2018/01/13 - 2018/01/13
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shunfilmさん
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1月12日~14日:上海
- 旅行の満足度
- 4.5
- 観光
- 4.5
- ホテル
- 4.0
- 交通
- 4.0
- 同行者
- 社員・団体旅行
- 交通手段
- 鉄道 高速・路線バス 徒歩
- 旅行の手配内容
- 団体旅行
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社員旅行2日目は自由行動ということで、上海から移動することにした。
8:30起床、9:40にホテルを出発。
10:00に最寄りの花木路駅を出発、7番⇒2番⇒1番と乗り継ぎ、10:40に上海駅に到着。上海駅 駅
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とても近代的な駅舎で、屋外にある巨大な電光掲示板に列車の時刻も表示されていた。
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パノラマで撮影するとこんな感じ。
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前日にネットでチケットを買おうとしたら外国人はネットでは買えないということが発覚。さらに外国人は自販機ではチケットを買えないということで、少し離れた場所にあるチケットオフィスまで歩く。
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こちらがチケット売り場。
中は赤っぽい電飾。用意していたメモを渡し、会話することなく、チケットを購入できた。 -
購入したチケットがこちら。
11時16分のチケットが取れた。 -
駅舎に入るのにも空港と同じように荷物検査があり、中に入るのに30分ほどかかった。
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そして待合室なるものがあるのだが、室というよりは空間。Waiting Roomではなく、Waiting Space。
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そのWaiting Spaceの中に改札機もあり、発車15分前に改札が開くというシステム。
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イチオシ
改札をくぐり、ホームに着くと中国版新幹線CRHが待っていた。
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外観は完全に日本の新幹線のそれだ。
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行きは2nd class(日本なら普通車)を利用し、33分の乗車で39.5元≒670円という低価格。
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中も日本の新幹線まんま。
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到着音は「今日のわんこ」と同じ音で、英語の男性アナウンスもどこかで聞いたような声だった。
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12:06蘇州駅へ到着。Informationで英語のマップをゲットし、KFCで両替してもらい、12:33に駅からバスに乗車。
蘇州駅 駅
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乗車したのは游2という路線。
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蘇州駅から游2バスで10分強・12:45に終点のバスターミナルで下車。
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そこは世界遺産に登録されている虎丘。
虎丘 建造物
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その名前の由来は2400年前の春秋時代。越王との戦いに敗れた呉王の闔閭がこの地に埋葬された3日後、その墓に白い虎が現れたという伝説。
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また「丘がうずくまっている虎のように見えるから」という説もあったりする。
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イチオシ
そして蘇州は別名"東洋のベニス"とも称される水の都。
その光景が目の前に広がっている。 -
その名の通り、丘になっているため、バスターミナルから丘の頂上まで坂道を登りながら見学する。その途中、途中にいくつかのスポットがある。
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世界遺産に登録されていることを示すプレート。
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入場券を購入し、中へ。
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歴代の中国トップの訪問を知らせる写真が飾られている。
周恩来の訪問時の写真。 -
鄧小平の訪問時の写真。
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胡錦涛の訪問時の写真。
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虎丘全体のマップ。
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日本語の案内もある。
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この黄色い門の中には・・・
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・・・阿吽像がある。
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日本と同じようだが、日本では色付きのものは見たことがない。
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そして門の上部にはこのような文字も掲げられていた。
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この門を抜けたところにある建物。
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「試剣石」と呼ばれる石が現れた。春秋時代に呉王の闔閭が鋳造した剣の鋭さを試すために切った石だという言い伝えがある。あくまでも言い伝えで、真偽の程はどうなんだろう?
