2020/12/21 - 2020/12/22
665位(同エリア1924件中)
roaさん
2020年12月21日~22日、「サンタクルーズ東京C」というワンナイトクルーズに行ってきました。
初にっぽん丸でした。乗る前は商船三井だし所詮さんふらわあのプチ豪華版かな程度に思っていましたが、やっぱりフェリーとは違いました。
短い時間でしたけどものすごく楽しかったです。
今回も旅行記半分情報提供半分です。
今後にっぽん丸に乗る方の参考になればと思います。
※これは後半です。単なる船内紹介だけじゃなくて旅行記を意識して書いてみます。
- 旅行の満足度
- 5.0
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部屋に戻ってサービスのスパークリングワインを飲みました。晴れていてそんなに寒くなかったのでバルコニーで飲みました。
今回も暴飲暴食の旅になりそうです。東京国際クルーズターミナル 乗り物
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船は定刻の16:30に東京国際クルーズターミナルから離岸していきました。
ついこの前の神戸のクルーズは電気トラブルで中止になっていたので、内心ヒヤヒヤしていました。が、大丈夫でした。 -
僕らは左舷側だったので東京湾内では千葉側の景色でした。川崎のコンビナートもベイブリッジも富士山も逆側でした。
なのでスパークリングワインをさっさと飲み切って右舷側のデッキに出ました。富士山がきれい。 -
富士山と風の塔。
この界隈ではシーバスがものすごく釣れるんです。一時期シーバスにハマっていて、冬場は頻繁にこのあたりに来ていました。風の塔 名所・史跡
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航跡を描きながら相模湾を目指します。
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夕食まで時間があったので、さっきはリハ中で見れなかったドルフィンホールに来ました。
ショーの座席は1階席は早い者順の自由席で、スイートの人達は2階席に限り事前指定ができるとのことでした。
バトラーさん推しはステージを真正面から見ることができるこの位置でした。 -
でも演者さんとの距離が近い方が臨場感があると思ったので、こちらにしました。
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1階席はこんな感じで見えます。密防止なので隣との間隔が広い。
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2階席の椅子は固定されてて動かせないので、所々このようなシートを被せていて座れないようにしていました。僕らの席も4人席でしたけど、2人で占有しました。
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1階席に下りてきました。
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最前列からのステージはこんな感じ。
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ショーの座席も確保したことだし、夕食も開始になったことだし、ダイニングに向かいました。18:00~19:00の間なら何時でも入場可能とのことだったのですが、18:30頃に入りました。
食べ終わってドルフィンホールに到着したのは開演数分前でした。 -
この日はダイニングでのハウスワインは飲み放題でしたので、最初から飛ばしまくりました。まあいつものことですけど。
でもいつも以上に料理の写真は撮れた方だと思います。 -
ツリーに見立てた前菜。
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こんなのとか。
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こんなのも。
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ロブスターが入っていたブイヤベース。
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ローストビーフが有名ですとホールの人から言われ注文しました。最後に出てきた料理だったので、お腹がいっぱいの人のためなのか、注文するかどうか聞かれました。もちろん注文しました。
この段階でワインを赤白ごちゃ混ぜでかなり飲んでいてイマイチ記憶がおぼろげなのですが、ローストビーフが美味しかったのは覚えています。 -
開演寸前にホールに着きました。
ステージはこんな感じで見えます。本番は撮影禁止なので上演前を撮りました。なので中西圭三は映っていませんが、約1時間のライブでした。
で、ライブはというとそれはそれはとても楽しかった。
Woman、You And Iなど、ヒット曲がオンパレードのセットリストでした。もう軽く50歳を超えているはずなのに、歌声が変わらなかったです。年を取ると原曲からキーを落としたりする歌手もいる中で、どれも原曲のままだったと思います。(多分)
声質も変わらず本当に上手だった。感動しましたね。やっぱり毎日早朝散歩しているシンガーは違いますね。
