埼玉の語源となった前玉神社（さきたまじんじゃ）と映画「のぼうの城」の舞台であった忍城へ

2020/07/12 - 2020/07/12

古代蓮の里で一生分の蓮の花を見た後、今回の日帰り旅行の目的地であった忍城を訪れました。忍城は浮き城や亀城とも呼ばれた堅固な城で、一度も落城したことがないそう。豊臣秀吉の小田原征伐の際もここを攻め込まれましたが、水攻めにも耐え落城しませんでした。その経緯は映画や小説の「のぼうの城」の舞台になりました。

エリア 行田・羽生・加須(埼玉)

• 交通手段: 自家用車

お昼にうどんを食べてお腹を満たしたので、「埼玉」の県名の由来となった前玉（さきたま）神社へ参拝。

前玉神社 寺・神社・教会

ここは浅間塚古墳の上にある神社。神さまの御利益よりも葬られた有力者の祟りが来そうだ。

階段を上り参拝します。感染症対策で手すりは触らぬようにとのご指示が書かれていました。

はやりの手水花がありました。

車で移動し、本日の目的地である忍城まで来ました。

忍城址 名所・史跡

天守ではなく御三階櫓。周りの木々が視界を邪魔をする。

城門

鐘楼が立派でした。

内堀に架かる橋を渡ります。

内堀の外からみた御三階櫓。大きさは昔に見た弘前城くらいでしょうか。
でもこちらは1988年にできた鉄筋コンクリート製で、中は行田市郷土資料館です。

そういえば行田はドラマの陸王の舞台でしたね。江戸時代から続く足袋の生産地です。

鉄筋コンクリートとはいえ、城も古墳もない街にすんでいると羨ましいです。

江戸時代風に壁が復元されています。

ついでですから、すぐ脇にある忍東照宮も参拝。

忍東照宮 寺・神社・教会

参拝者は誰もいませんね。
それどころか社務所も無人。

趣きがそれなりにある拝殿

御守も自販機とはコロナ対策が徹底している。んん、それとも元々無人販売をやっていたのかな。

勝と書かれた御守

交通安全のお守り

新型コロナウイルス感染症を恐れ

御朱印もセルフ

神社から忍城の鐘楼がよく見えました。

車で再び移動して水城公園へ。

水城公園 公園・植物園

池では釣りをしている人もいました。

まったりとしたいい公園ですね。お弁当を持ってきてゴロゴロしたい場所です。

旧忍町信用組合店舗だった洋館がこちらに移築されたようです。

奥まったところに英霊顕彰碑がありました。あまり訪れる人がいないようです。

公園から離れた後、陸王のモデルとなったきねや足袋の事務所に行って見ました。住宅街の一角にありましたが、日曜日ということもあり閉ざされていました。写真撮り損ねたようですが、単なる無人の普通の工場でしたからご容赦を・・・