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そのすぐ近くにあるのが「真娘墓」で、唐代の蘇州で絶世の美女と呼ばれた真娘。
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当時の大富豪が彼女を大金で買おうとし、彼女は自害。そんな女性のお墓です。
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歩き続けるといかにも中国っぽい建物が現れた。
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イチオシ
そこを抜けると視界が開けた場所に出る。
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この虎丘のシンボルともいうべき斜塔が見る。
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千人石と呼ばれる大きな岩地があり、底に闔閭の遺体とその副葬品が眠っていると言われている「剣池」がある。
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先ほどの建物に続き、中国を感じる丸窓。
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その先には池があるのだが、壁に色付きの文字が描かれているのが印象的。
他の国ではあまり見ない形式。 -
「剣池」の右側にある石段を登っていく。
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階段の踊り場には日本でいうところの線香をお供えする台のようなものが置いてあった。
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階段を上がり切ると、そこには大殿と呼ばれる仏殿がある。
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仏殿の中央には黄金の仏像が3体ある。
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中央にある仏様は手を挙げるでもなく、座禅を組むわけではない。
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左右両脇には歴史上の偉人と思われる複数の人物の像が並んでいる。
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その中の一体が赤い顔をした西郷さんみたいな感じだった。
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裏側にあった狛犬の上に座る仏様。
こちらは手を挙げている。 -
黄金の仏像の裏面には菩薩像を中心としていくつもの像が壁に並んでいる。
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その壁は海と山と空が描かれているようにも見えるし、いわゆる三途の川にも見えるし、上の方には天女もいて、不思議な空間が広がっていた。
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狛犬とは反対側には像の上に座る仏様もいた。こちらも手を挙げていた。
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最後に3体の黄金の仏像を見て、大殿を後にした。
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丸い穴の開いた壁を抜けると、虎丘のてっぺんに建っている"東洋のピサの斜塔"という別名を持つ雲岩寺塔がある場所に13:30にたどり着く。
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地面に接した部分がその傾きを知る上では一番わかりやすい。
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この塔は961年に完成し、高さ47.7mで明代以降の地盤沈下によって傾きはじめ、現在では3.59度傾いている。
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イチオシ
残念ながら、ピサの斜塔とは異なり、塔そのもの上ることは出来ない。
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上るどころか中に入ることすらできない。
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ここにも日本語のプレートがあった。
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雲岩寺塔から東に向かうと階段の中央に彫刻が置かれていた。
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階段を降りたところから雲岩寺塔を撮影。
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再び丸窓があったので、くぐってみる。
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小さな建物の前に盆栽が展示されていた。
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盆栽越しの雲岩寺塔。
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上りがどちらかというと中心線に対して右側を通ってきたのだが、下りは左側を通って丘を降りてきた。
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その途中には第三泉という場所がある。
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剣池と同じように池の壁には青と水色の文字が刻まれていて、その隣には庭園があった。
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四方を壁に囲まれた空間。
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その壁に飾られた天女の絵。
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最終的に1時間半ほど虎丘に滞在した。
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虎丘を離れ、蘇州の町を歩いているといろいろな市民生活に出くわした。
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「蘇州水郷風情」と書かれた門をくぐり、進んでいくとショッキングな光景が・・・
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・・・車やバイクがガンガン通る道路沿いに鳥が吊るされていた。
これを食べると考えると・・・。
日本がいかに清潔か?ということを痛感した瞬間だった。 -
また目線を上に向けるとものすごい数の電線が束ねられている。
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バンコクでも同じような光景を見たが、1本の電線に通せる電気の量が少ないのだろうか?
