2021/01/01 - 2021/01/03
8位(同エリア12件中)
kirinbxxさん
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2021年になっても、COVID-19の脅威は去らず。
私達夫婦の地元、南オーストラリア州は何しろ人口が希薄な地域なのでメルボルンやシドニーのような大都会を抱える州とは違い、感染者も死者も少なく落ち着いた状態です。しかし、連邦制度を取るオーストラリアでは各州政府の権限で州境を自在に閉じる事ができます。昨年11月にアデレードで小さなクラスターが発生したときも、運悪く他州に旅行中だった人達は、現地での観光中に「身柄を確保」されたり、帰宅できなくなったりと大変な目にあって、テレビニュースでも報道されていました。
教訓:「州境はみだりに越えるべからず」
というわけで2021年最初の旅も、州内旅行です。行き先は東、ライムストーン・コーストと呼ばれる地域、最近はまっているサイロアート、昔から大好きな洞窟、美味しい料理に美味しいワインとお目当ては沢山あります。
- 旅行の満足度
- 4.5
- 観光
- 4.5
- ホテル
- 4.0
- グルメ
- 4.5
- 同行者
- カップル・夫婦(シニア)
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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2021年最初の旅は、元旦から3日までの3日間。目的地はライムストーン・コーストと呼ばれる、アデレードから南東に広がる地域です。
朝7時に出発、M2(Southern Expressway)に乗りました。いいお天気です。 -
早朝出発のときは朝食は外で。今回は特にめぼしい店の心当たりもないので手っ取り早くこちら。マクドで食べるなんてことは、2016年10月の大規模停電以来のことです。
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このシステムはCOVID-19のご時世、うってつけです。
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朝ご飯となればやはりこれ。ベーコンエッグマフィン単品で4.2豪ドル、バリューミールは8.8豪ドル。日本だと200円と400円。さすがオーストラリア、お高うございます。
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壁を背に立たれているのは、実はお巡りさん。日本では昨年、こんな記事が。
https://www.47news.jp/4662316.html
この国じゃお巡りさんがカフェに来るのは当たり前。お昼は何人かで外食だってしますし、賃貸住宅のインスペクションにも来ます。 -
南オーストラリア州のパトロールカーにはいろんなタイプがありますが、これはごく一般的なもの。メーカーはKIAですね。
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M1を順調に走って8時半ごろにはマレーブリッジを通過。このあとB55という道路を東へ向かいます。ライムストーン・コーストへのルートからは少し外れますが、是非とも見たいものがあります。
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9時20分には最初の目的地に到着しました。町の名前はKaroonda、マレーブリッジの北東60km、人口512人、小麦とメリノ羊の町です。1930年11月25日の夜、町のすぐ東に隕石が落下して国際的に有名になったそうです。小さな町ですが、Murray Malleeと呼ばれる広大な平野部のもっとも重要な町の一つです。
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ふとみるとこんなものが。まだクリスマス。
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この小さな町にわざわざ立ち寄ったのはこれを見るためです。(サイロアートについては、この次の旅行記に詳しいので、よろしければそちらをご覧下さい。
https://4travel.jp/travelogue/11672521) -
次の目的地へとひた走ります。
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州内の旅行記には毎回同じような写真を載せています。使い回しても多分誰も気がつかないんじゃないか、と思う事もしばしばです。
決して使い回しではなく、A8という道路を南下、この道はそのまま行けば州境を越えてメルボルンに行けるのですが、このご時世「州境はみだりに越えるべからず」です。 -
クーナルピンという町に到着しました。2016年国勢調査では町の人口は195人、地域全体でも353人しか住んでいません。もともとNinety Mile Desertと呼ばれていた砂漠地帯の一部をAMPという会社が土地開発を行って作った町です。
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ここにもやはりサイロアートがあります。
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今回のルートで鑑賞できるサイロアートはこの二つ。お次は洞窟探検へ。
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次のお目当てはこちら。南オーストラリア州にたった一つあるユネスコ世界遺産です。
ところが、COVID-19の影響で一度のガイドツアー参加人数がいつもより制限されているために、既にこの日は全てが予約で一杯。仕方ないので明日、予約をして来る事にしました。
お昼時でもあり木陰にちょうどいいテーブルがあったので、用意してきたおむすび弁当をいただきました。ナラコーテ洞窟国立公園 国立公園
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洞窟はダメでもクーナワラにはこれがあります。南オーストラリア州はワインの産地ですが、その中でも銘醸地として知られています。まずはその中でも有名ワイナリーの一つであるKatnookへ。
