新庄へと辿り着きます。
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★12:30
山形新幹線とも接続し、山形県北のジャンクションである新庄駅に到着。新庄駅 駅
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新庄駅を跨いで直通する列車はゲージの違いもあり存在せず、どこへ向かうにも必ず乗り換えが必要があります。
新庄駅 駅
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★13:00
少し時間があったので、駅外で昼食用の弁当を購入して再びホームへ。新庄駅 駅
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ここからは「陸羽西線」に乗車します。
一見普通のキハ110のようですが、右側の座席を見ると何だか様子が違います。JR陸羽西線 (奥の細道最上川ライン) 乗り物
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陸羽西線の一部車両は、列車用座席としては珍しい「1人掛け回転クロスシート」になっています。
JR陸羽西線 (奥の細道最上川ライン) 乗り物
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更にこの座席にはとあるギミックが隠されています。座席下の板を押し、座席を窓の方に回転させると…
JR陸羽西線 (奥の細道最上川ライン) 乗り物
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何ということでしょう。座席の向きが窓側に固定され、車窓を存分に楽しめるポジションになったではありませんか。
JR陸羽西線 (奥の細道最上川ライン) 乗り物
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更に窓にある物置に、駅弁とお茶がピッタリ乗っかります。さて、陸羽西線の旅を楽しみましょう!
JR陸羽西線 (奥の細道最上川ライン) 乗り物
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新庄出発後、どこまでも続く雪景色の中を快走する陸羽西線。当時新庄駅で売っていた駅弁「牛肉どまん中」もより一層美味しくなりますね。
(残念ながら新庄駅での「牛肉どまん中」販売は、この旅行を終えた少し後に無くなってしまいました…)JR陸羽西線 (奥の細道最上川ライン) 乗り物
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その後は最上川に沿って走り、庄内地方へ。スピードも速く、便利に使える路線です。
最上川 自然・景勝地
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★14:00
陸羽西線の終着駅、余目駅に到着。大部分の列車がこの先酒田駅まで乗り入れますが、今回はこのまま酒田に行っても時間を持て余すので下車。余目駅 駅
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昨日は夜行バス利用で風呂に入れていないので、駅から少し歩いた場所にある「ギャラリー温泉町湯」で入浴タイムに。お洒落で綺麗な建物で、鉄道旅の道中の日帰り入浴にもおすすめです。
庄内町ギャラリー温泉 町湯 温泉
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入浴後、駅に戻って酒田駅へ向かいます。
余目駅 駅
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★16:00
そして酒田駅からは2つ目の観光列車「きらきらうえつ」に乗車します。
派手なラッピングが特徴の快速列車で、「18きっぷ」でも乗車が可能。特急並みの利便性を誇るという、利用価値の高い列車でもありました。酒田駅 駅
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車内はセミハイデッキ構造になっており、特急列車用のリクライニングシートが並んでいます。
きらきら うえつ 乗り物
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そして2号車には売店で購入した飲食物を味わえる「茶屋」があります。お酒や日本茶など、日本海の車窓を眺めながらゆっくり頂くのにピッタリな空間。ここには後でゆっくり来ることにしましょう。
きらきら うえつ 乗り物
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酒田発車後は一面に広がる田園地帯を快走。
きらきら うえつ 乗り物
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庄内地方の拠点駅、鶴岡を出発後は一旦山間に入りトンネルも出てきます。
きらきら うえつ 乗り物
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そしていよいよきらきらうえつのハイライト「日本海」が見えてきました!
上り列車はこの時期、丁度夕陽が綺麗に見える時間に日本海沿いを走るので、天気が良ければ最高なんです!きらきら うえつ 乗り物
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そして途中駅では、様々な塗装のキハ40と交換していました。
旧新新潟色に…あつみ温泉駅 駅
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国鉄色リバイバルの「タラコ」。
鼠ケ関駅 駅
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そしてもう1つの国鉄色リバイバル「国鉄急行色」までやって来てくれました。
そんなキハ40ですが、きらきらうえつの後を追うように引退してしまいました…鼠ケ関駅 駅
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しかし「きらきらうえつ」はありがたいことに後継車「海里」が入り、きらきらうえつよりも更に豪華な内装となったようなので、いつか乗ってみたいもの。
府屋駅 駅
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そして笹川流れに差し掛かる頃には、いよいよ日没の時間に。いや~綺麗な夕陽ですね。
笹川流れ 自然・景勝地
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残念ながらこの日は水平線の上に雲が湧いており、沈む瞬間を見ることはできませんでした。
笹川流れ 自然・景勝地
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さて、2号車の茶屋に行って、一息着きましょう。
きらきら うえつ 乗り物
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この茶屋は売店で何かを購入すれば、利用する権利が得られます。「茶屋」に相応しく温かい日本茶も売っていたのはプラスポイントでした。
きらきら うえつ 乗り物
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茶屋でゆっくり過ごしていると、すっかり日は暮れました。長距離観光列車の旅も、間もなくフィナーレ。荷支度をして、到着を待ちます。
きらきら うえつ 乗り物
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★18:30
越後最大の都市「新潟」に到着しました。昔ながらの雰囲気が漂う、高架化工事によって、かつての地上ホーム時代が信じられないような近代的な駅になりました。新潟駅 駅
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その後は駅近くのホテル「ターミナルアートイン」にチェックイン。部屋で一息ついた後、夕飯食べて夜の115系の撮影に行こうと思っていましたが…
ベッドに横たわった瞬間、「夜行バス疲れ」が爆発!
撮影はおろか、夕飯すら食べることなくそのまま沈没してしまいましたとさ…
夜行バスは便利ですが、やっぱり疲れは取れにくくて翌日に響くのですよね。ターミナルアートイン 宿・ホテル
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★6:30
ということでいきなり翌朝です…この日は特にやることもなかったので、料金が安かった大宮行き高速バスに乗車。3列シートか且フリーWi-Fiが使えるので良いですね。
(現在大宮行き高速バスは廃止になり、川越的場&23区行のみなので要注意。)新潟駅 駅
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北陸道&関越道を快走し、ひた進んで行きます。
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★8:30
そして越後川口SAで休憩タイム。越後川口サービスエリア 道の駅
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地元産の飲むヨーグルトを購入し、車内に戻ります。
越後川口サービスエリア 道の駅
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魚沼地区に入るとまだまだ多くの雪が残っており、ここが雪国ということを実感しますねぇ。午前中の高速道路は交通量も少なく、あっという間に関越トンネルを越えて関東平野へ。
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★10:30
上里SAでの休憩を経て、川越駅でバスを下車。観光スポットにはほぼ立ち寄らず、ひたすら乗り物内で過ごした弾丸旅行は幕を下ろしましたとさ。上里サービスエリア (上り) 道の駅
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