2020/09/04 - 2020/09/06
93位(同エリア307件中)
温味楽さん
この旅行記のスケジュール
2020/09/04
2020/09/05
もっと見る
閉じる
この旅行記スケジュールを元に
新年あけましておめでとうございまs…ってそんな吞気なこと言ってられるか~!!新年早々、「緊急事態宣言発令」という、最悪の始まりになってしまった2021年。これでもう、暫く旅行に行けない状況に陥ってしまいましたね…せめてこちらでは旅気分を味わって。ということで、9月に旅行した「北海道・十勝地方」にある「タウシュベツ川橋梁」を見学しに行った際の旅模様をご紹介。タウシュベツ川橋梁は士幌線の線路跡に残るアーチ橋で、満水時はダム湖に沈む為近年は崩壊がかなり進んでしまい、もう間もなく壊れてしまうともいわれています。そんなこともあり父親から「今行かないと…」と誘いを受け、帯広空港にひとっ飛び。リッター30キロオーバーのハイブリッドカー「アクア」を旅のお供に、タウシュベツ橋梁以外にも沢山のスポットを訪問しました。それでは出発注意~
PR
-
早速、1月13日現在の全国1週間平均の陽性率から紹介…
やはり年末年始に帰省や年越しパーティー等、一定の人の動きが
あったようで、全国的に見ても停止信号相当の「10%」に迫るという、壊滅的な状況になっています… -
そして今回から、「東京都の市区町村別感染者数」もご紹介。1週間前にデータ取りした時よりも大幅に増え、もはや人口20万人当たりに換算にした場合の感染者数は23区外を含めて大変な事になってしまいました…
そんな状況下でも行政の動きは鈍くて頼りにならない状況なので、これをなるべく早く減らす為にはとにかく皆が感染リスクの低い行動をひたすら取るしかありません。 -
★9:40
旅の出発は帯広空港から。今旅のお供はトヨタのハイブリッドカー「アクア」。北海道の道路にはちょっと非力ですが、その分燃費は驚異のリッター33キロ!700キロ以上走っても、タンク容量の半分位で走ってしまえます。帯広空港(とかち帯広空港) 空港
-
最初に訪れたのは「旧広尾線の幸福駅」。
幸福駅(幸福鉄道公園) 名所・史跡
-
ここにはキハ22が保存されてるホームと、
幸福駅(幸福鉄道公園) 名所・史跡
-
駅舎が現存。「幸福」の縁起の良さから駅舎の壁には無数の紙が貼られています。
幸福駅(幸福鉄道公園) 名所・史跡
-
こっからキハ22・キハ40に揺られて帯広の町へ…行ってみたかったものです。
幸福駅(幸福鉄道公園) 名所・史跡
-
駅構内には花も咲いているし、この場所が愛されていることが伺えます。
幸福駅(幸福鉄道公園) 名所・史跡
-
さて、次なる場所を目指し、移動しましょう。
幸福駅(幸福鉄道公園) 名所・史跡
-
★11:40
帯広から高速道路を利用し、一気に旧ちほく高原鉄道の足寄駅跡へ。足寄駅 駅
-
ちほく高原鉄道は北海道の赤字ローカル線で唯一、3セクへの転換を果たした路線。残念ながら2006年に廃止されてしまい、私は乗れずじまいでした…
足寄駅 駅
-
鉄路なき今は、マイカーに加えこういったコミュニティバスが足となっていますが…これまた運転手不足で大変なのです。
道の駅 あしょろ銀河ホール21 (旧足寄駅) 道の駅
-
少子高齢化社会を迎えるこれからの時代。車を安全に運転できる方も減る一方でしょうし、鉄道廃止後の公共交通確保も課題です。
道の駅 あしょろ銀河ホール21 (旧足寄駅) 道の駅
-
そんな思いを感じながら、足寄の地を後に。しかしながらこの先は食堂が全然なく、道の駅ですらない有様で昼ご飯を食べるのに苦戦…
道の駅 あしょろ銀河ホール21 (旧足寄駅) 道の駅
-
