石垣島4日間　4日目「みーふぁいゆー 南ぬ島」

2020/12/30 - 2021/01/02

大きな天候の崩れも無く、満喫した石垣島での年越し。
こんな状況でも、行く先々で接した八重山の人達は、温かく親切な方ばかりでした。季節はもとより、コロナが流行っていなかったら、また違った島の姿に出会えたかも。

【ツアー】
じゃらん「ANAじゃらんパック 沖縄4日間(3泊) ＡＮＡインターコンチネンタル石垣リゾート」
【日程】
06:00　朝食：サンコーストカフェ（ビュッフェ）
07:50　ANAインターコンチネンタル石垣リゾート→トラベルレンタカー新石垣空港店
08:05　ENEOS 石垣エスエスグループ 石垣空港SS
08:16　送迎バス　トラベルレンタカー新石垣空港店→新石垣空港
08:18　新石垣空港着
10:32　NH090　新石垣→東京羽田
12:53　東京羽田空港着
14:15　エアポートリムジンバス　羽田空港第2ターミナル→京成津田沼駅

エリア 石垣島(沖縄)

• 旅行の満足度: 4.0
• 観光: 4.0
• ホテル: 4.0
• グルメ: 4.0
• ショッピング: 4.0
• 交通: 4.0

• 同行者: 家族旅行
• 一人あたり費用: 15万円 - 20万円
• 交通手段: 高速・路線バス レンタカー ANAグループ 私鉄
• 旅行の手配内容: ツアー（添乗員同行なし）
• 利用旅行会社: じゃらん

いよいよ石垣島での最終日。誰もいないロビー階にあって、ライトアップされた水槽のエアーポンプの音のみが聞こえる朝です。

ANAインターコンチネンタル石垣リゾート 宿・ホテル

オーシャンウィング1階のエントランス。静まり返った夜明け前の見慣れた光景も、いよいよ最後です。

最終日の朝食は日本料理八重山で和定食を食べたかったのですが、息子が食べられそうな物が少なく、自分で好きな物を選んで食べたいとの希望でオールデイダイニングのサンコーストカフェへ。

サンコーストカフェ グルメ・レストラン

一番乗りで入店なので席は選び放題です。三が日はニューイヤーブレックファーストブッフェと銘打って、料理の内容が一部変更されているとの事。

出来立てのホットミールに一番匙で取り分けられるのも、一番乗りでの入店ならでは。帰りの飛行機が昼時に差し掛かるので、朝食で多めに食べておく所存です。

運ばれてくるパンの焼き立ての香り。普段は食べないであろう、サクサク生地のチョコデニッシュと、ふんわりもっちりな抹茶マフィンを頂きました。

隣り合わせで置かれているカップ納豆と伊達巻。おせち料理が並ぶのもニューイヤーブレックファーストブッフェならでは。

気づけば何でもありとなってしまった盛り合わせ。少しずつですが、どれも美味しいし、好きな物を好きなだけ食べられるのが一番です。

さすがに食べ過ぎたので、食後の散策はゆっくりめに庭歩き。オーシャンウィング棟の客室が少しずつ灯っていきます。

くつろぐ事の無かった屋外ソファ越しのコーラルウィング棟。あちらも少しずつ灯っている様です。

オーシャンウィング最上階である12階エレベータホールからは、沖電企業八重山事業所越しに宮良湾が臨めます。

部屋に戻って荷物をまとめ出発準備。見慣れたの景色も最後。季節や天候に関係なく、朝起きてカーテンを開けると普通に海が見える、オーシャンビューの部屋で良かったです。

宿泊客が居ない訳ではないけど、終始、静かだったホテルの館内。差し込む外光が程よい感じの4階を後にして、荷物を持ってフロントへ。特に追加料金の発生も無く、チェックアウトも無事完了。

ANAインターコンチネンタル石垣リゾートから一路空港へと向かいます。朝の早い時間とあって、敷地内は人影も見当たらず。

国道390号線を走り、白保地区を進んで行くと空港へ向かう道の分岐案内。右折すれば新石垣空港、このまま直進すると玉取崎展望台です。

途中、レンタカー返却前に給油の為、指定されているENEOS 石垣エスエスグループ 石垣空港SSに立ち寄ります。

給油も済ませてトラベルレンタカー新石垣空港店へ。車のチェックも迅速な対応ですぐに返却。

トラベルレンタカー新石垣空港店からは送迎車に乗り込み、新石垣空港へと向かいます。

県道211号線からは管制塔が見えます。

トラベルレンタカー新石垣空港店から送迎車に乗り、2～3分で新石垣空港の降車場に到着。

降車場と道を挟んだ一般駐車場には、新石垣空港マスコットキャラクターの「ぱいーぐる」がお出迎え。八重山諸島に生息する特別天然記念物カンムリワシをイメージしてるそうです。

「南ぬ島」は「ぱいぬしま」と読むそうで、南の島を意味しているとの事。2011年10月4日に「新石垣空港早期建設を進める郡民の会」にて、同年7月より募集していた愛称から決定したとの事です。

新石垣空港 (南ぬ島石垣空港) 空港

空港入口には門松が飾られていて正月らしい光景。ハイビスカスと門松の競演です。

ANAカウンターにてチェックイン。カテゴリーの区分はありましたが、利用者が少ない上に、全てのカウンターがオープンしていたので、特に並んだり待ったりする事もありませんでした。

