2020/12/30 - 2021/01/03
1位(同エリア88件中)
yameさん
年末年始の3連休、中国国内ツアーを検討。
まだ行ったことの無い貴州省の3日間ツアーがありました。
神秘的な梵浄山と少数民族の村は魅力的です。ただしアジア最大級の黄果樹瀑布はツアーの行程には含まれていないので、個人で2日間前倒しの延泊とすることにしました。
同じく上海在住の長男も同行しますが、仕事の関係で本来のツアー日程に合わせて参加しますので、新年1月1日に貴陽の空港で合流する算段です。
中国各地での寒波襲来と、コロナ禍での特に外国人に対する特別なチェック体制が気がかりな旅立ちです。
オフシーズンのせいか、新型コロナウイルス警戒のせいなのか、何処の観光地も極端に観光客が少ない状況でした。
中国の観光地としては珍しい光景で、入場等の待ち時間もなく、そして人ごみの大渋滞もない静かな観光が出来たのは良かったです。
残念なのは少数民族の皆さんは「休業中?」なのでしょうか?
素朴な本来の村の風景は堪能できましたけど、衣装を着けたイベント的なものは皆無だったところが心残りでしょうか。
貴州省は「天に三日の晴れなく、地に三里の平地なく、人に三銭の金なし」と言われています。
さて、結果は???
HIS上海支店企画ツアー「貴州省いいとこどりの3日間」+黄果樹瀑布風景区
12/30(水)上海⇒貴陽:市内散策
12/31(木)貴陽:黄果樹瀑布風景区
1/1 (金) 凱理:石橋村・郎徳苗寨
★1/2 (土) 黔東南苗族・侗族自治州:鎮遠古鎮
1/3 (日) 銅仁:梵浄山⇒上海
★印が本旅行記
※中国上海在住者です
- 旅行の満足度
- 3.5
- 観光
- 3.5
- ホテル
- 4.0
- グルメ
- 3.5
- 同行者
- 家族旅行
- 一人あたり費用
- 10万円 - 15万円
- 旅行の手配内容
- ツアー(添乗員同行あり)
- 利用旅行会社
- エイチ・アイ・エス
-
【4日目】1月2日(土)
凱里嘉瑞禾度假酒店(Grand Metropark Heaven-sent Resort Hotel)
朝食レストランはロビー階の一つ上の8階です。
朝食は7:00からと添乗員さんから聞いていたので7:15くらいに行ったのですが、実際には7:30からとの事で一旦部屋に戻り荷物の整理を。
料理は中華系の麺やお粥はまずまずのものの、洋食的なものは今二つくらいです。 -
レストランの内装は現代的な洗練されたものです。
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玉子や麺は好みでオーダー出来ます。
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横に長~い建物のホテルです。
廊下側は崖で、部屋側は道路に面していて、窓からの景色はマンション群です。
1フロアに横一列約50部屋並んでいますので、5051号室は中央部のELVから遠い先になります。 -
エントランスロビー同様にホテルファサードも重厚で豪華さもあります。
8:50出発。 -
凱里黔東南民族博物館
州民族博物館 博物館・美術館・ギャラリー
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9:10
博物館前は大きな広場になっています。
事前に少し調べた博物館の写真では、玄関前は建物があった様でしたが、近年の大改修ですべて撤去して大きな広場にしたそうです。 -
博物館は無料開放しています。
でも個人情報を登録しチケットを受け取ります。 -
基本的には少数民族の各種紹介です。
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添乗員さんが要所要所を解説してくれます。
博物館や美術館は、説明が無いとただ通り過ぎて終わってしまいますが、このように説明してもらうことで価値があると感じます。 -
長卓宴
地域のメインストリートに長~いテーブルを並べ、祝いの席を設けての宴会だそうです。
こんな光景を生で見てみたいものです。 -
写真パネルと少数民族の衣装や物が展示されています。
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同じ民族でもスカートの長さが違っているのが特徴です。
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ロングスカートだったり、パンツスタイルだったり。
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立派な装飾を身に着けます。
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こちらは超ミニスカート族なのか?スカートをはき忘れているのか?