そのまま士幌線の沿線に直行する羽目に。
旧国鉄士幌線コンクリートアーチ橋梁群 名所・史跡
-
士幌線の脇を通る国道からも、アーチ橋の遺構があちらこちらで見ることができます。
旧国鉄士幌線コンクリートアーチ橋梁群 名所・史跡
-
★13:00
糠平に到着。平日なのでやはりやってる食堂は少なく…なんとか見つけたこちらのお店に入店。ビストロ ふうか グルメ・レストラン
-
辛ハンバーグの定食にありつけ満足満足。
ビストロ ふうか グルメ・レストラン
-
お腹が膨れた後は、近くにある「上士幌町鉄道資料館」へ行ってみました。
上士幌町鉄道資料館 美術館・博物館
-
旧糠平駅の跡地にあり、トロッコに乗って線路跡の一部を走ることもできるそう。今回はタウシュベツ橋梁優先で時間がないのでパス。
上士幌町鉄道資料館 美術館・博物館
-
ということで入場料を払って鉄道資料館の館内へ。
上士幌町鉄道資料館 美術館・博物館
-
士幌線時代に使われていた、サボや標識等が展示されており、往時の姿を忍ばせました。
上士幌町鉄道資料館 美術館・博物館
-
★14:00
そしていよいよ「タウシュベツ川橋梁」に向かうツアーの時間になりました!「糠平温泉文化ホール」の駐車場に車を停め、そこから2台の車に分乗して出発します。タウシュベツ川橋梁 名所・史跡
-
途中からは狭い林道になり、基本的に通行止め。事務所に行って鍵を借りるか、このツアーに参加しないと行くことは不可能。鍵も争奪戦状態な上に、運転も大変なのでツアーに参加することがおすすめです。
タウシュベツ川橋梁 名所・史跡
-
林道の途中で車を降り、木々の下に残る士幌線の線路跡を歩いて橋梁に向かいます。
タウシュベツ川橋梁 名所・史跡
-
美しい緑色をした木の下を歩けば、身も心も癒されますね!
タウシュベツ川橋梁 名所・史跡
-
しかしながら廃線から半世紀以上経っていることから足元は悪いです。ツアーに参加すれば、レンタルの長靴を借りれるのは大きなメリットです。(この先も長靴がないと移動不能です。)
タウシュベツ川橋梁 名所・史跡
-
そして一気に視界が開けると、糠平湖の湖畔に到着。
タウシュベツ川橋梁 名所・史跡
-
無骨な連続アーチがとにかく美しい「タウシュベツ川橋梁」。いや~ここに見に来れる機会に恵まれるとは。
タウシュベツ川橋梁 名所・史跡
-
注意事項の説明後、しばしの間自由時間になります。ダム湖の底なので足元は悪く、沢を橋なしで越える場所もあるので移動は慎重に。(個人の車で行く場合は長靴の用意を忘れずに!)
タウシュベツ川橋梁 名所・史跡
-
「今年中に崩れる」。そう言われてから3年ほどが経ってもなんとか持ちこたえている状況のアーチ。
タウシュベツ川橋梁 名所・史跡
-
ダム湖にある関係上修復はできない事情があり、冬→春の雪解けでコンクリートをがりがり削られるそう。来年の観光シーズンには、この旅行時とは大きく違った橋の姿になってるかもしれません。
タウシュベツ川橋梁 名所・史跡
-
こんな大きな沢を越えて、橋の反対側へ移動。
タウシュベツ川橋梁 名所・史跡
-
様々な角度から、タウシュベツ川橋梁の勇姿を観察します。
タウシュベツ川橋梁 名所・史跡
-
橋の上に登って、反対側を目指します。
タウシュベツ川橋梁 名所・史跡
-
長年の風雪の影響により、ボロボロのタウシュベツ川橋梁。もう自然の力に身を任せ、朽ちていくしかありません。
タウシュベツ川橋梁 名所・史跡
-
そして反対側にやって来ました。
タウシュベツ川橋梁 名所・史跡
-
少し奥には水が溜まっていて、普段の年なら9月は水没してしまいこの辺りは歩けないのですが、今年は記録的に水が少ないようでラッキーでした。