その後は新曲も交えながら、リハで盗み聞きしたTiming、Ticket To Paradiseも歌ってくれました。Ticket To Paradiseのサビのリフレインのところではある意味今年の流行歌でもあるドルガバのサビをいきなりブッ込んできていました。大ウケしました。そういう遊び心のある演出大好きです。ライブを観てる聴いてるなぁと実感しますもんね。1階席の人達もちゃんとサビの部分では左右に腕を振っていましたよ。オールシッティングでしたけど。
あとChoo Choo Trainも歌ってくれました。ACEとかも聴きたかったんですけどね。最後はぼよよんでした。跳んでいる人はいませんでした。
いや~、まさか船上で聴けるとは思わなかった。 -
ライブの後は「ホースレース」というにっぽん丸では人気のイベントらしいんですけど、22:45から始まる「レイトナイトステージ」というイベントの方が楽しそうだったので、ホールから一旦退散、バーに来ました。
見ての通りガラガラ。 -
ダイニングでワインをがぶ飲みしたので、さっぱりした飲み物にしました。
ジントニックを飲んだんですけど、バーによってはジンのラインナップが異なるようでした。最初に行ったバーはタンカレーがあったんですけど、次に行ったバーはゴードンかビフィータになりますと言われました。
ただこの頃になるともっと記憶がおぼろげになってきてしまっているので、どのバーに行ったかは覚えていないです。
覚えているのはバーで飲み物を注文するとサンタクロースのブーツをかたどったマグカップが都度もらえたことです。翌日数えてみたら4個もありました。 -
このマグカップがもらえました。
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レイトナイトステージに来ました。
中西圭三ライブと同じ席に座りました。
この時点で22:45で、このステージは2部構成でして、22:45~23:45がアメリカンポップス&クリスマスステージで、23:45~00:15がソーシャルディスタンスディスコというステージでした。
この段階でもう23時前ですよ?なのに1階席はほぼ満席でした。みんなすごい。
で、このバンドはにっぽん丸のハウスバンドらしいのですが、ものすごく上手でした。この手のバンドってレパートリーをいっぱい持っていないといけないので、どの曲も雑になるというか、とりあえずコード進行だけ覚えておいて、メロディラインはボーカルに何とかしてもらうというのが多いと思いますが、しっかり演奏されていました。
この頃にはかなり眠くなってしまいました。
追い打ちをかけるようにイーグルスとかを演奏し始めたもんだから「アメリカンポップスってそっち系かよぉ」と思いつつ、さらに深い眠りに入りそうでした。でも目を閉じて聴いているとギターもイントロのアルべジオと最後のソロでは音色を使い分けていましたし、何より最後の長いソロもちゃんと弾いてくれていましたし、眠いなりに聴き入りました。
この後女性のシンガーも出てきて、何を歌うのかと思いきや、why do birds~って歌い始めたので、さらに眠くなって軽く寝落ちしてしまいました。
もうちょっと新しい曲を演奏してくれないと熟睡モードに入ると思っていたら、クリスマスソングになって、マライアのアレを歌い始めました。その後はワムのアレ。そこで何とか目が覚めました。 -
目が覚めたタイミングでソーシャルディスタンスディスコのステージになり、気付いたらみんなサンタクロースの衣装に変わっていました。アースのseptemberとかこういう場ではお約束なのかcan't take my eyes off of youとか、最後の曲だったかなぁpower of loveも演奏していました。
ソーシャルディスタンスディスコは座って踊りましょうなので、トナカイの着ぐるみを着たクルーはステージでずっと座っていました。でも1階席を見渡すと、客席の最後部ではみんな適度に距離を取り、立ち上がって踊っていました。
シラフの状態で楽しみたかったなぁ。
ディスコの最後って80年代後半のユーロだと思うんです、僕なりの解釈ですけど。その後はクラブミュージックだなんて呼ばれるようになってしまいましたよね。
70年後半から80年代のディスコサウンドって船の客層の心を幅広くキャッチするのにはギリの年代だと思うんです。60歳台はドストライクで、それより若くてもなんとかついて行ける。会社の飲み会で部長さんが歌っているのを聴いているうちに覚えたりしますしね。
でもディスコって言うならばEDMまではいかないにしてもPWL系くらいまでならアリじゃないかなって思うんです。そういう世代もチラホラいましたし。とはいえ打ち込み系は生バンドの良さを打ち消してしまうんでしょうかね、こういう場では聴いたことないです。
でもいずれにせよ、今までのクルーズの中で一番楽しかった夜でした。
部屋に戻ったら即爆睡、大浴場にも行けなかったし、お夜食も食べられませんでした。 -
寝ている間ににっぽん丸は相模湾でハートの航跡を作っていました。
下船時にやって来た日本人のバトラーさん曰く、「これを作るのに航海士は一生懸命なんですよ、これを作るには相模湾を目指すしかないんですよ」とのことでした。この前の名古屋発のクルーズでしたっけ、そこでも作っていましたよね。
別に相模湾じゃなくても、と思いましたけど、バトラーさんは本当にあれこれ熱心に説明してくれました。「船酔いは大丈夫でしたか?」とかも聞いてくれました。相模湾から三浦半島の先端に差し掛かるあたりが今回は揺れたそうです。
それって沖ノ瀬あたりですよね。確かにいつ行っても風が強いエリアという印象ですけど、それさえ気付かないくらい爆睡していました。 -
朝食はルームサービスにしました。午前2時までに客室内にある注文票に記入してドアノブに吊り下げておくと持ってきてくれます。
