2020/12/21 - 2020/12/21
45位(同エリア200件中)
ケロケロマニアさん
- ケロケロマニアさんTOP
- 旅行記618冊
- クチコミ12233件
- Q&A回答8件
- 1,890,614アクセス
- フォロワー86人
この旅行記のスケジュール
もっと見る
閉じる
この旅行記スケジュールを元に
本旅行記は、中国地方を謳った一連の旅行記の中で、唯一九州に立ち寄る僅か3時間弱の旅路に関する内容となります。
本当は山口から越境する予定は当初なかったのですが、周遊きっぷの繋ぎの旅程上、一日18きっぷ旅程を挟む必要に迫られたため、せっかくなので九州まで足を運ぶことにしたのですが、正直、特にどこに行くか、とかは直前まで全く決めておりませんでした。
そんな中で、せっかくの九州ですので、今までに乗ったことない路線を乗ろうと思い、北九州界隈で一番近い未乗路線として筑豊本線の折尾以北に目を付けることにしました。
しかも、この路線の北の終着、若松駅に向かう際に、北九州市営の若戸渡船が乗れるなと、本旅における唯一の船旅を敢行することで、”船王”のO師匠に対しても、贖罪の意思を示すことができるのです。
何のこっちゃ…。
で、本当は小倉駅ホームで食べようと思っていたかしわうどんを、若松駅のお店で食べてしまい、そのまま取り急ぎ、この日後半の山口県域旅に戻るまでの様子が本旅行記の流れとなります。
(表紙:若戸渡船の大人乗船券)
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- グルメ
- 5.0
- 交通
- 5.0
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 3万円 - 5万円
- 交通手段
- 高速・路線バス 観光バス 船 JALグループ JR特急 JRローカル 私鉄 徒歩 バイク
- 旅行の手配内容
- 個別手配
PR
-
山陽本線・鹿児島本線経由で下関から小倉に到着です。
でも改めてふりカエルと、この辺りが鹿児島本線といわれても凄い違和感あるな。
まあ、旭川から函館本線に乗るような感覚ですね(^^;)。小倉駅 (福岡県) 駅
-
大体にして普段からボロい車両(良い意味で…)を見慣れている北の島の住民が、九州にやって来ると、普通に走っている車両の新しい子がすこぶる多いことに驚かされるものですが、こんな子も誕生したんですね。
同じ三島会社でも、こういうエネルギーは見習って欲しいものだわ…。
北の島で取り敢えず頑張って欲しいのは、昨秋デビューしたばかりのピンクのはまなすちゃんだけどね…。
高速鉄道には一切興味なし…。てか、はよ廃止してくれ~(ハイエナが沢山群がっているので無理だけど…(;´Д`))。 -
勿論、今回西日本を旅するにあたっては、こちらの切符を使って九州を巡る、ということもかんガエルたんですが、やっぱり山陰に行きたかったことや、自由周遊きっぷの安さに惹かれたことが大きかったですね。
JR九州の場合は、コロナがなくても、使いやすい切符をこれからも色々と出してくれそうだし、鉄道以外にもSUNQパスとかの選択肢とかもあるし、別に今でなくてもいいかっ、って思っちゃった訳。
これを綴っているのは2021年1月半ばのことですが、結局GoToの再開の目途は立っていないし、あの切符ももう購入できないかもしれないので、結果的には山陰旅を選んで良かったと思っています。
まあ勿論、九州も大好きなので、またそのうちゆっくりと旅したいな。 -
という訳で、本日はこれからが色々とバタバタしますので、悠長なことは言ってられません。さっさとこちらに乗り込みましょう。
-
快速久留米行きに乗車。
ただ、本日は県都の方にはまいりませんが…。
本当はもう一案として、東郷駅傍のキッチンケロケロ、に買い出し、ということもかんガエルたんですが、コロナで休んでても困るしな、なんて思いつつ、今回は素直に筑豊本線北部を狙うことにしました。 -
こういう表記が如何にもJR九州らしい。
-
福岡といえばHKT軍団のことも思い出されますが、こういうチャラい発想が北の島にはあんまりないんだよな~。
鉄道マニアに敬遠されようが、チャラい方が一般受けするんだよ、今の時代は…( ´∀` )。 -
等と、プチ九州時間を楽しみながら、こちらの車両で一息つきます。
-
ただ、すぐに降りちゃうんだけどね…。
さいなら~。 -
下車したのは、こちらの方がホームで存在感を示していらっしゃる…。
-
戸畑駅ですね。
戸畑駅 駅
-
時刻は12時半前。
本日後半のミッションに備えて、あまり長時間は九州に滞在できませんので、急ぎましょう。 -
戸畑駅にてこんなの発見。
うわっ、懐かしい!!!
