2011年クロアチア・スロベニア旅行 Vol.3＜トロギール・スプリット編＞「思い出はwebアルバムに残そう！」作戦　

2011/08/06 - 2011/08/14

今から１０年前の2011年に、友人と２人でJTBのツアーでクロアチア・スロベニア旅行に行ってきました。
当時、紙のアルバムに凝っていた私はそちらに力を入れていて、４トラの方は９日間の旅行なのに、たったの１冊！！
少しずつ紙のアルバムは処分していこうと決めた今、緊急事態宣言下のお家時間を使ってwebアルバムに作り直すことにしました。

昔の旅行記録のため、あまりお役に立つ情報はないかもしれません。ご了承下さい。

２０１１年
　8/6　　関空よりJAL直行便でスロベニア（リュブリアナ空港）へ
　8/7　　リュブリアナ市内観光・ブレッド湖
　8/8　　ザグレブ市内観光　ラストケ立ち寄り後プリトヴィッチェへ
★8/9　　プリトビチェ湖群ウオーキング・トロギール観光
★8/10　スプリット観光
　8/11　ドブロブニク観光
　8/12　コルチュラ島観光
　8/13　ドブロブニク自由観光　ドブロブニクよりJAL直行便で関空へ
　8/14　関西空港着　

プリトヴィッチェを出発して、トロギールやスプリットの観光をしました。
どちらも海沿いの美しい街でした。海の近くならではのシーフードも楽しみました♪

エリア クロアチア

• 旅行の満足度: 5.0

• 同行者: 友人
• 旅行の手配内容: ツアー（添乗員同行あり）

２０１１／８／９（水）

エメラルドグリーンの湖や山に囲まれたプリトヴィッチェを出て、バスを走らせているとこのような景色が見え始めました。

バスの車窓からは海が見え始め、テンションが上がります！

小さな入り江のヨットハーバー。

トロギールは、クロアチア本土とシオヴォ島との数百メートルの狭い海峡に浮かぶ島です。もともと島ではなかったのに、都市防衛のために濠が巡らされて島になったのだそう。

守護聖人（聖イヴァン・ウルシーニ）に見守られる北門をくぐり抜けると、白い石造りの中世の街並みが現れます。

時計塔

聖ロヴロ大聖堂

イヴァン・パヴァオ・ドゥルギ広場に面していて、高さ４７メートルの鐘楼はどこからでも目印になります。

中に入ります。

ロマネスク様式の正面入口。ダルマチア出身の彫刻家ラドヴァン作の見事な彫刻で、１３世紀に造られたクロアチア中世美術の傑作と言われています。

獅子の上にアダムとイヴの像が左右両端に、タンパンには聖書の物語が表されています。

主祭壇

フレスコ画と聖母子像

ベネチアングラスのシャンデリア

聖イヴァン礼拝室

天井と壁一面が天使や使徒の彫刻で覆われていて、優美な空間になっていました。

この鐘楼の上に上がります。

高い所からの眺め大好き～♪

高さ４７メートルの鐘楼はヴェネツィアの攻撃を受け修復したため、階毎に建築様式が異なっています。１４２２年修復の１階はアーチの先が尖ったゴシック様式、１５世紀中頃完成の２階はヴェネツィアンゴシック様式、１６０５年完成の３階は後期ルネッサンスのマニエリスムの影響が見られるそうです。

