【神奈川・湯河原温泉】オーベルジュ湯楽[宿泊記]

2021/01/14 - 2021/01/15

2021年の旅行記第一弾は、マイクロツーリズム（ご近所旅行）。地元神奈川の温泉宿から、料理と露天風呂の評判が良い「オーベルジュ湯楽」をチョイス。1月14日から1泊2日で温泉宿に泊まるだけの旅に出掛けました。

エリア 湯河原温泉(神奈川)

• 旅行の満足度: 4.5

• 同行者: 一人旅
• 交通手段: 高速・路線バス JRローカル
• 旅行の手配内容: 個別手配

◆旅程
▽1月14日
　[鉄道] 横浜 1313 - 1427 湯河原
　[バス] 湯河原駅 1436 - 1446 藤木橋
　[宿泊] オーベルジュ湯楽
▽1月15日
　[バス] 藤木橋 0943 - 1000 湯河原駅
　[鉄道] 湯河原 1015 - 1121 横浜

◆旅行本編
▽1月14日 1日目
自宅を13時過ぎに出発。JR東海道線の湯河原駅到着は14時半です。

湯河原駅 駅

この日の宿「オーベルジュ湯楽」に向かうには、湯河原駅から不動滝・奥湯河原行きバスに乗り換えます。

伊豆箱根バス (湯河原駅～奥湯河原) 乗り物

10分程バスに揺られ、藤木橋で下車。

きつい上り坂を3分程歩くと「オーベルジュ湯楽」の入口案内があります。

こちらの宿のチェックインは15時から。

アルベルゴ湯楽 宿・ホテル

ロビーのソファーに案内され、チェックイン手続きを済ませます。

この日泊まるのは、部屋に温泉風呂がある別館307号室。

居室は8畳和室の広縁付。1人利用なので、予め布団が引かれていました。

テーブルの上にはお茶請けのお菓子とお持ち帰り用の入浴剤。

窓からの眺望は本館の屋根と西日の太陽と山並み。

クローゼットの中は、浴衣と羽織、タオル、浴場利用時の手提げ籠。

冷蔵庫の中は、無料の飲料水に瓶ビール（@500円）とミネラルウオーター（@200円）。

洗面所。

浴室には予め温泉が張られている状態。ただし、部屋風呂の温泉は流しっぱなしでないため、使う際に蛇口を開いて温度調整する必要があります。

厠。古い温泉旅館をリノベーションしているようですが、タイル張りのトイレは昭和の建築物の気配を強く醸し出しています。

貸し切り風呂や食事の予定。貸し切り風呂は露天風呂か石風呂の選択。私は評判の良い露天風呂を選択。露天の一番風呂は先客がいたようで、二番風呂となりました。それでも、夕食前の明るい時間に入れて満足。夕食はシェフ特選コースを予約していたため、18時開始のみ。朝食は8時か8時半の選択で早い方にしました。

