2020/11/29 - 2020/11/29
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きゅういとせろりさん
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にっぽん丸小豆島クルーズ3日目です。
朝。船は静岡県の沖。海上からみる南アルプスはもう真っ白でした。冬近し、です。残念ながら富士山は雲の中。
今日は伊豆諸島近海クルーズ。小型クルーズ船ならではの接近航海です。新島沖ではほとんど止まっているかのような微速前進。地上から近づく術のない「白ママ断崖」をゆっくり鑑賞。真っ白な断崖や砂浜に南の国を感じました。
横浜帰港が16:30と遅いので今日も終日航海日のように船内生活を楽しむことができました。
さて、にっぽん丸は203室定員最大532名ですが今回乗客200人くらいに抑えていたようです。詳しい乗船人数はフロントで聞いたのにメモどこかにやっちゃいました。報道では乗客数は11月は4割からはじめて徐々に引き上げ徐々に6割までとのことでしたが、先日2021年のGWの航海は乗客280名だったとのこと。まだ52%ですね。
乗客少ないクルーズ船は静かでサービスいいともいえますが、やはり賑やかな晴れやかな雰囲気の方がいいわあ。
はやく普通どおりになあれ。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- グルメ
- 5.0
- ショッピング
- 5.0
- 交通
- 5.0
- 同行者
- カップル・夫婦
- 交通手段
- 船 私鉄
- 旅行の手配内容
- ツアー(添乗員同行なし)
- 利用旅行会社
- JTB
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-
日の出をみるために6:30に起床。
残念。水平線上に雲が。 -
7階前方の暖かなホライズンラウンジで雲の上の日の出まで優雅な待機時間。
クロワッサンもつけてモーニングコーヒーです。 -
左舷海上はるか彼方には朝日に輝く南アルプス。
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6:58。日出時間から30分で雲間から日の出。
ホライズンラウンジは横のドアからすぐに外のデッキに出られて便利。
というか、先頭の屋外デッキ「ホライズンデッキ」はこのホライズンラウンジを経由しないと出られません。
おまけに船の先頭屋外は強風で猛烈に寒いです。一瞬で退散。 -
風下に退避。青空がきれい。秋ですねえ。
-
暖かな屋内。
この大きな丸窓がにっぽん丸の特徴。 -
7階後方のスポーツデッキから
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8階のウォーキングトラックへ。
ぐるぐる回って朝の軽い運動。 -
8:00。部屋に戻ると妻も起きていたので朝食へ。
今日は6階後方の「オーシャンダイニング春日」へ。
昨日と別のレストランに行ってみよう、ということで。 -
円窓の窓側席でフレンチトースト付きの洋食。
この前にスープがありました。 -
パンもあります。
デザート。そしてこのあと紅茶。
さあ、ウォーミングアップ終了。
今日も1日遊びますよー。 -
船は伊豆諸島に向かっています。
-
9:00。今日のイベント参戦開始。
まずは4階ドルフィンホールでホースレースゲーム。
出たさいの目によって馬が進むわけなんですが、そう単純じゃないルールが加わって最後まで大接戦。実際の競馬と違って大逆転もあり。 -
競馬やってる間に伊豆七島の中に突入してました。
右舷。これは神津島。 -
あ、東海汽船の今年の新造船、さるびあ丸。遠目にですが見ることができてよかったです。
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ホースレースゲーム。3レースあります。それぞれ1/60、1/30、1/6の確率でした。
私も妻もまったく当たらず。あたっていたのは子供ばかりなのが印象的。
実際の競馬は20年くらい前に大当たり(といっても数万円)したのを機に引退していたので久しぶりでした。 -
ホースレースゲームが終わると伊豆諸島のどまんなか。
右舷。左の低い平らな島が式根島、右の小高い平らな島が新島。その間に遠く三角形の利島。 -
新島に接近。白く輝く断崖が見えてきました。
10:15から7階後方のスポーツデッキで「伊豆の島々を見よう」という解説イベントがあったようですが見落としました。 -
適宜船長さんの案内放送が入ります。
「白ママ断崖」というのだそう。
ほんと真っ白。エメラルド色の海。日本にもこんな外国のような景色、あったんですねえ。白ママ層断崖 自然・景勝地
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断崖上の灯台。景色いいだろうなあ。
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真っ青な空。
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うーん。クルーズだなあ。
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岬をまわって白ママ断崖のハイライト部分に接近。
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船はほとんど止まるくらいのゆっくりになりました。
ゆっくり島を鑑賞できます。
海の色、すごくきれい。 -
スーペリアステートだと窓の外は屋外デッキ。