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続いて向かったのが、世界遺産・山塘街。
山塘街 散歩・街歩き
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山塘橋と望山橋の間に延びる道が山塘街として世界遺産に登録された地域。西暦825~827年に蘇州城と虎丘を結ぶ運河の設置と共に建設された。
普通は蘇州駅に近い山塘橋側から歩くみたいだが、直前に虎丘にいたこともあり、望山橋側から歩いた。 -
最初に入った建物が"民主党派活動基地"という看板のあった建物。
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その名の通り民主党派閥の活動拠点だったと思われる。
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ここにも丸窓があり、王宮や貴族の館だけでなく、市民の間でも普通に使われていたものだということを知った。
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そしてこの壁には「南社」と書かれたプレートが多数並んでいた。
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川沿いを歩いていくと市民の生活が垣間見える瞬間がたくさんあった。木と木の間に洗濯物を干したり・・・
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・・・黄色い建物の前で子供たちが遊んでいたり・・・
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・・・その扉を見るとヒョウタンが描かれていた。
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歩き続けると、「これぞ、蘇州!」という橋があった。
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橋に登ってみる。
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橋の上に行くと丁度良いタイミングで船が橋をくぐっていった。
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イチオシ
橋を下りて反対側から「これぞ、蘇州!」の橋を眺める。
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再び川沿いを歩いていくと、ジャッキー・チェンの映画で良く見る・・・
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・・・扉に"福"の字のステッカーが貼られた光景が!?
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次に入ったのが"五人墓"という建物。
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入口に説明書きがあり、日本語の読みも書かれていた。
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入るとすぐにこの赤い建物があり・・・
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・・・その建物の中に五人之墓を書かれた石碑があった。
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英語の説明書きで、明代に悪徳権力者から市民を守るために殉職した五人のための墓という表記があった。
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そして5人の銅像もあった。
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蘇州名物の太湖石もあった。
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山塘街から虎丘に戻ると近くの商店街にはある1つの種類のお店がたくさん並んでいた。
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それはウェディング・ドレスのお店。何でも中国国内に流通しているウェディング・ドレスの大半がここ蘇州のものだと言われている。
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値段は安いものは200元=4000円しないものから並んでいた。
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虎丘から游2バスに乗り、向かった先は世界遺産・拙政園。
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入口にあった世界遺産のロゴマーク。
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そして山塘街の五人墓にあった太湖石が複数並んでいる。
到着したのが16時で、17時の閉園までの1時間ほど滞在した。 -
チケットを購入し、中へ入る。
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イチオシ
入口にあった太湖石。
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蘇州四大庭園の1つに数えられ、世界遺産にも登録されている拙政園。
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敷地は5万㎡で蘇州の古典園林で最大規模を誇る。
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蘇州四大であるだけでなく、中国四大庭園の首位にも置かれている。
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1時間という時間制限の中で駆け足ながら、園内全てをまわることができた。
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四方を丸窓で囲まれたこの建物。
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離れたところから見た外観はこんな感じ。先端が尖った中国建築の屋根と個人的に中国建築の象徴である丸窓の組み合わせという”ザ・中国”な建物。
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続いて入ったのはこちらの建物。
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中はこんな感じ。こちらもジャッキー・チェンの古い功夫映画で師匠が住んでいそうな雰囲気。
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丸窓をくぐると・・・
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地面には小石で作られたモザイク画で描かれた鶴。
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園内にはこんな長細い石も埋められていた。
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丸窓をくぐり、次のエリアへ向かう。
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池の上をまたぐようにかかる橋。良い感じ。
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中を歩けるようになっている迷路のような巨大な石もある。
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小さなカモ?のような鳥もいた。
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イチオシ
大きな池があり、その表面の大半が凍っていた。池の表面が凍るほどの1月の寒い時期だったが、黄色い小さな花が咲いている木もあった。
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庭園の入口から一番遠い部分には盆栽がたくさん並ぶ一画もあり、素人目に見てもとても立派なものがいくつもあった。
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自分が名づけるとしたら昇竜だろうか?
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こちらは雲竜とかって名前が似合うだろうか?
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こちらは白眉かな?