この行き先案内板のバリエーションも何なの??? -
いやはや、素晴らしいですね。
こういうヘッドの車両が普通に走っていた時代が懐かしいな…(;´Д`)。 -
そんな昭和の風情を感じつつも、目の前にツリーが大々的に飾られているこのカオスな状態がまたたまらない…( ´∀` )。
-
まあ、そんなことはどうでも良くて、今回の訪九(?)の最大目的地へと向かいましょう。
-
市営若戸渡船の戸畑渡場までは、戸畑駅から徒歩数分の距離と伺っておりました。
あっ、こちらのようですね。直進してみましょう。 -
通路上には美しいステンドグラスが並んでいました。
戸畑は美術館のある町としても売り出し中とのことですので、こうしたさりげない展示も心地良く感じますね。 -
で、アンダーパス上の通路を北に抜けて、今度は道路を歩きます。
-
北九州のマンホール。
何を表現しているのかがよく解らないな…(;´Д`)。 -
道すがら、戸畑村役場址の石碑を発見。
ただ、その歴史に関する解説板などは見当たらず、ちょっと消化不良を感じます(~_~;)。 -
行く手に若戸大橋が大きく見えてまいりました。
勿論、お車族の方はこの橋を渡れば良いのですが、歩行者や自転車は通れないので、だからこそ渡船が生き残った、という訳ですね。 -
そんな地点を歩いている矢先、道路脇にこんな石碑を発見。
-
明治後期に、後の大正天皇が戸畑から御乗船されたんですね。
開業間際の八幡製鐵所を視察されたとのことで、近代史をふりカエルに、当時のこの辺りは色々な意味で日本の最先端を行く活況を呈していたことでしょうね。 -
で、若戸大橋直下にある若戸渡船・戸畑渡場に到着。
-
待合室の様子。
こじんまりとしていますね。
まあ、あまり長時間待つタイミングもなさそうですしね…。 -
こういうフォトスポットも。
キティちゃん、可愛い!!!
カエルさんには負けるけど…。 -
乗船券はこちらの自販機で購入しましょう。
地元の方向けには回数券なども販売されているようですね。 -
約3分の船旅に大人100円は、高いとみるか、安いとみるか?
-
で、丁度出航しそうなタイミングで、お姉さんにせかされるので慌てて儀式を。
乗るぜ、若戸渡船。
(で、絶賛撮り損ねる…(~_~;)。) -
通路を経由して…
-
こちらの船舶内に乗り込みましょう。
「第十八わかと丸」というそうです。 -
北九州市営、というのが素晴らしいですね。
いつまでも富裕層お車族は放っておいて、健気な庶民の足として頑張って欲しいものです。若戸渡船 乗り物
-
で、慌ただしく船内視察。
-
実は1階に暖房の効いた区画があり、こちらには多めの人がいらしたので、密を回避するために上の吹きさらしエリアへ。
でも北海道民的には全然寒くないので、逆に有難いですな。 -
若戸大橋の直下から出発。
迫力ありますねぇ~。若戸大橋 名所・史跡
-
橋に沿って、ほぼ平行に航行していきます。
まあ、橋の代替としての航路なので当然か…。 -
因みに平日の時刻表はこちら。
航路としてこれだけ頻繁に運航されているのは凄いですね。
やはり大都市の公共交通としての貫禄を感じます。 -
橋と反対側の方向をふりカエルとこんな感じです。
-
楽しい楽しい船旅中~( ´∀` )。
-
でも、航行時間は僅か3分なので…。
ああっ、楽しい船旅が終わっちゃうよ~。 -
それでは、名残惜しいですが下船しましょう。
(出航の儀(単に眺めるだけ)、接岸の儀(単に眺めるだけ)は、あまりにも短時間のため、省略してしまいました。神聖なる儀式をサボってしまい、師匠、どうもすみません…(;´Д`)。) -
いつまでも、庶民の足として、頑張って下さいね、若戸渡船!
それでは、さいなら~。 -
若松渡場側にも、キティちゃんがいたよ~。
可愛いっ!!!