約1時間滞在し10:00過ぎにバスで出発。 -
温泉サービスエリア(サービスエリアの名前です)
約1時間高速道路を走りトイレ休憩。
何で温泉なのでしょうか?単なる地名なのか、温泉で有名な地なのか?
ここの食堂は35元(約500円)で盛り放題です。ホテルの朝食より種類豊富で、どれも美味しそうです。
アルコール度数超高い白酒で有名な地だけあって、売店では各種白酒を販売していますが、本物の「茅台酒」は見かけません。
駐車エリアには大型トラックが整列しています。 -
鎮遠古鎮
12:10約1時間弱走り鎮遠古鎮のチケットセンターに到着。
こちらも人気なく開店休業状態。貴州省の何処の観光地も同じ状況です。
青龍洞景区の門票は一般60元となっています。 -
チケットセンター前の川にも、風雨橋が架かります。
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垂直に切り立つ崖に囲まれた街です。
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この街も平らな土地は少ないのでしょう、川沿いのわずかな土地に建物が連なります。天秤棒を担いだ行商のおばさまも普通に行きかいます。
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ここから専用送迎バスに乗り換えて中心地?へ向かいます。
シーズン中は長い待ち時間でバスに乗車するのでしょうけど、我々10名だけ載せて直ぐに出発。
黄色丸印がチケットセンター、緑色が昼食食堂でこの手前までバスで行きます。水色丸印が青龍洞、赤色丸印が博物館、白色丸印は四方井周辺の旧家の街です。 -
日本で言うと「昭和」の街並みでしょうか。
石畳の道路が続きます。 -
12:40 新名城食府 ガチョウ肉館
日本人向けツアーだと、レベルの高いレストランが選定されるのが常だと思っていましたけど、今回は庶民的なレストランばかりです。日本からのツアーではないからでしょうか。我々はこれで十分です。 -
イチオシ
ガチョウ鍋(貴州省・鍋その4)
鴨とアヒルとガチョウの違いが今ひとつ分かりません。
中国南部?では食用に飼育されたガチョウが一般的です。
店の看板には鵝肉館(我偏に鳥)と記されており、中国語ではガチョウの意味です。 -
昼ですけど鍋をガンガンいただきます。
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スープも美味しいので飲み干します。
鍋にはガチョウのくちばし等だけが残ります。 -
川沿いの広場の対岸には青龍洞が見えます。
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中国観光地の定番、ブロンズ像が街の各所で演出されています。
我が家のお決まりで一緒に記念撮影。 -
崖の急斜面に建物が並びます。
後であのてっぺんに登ります。 -
イチオシ
立派な橋も望めます。
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イチオシ
石畳の道路を進みます。
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イチオシ
川沿いはホテルや民宿がぎっしり並びますが、どこも人気は無いように見えます。
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「祝聖橋」
立派な橋を渡り対岸へ。
鎮遠古鎮は舞陽河の川沿いに立ち、周りは山に囲まれています。
北岸は旧府城、南岸は旧衛城、両城とも明の時代に創建されたもの。
川の東側に掛けられている「祝聖橋」は、600年前のもので、
古城の北と南をつないでおり、橋の上には、雄大な魁星閣が建てられている。
(ネット調べ) -
青龍洞
急階段を登って行きます。
青龍洞は1388年造られた漢族建築文化と西南少数民族の山地建築文化を互いに融合させた建築群です。
青龍洞は「儒釈道」の三教合一で、仏教の大仏殿、道教の玉皇閣、儒教の紫陽書院など代表的な見所があります。
(ネット調べ)青龍洞古建築群 史跡・遺跡
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小さな鍾乳洞みたいなところを通ってさらに登ります。
中国の洞窟では緑や紫の派手なライトアップが多いものですが、こちらはシンプルで新鮮感があります。 -
対岸の景色も開けてきます。
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狭い階段を上り下りします。
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イチオシ
展望台的な建物からの景色は絶景です。
大きく蛇行した川に挟まれた土地には、民家がぎっしり詰まっています。 -
川の色は緑ですけど、水自体は意外と透明感はあります。
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「転ぶように気を付けて」
中国でおなじみの「あるある」です。
この注意喚起の看板をよく見ると・・・・ -
足元に気を付けて降りましょう。
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結構な急勾配で危険極まりない。
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1時間弱で下山してきました。
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記念写真タイム。
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白酒の土産物屋や「37.2」と看板を掲げる食堂などが並びます。
中国では体温が37.3度以上だと、コロナ感染の疑いで大変なことになります。 -
四方井巷
この立派な門をくぐり、路地裏を散策に向かいます。 -
四方井
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井戸なのか湧き水なのか?