見晴台への階段は上の方に行くと鉄の梯子のような部分もあり恐怖感はかなりのものですが、登り切ったあとには。。。

トロギール運河と街並みが目の前に！

ヨットハーバーとクロアチアの国旗が似合い過ぎます！！！

白い石の壁とオレンジ色の屋根は、クロアチアの象徴的な眺めですよね～。

やっぱり、高い所に上るのは止められません(^^)♪

聖イヴァンさんかな？

レリーフが美しい教会でした。

海沿いには、豪華なクルーザーが並びます。

バカンスシーズンの今は、優雅な夏休みの真っ最中なのでしょうね。
世界中からやって来るそうですよ。

羨ましい～。

カメルレンゴの要塞

青空とヤシの木が似合います。

少し街の中を歩きます。

細い路地に洗濯物が干してある景色、中世の街並みと現代の生活が混ざり合う空間です。

街全体が世界遺産登録されている美しい街です。

日が傾いてきました。

今日の夕食は、ヨットハーバーの見えるテラス席です。

良い雰囲気～♪

私の席はこちらのテーブルです。

ヨットを象った紙容器の料理（多分メインは魚？）やくり抜きパンのスープなど。。。このロケーションなら美味しくない訳がありません,ﾟ.:｡+ﾟ★

少し慣れてきたツアーメンバーとお話していると、１６人の内３組がお医者様（科の違う）ご夫婦でした。さすが最高クラスのプランです。それに紛れ込んでしまった私達はちょっと違和感がありますが。。。途中、何かあっても安心ですね。
初ヨーロッパがこのクロアチア旅行と話すと、びっくりされました(^^;)

海の上には豪華客船と、空にはまん丸○お月様！

帰る頃には、ヨットもお休み中。。。

スプリットのホテル「アトリウム」

洗面ボウルが２つある、５つ★ホテルです。

８／１０（木）

今日も良いお天気です。
ホテルを出発して、スプリットの街を散策します。

約１７００年前、歴代ローマ皇帝の中で初めて自ら皇帝を譲ったディオクレティアヌスは、その余生を現スプリットに求めました。６年間をこの宮殿で過ごしたそうです。

こちらは宮殿の地下部分です。

中世には、ワインを作ったり倉庫として利用されていたそうです。

ローマ時代そのままの姿を残す、地下部分の柱。

皇帝の死後ローマ帝国の衰退により、宮殿は廃墟と化しました。

７世紀になり、逃げ場を求めてやってきたスラブ人が宮殿内に家を建てて住み始めるようになります。

地上部分に住む人が増えるにつれて、なんと地下部分はゴミ集積場やトイレとして利用されるようになったのだそうです。
アーチ部分からゴミが劣化して土になったものを見ることが出来ます。このゴミが地上部分を支え続けているというのも、皮肉な現実ですね。正に過去と現在が交差する、スプリットを象徴する部分かもしれません。

ペリスティル広場は、１２本のコリント式の列柱が印象的な、旧市街の中心部の広場です。

ロマネスク様式の「聖ドミニウス大聖堂」の鐘楼が見えます。

前庭

かつてモザイクで装飾され丸屋根があった天井に丸く穴が開き、大聖堂の鐘楼が見えていました。

前庭の下では男性アカペラコーラスグループ「クラパ」が、美しい歌声を響かせていました。CDも売っていました。

遺跡を利用して民家が建てられています。

この年の夏は前半がとても暑かったようで、ブーゲンビリアの花が枯れかけていますね。

出発前の添乗員さんからの電話では、３４度の暑さなので暑さ対策のものを持ってくるように言われました。結果的には昼間でも２７度くらいで快適な気温でした♪

右手の八角形の建物はディオクレティアヌスの霊廟として建てられましたが、５世紀にキリスト教の教会へと替えられました。キリスト教徒を迫害していた張本人であるディオクレティアヌスの墓が教会に替えられるとは、何とも皮肉なことですね。

レリーフが美しいです。

路地越しの鐘楼♪

金の門です。

「グルグール」の銅像　（イヴァン・メシュトロヴィッチ作）

左足の親指に触ると、願いが叶うと言われています。

もちろん、しっかりタッチ！

スプリットの港

昔の衛兵姿の人が立っていますが、一緒に写真を撮ったらお金を取られるので気をつけるようにとガイドさんに言われました。

青空市が出ていました。

フルーツが美味しそうですが、このツアーは食事が充実しているので見てるだけ、、、です。

美しいスプリットの港を歩いて。。。

昼食のレストランへと向かいます。

家庭料理レストラン「VAROS」です。

前菜は小さな魚のマリネ

海老のスープ

メインはお皿からはみだすほど大きな魚のグリル

完食ならず(^^;)

この後、旅の一番の楽しみであるドブロブニクのホテルに向かいます。

バスの車窓からエメラルドグリーンの海が見えてきました。

水郷の村

舟で野菜を運んでいるそうです。

水路が巡らされていますね。

ドブロブニクの新市街が見えてきました。

橋を渡って、いよいよドブロブニクの旧市街へと入っていきます。