2019/11/20 - 2019/11/24
945位(同エリア5996件中)
Weiwojingさん
- WeiwojingさんTOP
- 旅行記996冊
- クチコミ137件
- Q&A回答112件
- 2,338,569アクセス
- フォロワー192人
2020年11月に奈良を訪れた。2年ぶりの訪問であったが、今回は自由気ままに動き回ることが出来ないのである程度的を絞って計画してみた。
前半は奈良市内を歩き回り、これまで訪ねたたことがない「きたまち」界隈を見て回った。最近は奈良町が脚光を浴びて観光客でにぎわっているが、きたまちは大きな観光スポットもなく、静かな佇まいを見せていた。
後半は世界遺産に登録されている「春日大社」を見学してから奈良市外に出て、桜井市や大和郡山市まで足を延ばして、世界遺産に登録されている「薬師寺」、「唐招提寺」、「法隆寺」等を見てまわった。
タイトルに用いた「うまし」とは、万葉集からの引用で「立派な、素晴らしい、美しい」と言った意味で、「うるわし」は「美しく立派、見事」と言う意味がある。いずれも奈良を表す枕詞のようなものである。
-
京都からJR奈良線を利用して奈良駅に到着した。奈良はいつ来ても大きな変化がなく、2年前に目にしたものがここかしこにあり、いい意味で落ち着きのある景観に安堵させられた。
-
現在のJR奈良駅のそばに旧奈良駅があり、観光案内所として使われている。もともとは左側の方にあったが、2003年( 平成15)奈良線が高架化するために取り壊されることになった。しかし、地元の方々の反対で残されることになり、曳家工法で18メートル移動した。
-
駅前には常夜灯が2つ置かれていた。平常京大極殿跡の石碑のある灯篭で、かなり古そうな具合である。
-
常夜灯の台座を見ると、寄進者の名前が彫られていて、判読出来るほどかなり明瞭に残されている。
-
内部を少し見てみたい。かなりきれいに修復しているが、この茶色の柱や梁は再建した時に付け加わったものと思われる。
-
この窓は塗り替えられたりしている点を除けば当時のままだと思われる。
-
柱や所々に残されている装飾りがなかなか素晴らしい。
-
建物の外の柱の上部の飾りも美しい。
-
今回奈良で宿泊したホテルは Daiwa Royal Hotel D-PREMIUM Nara という名前で、奈良駅の西口から歩いて3分も掛からず、大変便利あった。
-
ホテルの施設はこんな感じで、昨年開業したばかりということで、何もかも新しかった。古都奈良を彷彿させる雰囲気が感じられた。
-
宿泊した部屋はさほど広いという訳ではないが、ダブルベッド、デスク、ソファ等があり、快適な滞在が出来た。
-
壁に大きな鹿が描かれ、隣には和歌が書かれていて、奈良を表す伝統色をモチーフにした造りとなっている。
ここにはこう記してある。
あがぬしのみたまたまひて 春さらばならのみやこにめさげ給わぬ
万葉集に詠われた柿本人麻呂の和歌である。 -
このホテルの2階には万葉温泉があり、地下から湧き出る天然泉泉を楽しむことが出来る。滞在中に何度か利用した。松の大木を描いた壁画がLEDの光で浮かび上がってる。
-
翌日は「工場跡事務室」という風変わりなカフェへ出かけてみた。ある本で紹介されていたので来てみたいと思っていたが、前日来てみたら閉まっていた。開店する日が金曜日と土曜日だけで、再度来てみた。
-
ここは元々乳酸菌飲料「フェルトミン」や食料菌の研究および製造の工場だったところで、実業家の喜多芳治郎が創業し、建物はおよそ90年前に出来たそうである。設計者は大木吉太郎であった。現在、「旧長壽会細菌研究所工場及び製品庫」として国の登録有形文化財に認定されている。
-
建物の外にこのような電気コードがむき出しのまま置かれている。
-
-
カフェは畳の部屋と洋式の部屋とに分かれていた。もちろん小生は椅子とテーブルの方を選択した。その方が楽なので。
-
こちらが和室の方である。こちらも落ち着ける感じであった。
-
さて、小生が注文したのは「朝のセットメニュー」というもので、この日はホテルで朝食は食べずここで取ることにしていたのである。
食前のひと口ジュース、発酵バターを塗ったトースト、ジャム、季節のサラダ、飲み物(コーヒーを注文)がセットで出てきた。どれも目に鮮やかで、食欲をそそった。 -
自家製の梅ジャムと季節のフルーツを載せたヨーグルトはさっぱりして美味しかった。
