2020/12/30 - 2021/01/03
2位(同エリア311件中)
yameさん
年末年始の3連休、中国国内ツアーを検討。
まだ行ったことの無い貴州省の3日間ツアーがありました。
神秘的な梵浄山と少数民族の村は魅力的です。ただしアジア最大級の黄果樹瀑布はツアーの行程には含まれていないので、個人で2日間前倒しの延泊とすることにしました。
同じく上海在住の長男も同行しますが、仕事の関係で本来のツアー日程に合わせて参加しますので、新年1月1日に貴陽の空港で合流する算段です。
中国各地での寒波襲来と、コロナ禍での特に外国人に対する特別なチェック体制が気がかりな旅立ちです。
オフシーズンのせいか、新型コロナウイルス警戒のせいなのか、何処の観光地も極端に観光客が少ない状況でした。
中国の観光地としては珍しい光景で、入場等の待ち時間もなく、そして人ごみの大渋滞もない静かな観光が出来たのは良かったです。
残念なのは少数民族の皆さんは「休業中?」なのでしょうか?
素朴な本来の村の風景は堪能できましたけど、衣装を着けたイベント的なものは皆無だったところが心残りでしょうか。
貴州省は「天に三日の晴れなく、地に三里の平地なく、人に三銭の金なし」と言われています。
さて、結果は???
HIS上海支店企画ツアー「貴州省いいとこどりの3日間」+黄果樹瀑布風景区
12/30(水)上海⇒貴陽:市内散策
12/31(木)貴陽:黄果樹瀑布風景区
★1/1 (金) 凱理:石橋村・郎徳苗寨
1/2 (土) 黔東南苗族・侗族自治州:鎮遠古鎮
1/3 (日) 銅仁:梵浄山⇒上海
★印が本旅行記
※中国上海在住者です
- 旅行の満足度
- 4.0
- 観光
- 3.5
- ホテル
- 4.0
- グルメ
- 4.0
- 同行者
- 家族旅行
- 一人あたり費用
- 10万円 - 15万円
- 旅行の手配内容
- ツアー(添乗員同行あり)
- 利用旅行会社
- エイチ・アイ・エス
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【3日目】1月1日(金)
ノボテル貴陽ダウンタウン
新しい年が明けました。
中国では春節の旧正月が本当の意味の新年ですので、特別なイベントもなく静かに新年を迎えます。ノボテル 貴陽 ダウンタウン ホテル
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麺コーナーには毎日3~4種類の麺が用意されています。
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本日は外見うどんみたいな米粉なのか、何かのでんぷんなのかの麺を注文。(指さし注文です)
トッピングはお好みでドッサリ。 -
朝食後は隣りの旧学校の資料館へ行くも、パスポートを所持してなく入れず。近くをブラブラ。
ホテルの低層部は商業施設になっており、ユニクロのお店もありました。 -
10:10 チェックアウトを済ませ、フロントでタクシーを呼んでもらい空港へ向かいます。
来た時のタクシーもそうでしたが、車の外装も中もとても綺麗です。上海のタクシーとは比べ物になりません。上海だと薄汚れた白いシートカバーや、汚く透明感の無くなった運転手用の防犯パネルが有ります。貴陽全体のレベルが高いのか、極一部の事なのかは不明。
今回のツアーは本来、本日がスタート日。我々は2日前に先行乗り込みしていましたので、貴陽空港でツアーの皆さんと合流です。 -
10:30 貴陽龍洞堡国際空港
ターミナルに入るには各種チェックがありますが、厳しいものではなく形だけ?みたいな感じです。
この空港も巨大化しつつあり、第三ターミナルの新築工事中です。
中国はどこの空港も年々大きくなっていきます。貴陽龍洞堡国際空港 (KWE) 空港
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空港から市内や観光地の「青岩古鎮」等へ向かうバスも多く出ているようです。
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2日前に緊張の中で検疫を受けた所に戻ってきました。
今回のツアーに我が家の長男も参加します。
仕事の関係で祝日の3連休を利用したツアー本体と同じスケージュールです。
現地集合現地解散ですので、ここでツアー客全員が集合です。 -
このバスで3日間、貴州省の東側を巡ります。
ツアー客9名、現地添乗員1名、運転手さん1人の計11名。 -
机場賓館
バスに乗ってはきましたけど、空港ターミナルのすぐ目の前でした。 -
中国の地方空港でよくあった大昔のエアポートホテルです。
エントランスの照明も消えていて、大昔の風情を出す?演出でしょうか。 -
ここでツアーの皆さんとは実質初めての顔合わせ。
9人で円卓を囲みますが、特にご挨拶をする訳でもなく次から次へと出てくる料理を食べます。 -
食事中の写真で恐縮ですが、本当に次から次へと十数種の普通の料理が出てきます。
円卓に乗りきらず、量が少し減ったものは小皿に移し替えたり、皿を重ねたり、特別な料理では無いですけど美味しいです。
満腹で12:20出発 -
高速道路を東へ進みます。
貴州省は平らな所が少なくて有名だそうです。小高い山の連続なので、トンネルが多い高速道路です。 -
天星橋サービスエリア
トイレ休憩ですけど、トイレに入るのも健康コード提示が必要です。 -
少数民族が売りの地域であるため、サービスエリアの建物の壁にはそれらの人々が描かれます。何族でしょうか?
