南三陸・気仙沼１泊２日旅行（２日目）

2021/01/23 - 2021/01/24

今年は東日本大震災から１０年目。
宮城県も大きな被害を受けました。
今年初めての旅行は、まだまだ震災から復興途上の南三陸町と気仙沼を訪問することにしました。

エリア 気仙沼(宮城)

• 旅行の満足度: 4.0
• 観光: 4.0
• グルメ: 4.0
• ショッピング: 4.0
• 交通: 4.0

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 1万円 - 3万円
• 交通手段: 高速・路線バス
• 旅行の手配内容: 個別手配

気仙沼市魚市場
旅行２日目。
今日は気仙沼の街をぶらぶら散策する予定。

気仙沼市魚市場 名所・史跡

気仙沼は遠洋漁業の基地になっていて、停泊している漁船も大型のもの。
宮城県のみでなく北海道など東日本全域から遠洋船が集まっているようです。

こちらの漁船？は特に大きい。
どういう用途の船なのか、船体中央が少し抉れている変わった形。

かつて文字通り火に覆われた海だったとは思えない、のどかな内湾の風景です。

まず向かうのは五十鈴神社。
昨日夕方にきれいにライトアップされている様子を対岸から見て、ちょっと気になったので朝の散歩がてら寄ってみることにしました。

男山本店
気仙沼の酒蔵の一つ。
東日本大震災の津波で3階建ての3階部分の外壁と屋根だけが残され流出し、その後残った建築材料を利用し復元したそうです。

五十鈴神社

五十鈴神社 寺・神社・教会

神社は内湾に突き出た小さな岬の上にコンクリートでできた小さな社がある程度で、正直特に見るべきものもなさそう。

ただ岬の先端まで行くと岬の周りを「浮見堂（うきみどう）」という遊歩道が巡っています。

浮見堂からは気仙沼湾の景色を見渡すことができました。

気仙沼 海の市
鮮魚店やお土産物屋、飲食店の他シャークミュージアムや氷の水族館などの観光施設も入っています。

気仙沼 海の市 専門店

魚市場の隣にあるだけあって鮮魚店の品ぞろえは豊富。真空パックになった商品もあってお土産にも使えそうでした。

２階に観光案内所もあるので気仙沼観光の際は先ず寄ってみてもいいかも。

シャークミュージアム
海の市2階にある鮫の資料館。

シャークミュージアム 美術館・博物館

巨大なホオジロザメの模型（歯は本物らしい）がお出迎え。

それほど大きな資料館ではないですが、展示資料にいろいろ工夫がみられてなかなか楽しめました。

またミュージアムの一部は東日本大震災の資料が展示してあり、気仙沼復興シアターでは震災当時の様子などが映像で見ることができます。

氷の水族館
海の市１階。

氷の水族館 動物園・水族館

受付で防寒用のコートを借りて大きな冷凍室に入ると氷漬けの魚が並んでいます。
きれいといえばきれいなのかもしれませんが、正直あまり趣味がいいとは思えない。

氷点下２０度を体験するという目的なら訪問してみてもいいですが、少なくとも水族館ではないよね、といった印象でした。

カネト水産
海の市１階にあります。
海鮮丼にもそそられましたが、元祖めかトロかつ定食というメニューが目が留まり、注文してみました。
ちなみに「めか」というのはメカジキのこと。気仙沼の名物です。

定食はかなりボリュームがあり、「めかかつ」はトンカツ並みの大きさ。
味の方もメカジキにいい具合に脂が乗っていて、普通の白身フライのようにぱさぱさ感がなく、しっとりとした感じで美味しい。
満足できたランチでした。

そろそろ気仙沼旅行も終了。
今回の旅行では南三陸町と気仙沼をめぐりましたが、町のあちこちにある造成中の空き地では重機が忙しく働いていました。
改めて復興はまだ道半ばといった印象を強くしました。

南気仙沼駅 駅