-
食事を終えて外に出ると、敷地内に大きな2階建ての洋館があった。整えられていて、人が住んでいる気配がした。
-
工場跡を出ると、反対側に東大寺戒壇院裏に入る通路がある。入り口に向かう両側の壁の造りが異なっている。
-
右側は竹林を背景にこのような壁になっている。
-
左側はむき出しのままの壁と言った具合である。どう違うのか全く分からない。
-
奈良の街を歩いていると、やたらに地蔵尊が祀られているのを目にした。どこもそれなりに整備され管理が行き届いている。
-
恐らく地元の人々が毎日のように掃除をしたり、水を替えたりして、十分な手入れがなされているようである。
-
「西芳寺 曼陀羅坊」と書かれた仏教のお寺が見えた。屋根の上に女性の姿を現した彫像がある。
-
正面から写真を撮ってみた。これは観音様を表しているのだろうか。
-
こちらが「西芳寺」の本境地のようである。しばらく境内を見させていただいた。
-
境内に入ると、大きな蘇鉄の木があり、天然記念物になっている。
-
そのすぐそばにバナナの木があり、立花な実がなっている。同時に、花も咲いている。
-
近鉄奈良駅の前には「行基菩薩」が置かれている。古都奈良を象徴しているようだ。
-
野菜を主体とした昼食をとる。
-
突然物陰から猫が現れた。カメラを向けると、逃げるわけでもなく、しばらくこちらを見ていた。
-
今回は「きたまち」を中心に歩いてみた。近鉄奈良駅の北側に広がる古い街並みで、どこからどこまでがきたまちという訳ではなさそうである。
奈良の街を歩いていると、古い民家がたくさん残されている。この通りは国道369号線で、いわゆるきたまちと言われる地域である。古民家が多く見られるが、中にはこの民家のようにはかなり手を入れて再現しているものと思われるものもある。 -
先ほどの民家の店先である。醤油屋のようである。
-
歩いていると、ふとたこ焼きの暖簾が下がっているのに気が付いた。ただ、最初見た時この漢字は何のことか分からなかった。上に TAKOYAKI と書いてあるので分かった。たぶんこのローマ字がなかったら、分からなかっただろう。
-
-
見事な古民家だ。
-
隣との家の間に「うだつ」が造れている。これは各地の古民家を見ていると、よくあるものである。
-
「転外門(てがいもん)」
-
転外門の近くに「轉害坊」という名の薬局があり、いかにも昔風にイノベェーションした建物である。転外門をもじった名前かもしれない。
-
「開化天皇 春日率川坂上陵」という深い木立に覆われた墓がある。
-
JR奈良駅から歩いて10分位の所に、しかも市街地の真中にこのような陵があるのは驚いだ。周囲は大きなビルや商店が立ち並んでいて、その奥にこのような陵ガあるのには驚いた。
-
奈良女子大の側に「旧鍋谷交番」がある。は2004年(平成16)まで使われてきたが、地元の方々から鍋谷の交番として親しまれてきた。現在はきたまち案内所として用いられている。
-
個人のお宅でもこんな立派な住いがあるのには驚いた。
-
奈良の街はどこを歩いていても道端や家の軒下に小さな地蔵尊を祀る祠がある。数百メートルごとにあると言っても過言でない。
-
-
奈良女子大学正門近くに「寺川商店」という骨董店があり、いかにも古そうな感じの店である。2階建ての家のようだが、窓は全然ない。江戸時代には旅館業を営んでいたが、この店の斜向かいに奈良奉行所があり、取調の際にのぞかれないように配慮し窓を塞いだそうだ。それほど古い建物だと言うことが分かる。
-
ちょっと中をのぞいてみたが、残念ながらあまり興味を覚えるようなものがなかった。奈良の街には随分骨董店が多いのに気が付いたが、古都なので多いのかと思う。
-
-
-
-
-
こちらのお宅も随分古そうだ。2階の高さが低く、窓も特徴がある。何より驚いたのは1階屋根のひさしに置かれている3体の像である。
-
3体の像を大きくしてみた。
-
個人のお宅としては随分大きく、立派な門構えの家があった。
-
旧奈良少年刑務所を訪れてみた。もちろん中に入ることは出来ないが、入り口のところから中を見たり、周囲を見て回った。
-
透かしの鉄の扉から刑務所の内部を見ることが出来る。まるで中世の城のようで、ここが刑務所だとは思えなかった。
-
-
この刑務所はいずれホテルに改造するそうだが、中世の城のような外観とレンガ造りの建物が興味を覚えた。
-