なので、部屋からだと人の姿がこんな風に。
でも濃いマジックフィルムが貼ってあるので顔を窓に擦り付けでもしない限り屋外から室内はまったく見えません。 -
絶景になるとその都度、屋外デッキに出ます。
白ママ断崖の真前。真っ白。上から下まで。
常に崖崩れがあって地上からは近づけないそうです。 -
さらに先まで白壁の断崖が続きました。
その先は普通の山になりますが、山肌に白い滝筋。
滝かとおもったら、このような細い崖崩れの跡のようです。
なんか天辺からボールを転がしたいなあ。
あ、もしかして新島って全部白い岩でできてるのかしら。 -
新島をぐるりと回り北上開始。
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新島の先で、鵜渡根島という小島のすぐ脇をとおります。
南側は波浪に削られ断崖化が進んでいるようです。
この島は白くなく赤茶色でした。 -
三角形が可愛い利島を右に見て
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にっぽん丸は次は伊豆大島に向かいます。
-
利島の横を通るとき、ちょうど入港する新神汽船のフェリーあざれあが見えました。伊豆半島先端の下田からのフェリーです。防波堤の向こうでわかりにくし。
3年前に小豆島に行ったときに造船所から新造回航中の姿を見ているのでちょっと親近感。 -
11:00。7階後方のスポーツデッキでシャッフルボードゲーム。
けっこう集まりました。 -
ディスク(円盤)をスティックで突いて止まった場所の点数を加算。勝敗を決めます。
カーリングのように敵のディスクを押し出すと有利なのでそれで盛り上がります。
思ったとこにディスクを止めるのは至難の技。2ゲームやりましたがコツがつかめないまま終了しました。 -
右舷彼方は伊豆半島。
こんもりした台形の火山は伊豆高原の大室山。 -
伊豆大島に接近
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波浮港の入り口です。爆裂火口の跡です。案外わかりにくいです。
とくに遠くからだと遠近感なくて。 -
黒い斜面は日本唯一の砂漠「裏砂漠」です。三原山の東斜面です。
いつか歩いてみたいです。 -
しばらく部屋で休憩。ごろごろします。
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12:40昼食。2階のメインダイニング瑞穂です。
6階のオーシャンダイニング春日ではオリンピック応援のキーマカレー。どちらにするか迷います。迷います。
ワンプレートのキーマカレーより品数多い瑞穂の和食にしました。
おなかに余裕があれば後で行こう、ということで。 -
和食。野菜のてんぷらうどんとしらす丼。ほどよい量です。
なのでまだお腹に余裕のある私は春日へ、と誘うのですが妻はおなかいっぱいでもう無理、とのこと。断念。残念。 -
ふと左側を見ると、富士山が山頂だけ姿を見せてました。
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ちょっとだけ雪があります。
富士山、見ることできてよかったです。 -
伊豆諸島へ向かう午後便のジェットフォイル。
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13:20城ヶ島の沖を通過。
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にっぽん丸は東京湾に帰ってきました。
さて、14:00までに荷造りしてスーツケースを廊下に出しておかねばなりません。
けっこう部屋散らかしてたので苦労しました。
朝の下船だと夜のうちに荷造りで下船用の服入れちゃった、なんってことあるかもですが、午後の下船は本当にたんなる荷造りなので気分が楽です。 -
なんか東南アジアっぽい釣り船だわあ。
いっぱいの釣船の間をかすめるようにゆっくりと前進。 -
14:30。観音崎通過。
左が観音崎灯台。右が東京湾海上交通センター。観音崎 (神奈川県) 自然・景勝地
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14:40。ラウンジ「海」。アフタヌーンティーにやってきました。
今日はアプリコットのロールケーキ。果肉入りでちょっぴり酸味が効いて美味しいです。紅茶はスリランカにしました。 -
窓の外は第二海堡。
明治時代に東京湾防衛のために建設された多数の砲台を有する要塞島。
補修工事が行われていました。観光に上陸できるようになるのかも。
奥は第一海堡。
もうひとつ、第三海堡もあったのですが関東大震災で沈下崩壊。そのまま崩壊すすむがままに放置されていたのですが、今世紀になって除去されました。遺構が横須賀に保存してあるそうでいつか行きたいです。 -
15:00。前方に蜃気楼のように東京湾横断道路アクアラインの海ほたるが見えました。中央部分はまだ水平線の下で見えず。建物とループ橋だけ見えてます。
そろそろ横浜帰港も近いです。
今日は11:15からと14:00からと2回ドルフィンホールで落語があったのですがゲームやアフタヌーンティーを優先して行かず。輪投げやマスク作りは1日目に行ったのでパス。エクササイズは1回5人と狭き門だったので妻は1回だけ参加であとは断念してました。ということで午後はクルーズらしいのんびりした時間を過ごせました。妻は部屋でごろごろしてましたが、私はせっかくの東京湾の昼の航行なので景色鑑賞に前後左右に歩き回ってました。 -
とうきょうスカイツリーも見えました。距離にして約40km。
さて、下船前に大浴場に行っておきましょう。