8:30~9:00の間に持ってきてもらえるようお願いしました。ちゃんと8:30に持ってきてくれました。
ちなみにですが春日では洋食を、瑞穂では和食膳と洋食セットが提供されていたようです。いずれも8:45までに入らなければならなかったようです。
飲んだ次の日の朝は部屋食がいいです。着替える必要もないし。
お粥が胃に優しかったぁ。 -
朝食のご案内。
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部屋でゴロゴロしているうちに横浜港沖を通過しました。遠くにベイブリッジが見えます。
船内では9:00からビンゴタイムでしたけど、着替えるのが面倒だったし、景品がもらえたとしても船内で販売しているやつだろうし、どうしても欲しければ買えばいいだけの話だし、でも船上からの東京湾の景色は買いたくても買えないし、なので船内イベントには参加せず、バルコニーから海を眺め続けていました。
行きとは逆で神奈川、東京の景色が見れる訳ですしね。横浜ベイブリッジ 名所・史跡
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大井ふ頭です。商船三井の貨物船が見えたので撮りました。
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レインボーブリッジが見えてきました。
もうすぐ帰港です。レインボーブリッジ 名所・史跡
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2階のデッキに下りたら下船準備の最中でした。
11:00下船だったのですが、出口で混むと思ったので10:50頃に部屋を出ようとしました。そうしたらバトラーさんご一行に止められ、時間が来たら案内しますんで、部屋で待ってて下さいとのことでした。なので部屋で待つことにしました。 -
話は変わりますけど、にっぽん丸はタブレットを貸し出してくれます。これ何気に重宝しました。wifiでインターネットにアクセスするんですけど、繋がりも良かったし、やっぱり大画面なのでケータイとは違いました。
あと双眼鏡は部屋に常備されています。試しに見てみましたが、僕が持っているショボい双眼鏡とは訳が違いました。本物の双眼鏡でした。手ブレがないというか、8倍の双眼鏡なんですけど、遠方まではっきり見えました。こういうの買った方がいいと思いました。なので年末に買いに行く予定です。 -
いよいよ着岸。
1泊2日だったけど、下船が11:00ということもあってすごくゆっくりできました。
相変わらず船内イベントには少ししか参加せず、飲みまくり食べまくりのクルーズでしたけどね。
でもそういう過ごし方もいいかなと思っています。 -
wifiは終日繋がりが良かったです。人数が少なかったからなのでしょうか。
乗船前はさんふらわあと同程度とか半分揶揄していましたけど、やっぱり違った。ハードというか装備はフェリー並みの部分が見受けられましたけど、ソフトはクルーズ船でしたよ。本当にクルーの皆さん親切だし、細かなところまでお世話をしてくれます。だからにっぽん丸を好んで乗る人が多いんだなと思いました。
帰りは富津沖に差し掛かると海堡の説明のアナウンスが流れたのですが、第1から第3まで造られた歴史と現状について細かく説明してくれましたし、東京港に差し掛かったら左手に何が見えて、正面に何が見えてとアナウンスがありましたし、最後まで乗船客を飽きさせない工夫がされていて、クルーズ船ってこうでないとと思いました。
最後は「国内のクルーズ船3社も感染対策に万全を期して皆様をお迎えしますので、また会える日をお待ちしています」なんて船内に流れるもんだから感動してしまいました。大手3社はライバルのようで共存共栄を図ろうとしているんだなって。
でも穿った考え方をすると、日本独特の鎖国根性というか、黒船阻止のようにも思えたりして。MSCもプリンセスも上っ面の対策だけやって来るんじゃねーぞ、こっちは対策にかなりのカネをかけてるんだからな、みたいなね。
まあそれはいいとして、ニューノーマルと言われている世の中で、みんなそれぞれの持ち場立場でできることを一生懸命やっているんだなと思いました。
飛鳥とかぱしふぃっくびいなすとか外国船と比較したくなりますけど、それぞれ長所というかウリがあるんですよね。そのウリとその時の自分のニーズが合致した船に乗ればいいんだと思います。なのでどの船が優れていてどの船が劣っているとか言っている場合じゃないと思いました。どの船もいい所はたくさんあると思いました。人間と同じですね。否定から始めるのではなく肯定から始めたいですよね。
いや~、楽しかった。
今回は年末のクソ忙しい日々の中、ド平日に2日も休んでしまったので、罪悪感が半端ないです。
なので次のクルーズは土日と連休を組み合わせて行きたいと思っているのですが、それだと来年のGWまで待たないといけません。でもベリッシマも断ってしまったし、今からじゃどの船も予約できないんだろな。
なので2月後半の土日と祝日が狙い目だと思っています。そのタイミングで首都圏から出る船は飛鳥Ⅱしかないんですよね。
でも行先が…。新宮と清水…。どっちも行ったことあるし、新宮なんて先月行ったばかり。どうしようかな。
な~んて迷っているフリしていますけど、行きます。既に部屋番号もリクエスト通りに確定しましたし。
次回の目標は暴飲暴食は控えめにして船内イベントに参加することです。
ということで、次回は2月下旬の飛鳥Ⅱをレポートします。
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