元監獄はちょっとした高台の所にあり、高い塀に覆われて近ずくことが出来ない程である。
-
刑務所のすぐ近くに「殉職刑務官之碑」と記された記念碑があり、これは戦時中に海外や戦闘中に亡くなって職員の慰霊碑である。近くに住んでいる人がこのようなことを教えてくれた。この刑務所の元職員だったそうである。
-
街の中心部へ戻る途中にレンガ造りの古そうな建物があった。1922年に水道設計時に奈良阪計量室として建設されて施設である。
-
レンガ積みの美しい建物である。現在、土木遺産として登録されている。
-
民家の庭先に「史跡北山十八間戸」と書かれた石碑が目に付いた。個人のお宅なので入ることが出来なかったが、家の方に声をかけると、中に招き入れられ、見学することが出来た。
-
中に入れていただくと、こんな風な建物で外観は新しく改造したものである。
-
-
-
-
-
ここを管理している方が「敷地内から向こうの方に東大寺や若草山が見えますよ」と教えてくれたが、確かに間近に東大寺が見えた。
-
-
「奈良漬」と書かれた大きな看板が目に付く店先には何種類もの奈良漬が置かれている。
-
ローソン
-
-
お茶を扱う店があり、まだ朝早かったので開いてはいなかったが、いかにも老舗らしい店構えである。
-
その「茶 吉田園」の立て看板があり、「茶」の文字が気に入った。
-
スターバックスコーヒー
-
町家と言うのだろうか。路地を歩いていると、ところどころに見掛ける。
-
ちょっと風変わりなホテルらしきものがあった。看板を見ると、OYO HOTEL ARATAとなっていて、恐らく外国人向けのホテルなのだろう。
-
-
-
変わった名前の商店街があった。「餅飯殿(もちいどの)」と言い、最初は読めなかった。“もちめしどの“ とか “も ちめしでん“ と読んでしまったくりである。
近鉄奈良駅からほど近く、猿沢池から少し東へ行くと、大きなアーケド商店街があり、約250メートルほどの奈良で最も古い商店街と言われる。 -
「橋本町御高札場」が三条通リにある。
-
-
-
-
-
-
老舗の和菓子屋の前を自転車に乗った女性が通った。ここは東向北商店街で、昔からある商店街である。
-
-
-
街の一角にいかにも古そうな昭和の建物と思われる理髪店があった。奈良では同じような建物はあちこちにあり、特別珍しくもないが、他のところだったらもうなくなってしまっているような代物である。
-
歩いていて、突如古都の街に近代的な建物が現れたのには驚いた。現役の南都銀行本店の建物である。
この銀行は1926年(大正15)長野宇平による治創建の建物で、正面にイオニア式の列柱を4本並べて、細部に装飾を施している。古典様式を簡潔にまとめた好例であるそうだ。 -
窓枠は改修されていて、当初のものとは異なる。
-
列柱の装飾が見事だ。中央にヒツジの顔が置かれている。
-
銀行の内部は建物の印象とはかなり異なり、すっかりリノベーションがされ、明るい現代風な内装になっている。
-
「日本聖公会奈良基督教会」が東向商店街の一角にある。この教会は大下吉太郎の設系でで、1930年に建設された。先に紹介した工場跡事務室を建設した建築家で、信徒の宮大工の技術を持つ人物である。
-
今回、コロナウイルス感染予防のために中に入ることは出来なかったが、2年前に来た時は内部の見学が可能で、あまりにも寺院風な建物に驚かされたことを覚えている。
-
奈良女子大学まで来てみたが、今回キャンパス内に入ることが出来なかった。
-
この奈良女子大学記念館という建物を見たかったが、残念ながら出来なかった。
-
奈良では 柿の葉寿司と共にぜひ食べてみたかったもののひとつに「わらび餅」があった。幸いにしてある老舗店で購入し、自宅に戻り味わうことが出来た。美味しく食べることが出来たが、ただ、その価格の高いのには驚いた。
利用規約に違反している投稿は、報告する事ができます。
コメントを投稿する前に
十分に確認の上、ご投稿ください。 コメントの内容は攻撃的ではなく、相手の気持ちに寄り添ったものになっていますか?
サイト共通ガイドライン(利用上のお願い)報道機関・マスメディアの方へ 画像提供などに関するお問い合わせは、専用のお問い合わせフォームからお願いいたします。
奈良市(奈良) の旅行記
旅の計画・記録
マイルに交換できるフォートラベルポイントが貯まる
フォートラベルポイントって?
0
104