タウシュベツ川橋梁 名所・史跡
-
反対側はアーチの欠けも少なく、優美な姿を見せてくれます。
タウシュベツ川橋梁 名所・史跡
-
そして橋の後ろを振り返ると…無数の木の切り株が…
タウシュベツ川橋梁 名所・史跡
-
そう。ここはかつて、「森の中」。ということでこのタウシュベツ川橋梁の現役時は周囲から見ることはできない、ただの高架橋だったのです…
タウシュベツ川橋梁 名所・史跡
-
つまりこの景色は、人の都合で自然が破壊されたことによって生み出された景色であり、タウシュベツ川橋梁は重要文化財にも指定されていないのです。
タウシュベツ川橋梁 名所・史跡
-
色々な条件が重なって生まれた、十勝の名所ですがその成り立ちを知ると…正直複雑な気持ちになります。
タウシュベツ川橋梁 名所・史跡
-
★15:10
約1時間弱のタウシュベツ川橋梁見学は無事終了。やっぱり素晴らしい景色でしたね。タウシュベツ川橋梁 名所・史跡
-
さて、車に戻って後は糠平に戻るのかと思えば…
タウシュベツ川橋梁 名所・史跡
-
何と来た道と反対方向に向かいだしたツアーの車。
タウシュベツ川橋梁 名所・史跡
-
タウシュベツ川橋梁とは別のアーチ橋の前で止まってくれた挙句…
旧国鉄士幌線コンクリートアーチ橋梁群 名所・史跡
-
トイレ休憩の後、トイレ近くにある「旧幌加駅」に立ち寄ってくれました。
旧幌加駅跡 名所・史跡
-
今ではすっかり自然に還りつつある旧幌加駅ですが…
旧幌加駅跡 名所・史跡
-
一部に線路が残っており、ポイントの稼働体験まで出来ました。ぱっと見結構大変そうですが、コツさえつかめば女性の参加者でもポイントを動かせますよ。
旧幌加駅跡 名所・史跡
-
色々な説明を受けながら、駅の裏手へ。すると何かの跡地を発見。こちらはかつて、駅舎等の建物があった場所。トイレやお風呂の跡も残っており、往時の繁栄が偲ばれます。
旧幌加駅跡 名所・史跡
-
今は大自然に覆いつくされているこの場所も、賑わっていた頃には商店・食堂・理髪店などがあり、ここで暮らす方もおられたそう。
旧幌加駅跡 名所・史跡
-
ここからキハ22や40に乗って、帯広方面を目指せたら最高でしょう。
旧幌加駅跡 名所・史跡
-
大自然の中に北海道繁栄の歴史が凝縮された旧幌加駅は、無言でそれらのことを説明しているようでした。
旧幌加駅跡 名所・史跡
-
★16:40
寄り道した為予定よりも大分時間が掛かってしまいましたが、今日はレンタカー移動で温泉も近くなので特に急ぐまでもなく。旧国鉄士幌線コンクリートアーチ橋梁群 名所・史跡
-
★17:15
今宵宿泊する温泉宿「然別湖畔温泉ホテル 風水」さんにチェックイン!然別湖畔温泉ホテル 風水 グルメ・レストラン
-
その名の通り、然別湖のほとりに立つ温泉ホテルで、眺めも期待できそう!
-
部屋はレイクビューの和室。快適に滞在できます。
然別湖畔温泉ホテル風水 宿・ホテル
-
トイレはシャワートイレ付きですが、UBの為ちょっと狭い…
然別湖畔温泉ホテル風水 宿・ホテル
-
窓の外には、然別湖とその見た目から「くちびる山」とも呼ばれる天望山が見えます。今日はちょっと生憎の天気になってしまいましたが、霧が立ち上る然別湖もまた幻想的です。
然別湖畔温泉ホテル風水 宿・ホテル
-
★18:30
到着が遅かったので、一息ついた後すぐに夕食へ。然別湖畔温泉ホテル風水 宿・ホテル
-
内容は可もなく不可もない、旅館の食事としてはごく普通でした。
然別湖畔温泉ホテル風水 宿・ホテル
-
さてさて然別湖の温泉はどんな感じでしょうか?
然別湖畔温泉ホテル風水 宿・ホテル
-
内湯はややレトロな雰囲気の温泉。ですが泉質はかなり良いです!