ターミナル1階到着ロビー正面には、石垣島から観光客の皆様へ、新型コロナ関連のお願いが掲示されてました。

日本最南端スターバックスコーヒー。この店舗限定のマグカップやタンブラー等も販売していて、買い求められる人も見かけました。

スターバックスコーヒー 石垣空港店 グルメ・レストラン

出発便の多い時間帯ですが、フードコートの共有スペースは、混み合う事も無く、充分に余席がとられています。

1階共有スペースにはフリーコンセントコーナーが2か所あります。ただし、数と席に限りがあるので余裕をもって利用したいものです。ちなみに2階出発エリアの搭乗待合室にはフリーコンセントコーナーが4か所あります。

嫁さんと息子がフリーコンセントコーナーで陣取ってスマホ三昧で、自分はこれと言ってする事も無く時間があったので、ターミナル2階を探検。

海側デッキからは管制塔越しに、空港ターミナル東側にある、とどろきビーチに面した海を眺める事が出来ます。

海側デッキでの眺めを堪能してから館内案内を確認すると、空港ターミナル西側に展望デッキなるものの存在を確認。海側デッキのある2階からは直接行けないので、一度1階に移動。フリーコンセントコーナーに立ち寄り、息子と嫁さんを連れだってエレベーターで3階展望デッキへ。

於茂登岳を背景にエプロンの展望。時間が合えば、離着陸する様子も見られるので、飛行機好きならここで時間を割くのも良いかも？

ひととおり空港内を散策したので、2階の出発口から保安検査場へ。時間に余裕みての行動が混雑回避に繋がります。

搭乗待合室のベンチ席では、特に指示された訳でも無く、各々が間隔を空けて座ってソーシャルディスタンスされています。

待ち時間にANAフェスタで35コーヒーを購入。沖縄の風化した珊瑚を焙煎に使用する、沖縄ならではのコーヒー。更にコーヒー売上げの3.5％を使って、沖縄の珊瑚再生活動に利用される環境システムにも取り組んでるそうです。

滑走路には羽田発NH089便が到着。

6番ゲートに駐機したNH089便は、折り返しNH090便羽田行きとなります。

搭乗する6番ゲート。モニターにサインが表示されて搭乗案内が始まります。

搭乗案内中の羽田行きNH090便。機種はBoeing 777-200。

普通席の配列は3-4-3。シートモニターはありませんが、ANA Wi-Fi Serviceが利用できる機材です。

飛行機に乗ると必ず「安全のしおり」を見入る息子。イラストに勝手にセリフをつけてストーリーを作るのが好きらしい。

7分遅れで6番ゲート出発。使用滑走路がエプロン外とあって地上走行9分。

離陸してすぐに、前日に玉取崎展望台から見た平久保半島が臨めます。

更に進むと久米島も見えてきます。珊瑚礁の島々は空から見ても、その美しさが分かります。

出発して30分後の11時30分過ぎにドリンクサービス開始。無難にオレンジジュースをチョイスします。同時にアルコールシートも配られます。

コロナ対策で座席ポケットへの提供を中止している機内誌。希望すれば客室乗務員から頂けます。機内誌は飛行機での楽しみの一つです。

NH090便はANA Wi-Fi Serviceが利用できる機材。ビデオプログラムに息子の好きなミッキーマウスクラブハウスがあったので楽しませてもらいました。

離陸して約2時間が経過した頃、伊豆諸島沖を通過。遠くに富士山の姿も確認。

高度を下げながら久里浜沖を航行するNH090便。相模湾越しに富士山が確認出来ます。

更に横須賀沖へ。高度も低いので猿島や三笠公園も見えてきます。

長い空の旅を終えて、定刻より7分早く羽田空港到着。

羽田空港 第2旅客ターミナル 空港

65番ゲートに駐機するNH090便を横に見ながら到着ゲートへ移動です。

今回は日数もあり荷物も多かったので預け荷物。レーンの周囲に人が群がる事もなく、間隔空けて待ちます。

到着ロビーへ到達。特に出迎えてる人もいないので帰路につきます。

鉄道でも良かったのですが、念のため感染リスクを考慮して、エアポートリムジンバスで帰る事にします。羽田空港第2ターミナルから京成津田沼駅までは、所要時間1時間8分で1,250円（子供半額）になります

エアポート リムジンバス 羽田空港線 (東京空港交通) 乗り物

年末年始で混んでいると思っていたが、定員に半数も満たず。ゆったりとした配席です。

首都高速湾岸線に入り、バスの車窓から見える葛西臨海公園ダイヤと花の大観覧車。

道がすいていた事もあって、定刻より15分早く京成津田沼駅に到着。大きな荷物がある場合はバス移動の便利さを実感しました。

京成津田沼駅 駅

京成津田沼からは鉄道利用となりますが、特に混み合う事もなく、帰宅の途につきます。

コロナ禍での石垣島旅行。息子も色々な体験を味わえた年末年始だったと思います。旅行の都度、世話になった紙のANA時刻表は廃止となる為、今回の旅行で使った物が最終号。表紙には「世界をつなぐ、あたらしい空へ。」と。まだまだ時間は掛かるかも知れないけど”あたらしい空”が待ち遠しいです！