続・カエルさんには負けるけど…。 -
若松渡場内の様子。
こちらは戸畑側よりも更に座席が少ないように感じます。 -
で、この日のスケジュールはタイトなので、出来るだけ先を急ぎましょう。
-
北九州の若松地区は、歴史的な建造物が並んでいて、八幡製鐵所が栄えた時代の風情を今に伝えていますが、レトロな地区という意味では、門司港エリアと比較するとマイナーな印象がありますね。
ただ、逆に言えばあちらと比較すると、”チャラい観光地”化されていない風情により好感が持てます。旧三菱合資会社若松支店 名所・史跡
-
海沿いは一応、このように小洒落たプロムナードが整備されていて、ベンチで憩いながらゆったりとした時間を過ごすのも良いですね。ただ、残念ながら本日は時間がありませんので、足早に歩きます。
-
こうした建物を見ていると、北海道民としては小樽に似た風情も感じますね。
お互い、石炭の運搬に利用された鉄道が、一番頑張っていた時代に栄えた訳ですしね…。旧古河鉱業若松ビル 名所・史跡
-
ズバリ、石炭会館なんてのもあります。
因みに、これらの歴史的建造物、一応内部見学できるようでしたが、時節柄、何やら書いたり、アルコールシュッシュしたりするのが面倒臭そうだったので、今回は外観から眺めるだけです。石炭会館 名所・史跡
-
ここは小さくて無人だったので、中に入ってみました。
-
その名も旧ごんぞう小屋。
北九州では、沖の本船で石炭荷役をする仲士のことを ”ごんぞう” と呼ばれたそうですが、彼らの栄光・苦難の歴史についての展示が見られました。 -
内部の様子。
やはり、こうした方々の尽力で、日本の産業革命は力強く進行していったんですね。 -
旧ごんぞう小屋の傍には、勿論、こうした石炭の積み下ろしに使用された、「弁財天上陸場」の遺構も見られます。
-
解説はこちらで。
-
では、引き続き、若松駅に向かって歩き続けましょう。
-
駅手前の公園にて、こんな子を発見。
保存状態があまり良くないのが悲しいな…(;´Д`)。 -
クンロク、って、麻雀でいう親の50符3翻アガリ点みたいやなぁ~。
等という、保存状態に対応した(?)雑な感想を残しつつ…。 -
やはり、筑豊本線の起点駅ですから、こちらにも参拝しておきましょう。
-
今でこそ、鄙びた佇まいの若松界隈ですが、産業革命期には、文字通り、筑豊炭田の石炭積み出し港へのゲートウェイとして、繁栄を極めた栄光の歴史を有しております。解説板には、その時代のお写真も誇らしげに掲示されていました。
-
という訳で、現在の住民の足としてご活躍中の若松駅に到着。
もっと侘び寂びのある風情の駅かと思ったら、あら、案外今風(?)に改装されているみたいですね。若松駅 駅
-
本当は、九州を離れる際に、最後で恒例の小倉駅ホームかしわうどんを頂こうかと思っていたのですが、こちらの駅構内に東筑軒の店舗があったので、初若松訪問を記念して、ここで頂くことにしましょう。
東筑軒 若松うどん店 グルメ・レストラン
-
やっぱり北九州といえば、かしわうどんだなぁ~。
ああっ、うんみゃい! -
今はジャズの街としても有名だそうで、平時であれば、ジャズライブやコンサートなどもよく開催されているそうですね。
今はコロナ禍で、イベント関係は大変だと思いますが、この街の風情には、ジャズのオールディーズなテイストは凄く似合いそう。海外に気軽に行けない時代ですので、ここに来て、ちょっとした”ニューオーリンズ”テイストを味わうというのも良いかもしれませんね。 -
若松駅からの運賃表の様子。
近距離きっぷ圏内として、こんなにも多くのJR西日本エリア駅が掲載されているのも凄いですね。改めて九州と本州との距離の近さを感じます。 -
駅ホーム脇にひっそりと佇んでいた子がこちら。
-
かつての若松駅では、このような子が沢山往来したことでしょうね。
-
という訳で、これが私にとっての筑豊本線(若松~折尾)間の人生初乗車となります。短区間ですが、何にしても初乗車というのはワクワクしますね( ´∀` )。
-
歴史ある若松駅の風情とは全く異なる、JR九州らしい最新車両みたいですね。
-
”デンチャ”だって。
車両が電池みたいなデザインで描かれているのもユニークですね( ´∀` )。 -