然別湖畔温泉ホテル風水 宿・ホテル
-
そして露天風呂。然別湖がよく見えるロケーションにあり、木材の温かい雰囲気もまた最高。空いていたこともあり、存分に然別湖のお湯を満喫出来ました。
然別湖畔温泉ホテル風水 宿・ホテル
-
そして迎えた翌朝。あ!一瞬霧が晴れて、くちびる山が見えました~
然別湖畔温泉ホテル風水 宿・ホテル
-
朝食食べて、2日目の旅に出発です。
然別湖畔温泉ホテル風水 宿・ホテル
-
さて折角の然別湖です。車で移動開始する前に、ちょっと散策してみましょう。
然別湖 自然・景勝地
-
湖畔には遊歩道が整備され、気楽に歩けるようになっています。
然別湖 自然・景勝地
-
湖を望むベンチも多数。しかしながら今日の天気では濡れててちょっと…
然別湖 自然・景勝地
-
仲間との食事を楽しめそうな、こんなスペースまでありました。が…
然別湖 自然・景勝地
-
残念ながら雨脚が強くなりここで退散。アクアの車中に向かったのでした。
然別湖 自然・景勝地
-
★8:46
2日目は狩勝峠を経由し、襟裳岬まで目指すコース。しかしながらあいにくの天気で狩勝峠は超濃霧の中で何も見えず、スルー。そのまま石狩側に抜けました。 -
まずは根室本線の運休区間にある「落合駅」に立ち寄り。この区間に乗ることができたのは1回だけ。その時もガラガラだったのでもう再起は無理でしょうね…
落合駅 駅
-
草ボーボーになってしまった落合駅は、事実上の「廃駅」状態。
落合駅 駅
-
現役の駅にも拘らず、ホームに入ることも許されません。
落合駅 駅
-
もはや北海道の過疎地域において、鉄道は必要とされていません。鉄道好きとしては「悲しい」の一言しか出ない現実です…
落合駅 駅
-
その後先に進むと、崩落した根室本線の線路がそのまま道路脇にあります…
-
今にもキハ40がやって来ても良さそうな雰囲気ですが、残念ながらそれは2度と叶わない現実…
-
こうして北海道の鉄道は、衰退の一途を辿る一方なのです。
-
再び車に戻り、高速に乗って十勝地方に向かいます。
-
鉄道と違い、莫大な金を使ってこんないい道を作って。もはや北海道は車がないと生きていけません。
-
PAでトイレ休憩をした後、昨日タウシュベツツアーで同乗した方の会話から聞こえてきた場所に行ってみることに。
-
★11:20
音更帯広インター近くにある「柳月スイートピアガーデン」に到着。柳月スイートピアガーデン 専門店
-
ここではケーキを頼むとコーヒーが無料で頂け、お得にティータイムを楽しめました。
柳月スイートピアガーデン 専門店
-
帯広の市街地を抜けて、帯広畜産大学をちらりと見物。そして広尾線沿いの国道をひた走り、南下を続けます。
Farmdesigns (帯広畜産大学店) グルメ・レストラン
-
★12:40
途中で国道と分岐し、道道へ。その分岐点の近くにある「旧愛国駅」に立ち寄り。愛国駅(愛国交通記念館) 名所・史跡
-
「愛国から幸福へ」。縁起の良さから有名になっている、広尾線の切符をもじったモニュメントも駅前に。
愛国駅(愛国交通記念館) 名所・史跡
-
駅舎も残っており、SLの「キューロク」がホームに展示されています。
愛国駅(愛国交通記念館) 名所・史跡
-
他の駅跡よりも、駅らしさがはっきり残っていて好印象です。
愛国駅(愛国交通記念館) 名所・史跡
-
駅舎内には幸福駅同様、無数の名刺がべったり貼られています。
愛国駅(愛国交通記念館) 名所・史跡
-
その他広尾線時代の遺構が保存されている点は、他の駅跡と同じですね。
愛国駅(愛国交通記念館) 名所・史跡
-
さてさて愛国駅を出発~
次は根室本線の沿線にある「豊頃はるにれの木」を目指します! -
★13:30
到着した「はるにれの木」の入口にはトイレはあるものの、はっきりした駐車スペースはなし。空いてるスペースに適当に車を停めます。はるにれの木 名所・史跡
-
十勝川の土手までの間に広がる、牧草地は開放感抜群で「十勝」の良さを存分に味わえます!