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斜面に家々が連なります。
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ソウルの韓屋みたいな街並みにも見えます。
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人が住んでいるのか居ないのか。
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各家には木の門があります。
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迷路のように曲がったり登ったり下ったり。
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シーズン中は飲食店としてオープンしているのでしょう。
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こちらの民宿は営業中です。
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中庭まで見学可能です。
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何かの撮影があったのでしょうか、この階段に説明書きの写真パネルが設置されています。
真似して撮影してみます。 -
イチオシ
誰も居ない方が良いですね。
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これ迷路ですよね。
石屏山風景区 自然・景勝地
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復興巷
メインストリートから山側へ入る路地毎に、門がありその地域の名前が付いているようです。 -
鎮遠歴史博物館
鎮遠歴史博物館 博物館・美術館・ギャラリー
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写真で歴史を紹介しています。
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少しだけ自由行動の時間ですけど、もう行く所は特になく近くをブラブラ。
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お土産物屋の店先ではパホーマンスを披露するお兄さんが。
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貴州省の名物料理は鍋の様です。
今回の旅では毎日のように鍋を食べ続けます。
景区内観光バスに乗りチケットセンターまで戻ります。
ツアーバスに乗り換え16:00頃出発 -
17:50 茶店サービスエリア
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今までに多くのバスで巡るツアーに参加しましたが、日々座る席を変える様に添乗員さんから案内が有ります。今回は参加者9名と少ない事もあるせいなのか、そのような事は有りませんでした。
たまたま最初の貴陽空港から出発する時に、我々家族は離れた席に座ることになってしまい、結局最終日まで変わらずでした。 -
銅仁國賓館(Grand Guesthouse TongRen)
19:00頃にホテルに到着
このホテルも新しく豪華な作りです。 -
1420号室 部屋は広く、エキストラベッドも問題なくセットできます。
しかし、チェックイン時はセットされておりませんでした。
タオルやグラス類もツイン仕様のままで、追加を要求しましたけど、タオル類のみでグラス類は「何種類かあるから問題ないでしょ」との事でした。 -
このホテルもシャワーのみでしたので、貴州省での3件のホテルともバスタブなしでした。
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19:30 ホテルのすぐ隣の区画にある飲食施設へ。
この周辺は銅仁民族風情園との表記があります。
大きな半円形状の建物の3階で食事です。店先にはガチョウかアヒルだか鴨だかの干し物がぶら下がります。 -
イチオシ
白湯魚鍋(貴州省・鍋その5)
本日は初めて辛みの無い鍋です。
白湯のスープに白身魚の薄切りを投入し食します。
弾力のある肉質で変わった食感です。 -
今晩もまた多くの料理が出てきます。
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9名なので毎回同じメンバーでテーブルを囲みます。
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茅台酒
中国貴州省茅台から産する銘酒。コーリャンを主原料に麯子(きょくし)という麹(こうじ)を用いて造る蒸留酒で、香りが高く、アルコール分は53パーセント。
本家のものであれば日本の通販サイトでは35,000円以上、ジャパニーズウイスキーの響きや山崎同様に、プレミアが付く銘酒です。 -
ホテルのライトアップも斬新です。
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風呂上がりにホテル1階の売店で購入した缶ビールとつまみ用の豆を食して4日目終了。
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旅行記グループ
2020/2021年末年始中国貴州省滝と少数民族・火鍋の旅
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旅行記グループ 2020/2021年末年始中国貴州省滝と少数民族・火鍋の旅
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