で勿論、筑豊本線としては、折尾から先も続いていますので、本列車はこちらの直方行きとなります。
直方、といえば、元大関魁皇関や特急「かいおう」のことを思い出してしまいますね。もう20年近く前になるのですが、まだJR九州がグリーン豪遊券というのを販売していた時代に、一日の最後だったかに乗車した特急が「かいおう」だった記憶があります。
あの切符、グリーン席に乗る度にコーヒーのサービスがあって、貧民根性丸出しで、短時間で何杯も喜んで飲んでいたら、流石にあの頃の若い自分の胃でも、少し痛くなってしまいました。多分、一日当たりのコーヒー飲用最大記録は、あの切符を使用した日だったのかな、とふりカエルりつつ…。 -
車内の様子。
冬休みが近い時期でもありましたし、短縮授業なのか、まだ早い時間帯ではありましたが、学生さんの姿が多く見られました。
密になってはいけませんので、距離を意識して過ごしましょう。 -
で、鹿児島本線との接続駅、折尾に到着。
この駅も、色々と紆余曲折があったように感じますね。 -
で、恐らくこれを書いている2021年1月半ばには、もう新駅舎の運用が始まっていると思われますが、こんな駅周辺の完成イメージ模型も展示されていました。
-
新駅舎では、ファミマへの一時出場はできなくなりましたので御注意を(^^;)!
-
私の訪問時点では、まだこのような状態で、新駅舎に入ることは出来ませんでしたが、流石にもう完成はしていることでしょうね。
-
色々とお店も出来て、新たな賑わいが生まれるらしい。
次に来たときは、また衝撃を受けるんだろうな…。 -
隙間から、新駅舎の様子をパチリ。
古の駅舎の様子を再現した、レトロなデザインに生まれ変わったみたいですね。折尾駅 駅
-
元々、構造がややこしいイメージの折尾駅ですが、こういう図を見ていても、またますますややこしくなりそうな匂いが漂っています(・_・;)。
-
何やら、現在の北口付近にて、関係者のインタビューも行われているようでした。
-
という訳で、新駅舎が間もなくオープンする折尾駅の視察も終えて、いよいよ九州を離れる時間が近づいてきました。
こちらの小倉行きに乗車します。 -
折尾駅通路上では、コロナ終息を願うこんな作品も展示されていました。
-
で、折尾といえばこちら。
もういないのかなと思ったら、まだ元気で頑張っていらっしゃいました。
新駅舎でも是非、続けて下さいねぇ~( ´∀` )。 -
という訳でこの子に乗車し…。
-
密でない車内に安堵しながら…。
-
スペースワールド駅に到着。
二年程前に閉園後のスペースワールド界隈の様子を見ながら歩いたのですが、その時の記憶が蘇ってきました。
因みにその時の旅の様子はこちらです。
https://4travel.jp/travelogue/11432325スペースワールド駅 駅
-
まだ何か残ってるのかな、と車窓から眺めてみると…。
うーん、完全に消えてしまいましたね…(~_~;)。スペースワールド テーマパーク
-
で、戸畑駅付近にて、再度若戸大橋の遠景を眺めつつ…。
戸畑駅 駅
-
あっという間に小倉に到着。
上述の通り、今回は若松駅で頂いてしまいましたので、恒例(?)の”九州お別れうどんの儀(単に食べるだけ)”は省略させて頂きます。
何のこっちゃ…。小倉駅 (福岡県) 駅
-
ここからは、往路と同じテイストの子を逆方向に乗車して、本州に戻りましょう。
という訳で、本旅で唯一、束の間の九州時間に関する旅程を扱った本旅行記はこれにて終了となります。最後までご閲覧下さり、どうも有難うございました。
利用規約に違反している投稿は、報告する事ができます。
コメントを投稿する前に
十分に確認の上、ご投稿ください。 コメントの内容は攻撃的ではなく、相手の気持ちに寄り添ったものになっていますか?
サイト共通ガイドライン(利用上のお願い)報道機関・マスメディアの方へ 画像提供などに関するお問い合わせは、専用のお問い合わせフォームからお願いいたします。
ケロケロマニアさんの関連旅行記
この旅行で行ったスポット
もっと見る
この旅行で行ったグルメ・レストラン
旅の計画・記録
マイルに交換できるフォートラベルポイントが貯まる
フォートラベルポイントって?
0
90