大浴場。この旅行中いつ行ってもがらがらでした。 -
キリン(ガントリークレーン)の列の向こう、ランドマークタワーはじめ横浜の高層ビル街が見えてきました。このあと本牧の先をぐるりと回ってこのキリンたちの後ろの横浜港大桟橋に入ります。
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そろそろ日没。
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ゆっくり航行の貨物船に前を抑えられてゆっくり航行でベイブリッジをめざします。
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と、貨物船、横に曲がった。
ここからちょっとだけ速くなりました。 -
あ、今日、ショコリキサー飲んでない。
あわてて6階リドデッキに行ってテイクアウトしてきました。
部屋で味わうのもまたいいものですね。 -
15:48。ベイブリッジをくぐりました。
横浜ベイブリッジ 名所・史跡
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ブリッジとベイブリッジ。
何言ってんだか。 -
夕日を背景にして前泊したニューグランドと前を横切るレストラン船ロイヤルウィング。
帰ってきましたあ。 -
船はゆっくりと大桟橋に接近、と、ここでほぼ停止。
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と、回転しはじめました。
半回転して後ろ向きに大桟橋へ入ります。 -
大桟橋の先端。観客が少し。
えっと、左端のこの旗信号、見覚えが。
UW旗。「ご安航を祈る。」でしたね。
ジブリのアニメ映画「コクリコ坂から」で出てきました。
旅路の最後に見るのはちょっと変かも。 -
着岸を見るにっぽん丸の乗客。
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しずしずと大桟橋に近づきます。
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大桟橋の2階先端はホールになってます。
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あ、なんか研修中みたい。
よそ見してる人、ほとんどいないです。みなえらいなあ。私ならよそ見しまくりだわ。
というか、あちらがわでは「遊んできたやつらだー。無視無視。」とか思ってるんでしょうかねえ。 -
ヘリコプタが旋回してました。
にっぽん船の横浜帰港は今年度まだ6回目。夕方の帰港は初めて。
まだまだニュースなんでしょうか。 -
ロープが結ばれ
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ゆっくり寄せます。
16:22着岸。8分の早着。 -
下船までのんびり部屋にいられるのが日本船のいいところです。
外国船だと入港前数時間前には部屋を空けなければならないんですよね。
下船は上級船室から。私たちのスーペリアステートはラスト前。 -
16:50。案内放送が入りました。順番の時間です。
行きましょう。 -
上陸。
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すっかり日も落ちてます。
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クルーズ船としては小さいので部屋を出てから2分で下船。
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ありがとう。にっぽん丸。
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スーツケースを受け取り、少し大桟橋の屋上デッキを散策して名残を惜しみます。
横浜港大さん橋国際客船ターミナル 名所・史跡
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意外にも無料送りのバスはありませんでした。
桜木町までのバスがあるかと思ったのですが。
なのでごろごろスーツケースを転がして最寄りのみなとみらい線日本大通り駅を目指します。 -
ゆっくり歩いて12分。日本大通り駅。
日本大通り駅 駅
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あ、特急は停まらないんだった。
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2本あとの急行です。なぜか特急よりも混んでいました。
ぎりぎり二人で並んで座れるくらいでした。
渋谷まで約40分。
あ、帰りは東海汽船の新造船乗るはずだったのでは・・・と今頃思い出しました。まあ、またの機会に。
まとめを少し。
にっぽん丸。とくに食事がよかったです。それに船長のきめ細やかな観光案内放送がよかったです。クルーズ船としては小型なので船内探検はちょっと物足りなかったけど、総合的に満足度すごく高かったです。
GOTO適用でお得にクルーズできてよかったし、乗客少ないクルーズ船は静かでサービスいいともいえますが、やはり賑やかな晴れやかな雰囲気の方がいいわあ。
はやく普通どおりになって欲しいですね。
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旅行記グループ
にっぽん丸。秋の絶景クルーズ。小豆島寒霞渓。
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