はるにれの木 名所・史跡
-
入口にある階段のステップにも、はるにれの木があしらわれていました。
はるにれの木 名所・史跡
-
牧草地の中に続く、細い道を歩き、木の下まで行くことができるようになっています。
はるにれの木 名所・史跡
-
はるにれの木の下は、日差しを避ける格好のスポット。
はるにれの木 名所・史跡
-
こんな景色を見たら、身も心も癒されますね…
はるにれの木 名所・史跡
-
夕陽が綺麗なときとか、満天の星が輝くときに来たら、素晴らしい景色が楽しめそう。
はるにれの木 名所・史跡
-
十勝の「なつぞら」は、やっぱり最高でした~
はるにれの木 名所・史跡
-
その後はランチを食べる場所を探すも、臨時休業の嵐で結局ありつけず。今宵宿泊する宿の食事も凄そうなので、そのまま先を目指します。
はるにれの木 名所・史跡
-
★14:30
はるにれの木からひたすら大自然の中を走り続け、やって来たのは「湧洞湖」。湧洞湖 自然・景勝地
-
行き止まりの場所にある湖ですが、すぐ脇に海がある不思議。
湧洞湖 自然・景勝地
-
この場所はつりやキャンプを楽しむ方の姿もちらほら。周囲に何もないので最高でしょうが、万が一の時の救助は大変なので、くれぐれも行動には注意しましょうね。
湧洞湖 自然・景勝地
-
さて、湧洞湖と海を見渡す展望台へ行ってみましょう。
湧洞湖 自然・景勝地
-
草が生い茂り、ちょっと登りづらかったですが約5分ほどで展望台へ到着。
湧洞湖 自然・景勝地
-
「最果て感」ムード満点の湧洞湖。もちろん公共交通はないので車がないと来れません。
湧洞湖 自然・景勝地
-
レンタカーでこの界隈を訪問する機会があれば、ぜひこの「湧洞湖」、立ち寄ってみてください。
湧洞湖 自然・景勝地
-
大自然の宝庫なので、目を下に向ければこんな小さな彩りの楽しみも。
湧洞湖 自然・景勝地
-
折角なので、道路の終点まで行ってみます。しかしどうしてこんな場所に、こんな立派な道を作ったのでしょうか…ここより遥かに人が住んでる場所にある鉄道を廃止するのに。
湧洞湖 自然・景勝地
-
そんな無駄に立派すぎる、道道の終端に到着。
湧洞湖 自然・景勝地
-
トイレ棟の建物は一切なく、一面に広がるのは水、空、草のみ。
湧洞湖 自然・景勝地
-
道道の奥にも、ややあぜ道が続いているようで、やっぱりキャンパー達の車がちらほらありました。
湧洞湖 自然・景勝地
-
さて、再びアクアに戻り、今宵の宿への移動を開始します。
湧洞湖 自然・景勝地
-
道路の脇には、牧草を食べて寛ぐ家畜達の姿をよく見かけます。彼らは日本の食を支える上で欠かせない存在です。
-
こんな感じの道が続くので、停車することもほぼなく快適なドライブ。しかし「トイレ」に行くタイミングだけが難点。店がない場所でも所々にトイレ(汲み取り式)があるので、見かけた際は早めに行っておくのが吉。
-
★16:00
かつて広尾線の終点だった、広尾の町にやって来ました。
あれだけ大自然ばかりだった場所からやってくると、もうそこは大都会に見えてしまうのは「北海道の旅あるある」です(笑)旧国鉄広尾線鉄道資料館 美術館・博物館
-
その後は海岸線沿いに続く国道を南下。急峻な地域なので長大トンネルに付け替えられた区間も多く、快走します。
-
★16:40
いよいよ本日の目的地、えりも岬が近づいてきました。これまたものすごい場所に来てしまった感、ありありです。えりも海岸 自然・景勝地
-
★16:50
本日の目的地に到着です。お刺身旅館 さんすいかく 宿・ホテル
-
今宵お世話になるのは「お刺身旅館 さんすいかく」さん。刺身に目がない私は、その名前にノックアウト。
お刺身旅館 さんすいかく 宿・ホテル
-
さて部屋の様子は…近年リニューアルされたようで綺麗な部屋です。
お刺身旅館 さんすいかく 宿・ホテル
-
シャワートイレ・洗面所も部屋にあり、こちらもとっても綺麗です。