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看板を目印に枝道に入ってしばらく行くと門があります。
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こちらがセラードアの建物。ドアにはQRコードが貼り付けられていて、COVID-19監視用アプリでチェックインをして、中に入ったら手指の消毒が必要です。
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ティスティングルームです。ここのテイスティングは無料。ミュージアムワインと呼ぶ古いビンテージのものがずらり。いろいろ試飲しましたがどれもこれも美味しい。こちらも送料無料で送って貰えます。が、オデュッセイというブランドの20th Vintage Releaseが売られていたので1本購入。
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こちらもこの地域屈指の有名ワイナリー、WYNSです。
ウィンズ・クーナワーラエステイト 建造物
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この立派な建物はこの地域でも有数。ワインも大変美味しいものが揃っています。前回このあたりを回ったときに訪れているので今回はちょっと見だけでおいとましました。
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本日の本命はここ。
リミル ワイナリー 建造物
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看板のところから枝道にはいりしばらく行くとこうなります。
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かなりの距離を走って到着しました。非常に立派な建物です。
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ここのテイスティングは1人5ドルの有料制。
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広々としたテイスティングルームですが、COVID-19の蔓延防止のために、一度に入れる人数は20人まで、室内に滞在できるのは45分、と言う制限があります。
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コルク栓を使ったセラードアらしいテーブルで6種類のワインを試飲しました。普段飲みできる25ドルクラスにもなかなかいいものが。特に力を入れているワインはテイスティングノートをコピーしてくれるのもありがたい。
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二階にも行けますがその手前にゴージャスなクリスマスツリーが置かれていました。
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最初に目についたのがこちら。実験室ですね。こういう場所を公開しているワイナリーは珍しい。
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ガラス張りですが、貯蔵樽が置かれているスペースや・・
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ステンレスタンクなども見ることができます。
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こういうものがある、ということはブドウ畑の中に土足で入り込む不届き者がかなりいる、ということなのでしょうか。
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一泊目は、この地域最大の町、そして南オーストラリア州第二の人口を持つマウント・ガンビアにあるモーテルです。
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私達の部屋のとなりには立派なBBQスペースが。ちょうどご家族連れが使い終わって片付けをしているところでした。
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この日の夕食はこちら。特に「名物」と言えるような店がない町での食事で私達が最初に探すのはインド料理店です。何しろこの日は元旦、年末に予約をしておきました。実はこれが大正解。
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5時開店の店で6時にこの状態。これならすぐに料理が出てくるかと思いきやそうでもありません。実はテイクアウェイの注文がすでにかなり入っていたのです。
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前菜はいつものタンドリーチキン。どこで食べてもハズレなし。このミントのソースだけはどこで食べても使わずに残すのですが。飲み物もこれまたいつものキングフィッシャー。
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2人ではカレーも2種類が精一杯。しかし、今まで食べたどの店よりも熱々、味もよかった。店内で食べる客も増えてきましたが、予約なし出来た客は断られています。
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ナンはさっくり軽めのタイプでこれまたとても美味しい。
ある中国人家族は、今日はテイクアウェイだけです、と言われて私を指さし、「あそこで食べてるやん!」と言うも「今日のテーブルはご予約で一杯」とあえなく撃沈。いやいや、予約しておいて良かった。なんといっても元旦なんですから。お腹も一杯になって初日の予定はここまでです。
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