2021/01/16 - 2021/01/17
13位(同エリア111件中)
マプトさん
雪や寒さで、北国の冬はとかく行動が制限されがちです。まして、コロナ禍ですから、行く場所も制限されます。こうした中ですが、今の季節を愉しもうと、工夫して生活をしています。その様子が伝わればとの願いを込め、旅行記を作成しました。
- 旅行の満足度
- 4.5
- 観光
- 4.5
- グルメ
- 4.5
- ショッピング
- 4.0
- 同行者
- カップル・夫婦
- 一人あたり費用
- 1万円未満
- 交通手段
- 自家用車
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-
1月14日(木)、この日は低気圧のせいで、物凄く天気が荒れました。正午過ぎ、昼食で帰宅しようとしたら、強い風が吹きつけ、前が見えなくなりました。ましてや向かい風でしたので、息をするのも苦しくなりました。
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16日(土)、買い物方々、日向(ひなた)温泉に行こうと出かけました。日向温泉は、日向スキー場の隣にあります。
雪質日本一のスキー場は、よく名寄のピヤシリスキー場だと言われますが、実は日向の方が雪質は良いと、士別市民は自負しています。 -
日向温泉です。露天風呂はありませんが、サウナがあって450円で入浴できます。今回、たまたまお年玉入浴回数券なる商品を見つけました。2,000円で6回入れ、年内有効なので、勿論買いました。
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夕暮れの日向スキー場です。ライトがきれいで幻想的です。
そうそう、この時期、日向温泉の建物は道路から見えません。スキー場の駐車場を過ぎてやっと見えます。道も悪かったので、営業していないのかと不安になりました。 -
夕食の為、士別市街地に戻ろうとしていたら、踏切でラッセル車を見ました。これも冬だけですね。
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士別市民の間で、サフォークせんべいが人気です。買いに、トリタ製菓に立ち寄りました。
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士別市内でお土産を探すなら、士別警察署の隣の「もり屋」がいいかもしれません。ケーキや和菓子など、品数が豊富です。
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先日、名寄の「焼肉亭」と言うお店に行きました。場所は、西條の裏です。コロナ禍の中、外食で居酒屋に行きづらいと感じています。さっと食べれて、高い満足感が得られる焼肉店に行くことが多くなっています。
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土曜の夕食は、ジンギスカンが無性に食べたくなり、「花の友」と言うお店に来ました。
ここのメニューに、肉はジンギスカンしかありません。ジンギスカンに特化しています。
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ジンギスカンの前に北海道のうんちくを。
我々道産子が言う赤飯は、写真にあるように食紅で染め、甘納豆が入ったものが普通です。道外で赤飯を食べた時、「えらい色が悪く、何で甘くないんだ!?」とカルチャーショックを感じました。
甘納豆が入った赤飯は、高価だった小豆の代わりに、甘納豆を使うものが考案されたと言われています。 -
「これが鍋!?」
イメージしていた黒い鉄の鍋とは違い、びっくりしました。 -
ガスを中火にし、肉やら野菜やらを焼きます。羊肉は、豪州産でした。道産子のソウルフードと言えば、ジンギスカンが代表的ですが、肉は輸入品がほとんどです。
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たれはとり皿に。ショウガをたっぷり混ぜて食べます。
道北地方でジンギスカンと言えば、肉にたれの味を染み込ませたものが普通です。これは、滝川で考案され、主に道北に広まりました。そのイメージでいただけに、これもびっくりです。 -
さあ、焼けてきました。妻も私も無言で食べました。
妻は江戸っ子なのであまり思いませんが、道産子の私は、疲れた時に無性にジンギスカンが食べたくなります。体が欲するのでしょう。うまいことに、羊肉には、疲れがとれる成分が入っているとのことです。 -
2人で3人前を頼みましたが、30分程で完食してしまいました。
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完食後は、鍋も皿も脂だらけです。上品ではないですが、これがジンギスカンの醍醐味でしょう。たれ付きだったら、うどんかラーメンを入れても美味しいです。
道内では、昔は羊毛をとる為、たくさん緬羊を飼育していたそうです。そこで投げられていた羊肉を何とか食えないだろうかと研究し、考案されたのがジンギスカンだと言います。リンゴとニンニクで、羊肉特有の臭みを消すことを見つけ、それで広まったと言います。 -
17日(日)、一面の青空で、あったかい日でした。
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屋根から雫が垂れていました。そして屋根から氷や雪が落ち、愛犬がびくびくしていました。
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我が家では、鳥の餌台を設置しました。そこの餌を狙い、植え込みが、いつの間にかスズメのマンションになってしまいました。
鳥の餌台を置いた目的は、バードウオッチングと言うよりは、スズメバチ除けです。鳥が家の敷地に近寄ることで、スズメバチに巣を作らせない為です。 -
最後に、北海道の冬の味覚を紹介しましょう。これは「たち」と言い、タラの白子です。これを鍋やおつゆに入れると美味しいです。見た目は脳ミソみたいでグロテスクですが、クリーミーな食感で、味は絶品です。
今夜、タラちりに入れるとのことです。
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この旅行記へのコメント (2)
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- nimameさん 2021/01/23 07:03:48
- サフォークせんべい?
- マプトさん・おはようございます。
北海道の食べ物の説明・詳しくて解りやすいですね!
nimameは何時も何気に食べているものばかり(笑)
処でサフォークせんべいが気になります。
何でサフォークせんべい?
nimame
- マプトさん からの返信 2021/01/23 07:41:14
- Re: サフォークせんべい?
- おはようございます。
網走に流氷が接近しているようですね。冬場に網走に行くのはゆるくないので、せめて紋別か枝幸で流氷を見たいなあと思っています。
さて、「サフォークせんべい」ですが、士別市って、羊のサフォークの街で、観光の目玉になっています。で、サフォークの焼き印が押されたせんべいがサフォークせんべいなんです。別の店では、サフォークの形をした「サフォークもなか」なるものも売っています。
旅行記に食べ物のうんちくを入れているのは、北海道の特殊性や生まれたいきさつを伝えたいからです。甘納豆が入った道内版赤飯を、本州人から「赤飯でない」と言われたことがあります。その時、カチンときて、生まれた経過を調べたんです。ジンギスカンにせよ、道民の知恵の結晶だと思い、何かにつけ、発信しようと思いました。伊勢名物「赤福」のあんこに使われている小豆も道産なんですよ。そう思うと、誇らしく思えてきました。
北海道・東北を軽視する傾向があると思います。見方を変えれば、ウィルタや蝦夷錦のように、北海道は長崎同様、異国との窓口だったともいえます。
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