お刺身旅館 さんすいかく 宿・ホテル
-
★18:00
さてさてお待ちかねの夕食!北海道の形をしたお皿や、板に盛られた海の幸のオンパレード!「お刺身旅館」の名に恥じない内容で、おいしくない訳がありません!お刺身旅館 さんすいかく 宿・ホテル
-
襟裳岬は昆布が名産になっていて、道路脇のあちこちで地元の方が昆布をもって歩いている光景を見るほど。そんな美味しい昆布は、宿の食事にも登場します。
お刺身旅館 さんすいかく 宿・ホテル
-
さて食後はお風呂~まあ民宿レベルの宿なので、2人位入ったらいっぱいになりそうな狭いものです。入浴時間がちょっと短いのはネックかな。
お刺身旅館 さんすいかく 宿・ホテル
-
そして翌朝の朝食。内容はまあこんなものかな…
お刺身旅館 さんすいかく 宿・ホテル
-
★8:00
宿出発前に、せっかくの襟裳岬を見て回っていくことにしましょう。襟裳岬 自然・景勝地
-
宿はえりも岬の先端近くにあるので、岬の先っぽまでも歩いてすぐ。
襟裳岬 自然・景勝地
-
時折打ち付ける荒波が、北の気候の厳しさを感じさせます。
襟裳岬 自然・景勝地
-
この厳しさがあるからこそ、魚のエサとなるプランクトンが発生。そして美味しい海の幸が楽しめるようになるわけでもあるんです。
襟裳岬 自然・景勝地
-
岬から続く、歩道を歩いて展望台方面へ行ってみます。
襟裳岬 自然・景勝地
-
朝起きたときは霧が酷く、殆ど視界のない状態でした。
襟裳岬 自然・景勝地
-
整備された歩道を進み、先を目指します。
襟裳岬 自然・景勝地
-
お世話になった、さんすいかくさんを上から俯瞰。
襟裳岬 自然・景勝地
-
進んできた岬の先っぽからの道を見ると、ここがどれだけすごい場所かが良く分かります。
襟裳岬 自然・景勝地
-
そして駐車場や売店のある展望台に到着。
襟裳岬展望台 名所・史跡
-
まだ朝早い時間で店は営業開始前。
襟裳岬 自然・景勝地
-
この先の行程もあることですし、襟裳岬観光はこの辺で切り上げたいと思います。
襟裳岬 自然・景勝地
-
宿の駐車場から1周し、散策した襟裳岬。一度バスでこようかと思っていたのですが、今回このような形で訪問できて良かったです。
襟裳岬 自然・景勝地
-
★8:50
その後えりも町の中心部へ行くと、見事な青空の天気に。セブンイレブンで買い出しとトイレを済ませ、先を目指します。えりも町灯台公園 公園・植物園
-
★9:20
日高本線の終着駅、様似にやって来ました。様似駅 駅
-
日高本線は台風の影響で線路が流出。その後長期運休になり、残念ながら近頃廃止が確定…
様似駅 駅
-
もうここにキハ40が来ることは2度とありません…
様似駅 駅
-
駅事務室も無人になってしまい、もはや「廃駅」となってしまった現実。
様似駅 駅
-
実はここ様似は、私が未成年だった頃、キハ40に揺られて往復したことがあります。
様似駅 駅
-
その時に撮った写真がこちら。鉄道駅として列車を迎え入れた、在りし日の様似駅の姿に思いを馳せたのでした。
様似駅 駅
-
★9:50
そして日高地方南部の中心地、浦河駅へ。しかりレンタカーで駅を巡るなんて…鉄道好きとしてはやっぱり複雑です。浦河駅 駅
-
こちらも窓口は封鎖済みで、往時の活気は見る影もなし。
浦河駅 駅
-
駅舎外の壁にあった、地元高校生による壁画。鉄道がなくなれば、こういった地域とのコミュニケーションをとれる場も減ってしまいます。
浦河駅 駅
-
今にもキハ40がやって来そうな雰囲気満点の、浦河駅ホーム。
浦河駅 駅
-
「普通列車 苫小牧行きです。 整理券をお取りください。」ここから苫小牧までの日高線は、海あり山あり馬あり…日本のJR線の中でもトップクラスの素晴らしい車窓のオンパレードでした。あ~乗りたい。
浦河駅 駅
-
★10:10
更にもう1駅、駅巡りしました。絵笛駅 駅
-
「絵笛」という何とも響きの良い絵笛駅。お馬さんが沿線にいるのもこの辺りです。