14:20出発 -
写真右側の男性が現地添乗員の冉さんです。見たことない字で読めません。
このバスは19人乗りです。
ツアー客9人で19人乗りのバスは贅沢と思うかもですが、結構年季が入ったバスで、エンジン音と振動がものすごく、これで3日間走るのかと思うと・・・ -
車窓からの景色です。
トンネル以外を走行する時は、深い谷に架かる高架橋や、無数の棚田や段々畑、山々の間を抜けて進みます。 -
高速を降りて石橋村に入る直前です。本当に橋脚が高く、山々の間に集落があるのだと実感します。
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凱里市郊外の丹寨県石橋村
凱里市から約40Km、貴陽から約170Km(直線距離で約110Km) -
この村は先祖代々白皮紙製紙技術を受け継いでいることで知られているそうです。
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川沿いに見えるコンクリート造りの細長い建物の中へ入ります。
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旅行社と提携しているのでしょう、我々のために実演してもらっています。
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葉や花などをトッピングして、インテリア的な用途に使うのでしょうか。
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写真下は原料ですが、説明聴いても良く分かりませんでした。
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この一画は観光用に作った集落の様なので、バスに乗り少し奥に入った本来の集落へ向かうことに。
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風雨橋
中国南部、貴州省と湖南省、そして広西チワン自治区等の集落に多くあるそうです。 -
結婚式
この日はたまたま結婚式があり、その祝いの席の準備中でした。
その場所は冬期で水量の少ない河原にテーブルを並べ、親類縁者関係なく多くの村民が集まる大宴会だそうです。 -
水量の少ない川に板を渡しただけの簡易的な橋を渡り、ゴロゴロした石の上をお年寄りも苦労して歩き着席します。
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都市部ではあまり見かけなくなった、腰の曲がったご長老も多く居らっしゃいます。
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イチオシ
村民全員だと思われる方々が、新郎新婦の到着を待つのか、はたまた料理が出る事を待っているのか、空のテーブルを囲んで待ち続けます。
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犬も鴨も参加しているようです。
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宴を待つ村民も絵になります。
添乗員さんの話によると、貴州省の方々は写真撮影されることには抵抗感が全くないとの事でした。
(この写真はツアー同行者の方にいただきました) -
人がどんどん増えてきます。
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川岸にあるこの家が式場なのでしょうか。
長~い爆竹が炸裂します。 -
家の駐車場でも宴席の準備中です。
一体何人集まるのか? -
その目の前では大きな竈に火が入り、調理前の作戦会議か何かで女性陣が談笑中。
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古びた木造建築が並びます。
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かなり古いのか、手入れをしていないのか、なかには傾いたり崩れそうな家屋もありです。
写真下の建物は2階が住居で、その下に家畜の部屋となっています。 -
黒豚や農耕用の水牛がいました。
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どこの家にもトウモロコシが干されています。
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発電機を担ぐおじさんものどかです。
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村内で小さな単位で集落を形成しているようです。
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観光用ではなく普通に生活しています。
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少数民族の衣装を着けた姿を期待したのですが・・・・
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トウモロコシばかりでした。
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観光シーズンには、民族衣装を着けた村民が出迎えたりするようですが、この時期は素朴なたたずまいを堪能するだけです。
ツアー初日は凱里市の民族博物館も予定に入っていたのですが、時間的に難しいとの事で2か所の村訪問のみです。
16:10次の目的地へ向かいます。 -
朗徳苗寨
17:10 約1時間走りミャオ族の村に到着。 -
ここでまた面倒な外国人登録が必要ですが、添乗員さんにパスポートを預けしばし待ちます。ただし自身での手続きでは無いので、添乗員さんのご苦労に感謝です。
村内送迎バスに乗り換えて、村の中心地へ向かいます。 -
旅行社料金は定かではありませんが、一般は入村料50元、送迎車1回5元との表示ありです。
少数民族のイベントも本来一日2回あるように記載されていますが、閑散期のせいなのか、コロナの影響なのか、開催されていなかったようです。 -
車窓からは斜面に貼り付くように建つ家々が見えます。
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集落の手前でバスを下ろされ、川沿いを歩いて村へ向かいます。
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風雨橋
当然この村にも風雨橋はありますが、橋自体はコンクリート製なので、歴史はそう長くはないものと思われます。 -
川岸の小さな畑を耕す女性。これは我々が来ることに対しての演出かは不明。
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イチオシ
斜面の集落の中へ入っていきます。
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この村で唯一見た民族衣装がこの子供です。
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集落の各入り口にはこのような門が設置されています。
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木造建築の建物ですが、100年単位の古さなのか、数十年のものなのかはよく分かりません。
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山の斜面の狭い地区に民家が密集していますので、道路など無い狭い急斜面や階段の通路を登って行きます。
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村内に人影は少ないのですが、子供たちだけは元気に走り回っています。
足腰は鍛えられていると思います。 -
山側に石垣を築いて、段々畑のような地形にしています。
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朗徳苗寨は貴州省黔東南けんとうなんミャオ族、トン族自治州雷山県報徳郷に位置し、凱里市の市街地から29キロ、県役所の雷山から7キロ離れ、ミャオ族の村であり、貴州省東民族風俗観光の重要な村中の一つでもある。村は上、下二つと分かれ、観光にオープンされるのは上の村である為、朗徳上寨ろうとくじょうさいと呼ばれる。(ネット調べ)
添乗員さんに概略案内された後は自由行動なのですが、どこが見どころなのかも分かりません。
写真の案内看板は自由時間の最後に見つけたのですけど、歩いた後でも分かりずらいものでした。郎徳上寨 (郎徳苗寨) 史跡・遺跡
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シーズンであればカフェや食堂も繁盛してそうですが、ほとんど営業している様には見えますん。
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イチオシ
こちらの御長老も良い感じで登場して頂きました。
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ここにもトウモロコシ。
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昨今の観光地化された村とは違い、人気の少ない昔ながらの集落です。
(シーズン中は違った見え方だとは思いますが) -
この女の子も一部民族衣装的な綺麗な服でした。
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こんな急斜面によく大きな建物を作りますね。
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かなり登って来たので、下へ降りることにします。
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イチオシ
薪での調理なのでしょうか、家々から煙が上がってきました。
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集落内はどこもこんな感じです。
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鶏も自由に歩き回りますけど、ちゃんと自分の家に戻れるのは何故でしょうか?