荷物を整理したら、本館2階にある湯楽文庫の偵察。

この部屋はラウンジを兼ねており、コーヒーやお茶をセルフサービスで飲むことができます。

ラウンジコーナー。

本とCDコーナー。

続いては、古代檜風呂へ。

「古代檜のゆらい」。耐久性があって、薬用成分であるヒノキチオールが沢山含まれているとか。

脱衣所。宿泊客が少なく、この時間は貸し切り状態だったため、手早く撮影しました。

洗い場。

ヒノキ風呂その1。

ヒノキ風呂その2。

お風呂から上がったら、一旦部屋に戻り休憩。

貸し切り露天風呂の予約時間になったら、自販機で"つめた～い"缶ビールを購入。

入口の標識を"入浴中"に置き換えます。

ごく僅かですが、屋根のない庭を歩きます。

数十秒で露天風呂の入口に到着。

加水、加温、循環、入浴剤・消毒はいずれも行っておらず、源泉100%の掛け流しです。

貸し切り露天風呂なのに、入浴スペースはかなり広いです。

体が温まるまで、しばしビールはお預け。

体が温まったら栓を開け、いただきま～す♪

ほろ酔い気分で部屋へ戻ります。

18時からは、レストラン「ピノクラーレ」で夕食。

この日の献立。イタリアンのシェフによる創作料理です。

飲み物はグラスワインのトリプル（スパークリング+白+赤）を注文。

スパークリングワイン（コンタディ カスタルディ フランチャコルタ ブリュット）と前菜1品目（小海老、じゃがいも、アボガド、青りんご、ブロッコリー）。

前菜2品目（豚ひれ肉、キャベツ、発酵トマト）。

白ワイン（ソアヴェ・クラシコ）。

前菜3品目（鮑とマッシュルームのベニエ）。

レストランの様子。利用客は8組。カップル3、お一人様5。

お造り（天然地魚の盛り合わせ）。盛りつけられた野菜と花はすべて食べられます。

お造り用に日本酒（冷）を注文。

銘柄は正雪 天満月（純米大吟醸）。

お造りはそのまま食べてもよいし、海苔に野菜と一緒に巻いて食べてもよいです。

手巻き寿司のご飯抜きバージョンですが、意外といけました。

海苔巻きの別バージョン。

海老芋のポルペッティ 蕎麦の実のリゾット仕立て。

オマール海老と菜の花のズッパ。

鮮魚（タイ）と季節野菜のヴァプール。

グラニテ。

A5ランク黒毛和牛ヒレ肉のタリアータ、菊芋と和牛の赤ワイン煮込み。

赤ワイン（ビッビアーノ キャンティ・クラシコ）。セットワインのスパークリングと白は良かったのですが、こちらの赤は個人的な好みとして牛肉料理に合わせるには軽いので、次回があればワインは単品で注文すると思います。

ご飯は山形県産コシヒカリ。

目の前でイタリア産の黒トリュフをスライスして、かき混ぜてくれます。

赤出汁と漬物と一緒にトリュフご飯をいただきます。トリュフご飯は食べきれなければ、おにぎりにして部屋で食べられます。

デザートワイン（コッリ エウガネイ フィオール ダランチョ アルピーネ ヴィニャル）を追加。

デザート1品目。

デザート2品目。

コーヒーで〆。最後まで美味しくいただきました。ごちそうさま♪ そして、おやすみなさい。

▽1月15日 2日目
おはようございます。午前3時に目が覚めました。大浴場は6時からなので、部屋のお風呂（温泉）に入ります。

お湯を張るのに時間がかかるのが、少々まどろっこしい。お風呂から上がったら、布団に入って二度寝。

6時からは大浴場へ。

脱衣所。

洗い場。

内風呂。タイル張りの浴槽は湯気と共に昭和感が漂います。

部屋に戻って、朝食までまったり。

8時になったら、レストランで朝食。

この日の献立。

フルーツジュース（キウイとマンダリンオレンジ）、野菜サラダ。

ブリの幽庵焼きなどの料理とご飯（魚沼産コシヒカリ）、味噌汁。干物はシェフ特選コースのみアジ、サバ、カマス、エボダイの4種類から選択できます。今回はエボダイ。ガラスの小皿はシラスやふりかけ、漬物などでイカ墨の塩辛が絶品。その右側はサラダ用ドレッシング。

温泉卵と和牛のしぐれ煮は少し遅れて配膳されました。

パンナコッタの蜜柑添え。

コーヒーで〆。質と量のバランスがとれた美味しい朝食でした。ご馳走様♪

部屋は11時まで利用できますが、9時半にチェックアウト。

坂道を下ってバス停へ。

湯河原駅行きの箱根登山バスは時刻表通りやって来ました。

箱根登山バス 乗り物

10分程でJR湯河原駅に到着。

湯河原駅 駅

予定の電車まで時間があったので、駅前の土産物屋「一福堂」へ。しかし触手は動かず。

一福堂 グルメ・レストラン

東海道線で自宅へ戻ります。

料理が美味しく、露天風呂が気持ち良い宿でした。次回4,000円引きの券を貰ったので、近いうちにリピート予定です。なお、3回宿泊するとゴールド会員資格が得られ、4回目の宿泊時にはプラスチック製の会員証がもらえるそうです。ゴールド会員には年に何回かシークレットコース（特別なディナー）の案内がくるようなので、ゴールド会員を目指してみます。

最後までご覧くださり、ありがとうございました。