絵笛駅 駅
-
周囲には殆ど人家はなく、今はなぜ駅があるのか。という状況の場所です。
絵笛駅 駅
-
そんな絵笛駅のロケーションはこの通りで、とっても気持ちの良い場所です。
絵笛駅 駅
-
やっぱりここもキハ40が来そうな雰囲気ですが、もうそれは虚しい願いです…
絵笛駅 駅
-
今はまだ、正式な廃止前なので「踏切一旦停止」が必要な日高線の踏切。鉄道の存在感を最後に示す悪あがきのようですが、廃止後はそれも不要に。レールがはがされてしまえば、どんどん鉄道の記憶は風化してしまいます。
日高本線 乗り物
-
★12:00
食事ができるかも。と平取町方面へ抜けて二風谷湖に行くも、ここも食堂はなし…二風谷アイヌ文化博物館 美術館・博物館
-
でもせっかく来たので、近くに広がるアイヌ文化公園とダムを散策。
二風谷アイヌ文化博物館 美術館・博物館
-
文化公園の南側に、ダムの堰堤があります。
二風谷アイヌ文化博物館 美術館・博物館
-
又、ダムの堰堤上は歩けるようになっていて、湖の眺めも楽しめます。
二風谷アイヌ文化博物館 美術館・博物館
-
しかしながら目的はダムからの景色じゃなくて、お昼ごはんだ~っ!
麓の市街地にある食堂も休みで、止む無く先を目指すことに。二風谷アイヌ文化博物館 美術館・博物館
-
★13:35
石勝線の新夕張へ抜け、ようやく食事にありつけました。
名物という中華あんかけ汁麺を頂き、満足満足。メイプルタウン グルメ・レストラン
-
★14:18
今旅最後の目的地、石勝線の「旧東追分駅」にやって来ました。東追分駅 駅
-
残念ながら2016年に廃駅になってしまった東追分駅。現役だった頃、キハ40の普通列車に乗った際にたまたま交換待ちがあり、駅から見えたその絶景に感激してしまったのです…
東追分駅 駅
-
どこまでも続くように見える、青い空とあぜ道そして草原。これぞ「北海道の景色だ!」と思える最高の景色です。
東追分駅 駅
-
★15:10
鹿との衝突の影響で遅延してやって来たスーパーおおぞら。変化する雲行きと、時折行きかう軽トラとの被りの可能性もあり待機中はひやひや。無事良い条件で撮影で気大満足。東追分駅 駅
-
あとは新千歳空港に向かい、空に飛び立ち東京に戻ったのでした。
新千歳空港 空港
-
年明け早々に発令された、「緊急事態宣言」の影響により、今後暫くの間は生活や旅行等への影響は避けられそうにありません。しかし今回は2回目ということもあり、どういったシチュエーションを避ければよいのかある程度分かって来ています。
更に売り上げ減少で大きな影響を受ける各事業者の事情もあり、私は現状においては、「この表に書いたような対策を取り、徹底的に密を避けることが可能であれば旅行を継続」する方針でおり、1月下旬ごろに、そのルールに則ってした旅行記を執筆予定です。(尚状況が更に厳しくなり、旅行そのものが困難になった場合には投稿自粛の可能性もあります。)
今回の宣言は恐らく前回よりも長期化するものと思われ、家に籠ることによる心身へのストレス、体力低下そして経済への影響は前回以上に甚大なものになると私は考えます。どうか皆様、体にご自愛の上この困難な世の中を頑張って乗り越えましょうね。
利用規約に違反している投稿は、報告する事ができます。
コメントを投稿する前に
十分に確認の上、ご投稿ください。 コメントの内容は攻撃的ではなく、相手の気持ちに寄り添ったものになっていますか?
サイト共通ガイドライン(利用上のお願い)報道機関・マスメディアの方へ 画像提供などに関するお問い合わせは、専用のお問い合わせフォームからお願いいたします。
この旅行で行ったホテル
-
お刺身旅館 さんすいかく
3.24
この旅行で行ったスポット
もっと見る
この旅行で行ったグルメ・レストラン
糠平湖・然別湖周辺(北海道) の旅行記
旅の計画・記録
マイルに交換できるフォートラベルポイントが貯まる
フォートラベルポイントって?
0
171