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一点を見つめる鶏
この写真もツアー同行者から頂きました。 -
下まで降りると先ほどとは違った風雨橋が有ります。
屋根は有りますけど、飾りっけはなしです。 -
こちらはメインの風雨橋。
屋根の下は意外と質素です。 -
イチオシ
村の中には民宿みたいなものも多くあるようですが、本日は営業している様には見えません。
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そろそろ集合時間です。
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斜面の中腹にある表演場で再集合。
この集落で唯一の平らな広場だと思います。 -
この広場でも子供たちが走り回っています。
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イチオシ
御長老も笑顔です。
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夕食は村内の民家で
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イチオシ
18:20 酸湯魚(貴州省・鍋その3)
トマトベースの酸っぱ辛の鍋です。
辛味もほどほどで、とても美味しい鍋です。
鍋の上部の器には、辛み増しみたいなスパイスが入っています。 -
鍋以外にも各種料理が出てきました。
昼同様に特別な料理ではありませんが、美味しくご飯が進みます。 -
これも昨夜の鍋屋と同様に、低めのテーブルと椅子に座って鍋を囲みます。
レストランのような作りではなく、民家の大き広間的で、かえって良い雰囲気を出しています。 -
今回のツアーは合計9名。
我が家を除くと6名。全員男性で、上海で駐在し仕事をされている方々です。
職場の関係だと思われるペアが二組、一人参加が2人。
昼と違い皆さんと世間話などをしながら頂きます。
ただし皆さんお酒は飲まないようで、我々だけビールを注文。
中国ではどんな山奥でも支払いは電子決済です。
(ツアー同行者から頂いた写真です) -
こちらのお宅のご夫婦が料理を作ってくれます。
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同じ部屋ではストーブを囲み、この家のご家族も夕ご飯です。
なかなか良い演出です。 -
19:15 一人ずつ順番にトイレを済ませ帰路につきます。
レストランでは無い普通の民家です。中国では一般的なシャワールーム兼トイレです。 -
真っ暗になった来た道を歩いて戻り、村内送迎バスを呼びます。
真っ黒な写真で恐縮ですが、本当は無数の星が映っているはず。
上海では見る事の出来ない星空です。 -
20:15 凱里嘉瑞禾度假酒店(Grand Metropark Heaven-sent Resort Hotel)
崖の斜面に建つホテルで、裏通りから坂を上った7階がエントランスロビーです。
夜遅いせいもあるのか、人気の極端に少ないホテルです。エントランスの天井も高く豪華な作りです。 -
5051号室
ロビーフロアからELVで降りて部屋へ向かいます
部屋は広く綺麗です。ツインベッドにエキストラベッドを追加してもらっています。 -
バスルームはシャワーのみですが広く、使いやすい配置となっています。
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室内の冷蔵庫は何故か鍵がかかっています。フロントに電話して1缶5元の青島ビールを3缶、部屋まで届けて頂きました
風呂上がりにビールを飲んで3日目終了。
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旅行記グループ
2020/2021年末年始中国貴州省滝と少数民族・火鍋の旅
この旅行記へのコメント (1)
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- ひでじいさんさん 2021/02/02 09:41:53
- いい所に沢山行ってますね
- 中国の田舎はいいですね、これが本来の中国だと思います。このような田舎の写真やコメントを見ると行きたくなります。都会の観光地化した所や近代化しすぎた中国より田舎はいいですね。私も田舎に住んでますが。
少し気になるのは食事は美味かったですか??
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ノボテル 貴陽 ダウンタウン
3.1
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旅行記グループ 2020/2021年末年始中国貴州省滝と少数民族・火鍋の旅
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