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園内のマップ。
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再び丸窓を抜けると・・・
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イチオシ
・・・個人的にこの庭園の白眉となった2階建ての建物があった。
建物に渡るためのギザギザの橋、丸窓、そして2階へと至る長い登り坂・・・。訪れたのが1月ということもあり、枯れた木と合わさって醸し出される哀愁感のようなものが感じられた。 -
17時に拙政園を出て、蘇州駅へ歩いて向かう時にたまたま通りかかったお寺。
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北塔報恩寺という名前で、三国志時代の呉の孫権が母親の恩に報いるために建てたお寺で、北塔と呼ばれる高さ76m、8角9層の塔は南宋~明の時代に建てられたものらしい。
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17時半頃の到着だったので中には入れなかった。
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正面の門からも奥の塔が見えるほどの高さ。
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日本で言うところの狛犬的なものもあったが、何か怖い・・・。
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塔は外壁の外からでも十分に見られる高さ。
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北塔報恩寺から地下鉄に乗ろうかと思ったが、1㎞くらいだったので歩くことにした。
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平門橋の上から西側を見ると城壁に囲まれているのが見えた。
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平門橋は歩行者の歩く部分に屋根がついていることもあり、とても綺麗なライトアップがされている。
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イチオシ
水面に反射することでさらにその綺麗さが際立つ。
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先ほど橋の上から見えた城壁の城門に近づいていく。
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かなり大きな城門。
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イチオシ
この城門の向こうにはいったい何があるのだろうか?
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18:09に蘇州駅に到着。
上海から到着した際は地上に出ることなく、そのまま地下からバスに乗ったので、初めて駅舎を見た。 -
駅舎の前には巨大な人の像がある。
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誰かはわからないが、老人であることはわかる顔だった。
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上海駅同様、近代的な外観の駅舎。
蘇州駅 駅
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帰りのチケットを購入。
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電車まで時間があったので、遅めのランチ。
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マクドナルドで簡単に済ませる。
GRILLED CHICKEN SANDWICHを注文したが、激ウマ!! -
時間が近づいてきたので掲示板で確認して、Waiting Roomへ向かう。
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Waiting Roomは上海駅と同じく、Roomではなく、Spaceだった。
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時間が来たのでホームに降りる。
そういえば中国の新幹線は飛行機のように乗り口と降り口が別になっている。 -
帰りのCRHは行きの車両とは違う形で先端が丸みを帯びた形状。1分遅れの19:15発。
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行きは2nd Classだったが、帰りは1st class(日本のグリーン車)に乗車した。
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こちらは59.5元≒1010円という価格。2等よりも20元高い。
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行きもそうだったが、日本の新幹線で30分近く乗車して乗車賃が1000円とかはあり得ないので、2018年時点でGDP世界第2位の国とはいえ、まだまだ物価は安い。
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1st classには専用コンシェルジュが乗車していて乗車時に別途チケットチェックがあった。
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漢字だけでなく、英語の表記もあった。
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乗車時間は27分で19:42に上海駅到着。
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上海駅の夜。ライトアップはされておらず、駅名と電光掲示板のみが光っていた。
上海駅 駅
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地下鉄を乗り継ぎ、南京西路駅に20:05に到着。
上海に戻ってきて向かったのはハード・ロック・カフェ。
半年前にも来たが、新しいピンを探しにやってきた。土産も含めて5つのピンを購入。半年前にはなかったGRAND OPENINGピンを買うことができた。 -
南京西路のショッピング・ストリートを歩く。
南京西路 散歩・街歩き
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上を見るとクリスマス仕様なのか、常時なのかはわからないがネオンがついている。
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地面を見るとこの通りには呉江路という名前がついているらしい。
呉江路 散歩・街歩き
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1階に一風堂、2階は元気寿司といった感じで、日系レストランもたくさん見られた。
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近くにあったこのお店でディナー。
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ラーメン、餃子、青菜炒めにスープを注文した。
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地下鉄に乗り、ホテルの最寄り駅のファミマでレモンティーを買い、21:40部屋に戻った。22:30頃同僚が戻ってきて、いろいろと話をして25:00就寝。
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旅行記グループ 2018年冬 社員旅行 (中国:3 days)
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